【DS2A】アニメ先行上映会感想（ネタバレあり）

デビサバ２アニメクリエーターズナイトを見てきました＠常盤です。


やるのは１話だけかと思ったら舞台挨拶後に「３話まで」と言われてビックリ。
（ちなみに初回組は４話までだったらしいが、この組でそれをやってしまうと
完全に終電がアウトとなってしまうので仕方ない。見れただけでも僥倖かと）
岸監督や他スタッフからは「キャラの生死以外はネタバレＯＫ」と言われてますが
これから見る人の楽しみを奪ってしまうのはアレなので、とりあえず一言だけ。





ダイチやイオはともかく、会って間もない大阪勢や幼女まで落としていたのは
ちょっと手が早すぎだろうと思いました。まあ彼の場合「リア充」とはちょっと違うけど。
だってリアル崩壊してるからね！世界滅亡寸前だからね！

中二系アニメが苦手な人も、とりあえず３話までは見てほしいと思いました。
以下は３話までの内容に触れているので注意。

１話目だけ見た感想としてはＰ４の時と同じく「原作に忠実だな」という印象。
もちろんアニメ用に多少の改変はされていますが、要所要所はきちんと押さえている
あたりは流石岸監督と言ったところか（ダイチが六本木から浅草まで３０分で移動した
とか当時から突っ込みどころ満載だったからな…初代の方がもっとスゴかったけど）

１話で１日目（憂鬱の日曜日）終了ということで、相当なハイペースなのかと思いきや
３話終了時点で２日目（激動の月曜日）のメラク襲来直前までと意外とスローペース。
ゲームでさんざん苦労したゲフェスバトルも忠実に再現。無限湧きのトラウマががが。
（どれだけ苦労したかはデビサバ２プレイ日記参照、こちらは完全にネタバレ）

世界観や悪魔召喚の演出やジプスの存在などは…まあすがすがしいほどの中二っぷり。
特にヤマト役の人の尊大っぷりがハマってて、放っておくと「俺様の美技に酔いな」とか
言いそうで怖い。17歳でこの声はと思ったがそういえば跡部サマは15歳だったヒャッハー！

あとは死に顔動画に代表される少々グロ系の映像や、崩壊する街並みや避難する人々など
いわゆる倫理的？にちょっと問題ありと言われそうな描写も真っ向から描いててＧＪ。
まあ冒頭の地下鉄脱線シーンとか悪魔が人間むしゃむしゃとかはＴＶ版ではカットされたり
不自然に暗くなったりするかもなー、いやそんなにグロくはなかったけど。

個人的には主人公の思考や行動がやけにいい子ちゃんすぎるのがちょっと気になりましたが
よく考えてみるとあんな極限状況のなか「自分だけ」が戦うための能力を手に入れて
この危機的状況を何とかできるかもしれない、と言われたらああいうヒロイックな考えに
至るのも仕方ないのかも。ゲーム中でもカユい程の持ち上げられっぷりだったしなー、彼。

てか３話目までみて思ったんですが、多分初めはわざとそういう性格にしておいて、
今後の極限状況下で彼がどう変わっていくかもこのアニメの見所の一つなのかも。
デビサバは極限状態を経てどのキャラも一足飛びに成長・変化していく物語だから
一キャラとしての主人公もきちんと成長してくれると嬉しいね。

そしてこれはアニメ展開上仕方なかったのかもしれないけど「最初に召喚した悪魔を
人間が倒すことで契約成立」の設定が無くなっていたのは残念。しかしそうすると
主人公は生身で白虎を倒さなきゃいけないし、イオちゃんはオーガを…は可能か。
まあどうせ最初以外の悪魔はオークション落札だし、気にする程でもないのかも。

他には…うーん、何があったっけ…ああそうそう、さすがに劇場で見せることを前提と
していたせいか作画はすごくきれいでした。バトルもぬるぬる動くし、背景も細かい。
音楽は今回はゲーム音源は使わない方針なのかな、いやカッコ良かったけど。

いずれにせよ、原作ファンの期待を裏切らない作りで安心しました。
いやP4Aの岸監督だから信じてたけどね、やっぱり不安は不安だったんですよ。
でも舞台挨拶で岸監督がアトラス側のライターと毎週深夜まで設定や話を練っていた
と言っていたので、多少の改変はあっても「原作通り」にやってくれると確信しました。

以上、思い出しながらのとりとめのないレポですが、面白かったです。
本放送は４月からか…新年度から充実した１週間が過ごせそうで、いやあ楽しみだｗ


それでは。