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週刊少年ジャンプ20号感想 [WJ感想]


コナン映画見た@常磐です。


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今回はネタバレ厳禁のため詳しく語ることはできないので気になる人はとっとと映画館へGO。
そうでもない人はもうちょっと検索するだけで普通にネタバレが転がっているのでそれで満足できるならそれでもいいと思う。コナンは入場特典的なものもないしね。

Twitterとかでは「行くならこれを見ていけ」みたいなのが散見していて、実際それを見てから行ったほうが理解度が違うのはわかるけど、そんなことしてる間にネタバレ踏むかもしれないしわざわざ行くハードル上げる必要もないと思うのでわかんないことがあったら後で見返す程度でいいと思う。
実際自分も必須と言われたいくつかを知らないで見たけど合間合間に挟まれる回想でなんとなく理解できたし、さすがにコナンやキッドや平次のことを何も知らない人が見に行くとは思えないし。

ここでネタバレにならない程度の感想を書こうと思ったけど何を書いてもネタバレになりそうで困る。
まあコナン映画だけど平次、キッドの3人が主役だったよというくらいなら大丈夫かな。


ラストのためだけにもう一回行きたい、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ20感想■■


【新連載】『願いのアストロ』

■東リベ和久井先生最新作

先週の予告の時点でびっくりしましたが、本当に和久井先生がジャンプに来るとは。
まあジャンプ→他紙パターンは今までも結構あったから不思議ではないのか…。

東リベは原作もアニメも血のハロウィン編までしか見てないのでその後どうなったのか、どう完結したのかも知らないのですが、噂ではソードマスターヤマトみたいなラストだったとか。まあソードマスターはあれでどんな作品でも3ページで説明できるすごい汎用性の高い作品だからなあ。
(昔P5Rのラスボス戦をソードマスター的に改変したネタ漫画を描いた経験あり)

まあベテランには違いないし、話題性も抜群だし、マガジンさえよければいいんじゃないかな。



■本編

表紙やカラーこそジャンプっぽさを出してきたものの、冒頭から極道賛美とか大丈夫か?
やっぱりマガジンに残ったほうがよかったんじゃない?とかちょっと不安になったりもしましたが、いざお得意の(?)喧嘩三昧になりそうな雰囲気になった矢先にいきなり宇宙人襲来。

主人公の右腕は宇宙から襲来した何者か(ウィルスかもしれない)により異形と化し、日本(少なくとも東京)は全壊し世界は一変、これが東リベならタイムリープ能力を使って元の世界に戻る流れもあったかもしれないが今回は不可逆の破滅という感じで一気にマガジンからジャンプに。

主人公と同じように体の一部が異形になった人たちも主人公のような若い人や血気盛んな男だけではなく普通に避難所にいるおばさんとかそれまでは車いすだった老人とかもいたりして、彼らが今後
どんな形で物語にかかわるのか非常に楽しみです。

全体的な評価としてはやはりベテランだなーという感じ。
絵がうまいってのはまあ当然として書き込み量がそこまで多くないのに見やすく視線誘導もばっちりで読んでて引っ掛かりを感じない「漫画としての上手さ」を感じました。




『あかね噺』

■朝がお兄さん

あかねや泰全師匠があまりに目立ちすぎて肝心の朝がお兄さんがかすむのではないかとちょっと不安ではありましたが、よく考えてみれば最初からこの場は「朝がお兄さんの二つ目襲名披露」なわけでそりゃ彼を目当てに来た人しかいないわな。逆にそれでよくあかねが受けたものだと感心する。



■クソアフロ

つーか泰全師匠にとってもあの人はクソアフロなのかw
それでも彼についているということは何らかの魅力があるからなんだし、たとえ特定のねちっこさにクソアフロと思ってはいても他の人にそう言われるのは嫌なんだろう。なんとなくわからなくもない。

この作品けっこうそういう兵とコントロール上手いよな。
一回限りのお茶くみの人(名前忘れた)ならともかく師匠クラスならまた会う可能性もあるだろうし、下手にヘイトためておくよりは今のうちに発散させておいて再登場に備えるほうがいいと。

いろんな意味で現代的な漫画だなあと思いました。




『超巡先輩』

■3番目

うわっ、先輩の掲載順、高すぎ…!

10話目という、最近はともかく昔なら打ち切りになっててもおかしくない話数でこの掲載順とは…もちろん今週はワンピも呪術もなく、ヒロアカも休載明けということで普段はもう少し後ろのほうの作品が前に来やすいのはわかっていますが、この掲載順は素直にすごい。

1話目から地味に気に入って(2位や3位ですが)アンケ出していた身としてはうれしいですね。
この作品が好きなのは自分だけじゃなかったんだと。



■エロ坊主

透視能力なあ…自分もブラインドグッズを選ぶときにはその能力がどれだけ欲しいと思ったか…!
一方で斉木楠夫で透視能力が強すぎて服どころか皮膚や肉まで貫通して骨しか見えないとかいう話をみてからはそこまでいいもんじゃねえなと思ってみたり。

超条先輩がどれだけのレベルで見れるのかはわかりませんが、あの雰囲気だとオンオフの切り替えはできそうなのでまあ見てないと信じておこう。さすがに彼女らにすら見捨てられたら残るはチヒロさんかあのキモイ警視しか残らないからその言葉に嘘はないと思いたい。

とはいえ今回のネタはいまいちだったかな…コンプラ的に紙面からアウトは面白かったけど。
エロネタやゲスネタで話を進めるには便利そうなキャラだからアンケが取れればまた出るでしょ。
令和のこち亀枠として長く続くことを期待したい。




『僕のヒーローアカデミア』

よかった…デクの腕戻った…。
いくら覚悟の上とはいえここまで取り返しのつかない状況はさすがにつらかったからなあ。
作者的にはもう少し引っ張りたかった感もあったけどエリちゃんの能力的になくなってから即治療(というか時間を戻す)しないと本当に戻らないから仕方ないか。

そしてここでクラスメイトが集結していくのは素直に熱い。
彼ら(特に峰田とか)がどこまで戦えるのかはわかりませんがヒーローの物語で友情パワーはどんな力よりも強いんだと読者は知っている。

つーかもうこれどうやったら勝ちなんだろうね。
死柄木が死ねばいいって話でもなさそうだし、AFO本体はもういないんだっけ?




『サカモトデイズ』

有月の中の「赤尾」はやはりというかなんというか赤尾の幽霊でもインプット人格などでもなく、有月自身が自分を赤尾だと思い込んでいるいわば多重人格の一つであったらしい。
最近では多重人格でもそれをコントロールしているパターンも多いけど、この「赤尾」については本当に自分自身を赤尾だと思い込んでいるというからややこしい。

でも確かに「赤尾」なら坂本達の味方だからこのまま赤尾でいてくれたほうが都合がいいんだよね。
ていうか実際のところ有月って何考えているのかいまだによくわからないからなー。

しかし普段はひょうひょうとしている南雲が一番動揺しているのが見てて面白い。
そういえば過去編でも地味に常識的なところ見せてたっけか。
オーダーになってからはサイコパスっぽい雰囲気を見せてたけどたぶん演技だったんだろうね。




【最終回】『ツーオンアイス』

途中からちょっと読んでなかったので申し訳ないのですが、つい先日出てたやべー男はどうなったんだと思ったらコーチにメタメタにメンタル突かれて勝手に落ち込んでた。

そしてラストは主人公ペアの演技開始で終了…か。
打ち切りでとてもそこまで描いている余裕がなかったのだろうけどまさに「俺たちの戦いはこれからだ」的な最終回でしたね。コミックスでかなりの加筆があるそうだけど本誌でそこまで描き切れなかったのは悔やまれるところだろうなあ。

結局のところ題材も絵も内容もジャンプ向けではなかったということだろうね。
じゃあどこならいいのかといわれるとよくわかりませんがとにかくジャンプ向けではなかったと。
まあそれを言ったら個人的にはアオノハコもジャンプ向けとは思えなかったのでそれが受けているということはワンチャンあるんじゃないかと思った時もあったけどさすがにそれはなかったと。

次回作にご期待ください、がないのはちょっと気になったけど、前述のやべー男といい人間関係のドロドロに関しては非常に作者の性癖を感じてよかったので次回があるならその辺に特化したラブコメとかホラーとかだったらちょっと読んでみたいと思いました。

ひとまず連載お疲れさまでした。




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今週は以上。


時宗の新連載はエイリアンズエリアの人か…絵は割と好みだったけど内容がいまいち頭に入ってこなくて途中から読まなくなって気づいたら終わっていた感じでしたが、終了時惜しむ声が多かったことから次回作には期待できる作者なのかなとうっすら記憶しておりました。

とはいえ題材はジャンプでは…というか現紙面でも使い古された死霊ものということで。
まあなんだかんだで鵺は生き残ってるし累々はたぶん終わりそうだし幽霊ものの枠は空いているといえば空いているんだろうけど、個人的にはもうちょい違う題材が読みたいねえ。


それでは。





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