週刊少年ジャンプ46号感想

鬼滅映画見てきました＠常磐です。





鬼のような（）鬼滅シフトのおかげか全席販売でも両隣空席で見られましたが
それはたまたま金曜の早い時間でまだそこまで人がいなかったのと、直前まで
劇場のサーバがダウンしていて予約が取れなかっただけで、翌日からは三密
回避不可能の激混み具合だったと聞き心底ほっとしました。

そこまで期待されていた作品ではあるものの、実際のところ話題性だけで
中身はいつものジャンプアニメだったら・・・とちょっと不安もありましたが、


煉獄ｖｓアカザがすげえヤバかった。


神作画奇跡動画と呼ばれ一気にバズったあのＴＶ版１９話をさらに超える描写、
原作では１話ちょい程度のバトルシーンを引き伸ばすのではなくとにかく盛ってきて
声優さんの（まさかの石田彰）演技も伴って期待通りどころか期待以上。

劇場版になると発表された時から「こんな感じで盛ってくれたらいいのにな」と
思っていた内容をそれ以上に映像化されてしまっては正直文句のつけようがない。

アカザの声優についてはてっきり童磨あたりをやるんじゃないかと思ってた人
だったけど、聞いてみるとすげえあっててさすがベテランと思ったし。
（自分で追い詰めておきながら「死んでしまうぞ杏寿郎！」と哀願するところの
理解できそうでできないところとか完璧だったもんな・・・いつになるのかは
分かりませんが狛治のシーンとか脳内再生できちゃったし）

あ、もちろん主題である無限列車編も期待通りの出来でした。
魘夢の気持ち悪さとかＣＧむきだしなんだけど妙にあってたし、炭次郎の悪夢と
善逸伊之助の悪夢とのギャップには笑えたし。ただ後半のインパクトが凄すぎて
終わる頃には煉獄さんとアカザと炭次郎の泣き顔しか残らないのが気の毒。



後半３０分だけでも釣りがくる、今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ４６号感想■■■

【巻頭カラー】『ONE PIECE』

■赤鞘つおい

赤鞘というかおでんフォロワーみんなヤバイ。
よく分からんが空を飛ぶカイドウにダメージ与えられる、ゲームで言えばチート級の
特殊剣術を全員が習得しているというね・・・何かカイドウがカワイソウになってきた。

まあよく考えてみればおでん自身が今で言うところの４皇クラスの存在なんだろうし
その直属の部下ってことはカタクリとかベックマンにあたるのだから、ルフィやゾロより
強くてもおかしくはないのか。なんかあんまり強いイメージがなかったんだけど。

ドラゴンといえば炎ブレスというくらいやばい印象のある攻撃も、準備して受け止め
られれば防げるどころかそのまま反射できるみたいだし。もうこのまま赤鞘が
カイドウ倒しちゃってもいいんじゃね？このシリーズの目的はそこじゃないんだし。



■ヤマトやばい

一方同じおでんフォロワーでもヤバイ方向性を進み続けているヤマト。

いやおでんフォロワーですらなかったな、本人的には自分がおでんなんだし。
とはいえ自分自身がカイドウの息子（娘）である事もちゃんとわかっているから
さらにややこしいというか見ていて危なっかしいキャラではある。

今は一応自分がおでんだと思っていて、カイドウに対して反発してるから
とりあえず「味方」であると言ってもいいけど、おでんについては思い込みだし
カイドウについてはただの反抗期だしでいつ敵サイドに寝返るかわからない
キャラでもあるしな。そんなのにこちらの総大将であるモモの助を任せたい
とは思えない。ルフィの人を見る目を信頼してないわけじゃないけどさ。

しかしどうにもこの戦争の終わり方が見えてこないんだよな。
カイドウ倒したところでオロチの生死が分からないと安心できないし
マムやら他の４皇の思惑も絡み合ってどうにも治まる気がしない。

実際尾田先生の言うにはこれが終わったらそのまま最終章に移行するそうだし
だとしたらいつものように敵大将をぶっ飛ばして終わりではないだろう。


つーかワンピも呪術もチェンソーも一体どうなれば終わりなのかわからないから
読んでてどうにも落ち着かない！そりゃ現実はそう簡単に「敵を倒せば終わり」
なんてことはないことは分かってるけどさぁ！もう少しわかりやすく行かない！？

『呪術廻戦』

■ブラザー登場

先週どう見てもやばい感じで吹き飛ばされた（内部から破裂した）野薔薇。
さすがに心が折れて真人にボッコボコにされたところに颯爽と現れるブラザー。

なんというか感情のジェットコースターが過ぎてついて行けない。
乗るはずだった無限列車が目の前で発車してしまい乗れないままに彼らの戦いを
見守る事しかできなかった鬼殺隊員のような気持ちです。

とはいえずっと暗いばかりだった渋谷編でようやく光が見えてきたのも事実。
それを連れてきたのが東堂だということに複雑な気持ちを覚えないでもないが
逆に誰ならそれが出来るのかと考えたらやっぱり東堂しかいないから仕方ない。

あと一緒に来た新キャラ（すでに出てたやつならスマン）のセリフから
野薔薇が生きてる（蘇生する）可能性も少し見えてきた気がするので、
もう物語的な役割を終えた感のある真人をブラザーズのブギウギでとっとと倒して
この胸糞悪いエピソードをとっとと終わらせて欲しいというのが切なる願い。

失ったものはもう帰ってこなくてもこれ以上は失わないで欲しい。
頑張れブラザーズ！

『チェンソーマン』

■みんなのヒーローチェンソーマン！

えーと、ちょっと一回読んだだけでは理解が難しかったのですが、
つまりチェンソーマンが銃の悪魔を倒した事で真のヒーローとなり
チェンソーの悪魔に対する恐怖の心が失せた事で逆に弱体化した、と。

そして相変わらず恐怖の対象である支配の悪魔は天使の力を犠牲にする事で
さらに人間の恐怖を煽り強大化し、ついにはチェンソーの悪魔を倒す力を得たと。

まあそれはそれとしてマキマさんは最強の悪魔であり地獄のヒーローである
チェンソーマンに殺される事が夢（ただし死ぬためには日本国民全員の死が必要）
だったので弱体化したチェンソーマンに急速に興味を失ってしまった。

だから死ね


・・・ということでよろしいでしょうか。

本当に面倒くさいオタクだなマキマさん。
でも何となく分かってしまうから困る。

推しをメチャメチャに痛めつけて心折るような環境に放り込んでズタボロにしたいけど
それで本当に心折れたり戦えなくなったりするのは解釈違いなんだよな！
一方でかわいそがりたい気持ちもあるから曇らせるのも大好き！でも最後には
それを乗り越えて倒して欲しい…他の誰かがではなく推し自身の手で。
だからそれが出来ない推しは解釈違いだからいらない！

改めて書き出してみると本当に性癖どんぴしゃだなマキマさん。
どんぴしゃ過ぎて逆に引くわー。同属嫌悪ってやつですねこれ。

『僕たちは勉強が出来ない』

■お待ちかねの先生編

本編のうるか、大学生の理珠、同時間軸の文乃、社会人＆完全分離の先輩ときて
今回はおおよそ読者の予想通りの同僚編。まあそうなりますよねー。

しかし本番は学校ではなくまさかのマンション。
てか窓開けたらお向かいさんって昔の幼馴染か！いや王道ではあるけど！

先生も多少年を経て汚部屋やだらしなさが改善されたかと思いきや
相変わらずどころかさらに酷くなっている始末・・・てかこれ多分だけど
引っ越す前もときどき成幸がきて掃除とかしてないと死んでるレベルだろ。

とりあえず最初っからお尻全開ぷんすか全開で成幸の立場こそ変わったものの
他はほとんど本編と変わっていない安心感。教師と生徒という唯一にして最大の
ハードルもなくなったところで逆に何をやるのかという気もするが。

あしゅみー先輩とのラストで子作り発現までさせてしまった以上
先生とのラストはさらにハードルが上がっていると思われますが
一体どうやって終わらせるのか、そして感動のフィナーレは何をするのか。


もうコミックス特典の全員と結婚式でもいいんじゃね？

- - - - - - - - - -

今週は以上。


今週はちょっと諸事情あってジャンプを１回通しでしか読めてないので
感想も覚えている限りで書いてます、すみません。

あとでもう一度読み返して追加する予定。


それでは。

コメント 2

＞僕のヒーローアカデミア
ちょっと待って！これトガの移動速度がえらい事になってない？！

＞破壊神マグちゃん
いつも以上に忙しなく動き回る破壊神に癒されたわけですが
ナプタくんは最終的に料理人になるやつだこれ！

＞マッシュル -MASHLE-
母親のエピソードはてっきり胃もたれするぐらいのをお出しされると思ってたので、ド直球というか随分とシンプルな回想でちょっと困惑しました（汗

＞AGRAVITY BOYS
機会があれば1話丸々MASARUとかやってほしい

by 真馬流 (2020-10-22 19:48) 

>ヒロアカ
言われて読み返してみたら確かに…いったいどういうこった。
でもまあトガちゃんならまあいいかとなる不思議

>マグちゃん
何となく職人気質を感じるのでぜひなって欲しい

>マッシュル
バトル描写以外は割とさらっと流しますよね子の作品
バトルだけ描いていたいくらいの気概を感じます

コメントありがとうございました
by 常磐 (2020-10-25 19:51)