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PQ2プレイ日記【4】 ??? [ペルソナQ]


P5Rプロジェクトだってさ@常盤です。


今更年末の話題で申し訳ありませんが、そういえばまたやるみたいですね特番。
まあ年末特番の時間を見た時点で最後まで終わらないのは分かっていましたから
P4みたいに総集編からの劇場版になるんじゃないかと予想してたんですが、
もう一回特番ですか、まあ続きが見られれば何でもいいけどね。

そして特番ラストに発表された「P5R」については


0425.jpg


これを投稿した2年前の時点でもうドメインは取られていたし、
その頃から「Rは完全版だろう」と言われていたので・・・多分そういうことなのでしょう。
追加要素はなんだろうなー、明智正存ルートはほぼ確実にあると思うんだけど。


さてそれではPQ2プレイ日記ですよ。
ついに真相到達の第4シアター。ネタバレあり。




■■■PQ2プレイ日記【4】 ???■■■


■これまでのあらすじ

無機質な世界の中心で愛を叫ぶロボット・リボンを救い、見事世界を変えた彼ら。
しかしその喜びも束の間、映画館でひかりがドーにさらわれてしまう事態が発生。
追いかけてたどり着いた第4シアターは、ジャングルとは別の意味で極彩色な世界。

目が痛くなるような原色の洪水に、メルヘンとファンタジーを毒のツボで煮詰めたような
奇妙な構造物とFOEが闊歩する世界で、果たして彼らは何を見るのか。



■第4シアター「???」

上に書いた通り、ぱっと見非常に綺麗な田園風景と思わせつつ、
咲いている花にはどれも気持ち悪い顔が描かれていたするし、
FOEも見た目は可愛いのにいきなり本性を現したりするし、なかなかグロイ。

とはいえ、今までのダンジョンよりは面白そうな雰囲気はあったから
序盤はわりと割といい感じで進んでいたのですが、
上下にまたがるマップ移動の厄介さと
合間合間に挟まれる「幕間劇」の悪趣味さはちょっと・・・いただけないかなと。

確かに実質ここまでのシアターの集大成ってことだから仕方ないのかもしれませんが
各シアターでの良くない方の思い出が次々と沸きあがっていく趣向にはため息。
おかしいなあ、楽しいイベントもいっぱいあったはずなんだけどなあ。



■??? 1・2幕

本ダンジョンはスイッチで「せり」を操作して、上下移動や落とし穴の回避、
さらにはFOEの排除までを行う、となかなか凝った作り。

といっても上下移動はあくまで1~2幕間、3~4幕間、5~6幕間の2フロアのみで
失敗してもモドレールを使えばやり直しはきくし、ショートカットを開通させてしまえば
もうそこは通る必要はないのでまあそんなに難しいこともない。ちょっと面倒だけど。

ここのFOE「くまさん」は名前の通り愛らしい子熊のぬいぐるみのような姿で
ぴょんぴょん跳ねながら周回している様子はとても可愛・・・くねえな!
やはりこれもダンジョン同様、何らかの歪みの影響を受けているようです。

なお、ここを踏破するとようやく「カエリマクレール」がゲット。
ああこれは助かるわー、もういちいち買い足すの面倒だったし。



■幕間劇1 誰がうさぎを殺したの(死んでない)

上がったり下がったりを繰り返してようやく次のフロアへ進む開けた道を発見。
さて次か、と考えたところに突然始まったのは・・・書き割りでできた教室と
悪趣味な人形たちの演技でつづられる、はっきり言って胸糞わるい茶番劇


先生「ウサギを病気にしたのは誰なの?」
ひかり「それは・・・先生のくれたエサに
     ウサギに悪いものが入ってたから
     私は入れちゃダメって言ったのに…」

先生「何を口答えしているの
    まずは謝りなさい!」

ひかり「だって…」
先生「あやまりなさい」
生徒「あやまれ」
生徒「あやまれ」
生徒「あやまれ」
ひかり「ご、ごめんなさい…」


ヒステリックな教師と、まるで月島さん信者のようなことをいう生徒たちの
圧力に負けて結局むりやり謝らされる小学生のひかり。
あーなるほど、第1シアターのエピソードはこれの暗喩なのね。

ミュージカル仕立てで繰り広げられるこの茶番劇には当然ながら救いはなく
圧倒的な支配者を前にひれ伏すのみ。当然ながら先生を言い負かす味方も
彼女の代わりに先生の心を改心する正義の怪盗団も存在しない。

そして一方的に劇は終了し、そのまま先生がシャドウに変貌してバトル突入。
シャドウ自体はそこまで強いわけではなく、結構あっさり倒せましたが、
それよりもこれからまだあと2回は似たようなものを見させられることになるのか
と思うとモチベーションが下がるなあ・・・まあひかりが戦う意思を見せているから
こちらとしても引き下がるわけにはいかないんだけど。

しかし初めのころと比べて本当に強くなりましたねひかりさん。



■??? 3~6章

ここからはまとめて最終章直前まで。

基本的な攻略法は1・2章と変わらないので省略。
新FOE「きこりさん」「こびとさん」もなかなか悪趣味な感じが好みなんですが
いかんせんダンジョンが長すぎていちいち相手をしている暇はない。

うーん、確かにこれは「特別上映」とかやってないと飽きちゃうかもなー。
前作の第4章「稲羽郷土展」でもちょっと中盤はダレてきちゃってたし。

なお恒例の幕間劇については
3・4章では「いじめられっ子を庇ったせいで逆にクラスで孤立したひかり」
5・6章では「映画監督になりたいという夢を諦めさせようとする親戚」
と予想通りこれまでのボス戦をなぞるような構成に正直げんなり。

つーかこの映画館を作った黒幕ってのは一体何を考えてるんですかね。
中にいるターゲット(この場合はひかり)のトラウマをえぐるような映画を見せ続け、
仕上げに一番嫌な思い出を再現するとか悪趣味すぎやしませんか。

ジョーカーたちはここを「ひかりをもてなすためのもの」と言っていたけど
どう考えても逆効果じゃないかな・・・第1シアターの時点で逃げ出しそう。

そんなわけで気晴らしに特別上映をピックアップ。



■特別上映

〇双子の試練
「第2シアターのFOEを倒せ」と息巻く双子からの依頼。
送り出すときはあれだけツンケンしておきながら上映中は手に汗握ってジョーカーを
応援している双子を想像したら可愛い。というかそこちょっと描写してお願い!

〇ぷりちーますこっと対決
前作のクマとコロマルにモルガナが加わったマスコット対決。
ここfrもコロマルさんは大人。まあ残り2名は元型がアレだから仕方ないか。

〇怪人の教え
フェザーマン大好きっ子な天田と双葉に巻き込まれる完二。
てか天田がここまで小学生らしさを全開にしてるところなんて本編番外編含め
初めて見たかもしれない。双葉もいつになくノリノリで見ててほっこりしました。

〇ワイルドチャレンジでございます
キタローが大食いなのは半公式でしたが、ついに番長にもそういう属性が・・・。
題材が題材だっただけに協力技もドーナツを食べながら戦うのかとちょっと
期待したが割と普通の連係技だった。いやドーナツでどう戦うのか知らんけど。

〇世界を超えた運命
ハム子とのSEES残り3人の連係(キタロー除く)。
終了後アイギスが「あなたも私の大切であります」と言ってくれたのは嬉しかった。
のちの本編で明らかになるその真意を知っている身としては切ないけれど。

〇A.I.G.I.Sから脱出せよ
荒垣さんと明智の別名「途中離脱コンビ」(勝手に命名)
前作もですが、戻って彼らがここでのことを覚えていたら何かが変わったのだろうか。
考えても仕方ないことだとはわかっているけれど。

〇大人の階段登っちゃう?
キタローとジョーカー、どちらが「夜の男」にふさわしいかを決める戦い。
大食い対決や釣り大会と比べてなんでこんな爛れた対決になるんですかね。
個人的に「悪い男」ならジョーカーで、「ヤバい男」ならキタローだと思う。

〇拳で語れ!
真田・千枝・真という誰もが予想できた3人組。
そういえば彼らは将来警察関係者になるという点でも共通してるのか。
まあ一人はその前に裸の赤マント野郎になるんだけどな!

〇この想いを電波に乗せて
そしてナビ組3人の連係イベント。
てかこの3人だと風花と双葉の距離が近すぎてりせが若干あぶれてしまうかも
しれないと少々不安でしたが、うまい事まとまってよかった。

〇A.I.G.I.Sの新風
恒例の討伐依頼からのベルベット組との戦い。今回は双子。
・・・ということは〆はやはりエリザベスか・・・うわー怖い。
相変わらず毒攻撃と「月の加護」は強力。サロメのキスは双子にはまだ早い。



■ドー戦

・・・の前に最後の仕上げとばかりに新作茶番劇上映会開始。
これまでのひたすらひかりを糾弾する映像の中、唯一の救いだったと思われた
彼女の父親が今度は彼女を糾弾する立場に。うわぁキッツぅ・・・。

そして彼女の悲鳴を受けてみるみる変貌していくドー。
それまでの奇妙だけどどこか愛嬌のある姿からは想像もできない醜い肉塊に
フィルムが巻きついたような姿となり、いよいよボス戦スタート。

1回目は攻略情報を見ずにやってみたものの、ドーの目を狙えばいいのか
避ければいいのか分からず試行錯誤しているうちに「なぐりかかる」を食らって全滅。
2回目はドーの目を一回は破壊したものの、マハムドを食らってキタハムクロウ死亡、
復活させる間もなく全滅。・・・ってか何でこれ月の加護効かないの><

3回目4回目はどちらも「目」は潰したものの、復活後の「幾万の絶望」の前に
やはり復活が追いつかなくて全滅。あーもうこういうの本当に面倒くさい!
(ひかりの応援はありがたいけど一人ずつしか回復してくれないからなあ)

復活と攻撃を連動させるのが流石に面倒になったので、1回目の「目」の破壊時点で
2人くらい戦闘不能のまま放置しておいて復活させる方向に変更。
そうすれば開始時点で3人は自由になるので少し余裕が取れるはず・・・とそこまでは
狙い通りだったが開幕マハムドでまた全滅。あーもう!あーもう!

まあでも作戦自体は悪くなかったのかその次でようやくクリア。
6回くらいで済んだのかな・・・まあ1回あたり30分以上かかっているから
もっと長く感じてはいましたが。


バトル終了後、一見責めていたかに見えた父親のセリフは、実は彼女の精神状態が
生み出した幻で、実際は真に彼女を気遣っていただけということが判明。
確かに追い詰められた時って、普通の言葉も責められているように聞こえることが
ありますしね・・・もうちょっと言葉選べよって気もしますが。

何はともかく、彼女の心のわだかまりが解けたところで第4の鍵をゲット。
いよいよ映画館の外に出られる事に。



■黒幕登場

最後の鍵を開けて映画館から出ると、そこにはたくさんの映画館が並ぶ町並みが。
そしてついに正体を現した今回の黒幕は…それまで映画館の支配人として
ひかりや仲間たちを後方から支えてくれていた女性、ナギ。

・・・ってそのまんまじゃねーか!
一番怪しかったやつが黒幕だったとか一周回って新し・・・くはならねーぞ!

ちなみに真の名前「エンリル」とは、古代メソポタミアの神様のこと(wikipediaより)。
相当怒りっぽい神様で洪水やら嵐やらを起こして人間たちだけでな他の神も
苦しめていたというからなかなかすごい話である。ナギとは似ても似つかないが。

まあそれはともかく、この映画館の一つ一つにひかりと同じような境遇の人がいて
ひかりと同じように自分の過去の嫌な思い出を映画として見させられているとのこと。
どう考えても嫌がらせだが、彼らはひかりと同様この状態を望んでいるらしい。

何となく4の世界に5の設定を足したみたいな感じの世界ですね、
そして行き着く先は無気力症か…過程こそ違えど最終的な結果は同じらしい。

ま、何はともかくようやく最終ステージ、一気に片付けてしまいましょう。



- - - - - - - - - - - -


ということで第4シアターのプレイ感想でした。



今回はきつかった・・・上下移動を伴うダンジョンの面倒くささもさることながら
やはり幕間劇の精神攻撃がキツイ。てか微妙に自分にも刺さってくる内容だし。

てか今回あまり楽しかったこと書けてないな、実際キツいところばかりで
特別上映くらいしか笑えるところがなかったので仕方ないけど・・・
あ、でもダンジョンの雰囲気とFOEの2面性はわりと良かったと思いました。



それでは。




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コメント 2

Sin

取り合えずストーリーの完成度は前作PQの方が上ですかね。
特別上映は面白かったですが。

エンリルの元ネタについて調べて思ったこと
「これって本編明智じゃね?」

王→獅童の権力を担保、秩序寄りだが本性は粗暴、色々とトラブルを引き起こす、罪人として糾弾されることもあるetc

何だかデザインもロビンフッドと似ているように見えてくる不思議...
by Sin (2019-01-29 19:42) 

常磐

確かに言われてみればそうですね。
・・・というか実は明智が、とか、もしやハム子が、とか
ちょっとだけ期待したんですけどねえ。

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2019-02-04 23:13) 

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