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週刊少年ジャンプ51号感想 [WJ感想2018]


さくら、さくら、狂い咲き@常磐です。


先日職場の近くで季節外れの桜が咲いていたので思わずパシャリ


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どうやら夏の台風で葉が落ちたのを秋の落葉と認識し、そのあと少し寒くなって
また暖かくなって・・・という流れを春だと勘違いしたため咲いてしまったのだそうで。
なんともうっかりさんな桜ですね、でも半年後の春には普通に咲くらしいですよ。


今年もあとひと月半、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ51号感想■■


【巻頭カラー】『Dr.STONE』

■祝、アニメ化

わーおめでとうおめでとう、素直に嬉しいです。

先週の「重大発表」の予告の時点で100億%そうだろうとは思ってはいましたが
やっぱり改めて紙面で発表されるとテンション上がりますね、来年7月はちょっと
遠いですが今からもう楽しみです。枠はどこだろう・・・NHKでは・・・ないよね?

しかも脚本が原作者本人というところにまた期待が高まりますね。
ワンピしかり銀魂しかり、原作者の手がきちんと入っている脚本は面白いもんな。
追加シーンもあるそうですが、もし可能ならばあっという間に終わってしまった
第一章の男3人のサバイバル生活の描写を期待したい。

今も大概展開早いけど、あの頃は何を生き急いでいるのかというくらい
ジェットコースターのように物語が進んでいったからなあ…せめてあの頃に
もう少し司との友情描写があったなら、今の展開にもより共感できたのに。

まあジャンプという媒体を考えればある程度は仕方ないけどね。
どんなに壮大な物語を練っていても、どんなに過去の実績があったとしても
アンケが取れなければあっさり切られる、それがこの雑誌の掟なのから。



■第3章:Dr.STONE

え、もうここで世界の謎に挑んじゃうの?

流石に早すぎないか・・・と思ったけど、前述したように出し惜しみなしのスピード展開が
売りのこの作品、下手に引き延ばしたら魅力が半減してしまうからある意味妥当か。

実際今回の戦争編が終わったら何するの、って感じでしたしね。
また村に戻って復活者たちとも力を合わせてチマチマ工作・・・ってのもイマイチだし

しかし改めて石神村と復活者の見た目とやっているところを見比べてみると
完全に原始社会に馴染んだ復活者と、すでに17世紀くらいの近代化の進んだ
石神村との差が激しすぎて驚きますね。
ニッキーの「今や自分たちの方がよっぽど原始人」という台詞が深い。

司のコールドスリープに関してはとりあえずロマンで時間稼ぎだね、ってことで。
石化光線の謎・・・は分からなくても、とりあえず原理はブラックボックスという形で
石化の技術が手に入ればあとは屁理屈で何とかなるだろ、と。

そして次回からの大航海時代の相棒は一体誰になるんですかね。
第0章のサバイバル編は大樹、第1章の石神村攻略編はコハクとクロム、
第2章の石戦争編はゲンとそれぞれに千空の相棒となるキャラがいましたが
今回は・・・何となく司かなあと思っていたので、ちょっと誰になるかわからない。

次週いきなり海に漕ぎ出すとは思えないので、いったいどこから攻略を始めるのか
毎回このクラフトワークを始める前段階が本当に面白くて困る、いや困らない。




『呪術廻戦』

■扉絵

何か意味深な笑みに一瞬「まさか伏黒が裏切者?」と勘違いしかけましたが、
よく見たらこのシーン、ちょっと前の虎杖が最大にスベったところでしたね。
なるほど、あまり表情に現れなかった(サプライズのせいでタイミングを逃した)けど
彼も彼なりに虎杖の復活を喜んでいたのかと思うとちょっとほっこりしました。

基本的にこの3人って善人なんだよな、タイプはそれぞれ全く違うけど。



■合流までのあれこれ

それはともかく本当に伏黒って便利キャラですね。
空中から土中、そしておそらく水中に至るまで式神で知覚範囲を拡大できるし
場合によってはそのまま攻撃も可能。さらには影を使った四次元ポケットで
武器も無限収納可能・・・って本当に便利だな!

そのうえ頭も切れるし性格も見た目も悪くない・・・って何だそれ完璧超人か!



■あーそぼっ

パンダと野薔薇のコンビが完全にチンピラのそれで笑ったw
流石は東京高専一の暴れ馬と猛獣。あんなのに絡まれたら逃げるしかない。

一方で意外とフレンドリーな関係を築けそうな真希センパイと三輪ちゃん。
呪術師の昇格が推薦制なのはナナミンとその後輩(名前忘れた)の会話で
何となくわかってはいましたが、だとするとたとえ実力があってもコネのない
彼女や虎杖の昇格は難しいのでしょう。これも五条の言う古い体質ってやつか。

ああ成程、だから京都校の中で彼女だけが五条ファンなのね。理解理解。



■虎杖vs東堂

ジャンプのバトルで純粋に肉弾戦を描いているのは久々だなあ。
こういうの大好き・・・なんだけど、若干内容に描写が追い付いていない感じが残念。
いや何をやっているかとかおそらく描きたかったであろうことは大体伝わるんです
けどね、こう、なんかもうちょっと物足りないというか・・・ああ、頑張って芥見先生!

とまあそれはともかく、先週に引き続き完全に親友認定の東堂が面白いです。
五条が認めナナミンが感心した虎杖のケイテイケンが東堂の何に触れたのかは
次週明らかになるのでしょうが、そこに至るまでの流れが面白くて仕方ないw

つーかバリバリの本番かと思いきやここでまさかの修行回になるとは驚きです。
確かに本来修行編になるはずだった「やや重めの任務」は真人の乱入によって
本番どころじゃない状態になっちゃったからね!

普通なら中だるみしがちな修行回をここに持ってくるセンスには感心しました。





『僕たちは勉強ができない』

■星を見に行こう

先週は完全なる新婚さんでしたが、今週はちゃんと初々しいカップルをしてました。
(初々しいカップルは古びた旅館に一つの布団で寝ないだろというツッコミは無視)

何はともあれ文乃が父親の心に一歩踏み込むことができたのはかなりの進展だし
父親も父親で単に反対していただけではなく、彼女の適性と能力を考えたうえでの
反対だったことが分かったのは良かったです。

ただまあ…同じ理系でもバリバリの工学系や物理系とかならともかく、
宇宙とか天文学とかはロマンチストな部分も多いから彼女にはあっているんじゃ
ないかなあと思うのですが。ぶっちゃけ彼女が文系学部に入学したところで
何か才能が伸ばせるとはあまり思えないのだけれど(文系に対する偏見)
むしろ全く違う分野で学んだことが将来の作品づくりの糧になるものだしなあ。

理珠も心理学にこだわらず、ロボット工学からのAI研究とかに進めば
人の心も研究できて理系の才能も生かせると思うのに・・・今からでもいいから
そういう展開にならないかな、古橋父じゃないけど本当に理珠はもったいない。


閑話休題


しかし次週まで引っ張るとは結構長かったですね文乃編。
ここで完全に自覚した彼女がヒロイン候補としてスタートラインに立つのか、
それとも自立を決意したことで、うるかと同様に彼と距離を置く方向になるのか。

次週ついに答えが出るのかもしれないと思うとちょっと怖いですね。




『アクタージュ』

■アキラ君の不幸

アキラ君が努力家なのは良くわかったし、
努力ではどうにも埋められない溝があると自覚していることも分かった。

しかし「僕の不幸は今ここにいることを後悔してないこと」はよくわからん。
凡才が天才を前に通り一遍な演技をして失望されても後悔しないってこと?
凡才が天才の演技を台無しにして顰蹙を買っても後悔しないってこと?

これちゃんと次週で明らかになるのかなあ。




【読切】『忘れ物探偵』

なんか見たことある絵柄だと思ったらレッドスプライトの人でしたか。
そしていきなり「すでに40人の犠牲者が~」のくだりでちょっと笑ってしまったw
そういえばこの作者、前作でも前々作でも第一話から大量虐殺してたっけ。

しかし「見た相手の記憶を奪う目」はファンタジーの領域だからいいけど
「一つの町で50人以上を殺す仕事」にはもう少し説明が欲しかったですね。
あと妹ちゃんはもうちょっと察しが良くてもいい気がする。

ラストの物悲しい展開にするための流れなのはよくわかるのですが、
最後くらいお兄ちゃんのことを思い出してあげて欲しかったかなあ。




『鬼滅の刃』

冨岡さんも無一郎も不死川兄弟も、そしてもちろん炭次郎も、鬼殺隊になる
奴らはみんな鬼に対する壮絶な過去を背負っているものですが、
岩柱の過去もなかなか過酷ですね・・・信じていた子供に裏切られ見捨てられ
命がけで助けたのに逆に罵られ・・・そりゃ子供不信にもなりますな。

てか無実の罪で投獄って、これお館様が助けてくれなければ
無惨様がやってきて鬼に誘っていてもおかしくなかったかもね。




【最終回】『アリスと太陽』

え、えええええええ、ここで終わるのかよ・・・

いや確かに掲載順から考えてそう遠くないうちに終わるだろうとは思ってたけど
新キャラ出して仲間集めとか始めてたからてっきりもう少し余裕ができたのかと
思ってたのに…何もかも投げっぱなしとかどういうことなの・・・。

一番気になっていたMIKAとの対戦も、メジャーレーベルとの決着も
全て「過去のこと」としてあっさり流し、おそらく連載が続けばやりたかったであろう
「ボーカルの子の耳」の話も町の噂話として流して終了、現在はどうやらグラミー
にも手が届くくらいになっているらしい――って何この投げっぱなしジャーマン。

せめて物語的にクライマックスと位置付けたMIKAとの対戦くらいは
きちんとやってくれると思ったのに・・・新キャラ登場にかけた3週をそれにあてれば
駆け足でも描写できたんじゃないの?そのへんどうなの?どうなの?(バンバン)

ラストの煽り見る限り特にコミックスでの追加エピソードもないようで。
はあ…一応アンケ出して応援してたのにな・・・なんだかなあ・・・。


はじめてのしゅうかんれんさい、オツカレサマデシター。




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今週は以上。


昨日はミッキー生誕90周年ということで某ツムツムが一日やり放題、とのことで
朝からずっとやってたらめちゃくちゃ肩が痛いです。あと眼精疲労からくる頭痛。

この手のゲームの回数制限は課金誘導であると同時に
やりすぎを防ぐためのストッパーにもなってるんだなあと改めて自覚しました。
てかもう一日中ゲームする体力ねーですわ、年かなあ。


それでは。





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