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週刊少年ジャンプ48号感想 [WJ感想2018]


もうすぐハロウィン@常磐です。


せっかくPQ2の情報も増えてきたことだしこうなったら345の全キャラ集合の
ハロウィン絵描くぞー!とスケッチブックにアタリを描くまではやったのですが
主人公4人の線画を描いたところでもう間に合わないと挫折。

せめて描きかけの4人だけは何とか間に合わせたいと今やっているところですが
31日までにここにアップできたら頑張ったんだなと思ってもらえると嬉しい。



(画像)


ちなみにハロウィン前日は誕生日です、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ48号感想■■■


【巻頭カラー】『約束のネバーランド』

■生きるも地獄、死ぬも地獄

一緒に脱出した仲間は全員死んでしまって、たった一人でシェルターで暮らす日々
いっそ死にたいと思った事も何度もあったけれど、自分が生きているのは彼らが
命を掛けて逃がしてくれたおかげなのだからと思えば死ぬわけにもいかない。

しかし生き続けていたところで何ができるわけでもなく、GPで鬼に復讐しようにも
一人で何ができるという話で、結局ただ生きるだけの日々…ってちょっと想像する
だけでも地獄のようですね。

そして彼が死のうとしたまさにその時に(毎日死のうとしていたのかもしれないが)
エマたちがシェルターにやってきたとのこと。まあそこで彼女らをGPに連れていく
時点であまり擁護はできないのですが。


そんなわけで、出会った時点でもう捨てようと思っていたその命を
鬼たちへの復讐を果たし、仲間との再会を果たし、食用児たちの未来に希望を
与えることになるであろうエマたちの脱出に使うことができたのだから
当時の彼からすればまさに「理想の死に方」だったと言えるんじゃ・・・ないかな?

彼の最期の言葉(夢枕みたいなものだが)はエマにとっての救いだろうし
最後に仲間だったルーカスと一緒にいられたのも救いだし
たとえ幻想だったとしても仲間たちの元に戻れたというあのシーンにより
少なくとも彼らは満足して死んだ、ハッピーエンドだと思うんですよね。


てかこう言う終わり方、一番涙腺に来るから勘弁してほしい。
どうぞ安らかに、おじ・・・ユーゴさん。




『ONE PIECE』

ルフィの短絡的攻撃性は・・・もうどうしようもねえなコレは。
かといって仲間がいる(と思っている)場所を破壊された事に怒らない
ルフィはルフィじゃないし…でもやっぱりどうしようもねえなコレ。

とりあえず、麦わら一味はローたちに全力で謝っとけ。




『編集者なんてろくなもんじゃない』

■持ち込みに行こう

そういえば以前NHKでやっていた100カメとか言う番組で
「持ち込みは一日数件、決して断らない」というのを見て、
やっぱり結構いるんだなあと思ったけどコレもかなり減ったほうなのか。

そして浅野編集者をのちに変態キャラとして登場させたって・・・あれかw


(画像)



■3P作品審査

最近たまたま「ネームテクニック」の講義を聞く機会があったのですが
編集者に認められる作品・・・ひいては読者の目に留まる作品になるためには
最初の4ページ(うち1ページは扉絵となるため実質3ページ)目までに
「主人公」と「世界設定」と「続きが気になるヒキ」がなければならない
とのこと。

そういう意味ではこの作品賞はまさに「それ」で、確かにちょっと読んだだけでも
続きが気になる内容だったので、その理論の確かさを改めて実感した次第。

まあいくらツカミが良くてもオチが微妙だったらダメなんだけど。



■巻末コメント


当たるか分からないけど新連載は目指します!(優征)


その言葉を待ってた!!!


いや実はちょっと前の久保先生との対談で「まだ新作は予定してない」みたいなことを
言ってたんで、こりゃ松井先生の復活はまだかなと若干あきらめてたんですが。
言質取ったからね!来年には読切くらいは読めるって信じてるからね!

しかも「当たるかわからないけど」というあたりが謙虚なようでいて自信満々な
ところがまた頼もしくていいですね。松井先生曰く暗殺教室はネウロでは全開だった
毒気を極力抑えて「売れる」作品を目指して、そして実際に売れたわけですし。

戻ってくるからには当たる作品を持ってくるんだろうなあ。
個人的には暗殺よりはもうちょっとネウロ寄りの毒気のある松井作品を読みたいの
ですが、まあそこは松井先生が描きたいものを描けばいいと思うよ。

てか今回ちょっとだけ写ってた「ラビングデッド」がすげえ読みたいんですが
どこで読めるんでしょうかね、ネウロのコミックスにあったかな。




『Dr.STONE』

■独裁者の主張

氷月の主張はちょっと極端すぎるし、目が血走っているせいか狂気すら感じますが
司の理想主義と比べるとまだわかりやすくてちょっと共感してしまいそうなところが
あるのが怖い。司と違ってそれが「必要悪」だと理解しているあたりが特に。

それに対する千空の主張は非常に主人公らしく「正しい」んだけど
言っていることはかつての司並みに理想主義だからなあ・・・いやそう思ってしまう
ことこそがもう純粋な「夢見る科学者」ではなくなってしまったってことなのかな。

大人になるって・・・哀しいね。



■奇跡の共闘

ラストの千空&司のタッグはずっと見たいと思っていたけどもう叶う事がないだろうと
あきらめていたので地味に嬉しい。ただ氷月の言うとおり重傷の司と貧弱の千空の2人では
万全状態の氷月に対抗するにはちょっと、いやかなり厳しいところがあるわけで。

実際アオリでも「最初で最後、奇跡の共闘」ってあるしなあ。
頼むから死なないでくれよ、2人とも。




『僕のヒーローアカデミア』

■既読スルーやめて!

最近はあまり聞かなくなったような気がするこのフレーズ。
ラインの面倒くささと人間関係の煩わしさの象徴ともされるものですが、
これをつぶやいているのがエンデヴァーというだけで何故か笑えるからズルい。

彼がこれを通して息子に何を伝えたいのかはわかりませんが
多分「試験頑張れ」とか「今日の夕飯は餃子だぞ」とかそういうことだろうと
思うので、返答したとしても結局最後は既読スルーすると思いました。

頑張れ、エンデヴァー!




『鬼滅の刃』

■珠代さんは何処へ

先週ラストのヒキで気になった珠代さんとしのぶさんとの話は今回はおあずけ。
てか今週ラストの展開を見るに来週も修行編のようだからもうしばらく先かな。

基本的にジャンプで修行編は受けない、面白くないと言われているようですが
今回の修行編は笑いあり涙ありほのぼのありエロスありとなかなか盛だくさんで
非常に面白かったです。こういうとき吾峠先生の独特な感性が冴えわたりますね。



■扱いの差ァ!

まるで久しぶりに会った親戚のおじさんみたいなポジションになってる元音柱、
親しい同級生のような無一郎、完全に弟扱いの恋柱、とこれまでに炭次郎と
共に戦った柱たちが皆一貫してフレンドリーなのに対し
完全に敵として見られている(でも休憩はくれた)蛇柱と
そもそも誰に対しても殺す気満々の風柱のギャップに笑ったw

まあ蛇柱さんは仕方ないかな・・・うすうすは感じてたけどどうやら恋柱にマジ惚れしてる
ようですがまだ文通までしか進展しておらず、しかも本人にはあまり伝わってない様子。
そしておそらく炭次郎が恋柱のところで修行している間は、恋柱が空気読まず
「今日は炭次郎君が~」とか「炭次郎君が○○できた~」とか書いてたんだろうなあw
そりゃあ特別コースも組みたくなりますよ、休憩くれただけ御の字かと。

てか音柱さんがすげえ気のいい兄ちゃんになっていてびっくりしましたね。
登場当初、遊郭篇当初は強引な危ない人という印象しかなかったのに。
まあ彼とその妻にとって炭次郎と禰豆子は命の恩人でもありますしね。

あと無一郎君があれだけ優しい笑顔で笑えるのを見てほっこり。
見込みのない相手に対しては相変わらずの残酷っぷりを見せているのにもほっこり。

恋柱はもともと誰に対しても割とフレンドリーだったけど、上弦との戦いを経て
まるで近所の優しいおねえちゃんみたいな態度になっているのがかわいい。
パンケーキにたっぷりのバターと蜂蜜・・・まあ太らないんだろうな緊密度8倍だから。

そしてさわやかに風柱に敵意を向ける炭次郎に爆笑ww
そうだよね、禰豆子刺して謝りもしない相手を認めるわけにいかないもんね!

今回はいろんなキャラのいろんな顔が見れて非常に満足でした。




『僕たちは勉強ができない』

■主人公の主張


一番就職に有利で
一番しっかり稼ぐ力が身につく学部はどこですか


そういえば文乃は星、理珠はゲーム、うるかは留学のための英語、先輩は医者と
それぞれ明確な目標があってそれで大学なり勉強なりを頑張っているけど
彼に今までそういう主張ってあったっけ?と思っていたらこの言葉。

ある意味一番現実的だし、私も今もう一度大学受験をやり直せるなら
そういう観点で大学を選んだほうが良かったかなあと思うわけですが、
彼の志望動機ってどう考えても家庭の事情だよね…。

実際のところ彼の適性を考えると教師や保父といった人にものを教える職業が
向いている気がするけど、ぶっちゃけ稼ぐという点では微妙だしな。
一般的なイメージで「稼ぐ」といえば、呪術でナナミンの前職だったデイトレとか?

・・・アカン、絶対向いてない。



■同棲宣言?

あれだけ引っ張った文乃のお父さん、理由は本人の進路についての対立か。
てっきりもっと根深い確執かと思っていたのでちょっと肩透かしでしたが
これなら物語に絡めて解決できる可能性もあるので上手い落としどころだったかと
死んだ母親に関してとか再婚がどうのだったら重すぎるしな。

しかし勢いとはいえ主人公のほうから「うちで暮らしますから!」にはびっくり。
もしそうなるとしても文乃の方から「彼のうちで暮らすんだから」という展開に
なると思っていたので…いやどっちにしてもヤバすぎるだろこの流れは。

先週のうるかを後押しする文乃が可愛かっただけに、この実質的抜け駆け状態は
いろんな意味で危険な気がする。何とか事前回避できるといいけど…。




『呪術廻戦』

■表紙

真ん中で乙骨先輩と一緒にいるのって、前日譚の呪術高専で敵として出てきた
外国人呪術師ですよね?確か村で何年も掛けて編み上げた呪術のこもった紐を
五条先生にほぼ全滅させられて泣いていた気が。

よくわからないけど彼は今はこっちサイドになったってことなのかな。
高専は無料公開していた時に一回だけ読んだだけなのであのあと彼がどうなったのか
ちょっと思い出せないんですけど(再来月発売のコミックス待ち)

個人的に敵サイドの呪術師の中では一番話の通じそうな相手だったので
もし仲間になっていたのならちょっと嬉しいかも。



■チキチキ呪霊討伐猛レース

もうちょっと伝統のありそうなネーミングはなかったのか



■見方によってはとてもハードないじめ

そういえば虎杖が先輩たちと会うのはコレが初めてなんだっけ。
しかし流石はコミュ力モンスター、あっという間に馴染んで最後には先導している
雰囲気にすらなっているのが笑えるw



■伏黒と虎杖

てか何気に伏黒って虎杖のことしっかり見てるしかなり評価してるんですよね。
あれだけボコられた東堂よりも虎杖のほうがフィジカルだけなら上だと断言するところとか
虎杖の微妙な変化を察して「何かあったろ」と聞きながらも深くは突っ込まないところとか。

まあ彼も高専に来る前から呪術関連でいろいろあったみたいですし、
どうやら禅院家の分家筋だということも先週判明しましたし。

先週までの虎杖と順平とのやりとりに似た何かが過去にあったんだろうな。
なんだっけ、ツミキさんだっけ。



■激おこおじいちゃん

一方の京都サイド。

先週五条先生にコケにされたのがよほど頭に来たのか、ゲームのルールとか
全くお構いなしに自分の生徒たちに同じ生徒を殺せと命令する京都理事長。

確かに宿儺を取り込んだ時点で彼はもう人間ではないのかもしれないけど
十代の少年少女にいきなり「殺せ」って・・・教育者としても人としても駄目だろ。
まあそれをあっさり受け入れる京都勢(約2名除く)も大概ですけど。

そんな中、たとえ理事長の命令であっても自分の気に食わない事に対しては
きっぱり断れる東堂先輩カッケーですわ、ドルオタだけど。




『アクタージュ』

■涙のドミノ倒し

先週までで監督がいなくても何とかやっていけるという雰囲気になってきたと思ったら
一人が揺れたことをきっかけに一気に崩れ始める劇団員たち。

ここで巌監督の代わりとなれるのは話の流れから夜凪だと思われるのですが
彼女が積極的に団員たちの心のケアに当たるという展開が想像できないんだよなあ。
ということは演技で見せるの?嫌でも期待度が高まっちゃうんだけど大丈夫?




『アリスと太陽』

へえ…作曲者ってそういうことまで考えて作曲してるんですね。
私は音楽関係はまるで分からない人間なのでただただ感心するばかりですが
同じ曲でもいろんなアレンジができる理由がちょっとだけわかった気がしました。

すでに半分以上落ちているギター猫実と新キャラベースのおっぱいさん登場。
とりあえずの連載終了ラッシュが終わって多少の余裕が出てきたのかな
来週にも期待したい。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


そういえば今週から少しの間だけトリガーが復活するというので
久しぶりに読んだのですが、まだB級ランク戦やってたんですね。
週刊連載中にランク戦終わるのかなあ。


それでは。





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