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ペルソナ5プレイ日記【15】 全ての人の魂の・・・? [P5]


くっそ寒い@常盤です。


アンリさんちょっとでいいからお怒り静めてくれませんかね。
まあ怒りが静まって暖かくなれば今度は花粉の季節だし、それが終わったら梅雨だし
この世界って基本的に神様より悪魔のほうが幅利かせてるよなあと思う今日この頃。
まあメガテンの世界観では天使も悪魔も神様もまとめて「アクマ」ですが。

ペルソナになると現実世界と同居させる都合上「集合的無意識」とか「元型」とか
小難しい理屈をこねくり回すことになるのですが、結局どんなルートをたどったと
しても最後には「人間の想像力ってすげえ」という無難な結論に落ち着く、と。


そんな感じでP5プレイ日記です。
12月24日クリスマスイブ、全ての謎が解けた…のかな?
(もちろんネタバレです)



■■■ペルソナ5プレイ日記【15】 全ての人の魂の…■■■


■ここまでのあらすじ

シドウパレスをクリアした!
獅堂正義は改心した!

…ところで結局明智はどうなった?



■最後のコープ活動

パレスをクリアしたといっても結局期限が来るまでは何も変わらないのが鉄則。

残っていた岩井さんと春と双葉のコープをMAXにし、残るはイゴールとモルガナのみ。
メメントスリクエストも全て片付け(物語中で「これで終わり」とは言われてないが、
システム上でトロフィーをもらったから多分終わり)
人間パラメータもカンストして


・・・残り10日。


ってちょっと余りすぎィ!

うーん、さすがに効率重視しすぎたかな…前作では計算ミスって結局イブ潰したし、
前々作に至ってはwiki通りの行動をしないと絶対に全MAXにはならないスケジュール
だったからできる限り切り詰めたのですが、こんなに早く終わってしまうとは予想外。

仕方ないので日中は恋人関係(当然ながら9股)になった女性の誰かとデートしたり、
夜は釣り堀でヌシ様ゲットに挑戦したりと妙にダラけた最後の自由時間となりました。

ここらへんは3から続くカレンダーシステムの悪いところがモロに出ちゃったなという
感じでしたね。かといって前作みたくラスボス倒したら日付が一気に飛ぶのも困るが。

そういえばこの頃TVをチェックすると3や4のキャラの近況が聞けるんですね。
それによるとゆかりはまだヒーローしてるし、りせやかなみもアイドルとして活動中、
雪子は実家の天城屋で美人女将として有名で、八十稲羽は今日も平和らしい。
もっと早く気づけば真田や完二、陽介の近況も聞けたかもと思うとちょっと残念。

あと放置していたノートパソコンを直したらまさかのたなか社長登場
あんた現実世界や異世界(P4D)だけでなくこの世界までも侵食してたのか…!
魅力的な商品の数々に溜め込んでいた100万近くをあっという間に奪われました。



■獅堂総理、退場

そして運命の総選挙の日。大方の下馬評通り獅堂率いる新党が圧倒的多数で当選。
世間的には何の波乱もないまま獅堂が日本国総理大臣となることが決まりました。

って、え、何、首相になっちゃったの?

てっきり投票前日あたりに罪を告白して落選という流れになるのかと思っていたので
この結果にはちょっとびっくりしました。いやこれもう手遅れじゃね?大丈夫?

…と思っていたら就任が決まった直後の生放送で獅堂が罪を告白。
これにより「獅堂消えろ」「怪盗団万歳」の世論が再び生まれるのかと思いきや、
獅堂擁護の声はやまず、逆に怪盗団の存在すら疑われる状況に。

この一連の流れには少し驚きましたが、よく考えてみたら当然なのかも。
何せ相手はメディアやネット関係の大物とも利害を共有しているわけですから、
それらが一斉に獅堂擁護、怪盗団否定の方向なら世論がそうなってもおかしくない。

人間は自分の目で見たものよりも「それを見て他の人がどう思ったか」を重視する傾向が
あるから、たとえ獅堂の告白を見て「獅堂は悪」と思っても、同じものを見た周囲の反応が
まったくの逆で、多少こじつけでもその擁護に論理的な説得力を見てしまったら、そっちの
ほうを信じてしまう人のほうが多いし、多くなればそれが世論になるのは必至。
それにしてもちょっと流されやすすぎる気もしますが。怪盗団全盛期も、そして今も。

だいたい、獅堂たちが計画していた「富国政策」って予想以上だったしなあ…。
確かに異世界を本気で悪用すれば北の将軍様だろうが某合衆国大統領だろうがいくらでも
操れるだろうし(まあ実際は操るのではなく仲間に引き入れて甘い汁を吸うのだろうが)
その計画を守るためなら世論操作なんて何の葛藤もなく行えるでしょうね。

つーかこの手の力を国家権力だの財閥だのが握ると本当にろくなことしないよな。
ペルソナなら前作の4を除いて初代からずっとそんな感じだったし。
ラストは自分の手に余って世界を滅ぼしかけるまでがワンセット。もー本当進歩がない。



■そしてメメントス

でまあ結構いろいろ話し合って、結論は「歪んでいるのは個人ではなく大衆そのもの」
ということで、大衆のパレスたるメメントスの最深部を攻略することに。

しかし今の怪盗団は認知どころか存在すら危ぶまれているのにメメントスの最深部なんて
行けるのかねと思いましたが、どうやら歪みが進みすぎてもう穴がガバガバになっている
らしく、意外とあっさり進入できた怪盗団。いいんだか悪いんだか。

メメントス最深部は全体的に赤黒く、周囲を太い血管のようなものが取り巻いていて
それらが中心部に向かって流れ込んでいる…まるで何かの生き物の体内に入ったような
不気味な空間でした。ぶっちゃけ好きだけどな、こういうの。

ギミックも光る床の操作くらいで他のパレスに比べれば割と単純。ただ敵が結構固くて
不意打ちを食らうと結構やばい状態になること多くなったため、金集めも兼ねてもう少し
鍛えてから最深部に突入することに。どうせカロリーヌにお願いすれば回復してもらえし。

あ、そうそうここに突入する前の夜にモルガナとのコープがMAXになりました。
そしてなぜかイゴールげきおこ。いや確かに大衆が敵になったわけだけど、
それを何とかするためにメメントスに行くんでしょうが。何で怒ってんの?

閑話休題

全体の1/3くらいを過ぎたところでかつてのパレス主が牢獄にとらわれているのを発見。
久しぶりの鴨志田の姿になぜか懐かしさすら感じました。思えば遠くに来たもんだ。
彼らも含め、ここにいる囚人たちは皆自ら望んで囚われているとのこと。
なぜならここにいれば「何も考えなくていい」から。うーん耳が痛い。

2/3くらいのところで「ワガハイはここで生まれた」と思い出すモルガナ。
ってことはやっぱりシャドウなのかな彼は。あの悪夢のこともあるし。
しかしさらに「オマエらを導くために産み落とされた」というからよく分からない。
確かに最初のパレスからシャドウとの戦い方、予告状を出す理由、改心のさせ方
メメントスへの行き方までずっとモルガナに導かれっぱなしだったけど。

これでラスボスがモルガナか、モルガナを産み落とした「誰か」だったら嫌だなあ。
ここに至ってもまだ誰かの手のひらの上でしたって展開はさすがにもう勘弁><



■渋谷受胎

さて最深部にあったのはオタカラ…というにはあまりに大きい聖杯のようなもの。
と思ったら本当に「聖杯」という名前だったw
しかも「大衆の願望を叶える装置」とかどこかで聞いたことのある設定だなオイ。

しかしこの「聖杯」の声、どこかで聞いたことのあるような…?
そんなことを考えながら攻撃するも、ダメージ以上のポイントを回復されて万事休す。
きりがないと思いつつも攻撃し続けろという双葉の言葉に従いバトルを続けるが
倒せるどころかむしろどんどん輝きを増し始める聖杯。

周囲の囚人たちは自分を幽閉している聖杯に非常に協力的で、そんな彼らを解放
しようと頑張っている怪盗団を逆に罵倒するという事実に絶望的になる怪盗団。
そりゃそうだよな、助けようとした相手に否定されるとか、素直につれぇわ。

そうこうしているうちに完全に金色に輝く聖杯に吹き飛ばされ、目覚めた先は渋谷。
怪盗の衣装も消え、驚きを隠せない彼らの前に現れたのは―――


渋谷受胎


という言い方が正しいのかどうかは分かりませんが、とりあえず最初に思ったのが
これだから仕方ない。違うのはこれに驚いているのが怪盗団(と彼らと絆を結んだ
コープ相手)
だけで、一般の大衆はまったくそれに気づいてないというところか。

聖杯いわく「メメントスが現実世界と融合」とのことで、やっぱり受胎じゃねーか。
そこはもう「我思うゆえに我あり」どころか、他者が認知してくれないと
自分自身すら存在できない
という超シビアな世界に変貌していました。

そしてすでに認知を失った怪盗団が存在できるはずもなく、指先から少しずつ
消えていく仲間たち。もちろん主人公も例外ではなく、一緒に消えていくジョーカー。
まさかこのまま終わりにはなるまいなと思いながらも見守るプレイヤー。



■すべての真実

ここで起こる一連の出来事は多分この物語のキモだと思うし、これを読んでる人は
もう何度も見たことだろうから詳しい内容は書きませんが、とりあえず一言。


なにこれずるい


いやもちろん知ってたさ!イゴールの声が前作までと違うことなんて!
何年ファンやってると思ってるんだ!もう20年だぞ?あの声になってからだって10年だ!
だからこそ今回声が変わることも納得してたし、新しい声に多少の違和感を覚えつつも
ようやく慣れてきたところだったのに…まさかそれを逆手にとってのこのオチとは…!

あーもうやっぱりずるいでしょ、反則だよもう、ずるいずるいずるい騙されたー!!!
てか田の中イゴールの声使い回しされすぎ!新手のボーカロイドか!!

…とひとしきり罵倒してはみましたが、正直そこまで怒ってるわけじゃなかったり。
してやられたという気持ちはあるものの、これまでの疑問や不満を一気に解消するオチと、
予想は裏切って期待は裏切らない展開に、むしろ嬉しい気持ちのほうが大きい。

実際あのイゴールが全ての元凶なら、序盤に思った「何で今回のベルベットは監獄?」
とか「何でここまで住人が塩対応?」とか「なんでイゴールはナビを作ったの?」とか
いった数々の疑問が一気に解決しますしね。

しかし物語が始まる前から警戒されるという主人公の「素養の高さ」ってどんだけ…。
そして明智は最初から「悪役」として設定されていたのか、そりゃ歪むのも無理ないな。

それはそうと双子がギロチン合体してできた真の住人「ラヴェンツァ」の丁寧な口調が
なまじ双子と声が同じなだけに慣れなくて困る。開始当初はあれだけうるさいと思って
いたのに、今はもうあの口調と罵倒がないと落ち着かない。何ですかねこの気持ち。

会話を途中でさえぎって「無礼な男ですね」と呆れられたいし
低レベルのペルソナを作って「貴方にそれが必要なのですか」と蔑まれたいし
部屋に入るときは背後から思いっきり蹴飛ばされたい
心底不服そうな顔でツンデレセリフを吐かれながら回復されたい!

なるほど、ペルソナ5はプレイヤーをM調教するゲームだったのか、納得。



■モルガナの真実

ベルベットルームには消えたと思ったほかの仲間もいて、助けに行くと彼らの珍しい
弱音が聞けるイベントが発生。まあどれもジョーカーの言葉で力を取り戻す程度なので
むしろ彼らの心の強さを知る展開ではあるのですが。

個人的に祐介の弱音が端的に今の状況を説明していたのでここで紹介。


「自分の無力を感じるんだ
 人々は望んで牢に収まっていた
 それだけじゃない
 牢を壊すなと叫んで自ら聖杯を助けていた
 俺たちが必死で改心させた悪党も
 改心させたことで奴らと同じになっていた
 俺たちは、誰も望まないことに命を賭けた
 ただの愚かな道化だったのか…?」


前からそうだったけど祐介のセリフは自分の漠然と感じていたことを的確に表現して
くれるから、考えをまとめるうえで非常にありがたいです。祐介大好きだ。


さてモルガナは悪神の手先ではなく、本物のイゴールが彼ら…いや主人公を導くために
作られた存在だったとのこと。あーよかった敵じゃなくて。心底安心ました。

そして今回のラスボス「悪神」は大衆の支配されたいという欲望に集合的無意識が
反応して作られたものとのこと。うん、まあ大体ペルソナの敵ってそんな感じだよね。

4は八十稲羽市民の「見たくないものは見ない」という思いが街を霧で覆いつくし
3では1999年の「滅び」の願望に集合的無意識がニュクス(当時はデス)を生み、
2はそのまんま「噂が現実になる」がエスカレートして実際に一度世界が滅び、
1はとある企業の陰謀により異界化した街に少女の妄想が重なった結果だったし。

パンドラとかニャルラトホテプとかニュクスとかイザナミとか形は毎回違うけど
要するに「大衆の願いのシンボル」なんだよなペルソナのラスボスってのは。
で、今回はそれが聖杯だったと。何で聖杯の形なのかはこの際置いておくが。



■クリフォトの世界

聖杯に至る路を登っていくと4大天使が中ボスとして登場。道中の敵も天使系が多く、
極めつけは最後の中ボスミカエルのこのセリフ。


「うぬらのような秩序を悪と呼ぶ跳ね返りを持て余し
 人間は有史以来、醜い争いを止められない
 ようやく今、みな愚かさを認め支配を望んでいる
 それを乱すうぬらの、どこに正義がある?」


あれ? 今回の敵ってもしかして…?

そういえばこのダンジョンのBGMが久しぶりのオタカラソングだったのが地味に嬉しい。
やっぱこの曲聴くとテンションあがるわぁ。状況は深刻そのものなのに不思議。



■真のトリックスター誕生

2回目の聖杯戦は、仲間を派遣してやっかいな補給線を断ち切り無事撃破。

最初からそうやればよかったのにとも思いますが、多分初戦では囚人の全てが聖杯を
応援してたからできなかったんだと脳内補完しておこう。2回目では中ボスを倒すたび
囚人である大衆が目覚めて消えていくという演出だったし。それはそれで悲惨だけど。

そして満を持して登場したラスボスですが…なんというか、デケェ。

神々しい雰囲気の割にはデザインがシンプルすぎてあまり怖さは感じないのですが、
そのデカさだけで威圧感を与えられるのだから凄い。おおきいことはいいことだ。

バトル自体は毎回復活する「腕」がなかなか面倒でしたが、七つの大罪をモチーフに
かつてのパレスボスの攻撃を再現してるだけのようなのでとりあえず7回乗り切れば
いいのかと理解。13回変化する度に回復する某アバターに比べれば楽なもん。

戦闘中メンバーを何度か入れ替えましたが、最終的にはチャージとコンセで最大火力の
出せる竜司、回復特化のモルガナという初期4人が一番安定だったのが印象的。
主人公はトランペッターから継承させた銃特化マーラ様。仁王立ちと不屈の闘志で
どんな強力な攻撃を受けても一人元気にそそり立っておりました。性的な意味で。

そんな感じでバトル自体は割とあっさり終わったのですが、直後のイベントで
本気出した「悪神」にあっという間に蹴散らされる怪盗団。なにこれひどい。

一方で、彼らの戦いは自分たちのためでもあるのに相変わらず他人事な大衆に
さすがにいい加減にしろという気持ちになったそのとき


三島「がんばれ怪盗団!」


やっぱり口火を切るのはお前か三島!!

思えば三島が最初の怪盗団ファンだったもんなあ、怪盗チャンネルを作ったのも彼だし
無視されていた時も持ち上げられてた時も叩かれていた時も変わらず応援してくれてた
から頑張れるところもあったし。実際怪盗団が有名になったのも半分以上は彼のおかげ。
ある意味どのコープより重要なキャラだったといえるかもしれない。

彼をきっかけに次々とコープ仲間が応援に集まってきて、更にそれをみて周囲の人々も
続々と怪盗団を応援し始める状況に。中には「また応援してあげる!」と上から目線の
やつらもいるけどまあいいか。それが大衆ってヤツですし。

それに呼応して少しずつ力を取り戻していく怪盗団と、逆に力を失い始める悪神。
現金な話ではありますが、何せここは認知の世界。大衆の支持を得たものが力を増し
大衆から否定されたものは力を失うわけで。これは神であっても同じこと。

そんな大衆の声を一番に受けるのは当然ながら怪盗団のリーダーであるジョーカー。
これによりついに主人公の主人公たる所以、真のトリックスターが目を覚ます――


ってデケェ!!


でかすぎてラスボスが一瞬見失うってどんだけだよオイ。

そういえばあまりの素養に警戒されて精神世界を牢獄に変えられてたんだっけ。
素養どおりならどれだけの強さだったのやら。今回仲間が使えるおかげでいまいち
主人公の強さが実感できなかったのですが、なるほど確かに主人公ですわ彼は。

話はそれましたがこれにより生まれたペルソナは「サタナエル」とのこと。
何となく聞いたことはあったけど詳細は知らなかったのでググってみたところ
サタンの堕天する前の姿とのこと。なるほど神に抗うトリックスターってわけか。


「奪え、サタナエル」


わあ、素直にかっこいい。

サタナエルと共に銃を構えるのもかっこいい。デザートイーグルかなあれ。
そんな彼らが放つのは「大罪の徹甲弾」。七つの大罪を集めた神をも貫く銃弾って
設定もいいですね。あくまで借りを返すだけだっていう感じが。

ラスボスのデザインがシンプルだったのもこの破壊シーンを派手に演出するため
だったのかと思えば納得できます。まああんまり人に近い姿に大穴をあける
いろいろと引っかかりそうだしな、CEROとか。

というわけで神を倒し、勝敗は決しました。
思えば久しぶりの神殺しなのかな…ニュクスは封印だったし4関係は撤退だったし。
認知世界いう前提はありますがこれはなかなかの快挙では?非常にスカッとしました。



■さよならモルガナ

そして消えていくメメントスを見送る怪盗団の前には光り輝くモルガナが。
そっか、悪神を倒すという役割を終えたらもうモルガナが存在する理由は無いのか…


「お前たちと会えて楽しかった
 これでサヨナラだ!」


いやいや、別に理由がなくなったって、いたいならいればいいじゃん。
こっちだってモルガナにここにいて欲しいと思ってるんだから。
てか一度脱走したときにそう言ったでしょ、もう忘れちゃったのモルガナ?

そんなこちらの気持ちをよそに光の中に消えていくモルガナ。
そしてモルガナのいない現実に打ちひしがれる怪盗団。

って、え、いやあれどう考えても戻ってくるフラグだよね?
別にモルガナが消えなきゃメメントスが消えないとかそういうわけでもなく、
単に「存在する理由がなくなった」だけなんだし。万一そうなったとしても
こっちからベルベットルームに乗り込んでイゴールを締めればいいわけで。

え、もう認知世界がなくなったからベルベットルームにもいけないって?知るか!
こちとら歴代最強クラス(多分)の素養を持つペルソナ使いだぞ!
仮に扉が閉ざされてたとしても無理やりこじ開けるのが怪盗ってヤツだろうが!

・・・そういえば結局最後、彼は「世界」の力に目覚めたのかな。
イベントこなすのに夢中でサタナエルのアルカナ確認するの忘れてたわ。



■一難去って戻ってきた一難と別のまた一難

モルガナのことは悲しいけれど大勝利には違いないと、翌日の打ち上げパーティの
約束をして一時解散した怪盗団。しかし話はここで終わらなかった。


冴「ちょっといいかしら」


あ、なんか嫌な予感。

その予感は的中し、ひとしきり怪盗団の成果を賞賛したあと、獅堂の犯罪を立件する
ためとジョーカー自身の安全のために警察に出頭して欲しいという冴さん。

いやいや確かにそれには一理あるけど、そもそも逮捕されないためにメメントスに
突入したんじゃなかったっけ?途中で渋谷が受胎したり人間が消えたりして目的が
変わってしまったけど結局はジョーカーの身の安全のためだったはず、ですが…


>わかった


世界の崩壊を目の当たりにした今なら、出頭くらい些細なことと思ってしまう不思議。


とはいえ今夜はクリスマスイブ。そしてペルソナでクリスマスといえばあのイベント。
てなわけで出頭を一日だけ待ってもらい、恋人コープからの誘いを見るジョーカー


>杏からチャットが届いている…
>真からチャットが届いている…
>双葉からチャットが届いている…
>春からチャットが届いている…
>川上からチャットが届いている…
>武見からチャットが届いている…
>千早からチャットが届いている…
>大宅からチャットが届いている…
>一二三からチャットが届いている…



う、うーん…我ながら外道なことをしてしまったものだ…
確かにこれは明智に「屋根裏のゴミ」と呼ばれても仕方がないかもしれない。

結局その日は相手を決められなかったので、今回はここで終了。



■まとめ

なんかもうネタバレとか全然気にせず書いちゃったな…まあ今更か。

今回はどうやら前作のような真EDというか隠しダンジョンはないらしいので、
実質これにてゲームクリア・・・ですかね?まだイベントは結構残ってるようですが。
次回に繰り越したクリスマスとかバレンタインとか、9股野郎の本領発揮ですし。

ストーリーについては今回は十分に満足できる内容だったかな。
特にベルベットルームの種明かしはお見事。ずるいけど気持ちのいい騙され方でした。
ただこれやっちゃったら次回以降の作品にもうイゴール出せないよなあ…。
声の使いまわしも限界だろうし、かといって他の声にもできなくしちゃったし。

そういえば噂では現ペルソナチームは今後は他の仕事に移って
6は違うチームが作るらしいという話もあるんでしたっけ。それもいいかもなあ。
実際4から5になるにあたりまったく新しいペルソナになるのを期待したものの
結局システムは過去作の進化系でしたしね、ストーリー的には真逆に近いけど。

とはいえ正統進化系だったからこそ安心して買うこともできたわけで。
仮に大きく変わって良くなったとしても絶対に「前のほうが良かった」という人はでてくるし、
悪くなったらボロクソ叩かれて酷い評価になっていたことは簡単に予想できる。
というわけで次回作には今回以上の期待をしております、いろんな意味で。

あと上に書き忘れましたが、今回は完全にロウの世界への反逆なんですね。
人間が自分の意思を自ら「神」にささげ、それに従うだけの人形となるとかまさにそれ。
悪魔との交渉の復活といい、今作は何となくメガテンっぽさが強かった気がします。



- - - - - - - - - -


今回は以上。


はあ…なんかものすごく長くなってしまいましたね、読んだ方お疲れ様でした。
ところどころ自己解釈が入っているので、間違っていたら申し訳ない。

いやでも本当楽しかった、獅堂告白からの一連のイベントはえらい長かったけど
最初から最後まで興奮しっぱなしでした。なかなかないよ、こういうの。

残りはまあエピローグの一部というか、頑張ったプレイヤーへのごほうび的な
展開が続くのかなと思っていましたが、モルガナは帰ってこないし、
いきなり出頭しろとか言われるし、まだまだ波乱は続きそうで楽しみです。


それでは。

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