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ペルソナ5プレイ日記【14】 沈没船にネズミはいない [P5]


アニメドリフターズ見た@常盤です。


えーここで終わり?


まあこういう終わり方するということは2部は確定なんだろうから気長に待つけど。
しかし原作のほうは2巻までしか読んでなかったのですが、豊久って結構賢かったん
ですね。戦に関してだけだけど。いや戦馬鹿という意味では馬鹿なのか。
与一の「全ての能力が戦に特化した男」という表現が一番適切だと思いました。

そして世間的に一番破天荒なイメージのある信長が一番常識人に見える不思議。
そういえば某ゲームでも「信長は意外と常識人」とか言ってたっけ。
どの世界でも一番苦労するのは常識人と相場が決まっているのか、なるほどなー。


というわけでP5プレイ日記です。
11月26日、最速でオタカラゲットしました。ネタバレしかない。




■■■ペルソナ5プレイ日記【14】 沈没船にネズミはいない■■■


■これまでのあらすじ

怪盗と黒幕の化かしあいラウンドは現在怪盗が一歩リード。
しかし一つ手順を間違えば奈落の底の綱渡り、がんばれ負けるな怪盗団!



■欲望の方舟

獅堂が主人公の冤罪事件の真犯人と判明したことで、あらためて士気の挙がる怪盗団。
ようやく見つけたキーワードに従いパレスに突入すると、そこにはすでに沈没した日本と
その上には国会議事堂を模した豪華客船が浮かんでました
とさ。

つまり獅堂の認知の中ではすでにこの国は終わっていて、自分とその下僕だけが
生き残り、贅沢な方舟の中で享楽的な生活を送れればいい
、ということらしい。
うーん「強い国」や「俺が国民を導いてやる」という言葉ですら嘘とは…呆れたなあ。
(どんなに傲慢でも一応は国を憂えている政治家かと思ったが買いかぶりだったか)

ところで怪盗団は獅堂のパレスの巨大さに驚いてたけど、双葉の砂漠とピラミッドも
相当広かった思いますよ?あっちなんて外に村すらあったし。

とりあえずその日は入り口だけちょろっと見て終了。本格的な探索は翌日以降に。



■シドウパレス攻略

シドウパレスはオタカラの場所は早い段階で分かっていて、それに入るための鍵を
5つ集めることでルート確保完了となるらしい。5つか…長そうだな。

今回は相手も認知世界のことを分かっているせいか、一つの難関をクリアするたびに
現実の獅堂も少し変化するのが興味深い。例えば有力政治家から紹介状を奪えば
外では獅堂がその政治家に対して圧力をかけるような行動に出たりとか。

しかしこうしてみると獅堂って男は本当に誰一人として他人を信じていないんですね。
パレスで紹介状を書けるだけの存在ってことは彼の中で相当ランクの高いところにいる
はずなのに、その相手にすらも「裏切ったら他の奴らと同じ目にあわせる」と脅すこと
しか出来ないなんて…うーん、なんか哀れにも見えてきたぞ。

また紹介状を集める過程で、奥村校長特捜部長だけでなく、実は斑目金城
獅堂に金を貢いでいたことが判明。さすがに鴨志田とまでは繋がってなかったけど、
校長が鴨志田をつれてきたことを考えるとまったく無関係であるとはいえないか。
最初の主人公の傷害事件も含め、全ての因果の原因が獅堂につながっているというのは
何かの偶然なのか、それともまだ何者かの手のひらの上なのか…

とそれはともかく、今回のパレスで一番印象的なのは何と言ってもネズミ化ですかね。
ネズミ化のバステはすでにフタバパレスでも経験済みでしたが、今回は探索の最中に、
しかも全員がネズミ化するからタチが悪い。

何せネズミ化するとドアも開けられないし、間違ってバトルに突入してしまうと何も
できないまま逃げ惑うしかないからなあ。かといってネズミの姿でないと通れない
ダクトもあるから、どうしてもネズミの姿にならざるを得ないのが辛い。

まあネズミ姿の怪盗団がスゲエ可愛かったから許したけど。

0109.jpg

あと敵に見つからないように移動ってのがなかなかスリリングで新鮮でしたし。
なんだかんだ言ってゲームが単調にならない工夫はしてるよねパレスって。

そんな感じでチューチューこそこそと船内を駆け回ってようやく全ての招待状ゲット。
最後のヤクザは獅堂に見捨てられる前に自分から切ったところをみるに、獅堂が彼らを
信頼してないように彼らもまた獅堂を信頼していないということが良く分かる展開でした。

これなら怪盗団が何もしなくても早晩獅堂は自滅するんじゃないかなあ。
ただその前に総理大臣とかになってしまうと、自滅する際に国ごと滅ぼしかねないから
やっぱり何もしないわけにはいかないんだけど。


閑話休題


バトル面では今回は探索からボス戦まで銃特化トランペッターさんが大活躍でした。
精密射撃・急所撃ち・トリプルダウン・ワンショットキルを継承させ、物理無効
持たせたので仮に反射されても大丈夫。元々の耐性が優れていることもあってボス戦でも
安心して使えました。勝利の息吹があれば道中のSP切れの心配は殆どなくなるしね。
もちろんボスにはランダマイザ。精神系バステにも耐性があるから隙が無い。

もしかしたらこのまま最後まで使えるかも。



■明智の告白

ようやく紹介状が5つ集まり、後は扉を開けるだけ、というところで明智登場
どうやら急に様子のおかしくなった獅堂の態度に不審感を覚えてやってきたらしい。
ってことはなんだ、もうバレちゃったってことか、つまらん。

獅堂の本性を知っているくせになんで従うのかと詰め寄る真に
自分は獅堂の息子だったが認知されず、いらない子扱いされたと告げる明智。
そして彼の語る本当の目的がこちら


「だからアイツが権力の頂点を極め
 俺を【必要な右腕】だと認めたそのとき
 耳元でささやいてやるんだよぉ…
 
俺が『誰』なのかってことをなぁ!


うわぁ…ちっちぇえ…。

あまりにもしょっぱい理由すぎて怒るより先に呆れちゃいましたよ。
いやこのセリフをよく読むと「父親に必要だと認めて欲しかった」という子供っぽい
願望なのは理解できるけど、そのためだけに何人も罪のない人間を殺したのかコイツ。
こういう言い方嫌だけどまさしく獅堂の息子ですね。思考回路そっっくり。

しかしその告白を聞き、一気に明智に同情的になる怪盗団。おいおい。

P4U2の皆月クンのときも感じたけど、幼少時に親や大人から理不尽な虐待をうけた
というだけで彼らのやったことが許される雰囲気になるのはどうかと思うんですよね。
いやもちろんどちらも許されたわけじゃないけど、物語的には実行犯である彼らより
そうせざるを得なかった環境と彼らを操っていた大人が悪いって流れは嫌いだなあ。


まあ実際怪盗団が明智に同情的な言葉をかけるのも、このまま放っておけば死んで
しまって社会的な制裁が与えられなくなるからかもしれないが。
何せ彼らはプレイヤーですら欺く演技力の持ち主。表向きの言葉に騙されてはいけない。


とそんな事情はともかく、彼らの同情を逆に屈辱と受け取ったか、
主人公に「この屋根裏のゴミがぁぁ!」と叫んで本性を見せる明智。
王子様然とした姿から黒い仮面に黒装束の、まさにとなりペルソナもロキに変貌。
その「真のトリックスターは俺だ」と言わんばかりの姿には、普段の笑顔に
隠された歪んだ欲望と羨望と嫉妬が見て取れて、ますます哀れさが増す結果に。

とはいえバトルは1対4、いや交代もしてるから1対7という圧倒的戦力差で完勝。
連戦でSP不足が辛かったですが特に危ない場面もなく倒すことが出来ました。
2周目はもっとペルソナを鍛えて1対1で挑んであげたいですね、足立のように。

さて2回も倒されてさすがに観念したか、ようやく話を聞く体勢になった明智に今度は
「獅堂の認知上の明智」が現れ明智に銃を突きつける、
というややこしい状況に。
まあ要するに獅堂の中で彼が切られたということで、それにショックを受ける明智。

いやいやいやいやいやいや、何で自分だけは大丈夫だと思ったの?馬鹿なの?
船内での5人の有力者ですら金と恐怖だけの関係で、裏切ったら即処分するくらい
誰も信じてない男が、いくら息子とはいえ明智だけを特別扱いするわけないじゃん。

てかこの展開になるまではひょっとしたら明智こそが獅堂を操っている真の黒幕という
可能性もあるかと思ってたけど、どうやら本当に父親に認められたいだけの子供だったか。
父親とは別の意味でカワイソウなヤツですね。だからって同情も許しもしないけど。

ラストは「認知上の明智」のつれてきた大量のシャドウから怪盗団を逃がして〆。
いや誰がそんなことしろといったよ。そんなかっこいい終わり方ゆるさねーぞおい。

なんだかなー、こういう終わり方を期待してたわけじゃなかったんだけどなあ。
だまされて悔しがっている明智にニヤニヤ笑いながら「ざまーみろ」と告げて、
あとはそのまま社会的制裁を受けるのを見届ける程度で良かったのに。

まあでも死体が確認できなかったので、一応「明智真の黒幕説」は継続中としておこう。
だってもう一つくらいパレスありますよね?七つの大罪的な意味で。


あと…そうそう今回のイベントで明智とのコープがMAXになりました。

結局明智とは最後まで相容れなかったので何が真の絆なのかは分かりませんが。
彼とのアルカナ「正義」もむしろ彼の「正義と相反する行為」を目の当たりにして、
逆に自分の正義とは何かに気づかされた感じだし。

本当になんだったんでかね、明智の「正義」って。



■電波ジャックで予告状

なんとかオタカラまでのルートは確保できたものの、次の問題は予告状。

何せ相手はメディアやネットまでコントロールしている国家権力者なわけで
普通にテレビ局やネットなどに送った程度では簡単にもみ消されてしまう。
かといって本人だけに知らせるのではせっかくリーダーの死亡を偽装した意味がない。
ということで、彼らがとった手段とは―――電波ジャック。


いいよいいよー、せっかく「怪盗団」なんだからコレくらいやってくれないと。

ただその結果冴検事と惣治郎が警察に拘束されてしまったのはマズかったかな。
まあそれに対する二人の…特に冴さんの演技力には正直笑ってしまいましたがw
真にも大概だまされましたが彼女も相当だなあ。あの時は功名を焦って暴走してたけど
そんなことしなくても彼女が冷静な仕事に励めば出世はそう遠くない気がします。

せっかく邪魔な特捜部長もいなくなったんだし…ってこの言い方はマズいか。



■シドウ・サマエル・マサヒロ

本会議場に突入すると即シャドウ獅堂と対面。
下手に逃げられるとかもうちょっとダンジョンがあったら面倒だなと思ってたけど
そこは一応物語上のラスボス、逃げ隠れはしなかったみたいで安心しました。

ちなみに獅堂は明智が自分の息子であることは大体分かっていたらしく
彼の本当の動機が「父親に認められたい」というのも十分に理解してたうえで
事が済めば始末するつもりだったそうで…うん、予想通りのクズで安心したわ。


「所詮大衆など
 己の幸福以外は「自己責任」という名の他力本願!」


本気でそう思っているなら傲慢でもいいから「愚民」を導いてやればいいだろうに
パレスとその周囲の風景を見る限りそもそも導く気すらないクズなんだもんなあ。
まあこの言葉自体は結構耳が痛いけど。特に「自己責任」というあたりに。


さて、本性を現したシドウ・サマエル・マサヒロの姿は


3倍速の赤い人だ―――!!


マスクといいマントといい、どう見ても某○ンダムのアレ。
なにげに今回結構パロネタ突っ込んでくるよな、ダンガンロンパみたいだ。

それを倒すと今度はプロテクターみたいなのを付けた半裸のシドウが、
更にそれを倒すとプロテクターを外した筋肉ムキムキのシドウが満を持して登場。
このままだと最後は全裸のシドウが出てくるんじゃないかと内心ひやひやでしたが
そこまではさすがにありませんでした。ざんね…いや良かった良かった。

それぞれそこそこ強くはあるが倒せないほどでもないのですが、形態変化のたびに
HPが全回復するので結構時間はかかりました。ボスで1回イゴるのはお約束。



■タイタニック!

さて無事シャドウを倒したものの、本体の最後のあがきにより崩壊を始めるパレス。
てかいくら改心したくないといっても「一時的に本当に死ぬ薬」って無茶するなオイ。
そういう薬を持ってる認知訶学者も大概イカレてるけど。

大体「死ねばパレスが崩壊する」ってのも多分現実の誰かで実験したんだろうしな…
本当に頭から手足まで腐った奴らの集まりですね。

まあそれはともかく、現実の獅堂の死により崩壊するパレスから逃げる怪盗団。
沈み行く豪華客船から逃げる人々…って、シドウのパレスが船の姿だったのって
もしかしてコレがやりたかっただけじゃね? 面白かったから別にいいけど。

最後は竜司が脱出ボートを捨て身の作戦でゲットして脱出成功。
しかし竜司だけはとり残されて――なんてことはなくあっさり脱出済み、お約束ですね。

膝の故障のトラウマを乗り越え仲間のために頑張ったのに、出てくるのが遅いだけで
一方的に罵倒された挙句放置された竜司はちょっとかわいそうでした。どんまい。



■獅堂、改心?

一方「一度本当に死ぬ」というリスクを負ったにも関わらずまんまと心を盗まれた獅堂。
目が覚めるなり「謝罪したい、裁かれたい」という獅堂に、本人よりも周囲のほうが
動揺しているのが面白い。こいつらも獅堂の傘下で好き勝手やってきたんだろうなあ。

ひとまず投票日まで入院させる方向で何とかごまかそうとする部下たちですが、
精神暴走や廃人化と同様、改心もまた元の状態には戻すことのできないもの。
選挙までは乗り越えてもその後使い物にならないと思うのですが、どうなることやら。

そしてこちらはいつものごとく期限まで自宅待機。
とはいえ黒幕もその手足も倒したのだから顔だけ隠せば外出は自由らしい。
渋谷の街中でフードを深く被った男とか普通に歩くより目立ちそうだけど。

ようやく度胸もライオンハートとなったので岩井さんとのコープも進められるし、
残り20日間、悔いのない日常生活を続けていきたい所存です。



- - - - - - - - - - - -


今回はここまで。


拘置所のイベントを乗り越えてからは一気に楽しくなってしまったせいか、
このシドウパレスはほぼ1日でクリアしてしまいました(丸10時間くらいかかったけど)
コープの残り日数と進行状況からして全コープMAXも見えてきたし、
この物語の真のゴールがどこにあるのか、それを早く知りたい。


それでは。




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コメント 1

あ

獅堂ではなく獅童ですね。
by (2017-10-27 17:10) 

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