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ペルソナ5プレイ日記【12】 白いカラスに御用心 [P5]


ペルソナ20thフェス行ってきました@常盤です。


仕事終わりにあわてて行ったのでそこまでじっくり楽しむ時間はなかったのですが
(最後の回だからかもう物販も殆ど売り切れだった)ピアノ演奏もマスコット登場にも
間に合ったし、DJステージはなんだかんだで結構前のほうで聞けたから満足満足。

ステージ中以外の写真撮影は自由ということでDJブースをパチリ

(画像)

さて、そこで初代から最新作までの主要曲メドレーを聴いて改めて思ったんですが、
やっぱり歴代OPの中で一番かっこいい曲は2の罪罰(オリジナル)だなあと。
あの冒頭の静かなピアノからの急激な疾走感、そして最後の盛り上がりまでもう最高。
映像とあわせると更にかっこいいんだこれが。見てない人は一度でいいから見てほしい。

個人的印象としては1は王道3はクール4はハイカラ5はスタイリッシュかな?
それぞれがそれぞれに思い出があってどれが一番とはいえないんだけど。

…ってそれに夢中になっていたせいで上階の縁日ステージとか屋上のフードコートに
行きそびれてしまいましたが。まあどれも殆ど終わってたみたいだからいいか。


しかし本当に2016年中に出せてよかったですね、そんなペルソナ5感想です。
11月17日、予告状を出す直前まで、ネタバレあり。





■■■ペルソナ5プレイ日記【12】 白いカラスに御用心■■■


■これまでのあらすじ

これは過去の記録
だから誰にもどうすることもできない

それでは良イ■日を**もゲラ!



■怪盗ごっこ終了

迫り来る破滅のときに戦々恐々としつつ迎えた10月11日。
朝一で記者会見を開くという奥村社長に「ついに来たか」と胸をなでおろす面々。
一方「ついに来たか」と覚悟を決めるプレイヤー、この温度差がなかなか辛い。

祝勝会兼春の歓迎会会場は、まさかのディスティニーランド貸し切り。
春曰く「もともと社のイベントで使う予定だったのが自粛になった」との話ですが
さすが金持ちはやることが違うな…(桐条先輩関連のイベントを思い出しながら)

まあ彼らにとっても無邪気に笑っていられる最後の瞬間だと思えば多少の贅沢も…
ってめちゃくちゃはしゃぎまくってんなオイ!ちっとは自重しろお前ら!
いやラビット双葉は可愛かったし○ッキー竜司はぎりぎりすぎて逆に笑えたけど。

そんな盛り上がりの中いよいよ始まった奥村社長の記者会見。
顔色は悪いものの死亡も廃人化もしてなかったことにほっと胸をなでおろしたのも束の間


「ぐぁ…がっ、お、おごごごごご…」


苦しげなうめき声と共に顔中の穴という穴から黒い「何か」を垂れ流す奥村社長。
あ、これ見たことある!…というか3で嫌というほど見た影人間化のシーンじゃん!
ということは彼は無気力症になるのか…良かった…いや良くないけど死ななければそれで…

と思ったら心配停止状態で搬送かよ!

あーあ…恐れていたことが最悪の形で実現化しちゃったよ…せめて命だけは助かって
欲しかったんだけどなあ。もうこの際無気力症でも廃人化でもいいからさあ…。

いずれにせよ、これにより彼らの楽しい楽しい怪盗団ごっこは終わったのでした。
短けぇ夢だったなあ…。



■熱い手のひら返しが怪盗団を襲う!

奥村社長のインパクトはさすがのネット世論にも冷や水を浴びせたようで、
今までの熱狂的な支持から一転して怪盗団非難、ついには殺人犯扱いと酷い言われよう。
あっという間に支持率が90→20%に下がっていく状況には思わず笑ってしまいました。

そのうち双葉の調査により、あの「メジエド」が分家ですらないまったく別口のクラッカー
だったという事実や、奥村社長がランク1位になったのも不自然な支持率の上がり方も
怪チャンの改竄によるものだったことが分かったことにより、ようやく彼らも自分たちが
何者かの手のひらの上で踊らされていただけの存在だったと気づくことに。


「あー、くそっ、クソッ、クソッ、クソがぁぁ!!」


案の定一番踊らされていた張本人である竜司が地団太を踏んで悔しがっていますが、
正直な話このシーンを見て真っ先に感じたことは


あーすっきりした。


でした。

いやもう本当にすっきりしたよ。これ以上ないほどすっきりした。
君らが今感じている憤りは(ゲーム内時間で)2ヶ月以上も前からプレイヤーが感じていた
ものなんだよと。やっと一緒の立場になれてすげー嬉しいわ。何この安心感。

よし、ようやく進めるのが楽しくなってきた気がするぞ、良かった良かった。



■春の思惑

しかしこの一連の騒動の中、一番辛い思いをしているのは春のはずなのに、
恨み言の一つも言ってこないどころかこちらを気遣う発言ばかりなのが逆に怖い。

だって実の父親が死んで、その死に自分が関わってしまっているんですよ?
いくら自分が望んだことであったとしても、状況だけ見ればモルガナや怪盗団に唆された
と思ってもおかしくない。事実仲間に父親のことを聞いても「大丈夫」としか言わないし。
一応学校に復帰したときに「みんなのこともちょっと疑った」と告白してたけど
もっと疑っても、いやいっそ詰ってくれてもいいのに。むしろその方が安心するのに。

そういえばジョーカーがつかまった理由は「仲間の裏切り」だったっけ。
万一この裏切り者が春だったとしたら個人的には許してもいいと思う自分がいる。
だって彼女にはそれをやっていいだけの理由があるんだもの。



■明智との取引

怪盗団の支持率急降下と反比例するように爆上げとなったのが明智探偵。
まあ9割が支持してた頃でも、怪盗団批判を炎上しながらも続けたその信念は素直に
賞賛すべきものだと思いますが。でもやっぱりこいつ胡散臭いんだよなあ。

でまあいろいろあって文化祭にゲストとして呼ぶことになり、そこで明智が怪盗団の
正体からそのやり口、果ては彼らがやったのは鴨志田から金城までの「改心」だけで
今回の「殺し」は別の何者かがやったものだということまで分かっていると告白。

やっぱりオクムラパレスに突入するときの人影は明智だったのか・・・。
そこで不本意ながらパレスに迷い込み、怪盗団とは違う謎の存在に殺されかけたことで
ペルソナが発動。…と話を聞く限り一応のつじつまはあっているわけですが…


うーん、やっぱり胡散臭い。


そういえばこのシーンで初めてモルガナが喋ったことに驚いていたけど、よく考えて
みたらそれよりも前に明智はモルガナの言葉を理解しているんだよなあ。
ルブランでの独白も彼が以前からこの世界を知っていたような感じのセリフだったし。
(怪盗団のやり方は僕が理想とするものに近いかもしれない、とか何とか)

まあそれはともかく明智の言うには、精神暴走事件を解決したいという自分の目的の
ために怪盗団の力を借りたい、そうすれば正体はばらさないでいてやるとの事。

写真や動画もいくらでも捏造可能なこのご時勢に、明智の証拠がどれだけの効果をもつ
ものかは疑問ですが、ただでさえ疑われている状況でこれ以上容疑者要素を増やすのは
得策ではないし、多分明智が動かなくても早晩彼らは捜査線上に上がる、ならば警察
関係に顔の効く明智と取引するのは現時点では一番ベター…と理屈ではわかるんだけど。


だめだ、やっぱりムカつく。


仕方なく応じた「手伝い」の具体的な内容は噴飯どころか失笑モノで。
上層部からのプレッシャーと功名心により目的を失った冴検事の心を盗め、だそうで。

ふさけんなと言いたいところですが結局立場の弱い怪盗団が逆らえるわけもなく、
どの道冴検事を何とかしないことには怪盗団は終わりだという事実と
さらには「実はお姉ちゃんを改心させたかった」と告白した真の言葉により
まんまと冴検事を次のターゲットとすることになってしまいました。

はあ…ようやく何者かの手の上から抜け出せたかと思ったら今度は明智の手の上かよ…
つーかこの明智が黒幕と繋がっていないとは言い切れないしなあ。
そもそもペルソナで「ア○チ」と名のついた奴は信用できないって決まってるんだ!


1219.jpg


もしこの懸念がまったく的外れで、実は明智はいいヤツだったら素直に謝ります。

てかどこぞの人気投票で明智が主人公を上回ってトップになったらしいですね。
え、明智ってそんなに人気あるキャラだったの?いったいどこが?どの辺が?
少なくとも現時点での明智の好感度は鴨志田よりマシ程度なんですが。
それともP4における足立的な人気みたいなもの? だったらわからなくもないけど
それにしたって主人公以上って相当だよな・・・やっぱごめんなさいの準備必要か?

あとこのあたりから時々画面がゆらゆらしてフラッシュバックのようなシーンに
なることがあるのですが、これも何かの伏線なんですかね。



■ニイジマ・パレス

冴検事のパレスは「裁判所」「カジノ」とのこと。

カジノという単語に若干嫌な予感がして行ってみたら案の定オープニングで散々目にした
あのカジノでした。たくさんいた一般人も冴検事の「認知上の人間」で現実世界の人間では
ないとのこと。ふーん、じゃあやっぱりあそこは現実じゃなかったのか。

あれ?でもジョーカーが確保されたときって怪盗スタイルじゃなかったっけ?
とするとあの警官たちはパレスの中に入ってきてたってこと?

まあその辺の疑問はもう直ぐ明かされるだろうからとりあえずおいておくとして。
カジノの中は全体的に暗く、ネオンやディスプレイがちかちかしてて、おまけに常に
カードがひらひら舞い落ちている演出のせいかすげー目が疲れました。

ダークゾーンはダークゾーンでマップがないせいで迷いまくったし・・・
(片手を常に壁に触れながら進んでいこうとしても不意に起こるアクションのせいで
自分がどっちを向いていたのかが分からなくなるのが困る)

正直今回はあまり楽しむ余裕はなくとっととクリアする方向で、ダークゾーンも自力で
脱出するのはあきらめてwikiのマップを見ながらやりました。それでも迷ったけど。

今回のパレスの仕掛けは、カジノらしくコインを集めて先へ進む扉を開くというもの。
まずハイレートフロアに行くのにコインが1万、支配人のところまでは更に10万。
しかしカジノ内のゲームは全て裏で管理されていて正攻法では絶対勝てない…と
およそ公明正大をモットーとする検事の精神世界とは思えない無理ゲーっぷりには
少々呆れましたが、もしかしたらこういう戦い方こそが検事のやり方なのかね。

裏技には裏技をということでハッキングを駆使して逆にいかさまを仕掛け、ようやく
10万集めたところで必要枚数を100万に引き上げる往生際の悪さには逆に笑ったけど。
まあそれも明智の機転…というか悪知恵のおかげで事なきを得ましたが。

てか今回のパレスでは最初から最後まで明智が有能すぎて嫌になる。
カジノでの逆いかさまの提案や認知の扉を開けさせる手際までは、彼らたちだけでも
何とかなりそうな内容でしたが、ラストのコイン100万枚を集めた手際は…たぶん明智
じゃないとできなかっただろうしなあ。あーやっぱコイツ気に食わない。

そしてオタカラルート確保後の予告状のタイミングを期限直前に決めたのも明智。
そりゃ確かに「例のシーン」の時期が決まっている以上、予告状を出すのもそれに
あわせなければならないだろうとは思ってたけど、それを指示したのも明智なのかぁ…。

てか「冴さんは警戒しているに決まってるからもっと直前のほうがいい」とか、
もっともらしいのからしくないのか良く分からない言葉に、本来真っ先に疑って然るべき
真があっさり引っかかっているのも泣ける。もう少し警戒しようぜ怪盗なんだから。

てか明智が黒幕サイドの人間だったと仮定すると、怪盗団を確保するために「異世界」と
いう理由を使うわけにも行かないし、かといってあんな写真じゃ証拠にはならない。
そう考えると彼らの犯行を現行犯で捕らえるのが一番簡単で確実ってなわけで。

あとは警察関係者に「19日に怪盗団が霞ヶ関に現れますよ」と報告すればいいだけ。
うーん、ちょろい、ちょろすぎるぞ怪盗団。

うーん、本当にこのまま一方的に操られたまま確保に至ってしまうのだろうか。
できればここまで予想した上であえて罠にかかった、という展開を期待したいんだけど。
結局捕まって尋問受けているから無理そうだよなあ…残念。



■怪盗クロウ

認知世界での明智は長いくちばしを持つ赤い仮面、そしてまるで「王子様」のような
白一色のスーツとおよそ怪盗らしくないスタイル。イメージは烏と言うよりだが。

なおペルソナは巨大な弓矢を持つロビン・フッド。
ラスト加入だけあって初期レベルも高いものの、スキルは光闇万能系、しかも単体のみと
P4無印の直斗を髣髴とさせる微妙さ。てか探偵キャラってみんなこうなのかね。

総攻撃後のキメポーズが妙にリズミカルな上にノリノリなのは笑いどころ…でいいのかな。
もしかするとこのシーンの彼こそ何を取り繕うこともない素顔の明智なのかもしれない。



■コープMAX

主人公が確保されたあとの彼らとの関係がどうなるか分からないため、今のうち
できる限りMAXにしておこうと奔走するジョーカー。

11月3日にダメ寅、4日に千早とコープMAX、5日にメメントスでコープ関係の
リクエストを一気に消化し、ゲームキングと一二三と大宅のコープをMAXに近づけ
ついでにベルベットの双子のコープもMAXに。

その双子はランク8までは情緒不安定だったものの、最後になってようやく自分たちが
「力を司る者」であることを思い出したらしく、何かすっきりした雰囲気になって終了。
結局リストを書いたのはジョセフィーヌだったらしいが一体なぜそれを忘れていたのか、
カロリーヌの意味深な言葉は一体なんのことなのか、多分その辺の答えは物語の終盤か、
下手したら2周目にならないと分からないのかもしれないけど。

「アルカナとは旅路である
 ”愚者”が数字の順に遍歴をたどり、
 途中で”死”すら乗り越えて
 最後は”世界”を手にする…」

はたして今回の主人公が手にするのは、宇宙か、世界か、それとも…?



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というわけで今年のP5はここで終了。

結局OPの場面までたどり着けなかった…いや頑張ればそこまで行けたかもしれないけど
それやってしまうと完璧徹夜コースになってしまうためやむなく断念。
ちなみにこの時点でもう100時間越えてますしね!
せめてダンガンロンパ発売までにはクリア…できないだろうなあ…

それでは良いお年を。




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