週刊少年ジャンプ44号感想

月が綺麗ですね＠常盤です。


昨日は中秋の名月で今夜はスーパームーンだそうです。





何か描こうと思ったが何もネタが思いつかなかったので前に描いたやつを貼る


シルバーウィークは本当に何の予定もなかったので、キルラキルの残りを見たんですが
いやー本当に最初から最後まで王道の少年漫画でしたね。見てて恥ずかしいくらい。
まあ前半は「王道の少年漫画パロディ」みたいな、どことなく嘘くさい感じだったけど
後半はキャラがきちんと自分の意思で「王道の少年漫画」をしてたのが良かったです。

個人的には縫くんとヌーディストの存在がとてもいい味出しててＧＯＯＤ。
彼らが熱くなりすぎる場を狂気的なツッコミや変態的なボケで適度に冷ましてくれた
おかげで、ああこれはギャグ漫画でもあるんだと安心させてくれました。
まあ結局最後は置いてけぼりだったけどな！


一方であまりに冷めすぎてどうリアクションしたらいいか分からないのがアルペジオ。
主人公もヒロインも淡々と物語の筋書き通りに動いているという感じで、
気づいたら勝っていて、気づいたら敵が寝返って主人公ハーレム状態になっていて、
気づいたらなんか終わってた。あれ、クライマックスどこいった！？

キルラキルとは別の意味でキャラや展開に着いて行くことができない作品でした。


そんな私にオススメのアニメありませんかね、今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ44号感想■■■

【巻頭カラー】『ハイキュー！』

■堅実に見えて大胆

菅原さんのアレはノヤっさんを信頼してるからこそのところもあるんだろうなあ。
同じことを影山がやると負けず嫌いと取られるのに菅原さんがやると頭脳派と
呼ばれるこの差はなんなのか、やはり日ごろの行いと人徳か。

それよりも今週は潔子さんの行動にドキドキしっぱなしでした。
あれは緊張している菅原さんをリラックスさせようと意識的にやったものなのか、
それとも無意識に握ってしまったものなのか。冷静に応える彼女のリアクション
からはどちらなのかよく分かりませんでした。

てか最近しっかり読んでないから知らないのですが、
潔子さんって誰か･･･というか菅原さんとフラグとか立ててんの？

『暗殺教室』

■負け犬コンビ

ああ、あの二代目って本当にあの「二代目死神」さんだったのか。

しかし柳沢教授も懲りないね。あれだけ反物質には保管方法が重要だとわかったのに
結局実験動物を変えて同じの作るだけとか･･･いやむしろ脳波が安定してない分、
殺せんせーよりもよっぽど危険なものを作ってどうすんの。また暴走するぞオイ。

一方の二代目さんは以前の登場時から予想されていたものの、やはり本質的には
「初代に認められたいだけの子供」だったことが改めて明らかになり、一気に
恐ろしい怪物から可哀想な少年にまで読者の印象が変わってしまう結果に。

これが吉と出るか凶と出るか。
ネウロ時代の松井先生ならどこか物悲しいビターなエンドも期待できるけど
暗殺教室となるとみんな幸せベタ甘なハッピーエンドしか想像できないのが辛い。

『ONE PIECE』

■サンジは生け捕り

何だかんだ言って毎回閑話は面白いんですよねワンピは。
その間でしか世界や話が広がらないんだから当然と言えば当然なのかもしれませんが。

で、サンジは生け捕りのみというのは久しぶりに気になる展開。
まあサンジの事だからどうせしょーもない理由だとは思うけど。

『左門くんはサモナー』

相変わらず最後の展開以外は本当に胸糞悪いなこの作品。

最後は必ず助けてくれるところと、彼女の天使っぷりにペースを崩されるところは
なかなか悪くないと思うのですが、そこに至るまでの不快感が半端ねえ。
１話２話とも同じような展開だったから、次回はもう少し違うパターンを希望。


さて、１話の時点からその類似性が指摘されているネウロと弥子との関係ですが、
決定的に違うところは、ネウロには弥子を守らなければならない理由が存在するが、
左門くんにはそれがないというところですかね。あと弥子はネウロを信頼してないけど
天使ヶ原さんは左門君のことを無条件で信頼している（いろんな意味で）ところかな。

まあ別に同じにする必要はないし、むしろ違ってた方がいいのですが、
そのせいで左門くんが天使ヶ原さんを守る理由に説得力がないというのも事実。
あとで理由が明らかになる可能性もありますが、だとしたら早くしてほしい。

あと個人的にはもう少し悪魔の造形というか造詣を頑張ってほしいですね。
ブーシュ・ヤンスタとかグレムリンとかはそれなりに凝っているのに、敵として
出てくる悪魔はただ黒い人型に角を生やしただけとか手抜きにも程がある。

･･･それともこれは左門くんの手を介さない悪魔との差別化なのでしょうか。
となるとこれも前述の理由付けと同様、早く種明かしが欲しいですね。

私がこの作品をあきらめてしまう前に。

『背筋をピンと』

やっと…やっと彼らが人前で踊ってくれた･･･！

無事連れてきたつっちーの髪をくしゃってやる先輩も、全てを分かったうえで
彼女の肩を支えてくれてる先輩も、そんな彼らを盛り上げるバンドメンバーも
何だかんだ言ってノリのいい観客も（そっちは前の先輩方が盛り上げてくれた
おかげだと思うけど）みんなあったかくてなんだかとても幸せな気分になれました。

何気に大会編からずっとフラストレーション溜まってたからなあ。
勢いで告白しちゃったのがどうでもよくなるくらい今週はすっきりしました。

『BLEACH』

なんかもうすっかり子煩悩なツンデレじゃねーかマユリ様…！
先週ザエルアポロ様が言ってたのはそーゆーことじゃないと思うんだけどなぁぁ！

･･･マユリ様が楽しそうだからまあ、いっか。

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今週は以上


もう少しで９月も終わりか…とすると一人暮らし始めてからそろそろ１年になるのか。
と言っても土日はたいてい実家帰ってるからあんまりそんな気がしないんですけど。

家賃やら光熱費やら食費やらと実家にいたころの何倍も金がかかりますが
こうやって自分の趣味の時間を思いっきり過ごせるのは何にも代えがたい贅沢です。
（あまりに自由すぎるせいで少々の不自由を求めて実家に帰るという本末転倒）



それでは。