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週刊少年ジャンプ42号感想 [WJ感想2015]


ねこばばー!@常盤です。


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刀これイベントは18階にて断念したため、実は微妙に嘘だったりする。
でもまあ彼をメインで使わなければならない仕様(彼を入れていると小判ボーナス)のため、
結局彼だけがメキメキと成長しているので、あながち間違いではない。


さて、以前から気になっていた「ベイマックス」を見ました。
舞台が日本というよりは「アメリカ人の空想の中の日本」という感じで
サンフランシスコやら香港やら大阪やら混ざっていたのはご愛嬌。

もっちもちのロボットと兄を亡くした少年とが心を通じ合うハートフルな物語かと
思ったら(いやもちろんそれもあるのですが)なぜか仲間たちと力を合わせて戦う
戦隊ヒーローものになっていて、でも最後はきちんとハートフル。

ラストのアレはロボットもののお約束とはわかっていてもちょっと泣けました。


映画館で観ておけばよかったかな、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ42号感想■■■

【巻頭カラー】信歩の将棋ものの歩』

■おかえりなさい池沢先生

表紙見て「BOY」の梅沢春人先生が戻ってきたのかと思ったら
「クロガネ」の池沢春人先生だった。

じゃあ梅沢先生は、と思って検索してみたらグランドジャンプ(初めて聞いた)で
『妖怪伝奇 Roku69Bi -ロクロックビ-』という作品を連載中らしいですね。

内容は分かりませんが、相変わらずロックなようで何よりです。



■将棋漫画

前作が一般人に幕末の剣豪の霊が宿る、という内容で某碁漫画のパク…オマージュ
だとか言われてたのに今度は将棋漫画ですか。何でそんな自ら進んで地雷を踏んで
歩くような真似するんですかね池沢先生は。いやまだ読んでないけど。

しかも今回もまた有段者の中での初心者って…何だかなあと思いながら読んでいた
のですが、後半の詰め将棋が始まってからの展開は素直に面白いと思いました。

序盤のイライラするくらいの主人公の性格や行動原理も、最終的にこの展開に
帰結するためだったというのは上手い構成でしたし、周囲の仲間たちも彼の事を
無駄にディスったりしないから読んでてストレスが少ないのがいい。

まあ今週ラストで信歩クンが「プロを目指す」なんて言ってしまったから、来週あたり
誰かが掌返してディスりまくる可能性もありますが、とりあえず第一話に限っては
悪くない展開だったと素直に認めようと思います。なんか悔しいですけど。

少なくとも「動体視力がいいから剣をかわせる」よりは説得力があったかと。




『暗殺教室』

中高一貫校だからてっきりほとんどが内部進学で、高校でも同じメンツだったり
するのかとばかり思ってましたが、どうやらほとんどのクラスメイトが学校の外に
出ていくらしい。まあE組だと内部進学はないらしいから当然と言えば当然か。

しかしまあこうしてみると改めてこの物語も終わりに向かって行ってるんだなあと
ちょっとさびしくもなりますね。本当に中学3年の1年間の話なのねこの作品。
残り作中時間で約2か月、ラストに向けての一波乱に一応期待はしています。

とはいえ、この受験編は今までの試験編の中でも一番失敗できないところなわけで
だから絶対にここでは失敗も妨害も入らないだろうことは予想できるわけで、
そういう意味では一番期待できないエピソードであるわけで。

何というか、まあ、あれだ、早く終わって次行こうぜ。




『食戟のソーマ』

えーと、今週のソーマ並に今の状況が理解できてないんですが。

要するに現十傑の離反により何故か学園のトップがすげ変わってしまったという
展開でいいんですかね。今更ながら無茶苦茶だな、遠月学園。

そもそも毎年のように頭がすげ変わる(しかもどんなに長くても3年しかいない)
十傑に学園のトップの任命権まであるって時点でおかしいわけですが、
逆に考えると今週ラストで「新しい王だ」と偉そうに宣言したお父様も、これからは
えりな含め十傑の顔色を窺って行かなきゃいけない立場となるわけで。

どう転んでも道化にしかならないお父様の運命やいかに。




『銀魂』

喜々さまの一番の欠点は「自分で動きすぎること」だと思います。

新政権樹立後一番最初に読者の反感を買うことになったキャバクラのアレでも、
近藤奪還作戦において出しゃばりすぎて台無しになったアレやコレとか、
もっと遡ればあの時もあの時も無駄に前線に出てきては殴られてみたり
買わなくてもいいはずのケンカを買ってしまったりしてたよなあ。

自ら陣頭に立って部下を導く、という意味では茂々さまと変わらないはずなのに
その結果は正反対、やはりこれが人望の差という奴か。




『背筋をピンと』

わたりちゃんのあがり症エピソードはもっと深刻なものかと思ってたけど
意外と普通な内容でホッとしました。
…と思っていたら後半の展開のための伏線だったみたいでなにこれ怖い。

それまでの文化祭の描写が平和そのもので、ようやく彼らの努力の成果を
クラスメイトやら大勢の人たちにお披露目できるかも、と期待していたところ
だったのでこの展開はちょっと胸が痛い。がんばれわたりちゃん!

そして彼女が辛いときに一番傍にいてあげてほしい主人公にまさかのモテ期到来。
まあこの作品の事だからなんやかんやあって上手いこと落ち着くだろうという
信頼はしてますが、やっぱり胸が痛い。ああもうがんばれつっちー!

なんかもうリア充爆発しろという前に思わず応援してしまうんだよなあ、この作品って。




『BLEACH』

■被造死神ネム

アイギス然りベイマックス然り、こういうプログラムでしか「感情」を持たないはずの
存在が初めて自由意志で戦うって展開には弱いんだよなあ、

しかしマユリ様がまだ作中に登場する前からすでにネムを特別な存在であると
認識していたのはちょっと予想外でした。意外に子煩悩だったのねマユリ様。




【最終回】『デビリーマン』

■君とどこまでも

先週までの問題が全て解決してイイハナシダナーで終わったかと思ったら
ラストでまさかの心中落ち。後味わるいったらありゃしねえ。

しかし結局最後まで和クンの正体は分からないままだったなあ。
いやもういっそ親に見捨てられた可哀想な少年のままでも良かったんだけど、
それでも何であれだけの胆力を持ち合わせていたのかの説明もなかったし。
(もしすでにあって読み飛ばしてただけだったらごめんなさい)

読切の時は彼は実は天使で、連載版ではどんな形でそのネタバラシがされるのか
何気にそれだけを楽しみに読んでいたところがあったのですが・・・残念です。
まあでも最後のアレで彼は本当の「天使」になってしまったともいえるわけで
最終的には元鞘めでたしめでたしといったところなんじゃないですかね、あはは。

あはは…



■巻末コメント


明日から何しよう
思ってたほどやりたいことがない
やっぱり漫画描きたいな<健太郎>


福田先生の次回作には期待してます、割とマジで。




- - - - - - - - - -


今週は以上


そういえば先週でレディ・ジャスティスが終わってたんですね。
感想書くのすっかり忘れてたわ…というわけでここで一言。

きちんとエロが描けるようになってから帰ってきてください。


それでは。



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コメント 4

オチョナン

>ものの歩
「梅沢春人先生が戻ってきたのかと思ったら~」
名前が似ているからよく間違えられますよねこの二人。

>『妖怪伝奇 Roku69Bi -ロクロックビ-』
内容はろくろ首が主人公の妖怪マンガですが、
扱うジャンルが変わっても根底にあるロックの精神は全く変わってないのがさすがの梅沢クオリティ。

>食戟のソーマ
もうあの「おはだけ」は見られないのか…

>デビリーマン
これやっぱりマドギワーが和クンを喰っちゃったんですかね?

>レディ・ジャスティス
「きちんとエロが描けるようになってから~」

もうエロは辞めさせたほうが…

ジャンプ感想とは関係ないですが、
ダンガンロンパの新作が発表されましたね。
by オチョナン (2015-09-15 21:56) 

常磐

オチョナン様
>妖怪伝奇 Roku69Bi -ロクロックビ-
首をネックに身体をかき鳴らしてロックを奏でるのでしょうか

>ソーマ
ジジイがはだけるのとオヤジがはだけるのはどっちがマシなのか…

>デビリーマン
あらやだ卑猥

>レディ・ジャスティス
結局中途半端なエロ以外は何も印象に残らなかったので
次にどんなジャンルでと言われても浮かびません

>ダンガンロンパ新作
マジで!?
マジだった!
やったー!!!

コメントありがとうございました
by 常磐 (2015-09-16 20:17) 

真馬流

>ものの歩
これだけ反応に困る作品って何時ぶりだろう(汗

>暗殺教室
作者視点からすると『必要な過程』を順番にこなしてるだけなんですけどね、それでも読者視点だとそろそろ何かしらの変化が欲しい所。

>ブラッククローバー
今回の襲撃犯の目的って『魔法騎士団の足止め』だと思うんですよね

魔法帝も敵の目的が自分の抹殺だと看破した上で既に王都とは別の場所移動していて今頃、三代目VS大蛇丸的な状況になってたりして。

>背すじをピン!と
あ~これは小学生には刺激が強過ぎますわ。

>ニセコイ
前作(ダブルアーツ)って「これから面白くなりそう」な段階で打ち切られてしまったために未だに一部でやたら絶賛されてますけど、では本当に面白くなったのか?と聞かれたなら多分、自分はNOと答えるでしょうね。

要約
この作者にバトル物は向いてない

>デビリーマン
ここに至るまでの過程(心理描写)も練ってあったんだろうなあ、というのが垣間見える良い意味で残念な最終回でした。

by 真馬流 (2015-09-17 19:24) 

常磐

真馬流さま
>ものの歩
作者の人間性や過去と今の連載は関係ないとはわかっているのですが
いかんせんそういう色眼鏡が避けられないのが自分でも残念です。

>暗殺教室
もう彼らには「受験」「卒業」「暗殺」の3つしか残ってなくて、
そのうち一つはもうやらなくてもいいもので
でも読者がみたいのはその一つなわけで
ここ最近の展開はそのズレっぷりが酷くなってる気がします。

>背筋をピンと
子供って残酷だよなあと改めて思いますね
多分相手の彼にとっては何気ない軽口か、もしくは照れ隠しなんだろうけど
彼女につけられた傷は深い。というわけでがんばれつっちー!

>ニセコイ
ラストが「な~んて全部嘘っぱちなんだけどさ~」の時点で
あのまま続いてもニセコイ同様そらっとぼけたハーレムになるのは確実でしたね。

>デビリーマン
少なくとも最後に読者に強烈な印象を残してやろうという気概は伝わりました。
読切との設定変更について何か語られることがあるならコミックス買います。

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2015-09-21 12:33) 

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