週刊少年ジャンプ33号感想

バケモノの子見てきました＠常盤です。


すごい楽しい２時間でした。

基本的にバトルメインで（これ重要）、真面目なシーンでもどこかアホっぽくて
スピード感があるのに意外と疲れない。でも目が離せない、そんな不思議な映画。
（バトルメインの映画って大概疲れるんだよなー、あと途中で醒めやすい）

声も･･･ヒロインはちょっと微妙かなと思ったけどそれ以外はスゲー良かったしなー。
豚さんがリリーフランキーだと知ってビックリだわ。いや私がリリーフランキーの
何を知っているかと聞かれたら何も知らないんだが。てか自然すぎるだろあの声。

ただラストがなあ…いやアレはアレで双方幸せなハッピーエンドなのはわかるんだけど
個人的にはもうちょっと違う道もあったんじゃないかと思っちゃったんですよね。
まあ時かけやサマヲの例でも分かるようにこの監督は最後はちょっと物哀しいというか
満場一致のハッピーエンドにはしたくないみたいだからある意味納得なんだけど。

てかもう何度も書いたと思うんですけど、私この監督のワンピ映画「オマツリ男爵」が
大好きなんですよ。話の展開上仲間割れシーンがあったり、絵がちょっと独特だったりと
ファンからの評価は微妙のようですが（まあワンピじゃなくてもいいよねって話だった）
あれもルフィサイドはハッピーエンドなんだけど、敵方がとにかく気の毒だったっけ。


もう一回くらいは見る予定、今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ33号感想■■■

【新連載】『ベストブルー』

■お久しぶりです平方先生

作者はキルコさんで一部の読者に熱狂的に支持された平方先生。



pixivやtwitterなどで一時期は爆発的な人気で描かれまくったものの
それがアンケには直接つながらないのだという好例となってしまった作品でした。
私も内容は悪くなかったという印象だけは残っているのですが、おっぱいとゲス先輩
くらいしか覚えてないので、やっぱり最終的には印象が薄いのが敗因だったのかと。

その反省を受けた（？）のか今作はいっそ潔いくらいの男ばっかり。

いや、うん、その心意気や良しとは思うんだけど、読者が平方先生に求めているのは
そっちじゃないんじゃないかなとちょっと心配になるんだけど･･･まあ可愛い女の子に
定評のある某アニメ制作会社が男ばっかの競泳アニメ描いてヒットした例もあるし、
世の中何が受けるかなんてやってみないとわからないしな、というのが第一印象。



■本編

で、実際に読んでみたら意外と悪くなかった。

表紙のイメージからよくありがちな一話かと思いきやコーチと生徒の関係で
方や指導員はおろか部員もプールすらもない田舎者、方や怪我で夢を絶たれた元選手と
くっそ重い現実の割には意外とカラッとしてて読みやすい。うん、なかなか悪くない。

内容的にも爽やか・いいヤツ・青春モノとここ最近のジャンプスポーツモノの要所は
おさえてあって堅実な作り･･･とそんな小難しい分析は置いといて結構面白かった。

ただジャンプで受けるかどうかという点に関しては本当にわかりません。
っていうかわかってたまるかそんなん。でもまあ先週の次号予告で見た死臭に比べれば
今は少しくらいは行けるかもしれないくらいの印象にはなりました。

次回は勝負の２話。さてどうなることやら。

『ONE PIECE』

どこかで「藤虎の土下座は政府直下の王下七武海の弱体化を狙う意図があった」
という意見を見て成程と思ったのですが、どうやら普通に義憤に駆られての行動だった
だけのようですね。スモーカーといい青キジといい、思い通りに動かない部下を持つと大変
だよなあ赤犬さん。クビにしようにも下手に強いから野に放つわけにも行かないし。

いまだに世界政府と天竜人と海軍と七武海との関係がよく分かりませんが
最近結構どうでもよくなっている自分がいる。

『暗殺教室』

■渚とカルマ

扉ページの背後にいるバケモノがお互いがイメージしている相手の本性なのかね。

先週までは始まったきっかけがきっかけだけにこのまま険悪で終わるんじゃないかと
危惧していた二人ですが、なかなかどうして似た者同士だったｗ

またどっちが勝っても負けた側は納得できないんじゃないかという不安もあったものの
結局のところ彼らは「暗殺」という括りの中で自己実現を果たしてきたわけだから
仲直りも今後の進路もやっぱり暗殺の中で見出すしかなかったってことなのかな。

まあ今の二人はそんな事なんて考えちゃいないんだろうが。



■乱歩と松井先生

前クールの暗殺アニメの流れで「乱歩奇譚」というアニメを見始めたのですが、
これがなかなかサイコで面白かったです。てか暗殺最終回と連続して見たせいか
主人公のコバヤシ少年が渚クンとダブってしまって困る。いやヤバいのは
圧倒的にコバヤシ少年の方なんだが。何あのイカレ美少年探偵、要素盛りすぎ。

てかシックスの人間椅子の元ネタって乱歩だったのね。
それ以外も何となくネウロっぽい･･･というか、ネウロが乱歩オマージュなら
むしろネウロの方が乱歩っぽいと言わなきゃいけないのかもしれませんが、
この雰囲気でもっかいネウロをアニメ化してくれないかなあと切に願う今日この頃。

まあまだ暗殺２期もあるし、良い原作なら時期に関わらずアニメ化されるのが
最近の傾向みたいだし、期待はしないが希望だけは失わないようにしておこう。

『銀魂』

佐々木異三郎、落つ。

いや彼の事だから今後サイボーグとかになって復活するかもしれないなあ。
あるいは謎の松陽さんのようによく分からない存在となって甦るか。
それくらいここ最近の銀魂の死ぬ死ぬ詐欺は凄すぎる。

しかしなんだかんだと暗躍してた印象ですが、彼の行動を思い返してみると
結成当初の真選組を助け、攘夷組のあれやこれやを見逃し、今回もよく分からんが
ここにいる全員を助けるために尽力してたようだし、何だただのいい人じゃん。

『レディ・ジャスティス』

９話にして最下位かあ･･･そんな予感はしてたけど、予想より速かったね。
そういえばここ最近は１０話終了作品というのはなかなか現れませんでしたが
もしかしたら久しぶりの突き抜け作品となるのでしょうか。別に望んでないけど。

あ、内容についてはなんかもう脱ぎっぷりを楽しむ作品でもなくなってしまって
普通によくある打ち切り間際の展開だなあという感想しか浮かびません。

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今週は以上


今週に入ってから急に暑くなってきて既に夏バテ気味です。
帰宅してからエアコンフル稼働させても西日で上がった室温はなかなか下がらないし。
てか室温36.2℃って人肌じゃねーか、包まれるのは優しさだけで結構だよ。


それでは。