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週刊少年ジャンプ50号感想 [WJ感想2014]


絶対絶望少女は第一章までクリア@常盤です。


って、クリアするまでに18回ほど死んだけどね!(難易度ノーマル)
ただでさえアクション苦手なのに照準が合わせづらくてもうやだこれ。
これでもまだ1章だからヌルい方なんだろうなあ…本当にクリアできるんだろうか。

まあどうしても駄目ならジェノさんに頑張ってもらう(イージーモード)予定ですが。
コンティニューで何とかなる限りはノーマルモードで頑張って行こうかと。


0922.jpg
笑顔の素敵な殺人鬼でぇす!


ところでこのゲーム、ジェノさんはもちろん腐川さんまでもがめちゃくちゃ頼れる存在に
なっててちょっとびっくり。主人公であるこまるちゃんが見た目よりかなり頼りないせいで
余計そう見えるのかもしれませんが、事あるごとに弱音を吐く彼女を叱咤激励し、
苦手とする血や暗闇も頑張って乗り越えようとしている姿は見てて応援したくなります。

そんな彼女を見ていたら無性に前作がやりたくなって、ダンガンロンパの2章と最終章
をやり直してて気づいたのですが、そういえば前作では腐川さんだけが「希望」への
意思確認を済ませてなかったんですね。いやジェノさんも「彼女」ではあるし、
もし腐川さんがその場にいたとしても同じ決断をしただろうから別にいいんだけど。

苗木くんはいつ出てくるのかなあ、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ50号感想■■■

【最終回】『NARUTO』

■巻頭カラー&最終回オールーカラー

開始から15年間、終盤はちょっと掲載順も下がり気味ではあったものの、最終回の今日まで
ワンピと共にジャンプの三大看板の一枚として走り続けてきた作品、それが終わるという
のは寂しさというよりも何か強烈な喪失感を感じますね。

ここ数年ろくに読んでもおらず感想もスルーしているお前が言うなと言われそうですが
例え読まなくても常にそこにある安心感といいますか、ページをめくればそこにあった
ものが来週からもうないというのはやっぱり物足りないよなあ。

まあ始まりがあれば必ず終わりがあるわけで。
まだまだ終わる気配の見えないワンピも、終わる終わる詐欺と呼ばれているブリーチも
そもそも終わるイメージの見えないこち亀だってきっといつか終わる日が来る。

それだけの話なんだけど、やっぱり寂しいこた寂しいですね。



■それぞれの結末、それぞれの未来

・・・と言っても今週の内容についてはほとんど語る言葉を持たないけれど。

とにかく二人の因縁が綺麗に片付いて、初期の仲良し(?)七班に戻ることができた
ということは何となくわかりました。もちろん二人の片腕はなくなってるし、お互いの
立場も当時とは全く変わってしまったために「元通り」とはいかないのですが。

で、結局のところ「愛と友情はすべてを乗り越える」という結論でよろしいのかな。
オールカラーの「その後の話」に関しては組み合わせがちょっと意外だったくらいで
内容的には多分こんな感じで終わるんじゃないかなあと思われていた内容そのまま
だったので特に感想はないです。ナルト息子の落書きのワンピドクロが、
尾田先生からの激励への返信みたいでちょっとホロリと来たくらいか。

何はともあれ、万事解決のハッピーエンド、岸本先生お疲れ様でし…


新編NARUTO短期集中連載決定!


って終わらないのかよ!!!
あ、いや別に嫌なわけじゃないんだけど、せっかく綺麗に(たぶん)終われたのに
まだ終わりじゃなかったとか言われてもちょっとなあ・・・

まあね、ジャンプ編集部としてもまだナルトを手放したくないという気持ちは分かるし、
岸本先生も最終回を見る限り本編はともかく番外編とかはまだまだ描き足りない印象を
受けたし、読者としてもまだ読みたい人は多いだろうから別にいいんですけど。

ぶっちゃけ、岸本先生のNARUTO以外の作品って微妙だったしな…




『ONE PIECE』

■扉絵

ちょっと前からツイッターで話題となっていましたが、背景の最初の文字を続けて読むと
「ナルとおつかれさんでした」と読めるとか、ナミの服の柄が木の葉のマークだとか、
後ろ姿のキツネにナルトのマークがあったりとか、ロゴのOやIがナルトのマークだとか
そもそもルフィの目の前で骨付き肉を食っているヤツどう見てもナルトだろとか

まあそんなこんなで、巻末コメントとも併せて15年間共に戦い続けてた戦友への
激励のメッセージがそこかしこに見られるのがいいですね。

岸本先生も一番目立つ最後のタイトルロゴにワンピのドクロマークを描いてたし、
やっぱりなんだかんだ言って看板作家同士何か通じるものがあるんでしょうかね。



■本編

で、本編ですが。
相変わらずコラソンよりドフラミンゴの方に共感してしまうのはもうどうしたものやら。

だってコラソンって普通に裏切り者じゃないですか。
でもドフラミンゴはそんなコラソンを信じてたんですよ。
そんな裏切者をドフラに代わってヴェルゴが殺ろうとするのは当然の話で。

むしろその後(オペオペの実を狙ってにせよ)ローを仲間として迎え入れた
ドフラミンゴの懐の深さに感心こそすれ憎む気持ちにはなれないわけですが。

尾田先生はこの回想でドフラをどうしたいんだろう、同情させたいなら成功だけど。
多分この後(再びドフラを裏切った)ローとルフィの手によって敗れるんだろうなと
思うと、ちょっと・・・いやかなり可哀想な気もするし。

この戦争の引き金となった王位の簒奪もスマイルの製造もカタギとしてはアウトだけど
彼の立場が王下七武海の「海賊」であることを考えれば全然普通だしなあ。


コラソンさんの末路にはこれっぽっ地も興味はわかないけれど、
この回想で読者のローとドフラへの感情がどう変わっていくのかは興味深いですね。
すでにドフラ派になった読者も多いんじゃないだろうか。少なくとも私は。




『ヒーローアカデミア』

敵に回すとうっとおしいが、味方に回すと頼もしい、それがかっちゃん。

とはいえ生徒たる彼らがいる限り、オールマイトは彼らを守りながら戦わなければ
ならないわけで、これが果たして吉と出るか凶と出るか。

ぶっちゃけ、デク君に個性を受け渡した時からずっと死亡フラグを立て続けている
ような人だしなあ・・・いい死に場所を探しているようにさえ見える今日この頃。




『暗殺教室』

もうすっかりナレーターキャラとしてポジションを獲得している進藤君に噴いたw

学秀くんの「早い・安い・味はそこそこ」のファーストフードに対して
E組の山中の豊かな食材で作ったスローフードで対抗というのはまあ王道だよね。
王道すぎて陳腐な結果しか予想できないので、それを外してくれることを期待。




【特別読切】『GARDEN』

時は近未来、突如発見された人食い花「ヴィスカー」により文明社会は崩壊した。
人々は今を生き延びるために感染者を隔離し、シェルターに閉じこもって生活。
そんな中、植物博士の娘と元軍人の男はいろいろあって世界を救うために立ち上がる。


とまあ、世紀末系の作品としてはそこまで目新しい題材や展開ではありませんが、
そんな絶望的な世界観を描けるだけの画力と、少年誌らしからぬグロ描写で一気に
読ませた感じ。私は好きだけど、明らかに青年誌向けだよねこの画風と作風。
(以前アフタヌーンで連載してた「EDEN」のナントカウイルスを思い出しました)

とはいえ古くは「アウターゾーン」や「マインドアサシン」とかいった、ちょっと生々しい
エログロ作品もなかったわけじゃないですし、たまにはこういうのもありなのかな。
でももし連載になるならもう少し明るい感じのがいいなあ・・・たしかNEXTとか何かで
友達のいない天才発明家の話描いてた人ですよね、そっちの方が連載向きかも。




『ワールドトリガー』

あれ、オサム君生きてたのか。

てっきり誰かの黒トリもらって復活パワーアップという展開かと思ったが違ったか。
まあオサム君は弱いところを知恵と勇気と工夫で乗り切るってのがいいところなんだし、
下手に強くなって没個性になるくらいなら弱いままの方がいいのかもしれない。

メガネをはずした彼がしばらく誰だか分からなかったのは内緒です。




『BLEACH』

シュテルンさんたちは戦って斃れて陛下に吸収されることが望みなんじゃなかったの?
ジジとかが普通に「死にたくない」と嘆いていたり
モヒカンさんが「ふざけるんじゃねーぞ」と憤ってみたりなんかもうよく分からん。

まあでも陛下の立場で考えてみれば、いま下で遊んで…じゃない、戦っている奴らより
この場で自分の盾になる仲間を強化したいと思うのは当然の話だよね。
そういう意味では陛下は究極のゲーム脳なお人なのかもしれない。




【最終回】『ヨアケモノ』

そしてナルトの影でこちらもひっそり終了か。
まあナルトの前じゃどんな作品でもひっそり終了せざるを得ないだろうけど。

しかし結局、何が描きたいのかよく分からない作品でしたね。
幕末ネタで新選組を出しておきながら、物語の中心は獣化した男たちとの戦いだけ・・・
それなら別に新選組じゃなくてもいいじゃん。坂本とか何しに出てきたのか分からんし。

あと同時期に銀魂が真選組や高杉関連で盛り上がっていたのも痛かったですね。
そもそも地力が違いすぎるから勝負にもならないのですが、題材が似ているから
どうしても比較してしまう・・・そしてあまりの落差に失望する、その繰り返し。

まあでも絵は新人の中ではかなりいい方ですし、いい原作が付けば化ける可能性は
あると思うので、次回作には期待しておきます。ひとまずお疲れ様でした。





- - - - - - - - - -


今週は以上。


次号からもう新連載か…ナルト終了の余韻に浸る間もないなw

新連載3つの中では2番目のエロボット連載決定に一番びっくりしていたり。
いや嫌いじゃなかったけど連載となるとちょっとなあ…相当設定変えなきゃ無理でしょあれ。

1番目の卓球は主人公にあまり好感が持てるタイプじゃないのがネックだったので、
連載版でそこがどう改善されているのかが第一話の見所ですかね。

そして「学級法廷」から漂う凄まじいバクマン臭。いやバクマンそのものというよりも
「バクマンの作中作」と言った方がいいだろうか、てか実際そういう作中作あったよね、
確か七峰くんの処女作「シンジツの教室」がそんな感じの作品だったような。

まあでもNARUTOというジャンプの大看板が抜け、部数減少は避けられないなか、
編集部としてもなんとか新しい看板になれる作品をと必死なんだろうなあ。
(暗殺とかソーマとか、最近では相撲やヒーローなど期待できる作品は増えてきたけど
それがナルトに代わる新しい看板になれるかというと正直ちょっと難しい気がする)


最後にもう一度、岸本先生お疲れ様でした。


それでは。



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