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週刊少年ジャンプ50号感想 [WJ感想2013]


田中眼陀夢くんが好きです@常盤です。


スーダン2は第3章の学級裁判直前まで終了。

1よりも推理の難易度もアクションの難易度もかなり上がっててかなり苦戦してます。
特にアクションの方は反論ショーダウンだのロジカルダイブだの…あ、また死んだ。

しかし今回は前作に比べて哀しいお話が多い気がしますね。いや前作が哀しくなかった
わけじゃないんですが、前作よりも登場キャラの好感度が高めなせいか、被害者は
もちろん、加害者も死なないでほしいなあって思うキャラが多くて辛い。
(いや前作のキャラが死んでもいいとかそういうわけじゃないですよ?)

前作が閉鎖空間でお互い疑心暗鬼の中、いつ誰が死んでもおかしくない状態だった
のと比べて、今回は開放的な南の島で、直前までみんなで楽しくパーティしたり花火
したりと、とてもコロシアイなんて起こりそうにない状況からの落差もその一因かも。

また今回はコミュ…希望の欠片集めが結構いい話が多いんですよね。
なので日常編の終了で死亡が決定したキャラはいったんその章の最初まで戻って
彼ら(彼女ら)との絆を目いっぱい深めてから学級裁判に挑んで絶望し、裁判後は
犯人との絆を深めてまた絶望し…なにこの絶望スパイラル超楽しい

ところで先週描こうと思ったけどやり損ねたネタ(でもまだ描きかけ)


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1のとき:あらなにこの人カッコいい
2のとき:あら…なにこの人…カッコいい…!


ちなみに鼻から上はほとんど変えてません、今週のジャンプ感想です。





■■■週刊少年ジャンプ50号感想■■■

【巻頭カラー】『ニセコイ』

■表紙&巻頭カラー

基本的に巻頭カラーの作品は(ry
でもこの作品普段あまり読んでないので感想は(ry

なのでカラーの感想だけ書きますが、この表紙は手抜きなのか画風なのか。
つーかこの間のナルトといい、最近は赤線画に水彩の薄塗りが流行りなのかしら。
見開きカラーの方ほのぼのして可愛いけど、表紙は個人的に微妙でした。

あと関係ないけどアニメ鶫が普通に男顏でちょっとびっくり。
リボンをつけているということは多分女バレした後のはずだけど、
これからヒロイン化するというのにこんな男顔で大丈夫なんだろうか。

って、まあどうせ見ないと思うんですが。



■本編

かと思ったら過去編だった、良かったこれなら感想書ける。
とりあえず小野寺さんは中学時代から楽の事を好きだったということと、
小野寺さんは実は楽や千棘より成績が悪かったということが一番の驚きでした。

もしかしてちゃんと読んでる人には周知の事実なのかもしれませんが
何だか来週以降からの小野寺さんへの見方が変わりそうな気がします。

って、まあ多分読まないんですが(ラブコメとかあんまり好きじゃないし)。




『ONE PIECE』

800年の平和などたった一人の侵略者によって簡単に破られてしまう…という
尾田先生からの分かりやすい歴史講義でした。北斗の拳のナントカ国みたい。
そもそも戦って平和を「勝ち取る」のではなく金で平和を「譲ってもらう」という
選択をした時点でリク王はすでに負けてたんだろうなあ、いろんな意味で。

仮に100億払えたとして本当にそれで終わりだと思ってたんだろうかリク王は。
せめてその100億で今後のドレスローザの安全を守ってもらおうとかそういう
交渉すらせず、その取引を破ったらどうなるかという契約すらせず、ただ国民に
土下座して金を集めることしか考えないのは流石に…。

むしろよく800年ももったものですねこの国。

まあどう見ても窃盗犯の一族の存在を「妖精の仕業」と容認したり、どんなに貧しくても
平和でありさえすればいいという国民、王が土下座すれば平気で大金が集まるあたり
「平和ボケ」の一言では言い表せないくらい奇跡的なバランスで成り立ってたんでしょうね。
国民も国王も周辺の国もすべて善良であれば800年の平和も可能…なわけねーだろ!

いっそそれすらもドンキホーテ一族の仕業だと言ってくれた方が納得できそう。




『暗殺教室』

始まった当初は2週か3週で終わるかと思ったけど意外と引っ張るねこの話。
各階に待ち受けている徐々にランクアップしていく敵とか、普通にジャンプの
王道展開じゃないですか、あれ暗殺教室ってそういう漫画だったっけ?

しかし超大型のスタンガンを相手の首狙って躊躇なく発射するとか、
本物の銃を持つことでまず心配するのが成功できるかどうかというところとか
相変わらずE組の生徒は頼もしすぎて困る。

兵士や暗殺者に一番大事なのは技術などではなく「殺せる心」だそうですが
このE組の生徒はすでにそんなハードルは軽くクリアしている模様。

ああ早く渚クンの(暗殺者としての)活躍が見たい。




『斉木楠雄のΨ難』

先週のすれ違いも今週のわらしべ長者も彼の周囲だけを見ると面白いのですが
いかんせん彼以外の人間に迷惑をかけまくっているのがいただけない。
たぶんそのあと助けてあげたんだろうけど、物を元に戻しただけでは
失った信頼は元には戻りませんぜ斉木クン、さてどうしたことやら。

ちなみに最近一番動揺したのはブックオフで105円の本をレジに持っていったら
財布の中に103円しか入ってなかったことです。




『ハイキュー!』

いくら成長していたとしても全員がバラバラに練習してたらそりゃ噛みあわないよね。
個々の実力が上がってもそれに合わせた練習をしてないんだから。
あれだけ期待を持たせつつも決して一足飛びには進化させない、古舘先生はその辺
本当に丁寧に過程を描くよなあ、丁寧すぎてちょっとうずうずするけど。

次週は唯一特定の練習をしていない月島君の成長を描くようですが…
この遠征の間にきちんとチームプレイまで行けるんだろうか。

あとそろそろ山口にもいい目を見せてあげて欲しい、ほんのちょっとでいいから。



【読切】『TOTEM』

絵も物語も新人としては割といい方だと思うのに何故か目が滑りまくる印象。
何というか、展開の一つ一つが急すぎて何をやってんのかよく分からないというか、
「漫画として」上手くないんですよね、素人が初めて描いた漫画みたいな感じ。

ところで三つ頭の妖怪が女の子のスカートから首を出してるこのシーンが
ジジイが女の子のスカートに手を突っ込んでイタズラしてるように見えるのは
私の心が穢れているからでしょうか。



『ソウルキャッチャーズ』

■風を感じる男

4校のトップクラスが一堂に会するドリームチームで神峰がどういう指揮をするのか、
それに対して周囲はどういう反応をするのか、また演奏者は神峰の指揮をどう受け
止めるのか、といろいろなことが気になっていた今回でしたが・・・
意外にあっさり終わってしまいましたね、ちょっと残念。

まあ今回は刻阪のライバルになるであろう弾クンの紹介のための演奏だったと
いうことで仕方ないといえなくもないですが…うーん、やっぱりもう少ししっかりと
演奏シーンも描いてほしかったなあ、暴君と刻阪とカスミン妹と天籟のエースが
神峰の指揮で共演する
ことなんて今後何度もあることじゃないだろうに。

しかし神峰くんモテモテですね。確かに演奏者の心と観客の心を同時に把握して
最大の効果を出せるなんて指揮は神峰くんにしかできない芸当だもんなあ。
実力のある奏者ほど彼の能力を欲しがるのは当然かもしれない。

伊調クンも実力者ではあるものの、前回の指揮を見るにどんなサウンドも虹に
変えることはできても個々の実力を引き出すまでには至ってない
みたいだし。
演奏者にとっては神峰くんの方が「いい指揮者」なのかもしれません。

で、そんな言葉を浴びせられ、1話の時のようにへこまされるかと思った刻阪の心は、
逆に燃え上がり輝き始めました、なんという強メンタル。神峰とは段違い。



■刻阪姉登場?

そして読切版ではそのポジションをモコに奪われ、
てっきり存在自体を抹消されていたのかと思われた刻阪のお姉さん。

まあ読切版での「生活苦で疲れていたところにやっとできた婚約者に裏切られ、
失意の癒える間もなく交通事故に遭ってヴァイオリンが弾けなくなった」なんて
悲劇三重苦を味わうくらいならいっそ存在自体を抹消された方がマシですが。

もしかしたら時系列が変わっただけで、これから起きる事件なんてことないよね?



■ソウルキャッチャーズ・セカンドシーズン

それにしてもオジジイの願いに刻阪の決意、新しいライバルに先生の予言めいた
発言ときたら、これはとりあえず新しい展開へのスタートと考えていいのかな?

今までは短いサイクルで眼前の目標を設定しては回収してを繰り返す、良く言えば
展開の早い、悪く言えばいつ終わってもいいような作劇をしていましたが、
ようやく長めのスパンで目標立てられる程度の余裕は出来たってことなのかも。
まだCのない今は油断はできませんが、もしそうだったら嬉しい限り。

で、そんな新シリーズの最初の話は…まさかの合宿かよ!

合宿と言えば当然期待するのは温泉!恋バナ!新たな出会い!…なんだろうけど
この作品にそんな甘い展開を期待するのは間違っているんだろうな。
きっとアイシルのデスマーチやソーマのデスマッチ、DBの精神と時の部屋並みに
奏者が臨死体験するような厳しい合宿になるんだろう、そうに決まってる。

次週彼らが土嚢を担いで自衛隊の管弦楽団と一緒に行軍をしてても驚かない。
(いや管弦楽団が土嚢担いで行軍してるかどうかは知りませんが)




『HACHI-東京23宮-』

エリアのボスを倒したら重要アイテムが出てきてそれを壊すとエリア解放とか
もう完全に古典RPGのお約束をなぞることに抵抗は無いみたいですね。
それが上手いアレンジして面白いならまだしも、何のひねりもないから面白くない。

そういえば結局分からないままだった新宿宮奪還作戦の内容ですが、
討伐作戦での彼らの行き当たりばったりな状況や今週冒頭での諦めっぷりから
考えても、今回の作戦とほとんど変わらなかったんだろうなあ…。


ハチ「で、奪還作戦ってなんだ?」
レニ「いいかね、まず僕たちが外で騒ぎを起こして
    奴らの目を引き付ける」

ハチ「うんうん、それで?」
レニ「その隙にドラキリー君がバッカスの居城に侵入する!」
ハチ「なるほど、それから?」
レニ「ドラキリー君がバッカスを倒す!
ハチ「作戦どこ行った!?
レニ「そしてドラキリー君がこの宮の中枢を壊す!
ハチ「もう!?」
レニ「壊したらこの新宿はゼウスの手から解放される!
ハチ「何でそれがわかるんだ!?」
レニ「解放されれば自衛隊の対半神用防壁が発動する!」
ハチ「対半神用防壁ってなに!?」
レニ「そうなればもう新宿は僕ら人間のものだ!」
ハチ「そ、そうか…」


まあ後半の大半神防壁に関しては描写されてないだけで外の世界と連絡を取っていたと
脳内補完すれば何とかなりますが、前半に関しては完全にドラキリーがいなければ何も
できない内容ですよね。どんだけ層が薄いんだええと…何とかいうレジスタンス。

とはいえ半神側もバッカスがやられた途端崩壊するあたり、危機管理意識は
レジスタンスの人たちとそう大差ないから別に問題ないのかも。

まさに強さのデフレスパイラル!




『クロクロク』

研修編なんかよりこの運動会編を中編にしとけばよかったんじゃないですかね
…と思うくらいに詰め込みすぎてて訳の分からないことになってました。

とはいえ夜は墓場で運動会とか肩をやっちゃった妖怪さん達とか
最近ちょっと危ないくらいに幼女ラブな千秋とサラちゃんの二人三脚など
面白くなりそうな要素は研修編よりはよっぽどあったので、
本当に何でこっちを中編にしなかったのかと残念な気持ちでいっぱいです。

まあこれを中編でやったからと言って掲載順が上向いたかどうかは分かりませんが。
最近は本当に読めないなあ。


塵も面白いのに、面白いのに。




『磯部磯兵衛』

オチはヘタレたけど今週の磯兵衛はちょっとカッコいいと思ってしまった。
今までがダメ過ぎた反動なのかもしれませんが、知り合いも近所の人も見てるだろう
あの状況で告白できるって地味にすごいと思うの。

メガネくんも結構キャラ立ってきたし、一発出オチかと思ったら意外と長続きしそう。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


それにしても急に寒くなってきましたね、キーボードを打つ手がかじかむわ~。
足元は温熱ヒーターであっためられても指先だけは剥きだしだからなあ。
かといって部屋をあまり温めると頭がボーっとするし…


それでは。




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真馬流

2週間ほど前から全く送信ができない状態だったので試験的に送信させていただきました。
by 真馬流 (2013-11-13 16:12) 

常磐

すみません、現在ちょっとコメントを承認制にしております。
一両日中には反映できると思います、お手数おかけして申し訳ありません。
by 常磐 (2013-11-13 20:23) 

真馬流

とりあえず試してみるしかなかったとはいえ、いちいちその都度対応してもらう形になってしまってスイマセンでした(汗

>暗殺教室
殺センセーはおそらく水を見た瞬間に反射的に避ける                            ↓
逆を言えば『水に直接触れないための回避行動』なわけだから、水から放射された電撃は命中させられるのでは?

相変わらず着眼点が無駄に良いな寺坂w

>ONE PIECE
償い=国民の私物を好きな時にパクっていいよ!(形見の品だろうが問答無用でパクられます)

万が一、百歩譲って、奇跡的に金を渡すだけで見逃してもらえたとして、その場合は一体何を犠牲にして『償い』をするつもりだったのか・・・。

>べるぜバブ
話を盛り上げ易くするためだけに露骨に悪の秘密結社風?に仕立ててるんだとしたらちょっと残念だなぁ。

>HACHI -東京23宮-
もう組織名を『不死鳥とその他』に改名しろよww

>BLEACH
とうとう雛森の方から率先してリョナられに来るようになっちゃったよ?!

なんか雛森に限った話じゃなくブリーチのキャラって大半が自分の見せ場に飢えてる芸人みたいな気質の持ち主ばかりな気が(ry

by 真馬流 (2013-11-14 17:37) 

常磐

真馬流さま
いえいえ、こちらこそ遅れてしまってすみません。

>暗殺
成程そういう考えか。
寺坂君は件の事件以来株上がりっぱなしですね。
水でふやかした状態で電撃をやったらどうなるか、近いうちわかりそう。

>ワンピ
これでルフィ達がドフラミンゴに勝ったとして、この王にまたドレスローザを
ゆだねると考えるとかなり不安になります。

>ベルゼ
ちょっと読まないうちに何故かアメリカに行ってた!どういうことなの…

>ハチ
しかもその不死鳥もう組織にいないというw

>ブリーチ
>大半が自分の見せ場に飢えてる芸人
何かすごい納得しました。主人公が来るまでどれだけ出番を作れるか
体当たり芸人…じゃない死神たちのバトル開始ですね。

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-11-14 21:09) 

モノクマ

第二章のクロと被害者は最初に気に入って両方希望の欠片をMAXにしたばかりでしたので極鬱になりましたね。(笑)
パンツが形見になっちゃたよ。
by モノクマ (2013-11-14 21:58) 

常磐

>モノクマ様
ていうかなんでぱんつなんですかこれ。
女の子のならまあいいけど男のブリーフだのトランクスだの、ましてや
ブーメランなんてもらっても全然嬉しくないですよ!

とまあそんな愚痴はともかく、今作はなんかすごいキャラに感情移入できる
イベントが目白押しで、裁判でクロを出すのが辛いです(約一名を除く)。
特に第4章は哀しかったなあ…。

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-11-18 23:10) 

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