週刊少年ジャンプ51号感想

もうすっかり冬ですね＠常磐です。


昨日ベランダに干していた布団を取り込もうとしてたら段差で足をひねってしまったorz
その時点では「ちょっと痛いなー」程度で、普通に秋葉原に遊びに行ってすれ違いとか
よその村にお邪魔とかして楽しく一日を過ごしたわけですが、帰宅して風呂に入ったら
なんかスゲエ痛くなってきて、夜には普通に立ったり座ったりしてても痛いという状況に。

あーこりゃ完全に捻挫だなーと湿布の上から保冷剤乗せて一晩安静にしてたら
どうにか歩けるくらいには回復したのですが、念のため（と湿布をもらうため）に病院へ。
結局やっぱりただの捻挫だったのですが、ほんの数ミリ程度の腫れでも普通に歩けなく
なるんだから、ニセコイの小野寺さんも舞台なんて無理だったんですよ、仕方ない。

画像はそれとは全然関係ないポッキー咲夜さんです、今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ51号感想■■■

【新連載】『新米婦警キルコさん』

■新米府警切る子

↑一発変換で出たのがこれでした。
てか最近は「婦警」じゃなくて「女性警察官」って言わなきゃいけないんじゃなかったっけ？
まあ看護師より看護婦ほうが響きがいいのと同じなのかね、どうでもいい話でした。



■新米不敬ＫＩＬＬ子

こういうバイオレンス刑事モノってなんか懐かしいなーと思ったら「AT.Lady!」でした。
調べてみたらあれ描いてたのぬ～べ～の岡野先生だったんですね。
１６気筒のエンジンの「きとう」の卑猥な意味についてはおとうさんに聞いてね！と
書かれてあったので聞いたら引きつった笑顔を返されたのは懐かしい思い出。

話は戻しまして新連載のキルコさんですが、１話だけなら普通に面白かったです。
読切としてなら高評価でアンケ出したんじゃないかなーという感じですが、
連載としてはドダバタ系ワンパターンかこち亀的人情ものになりそうでイマイチな予感。

ここは予想を裏切って、毎週のようにキルコさんの傭兵時代のライバルたちが登場し
辺鄙な町を舞台に壮大なるゲリラ戦が始まる…とかそんな感じだったらいいなあ。
日頃はのほほんとしている部長はいざというときは歴戦の勇者に変貌したりして。
教育係はあまりの世界の違いに血の涙を流しつつも一人の傭兵として成長していく…

そんな傭兵漫画ならすごく読みたいです。

『トリコ』

■世界人口２３０億

経済効果5000兆円とかＣＤ5000万枚とか予約10億冊とか相変わらず数字のスケールだけが
先走ってていったいどれだけすごいのかが全く分からないこの作品ですが、人口比率を50億に
して計算してみると経済効果800兆円、ＣＤ780万枚、書籍１億部・・・とんでもない数には違いは
ないですが、世界的規模と考えれば比較的常識的な範囲に収まった気がします。

ちなみに現実ではハリーポッターシリーズが累計４億部、ワンピが累計２億８千万部、
マイケルの「スリラー」が5400万枚、日本の赤字国債総額が800兆円だそうで。
趣味が多様化している現実と比べて「グルメ」が人類ほぼすべての関心事項である
トリコ世界では十分に達成できそうな数ではあります。ボロいなグルメ業界。

そして腐敗もするよな…美食繪とか地下グルメ界とかかわいいもんだ。



■全コック入場！

・・・の料理人紹介アナウンスのノリに某バキの「全選手入場！」のコピペを思い出したｗ
そして小松はセンチュリースープと薬膳餅だけじゃなくてモルス油も開発してたんだっけ
さらに四獣撃退の立役者ともいえる四天王に同時にラブコールを受けている料理人・・・

見た目は１話から変わらず雑魚系なんだけど、こうしてみると結構すごい経歴ですね。
実際読者目線でも何度も危ない目にあって２回か３回は死にかけたんですけど
それでもいまだに雑魚臭が消えないってのはある意味貴重な存在かもしれない。

さて、今回のメンツで最初にカマセになるのは誰かな？
不死身っぽいライブベアラーさん辺りが最初の犠牲者（でも生きてる）になる気がする。

『暗殺教室』

■自立思考固定砲台さん

見た目とロボっぽい雰囲気からアイギス的なものがｋｔｋｒ…と思ったら


何故かモノリスがやってきた。


な、何を言っているのか分からねーと思うが(以下略

進化する殺意とか自立した意思を持つＡＩとか、お前はＨＡＬかシックスか。
前作ではどちらもムサいおっさんだったのが今作では（顔だけは）可愛い女の子で登場するあたり
松井先生も丸くなったものだなーと変なところで感心してみたり。

もうちょっと進化したら人らしい身体を得て移動砲台になってくれるだろうか。

『斉木楠雄のΨ難』

ジャンプが木曜に買える本屋は普通に大ニュースだと思いました。
昔は神保町とか行けば普通に木曜か金曜には売られてたのになあ…。
木曜に読めるマンガ喫茶もつぶれちゃったし、まあ今は行く暇ないからいいんですがね。

それはともかく、インチキ商法にお小遣い全部使っちゃったとか、友達１００人できたら
全員の名前覚えられるかなあとか考えてほっこりしちゃう海藤君が可愛いです。
さすがの斉木くんもこういうピュアなバカは見捨てられないよなあ。

燃堂クンもそうだけど、彼らは斉木クンのことを素直に友達だと思っているところがいいですね。
利用しようとか、自分の引き立て役にしようとか、可哀想な奴だからとか、そういう打算的な
部分は一切なく、普通に友達として付き合いたいというのがわかるから見ていて心地よい。

斉木クンも内心ではうっとうしいと思いながらも、彼らの友情に裏表がないことが
分かっているからなんだかんだ言って助けたり、一緒に寄り道に付き合ったりするのでしょう。


今週の冬には燃堂×斉木×海藤の１８禁本が…出ても、見たくはないな、うん。

『ハングリージョーカー』

■強制細胞変異

先週の時点では読切と設定が変わりすぎていて、この作品がどういう方向に向かうのかが
まったく見えなかったのですが、今週主人公に対して好意的に接してくれた看護師や、
罪もない入院患者たちが一瞬にして異形に変異したのを見て、そしてそれに対して主人公が
顔色一つ変えず反撃に転じたのを見て考えが変わりました。

いいね、こういう殺伐とした世界観、実にいいね！
もちろん破壊した公共物とか変異した人たちは元に戻らないとなおいいね！

初っ端から飛ばしすぎな気もするけど、最近のスローペースで打ち切られた作品群を
見るにこのハイペースはむしろ好感触。
このままとりあえず１０週でどう突き進んでいくかに期待します。

『ハイキュー！』

■伊達工業登場

スポーツものでこういう初顔合わせの時は、基本相手をとことん悪役にして
読者を主人公サイドへと誘導していくのがセオリーなのですが、ハイキューは相変わらず
どの高校にもなんらかの「いいところ」を用意してあるのがらしいなあと思いました。

きっと戦うときはあのロックオン男が一番いいヤツだったりするんだよ。



■日向のトラウマ

そして日向の一番のトラウマはやっぱりアレなのかｗ
確かにあの時は一瞬四谷先輩的な何かが始まるのではないかと思いましたけどね！
てか貞子より怖いのかよ！どんだけ怖かったんだアレ！

旭さんとノヤっさんはコート外では相性がいいのか悪いのか。
彼らを見ていると田中先輩が普通に常識人に見えてくるから不思議だ。

『べるぜバブ』

■男鹿・ヒルダ・ベル坊ｖｓ早乙女・斑鳩・黒ベル坊

世の少年漫画にカップル同士で対戦するエピソードは数あれど、お子様も交じって２世代（違
で戦うエピソードはそうないんじゃないだろうか。いや可愛いんだけど。

てかもうここまで来るとリア充というよりも、一つ上のステージに行ってしまってる感じですね。
邦枝さんには気の毒だけどもう入る余地なんてないよと言われているみたいな。
とはいえヒルダのポジションは現時点では可変性だから望みはなくはないのだが。

こうなったら彼女も甥っ子（名前忘れた）を連れてきて親子対決にするしかないんじゃね？
神崎さんも一子ちゃん連れてきて四すくみのバトルロイヤル…とても見たいです。

『BLEACH』

■マッチョコン

一体何しに出てきたんだこいつは…？
先週までのシリアス展開の転回のために使われたのだとしたら思いっきり外してると思います。
マユリさんは最近は浦原さん以上の便利屋キャラとして使われてますなー。

マユリと言えば思い出すのが雨竜クンなのですが、彼は今何をしているのだろうか。



■零番隊登場

彼らが凄いかどうかはさておき、久保師匠のキャラデザの引き出しの多さには
いつも感心させられますね。どのキャラも個性が被ってないもんなー。

しかし最強の部隊の使いどころが辺境警備ね・・・いや考えてみれば当然なんだけど、
同じく辺境警備を任されて左遷されたと裏切ったうちは一族ェ・・・

『銀魂』

よく分からなかったんですが、結局彼が最後に選んだのはチクワ…でいいんだよね？
３連水遁の術はいろんな意味でアウトだと思いました。

てか山崎くん、それ酸素じゃなくてメタン…！

『めだかボックス』

■赤ちゃん言葉使い・常套

なるほど、彼女の赤ちゃん言葉はちゃんと意味があったのか。てっきり「巨乳網タイツの
エロナースが赤ちゃん言葉とか良くね？」的なノリかと思ってたら…ごめんなさい。
最後のページの彼女はこの作品で久しぶりに正統派な狂気を感じました。
（変態とかヤンデレとかを描かせると暁月先生は本当にいい仕事をすると思う）

彼女の能力で徐々に若返っていく彼らの姿に、それぞれの黒歴史が垣間見られるのが楽しい。
特に善吉クンの中学時代はもう爆笑もの。そういえばあったよなこんな黒歴史ｗ
しかしクマーは髪の色まで変わっちゃって、一体何があったんだろうなあ。
煮並さんは全く変わってなくてむしろ安心しました。

そしてめだかはやっぱりロングだったころの方が普通に魅力的だと思いました。
本当に何で切っちゃったんろうなあ…おかげで最近他の女性陣と見分けがつかなくて困る。



■「幼」を操る言霊使い

今週ので何となく思ったんですが、スタイル使いの能力って東方の「～する程度の能力」に
近いものを感じました。その中でも「運命を操る程度の能力」とか「厄を集める程度の能力」とか
およそ戦い（弾幕ごっこ）には役に立たないだろう的な、でも反則的な能力というか。

しかし今回の能力こそ「言葉」なんて関係ないよなあ。
彼女とめだかたちは言葉を交わすどころか、対面してさえいないのだから。

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今週は以上。


今日は割と時間があったのでいつもよりちょっと多めに感想書けた、かな？
一日安静にしてたら腫れも痛みも治まってきたので明日は仕事に行けそうです。


それでは。

コメント 3

＞今週の冬には燃堂×斉木×海藤の１８禁本が…出ても、見たくはないな、うん。

すでに夏に出てましたよ・・・
by さやか (2012-11-21 11:47) 

＞新米婦警キルコさん
読み始めた時点ではてっきり保険枠かと思ったんですが、これはもしやバッキー枠なのではｗ

＞ べるぜバブ
ヒルダさんが人格変わってる時の自分の言動に悶絶する展開を期待していたがそんなことはなかったぜ！

＞トリコ
観客席にフリーザ様がｗｗ

それにしても、上位陣がこの面子だと美食繪は本来の目的は達成できたとしても、結果的には負け越しそうな・・・（汗

＞暗殺教室
『知能』はともかく、現在進行形で『武装』も強化されていくならその際に発生する過剰コスト（電力以外）は何で賄うんだろうか？

by 真馬流 (2012-11-25 16:17) 

>さやか様
そうなんですか…世界は広いなあ…（遠い目）

>真馬流さま
>キリコさん
しかしバッキー枠にはすでに伊達さんがいるような
どっちかというといぬまる枠？

>トリコ
ほんとだｗ

>暗殺教室
電力からダークマターをああしてこうして無機物をゼロから作り出す…
いやむしろあれはすべて有機物で銃も弾も彼女の身体の一部…
うん、どっちにしろ現実味がないですな、失礼

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2012-11-28 23:23)