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週刊少年ジャンプ44号感想 [WJ感想2010]


SJ2周目はようやく分岐点@常磐です。


相変わらずロウルートは胡散臭い。

ところで最近PIXIVでセクシー系の絵を上げているせいか、R-18的なイラストについて
どう思うか的な質問を受けたのですが、正直普段はフィルターかけて見えなくしているくらい
そのテのネタが苦手だったりするのでわけで…一体どう返せばいいものか…。

むしろ内臓とか眼球とかのR-18Gの方が描けるような気がするけど
真面目に描こうとするとその手の資料とか見なきゃいけないから…ヤッパリムリカモ。


昔は割と平気だったんだけどなあ、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ44号感想■■■

【連載再開】『ONE PIECE』

■巻頭カラー

「新連載と同じ気持ちで」の言葉通り、第一話とほぼ同じ構図での復帰第一弾巻頭カラー。

ちなみに第一話(画像は当時のではなくログブックより)
101005_1.jpg



今週
101005_2.jpg


ルフィとチョッパーはあんまり見た目の変化はないなーとか、ナミ美人になったねえとか
ロビン三十路になって更に魅力的になっちゃってとか、まあブルックは変わらないよなとか
フランキーよく見るとただの雑魚海賊だなとか、ウソップまた鼻が長くなったんじゃねとか、
ゾロ隻眼かよ!とか、まあいろいろ思うところは多数あったわけですが、


サンジ、方面にしか成長してねえ!


まずそのヒゲ…ただでさえ見た目が胡散臭い伊達男なのにそれを更に助長してるし、
てかなんでヒゲが黒いんだよオマエのその金髪は飾りなのか染めてたのか?
そして何より眉毛が内側にまで進化してル━Σ(゚Д゚;)━━!!!

<追記>アップしてから気づいたけどサンジの分け目逆になってるね…
      ってことはもとから左側はあんな眉(ry


尾田っち…たしかに以前一部の女性読者(所謂腐女子)のことを快く思ってないという
噂を聞いたことがありますが…なにもここまでむっさい改造しなくても良かっただろうに…。
ああそうさ! きっと見えないだけでスネ毛も胸毛もボーボーだよ!

それとも子供の読者にはこれが「格好いい大人の男」なんでしょうか。



■本編

とまあ巻頭カラーだけですでに突っ込み疲れてしまった感じでしたが、
本編は至ってフツーに、フツーの…「第2部開始」とかにありがちな、王道展開でした。
次週はどんな感じで偽者たちがぶちのめされるのかなあとか、そんな程度の認識。

各クルーの成長については、現時点ではナミウソップだけですが、まあ予想通りかな。
ブルックのスターっぷりにはさすがにちょっとびっくりでしたが、良く考えてみたら彼は
音楽一筋で50年以上も研鑽を積んできたんですからねえ、もっと評価されるべき。

そしてやっぱりここでも気になるのはサンジ
上陸後第一声が「女だ!」というところから、本当に2年間彼はオカマばかりの島で
禁欲生活を強いられていたんだなあ、とわかって思わずほろり。

と同時に、先ほどさんざんこき下ろしてしまった彼のムサい方面での変化も、彼が屈強な
オカマたちから自分の×××や××を守るために必死で施した自衛の結果だと思うと
多少見苦しいことくらいは許してあげようという気持ちになりました。

…でもやっぱりキモいから剃れ、特にそのヒゲと眉。


あとデュバルさんが本当に彼らの留守中、ずっと船を守ってくれたことには素直に感動。

だって2年ですよ?しかもその場所は悪鬼渦巻くシャボンティ諸島、さらに守っているのは
世界中に指名手配された極悪人の乗る船。海軍本部にも近いから当然天竜人や政府要職も
来るだろうし…いや本当に、本当によく頑張ったよデュバル。

しかしそんな苦労も一瞬のねぎらいだけであっさりスルーされるのがデュバルクオリティ。
なんかこういうところもサンジと似たような匂いを感じて好きかも。

…って何だかサンジばっかりの感想になっちゃったけど、まあいいか。




『バクマン。』

■なぜ、もっとベストを尽くさないのか?

ラブ太が人気だろうがサイコーがもう一本描こうが本気でもうどうでもいいんですが、
何で彼らの中で「もうPCPはダメ」という結論になっているのか、それだけが納得いきません。

そりゃ確かにいろいろとうるさい昨今のアニメ事情において、「身近にありそうな犯罪クラブ」
という設定が限りなくNGなのはわかりますが、要するにそれって彼らがまるで義賊のように
犯罪をカッコイイものとして表現しているから問題なんじゃないかと思うわけで。

だったら少し展開を変えて因果応報オチに持っていくとか、
そこまでしなくても犯罪を犯されて悲しんでいる被害者を描くとか、
そういう描写をすれば逆に「犯罪は悪いこと」と思わせることも出来るんじゃないかなあ。

なんて言ったところで彼らにとっては余計なお世話でしょうが。
いずれにせよ、何故もっとベストを尽くさないのか、といわざるを得ませんね。
正直、自分が好きな作品がその製作者に愛されてない、と知ったらやっぱり哀しいよ。



■CDドラマ視聴

さて、何か覚悟を決めたサイコーは、PCPのドラマCDを聴いて気合を入れ直すわけですが


男「舞ちゃんは地球最後の日、何食べたい?」
舞「飲み物でもいいの?
  
じゃあ楽に死ねる薬飲む


のやりとりがまさにこの作品を象徴するセリフだと思いました。
うーん、この中二病っぷりでは因果応報オチなんて出来そうにないかもね。




『BLEACH』

■まつりのあと


結局、ヤミーって何だったんだろう…。


十刃最強とか0番とか、オサレなはずの言葉がすべて泡になって消える哀しさ。
そう考えるとボロボロで帰ってきた白哉&剣八の表情がなぜか深い悲しみを湛えていたのは
彼らもまたその泡に流されすべてのオサレを奪われてしまったが故の反動なのかも。

それと比べてマユリさまのオサレ全開なマイペースぶりと言ったら!
彼はいつだって安定しているなあ、素晴らしい。




『LIGHT WING』

自分勝手とか強引すぎるとか色々批判もあるようですが、私は結構この主人公好きかも。
無茶苦茶に見えてきちんと一本筋の通っているところとか、部長らしい仕事もこなしてるし。
旧友に会ってはしゃいでいるところなんてフツーにかわいいじゃんw

展開も3話目にして早くも練習試合となかなかスピーディなのもGOOD。
いかにもやられ役然としていた巻き髪の彼が、意外にも最初から本気を出してくれてたり、
下手に伏線とか出し惜しみとかせず、ひたすら熱いままに突き進んでいるのがいいですね。

個人的に気になるのは、このまま彼だけが特殊な能力を持つ天才で行くつもりなのか
それとも同じくJrユース出身の今泉クンもまた違う”才能”を持つ天才なのかという所。

つまりこの作品が(一部アレだけど一応常識的な)スラダン・アイシル路線で行くのか
それとも初めから才能やら変態技やらありきのテニス・黒子路線に行くのか。

次週はその辺にも注目して見て行きたいと思います。




『トリコ』

先週に引き続き、グルメ界の過酷さがすごく良かったです。

たった1体でもヤバそうな猛獣が(文字通り)無限に沸いてきたと思えば
それとは全く関係のない大型哺乳類同士のケンカに巻き込まれてみたり。
さらには次郎の語るグルメ界の植物の生態も、およそ想像を絶するものばかり。

しかし恐ろしいながらもどこか魅力的で、おそらくこの世界では動物も植物も常に
捕食者であり獲物であり、食って食われて生まれて死んでいくことで一つの生態系を
形成しているのだなあと思わせるに十分の説得力がありました。

とはいえやはりここは人間にとってはシュバルツバース以上に危険なのは確かなわけで。
だからこそ次郎の言う「トリコに必要なものは小松」という理由がよく分かりません。
単純に考えれば自分より弱いもの、守るべきものを連れていることで常に警戒心が起こり、
結果としてグルメ界を生き抜くために必要な集中力が身につくということかもしれませんが。

そもそも侵入する時点で死ぬだろ…小松…。

せめて彼もセツ婆クラスとまでは行かなくとも、現在のトリコクラスの環境適応能力は
身に着けてからでないととても2人でなんて無理だろうしなあ…。
それこそワンピみたいに「2年間の修行後」くらいやらないと無理そうです。

まあその辺は次週以降の「コンビ」編で多少は示されるのかな?




『銀魂』

先々週の感想で
  1. やっぱり夢オチ
  2. 実は全てのキャラがイボに征服されて…
  3. サイレン的タイムスリップオチ(俺たちが未来を変えるんだ!)
  4. この状態のまま銀魂通常進行
と予想しましたが、見事予想が的中しましたね、答えは2番でした。
いやこれは当たったとはいえないか、まあいい。

ところで彼らはイボだった頃の記憶(?)は残っているんですかね。
もし残っているなら今後近藤さんとお妙さんとの関係にもちょっとだけでも変化が…
…いや、それより前に正気になった途端に殺されるか。

近藤総長のご冥福をお祈りします(- 人 -)




『エニグマ』

「謎の手」の正体はひいな先輩の”才能”でした。
そしてようやく2つ目のパスワード発見、解明へ――

うーん、何か展開がもたもたしている印象を受けるなあ。
個人的には合流したら向こうはすでに2、3枚のパスワードヒントを見つけている
くらいの展開のスピーディさが欲しかったんですけどね。

こんな状況においてもメンバーそれぞれがどうでもいいことにこだわっていたり、
一応役に立ったはずの能力を疑う奴がいて、なぜか意味なくケンカが始まったり、
そこに主人公の中途半端な仲裁が入ったり…何かこう話のテンポが悪いんだよなあ…

あと全然関係ないけど、灰葉クンの「~なのだっ」とか今回の「負けないわっ」とか
よく見たら他のメンバーも含め、やたらと詰まる音で終わるセリフが多いんですよね。
一つ一つはそこまで気にならなくても、あまり頻繁に見られると妙に違和感があるなあと。

そんなどうでもいいことが気にならなくなるくらい、勢いのある展開を期待したいです。




『ぬらりひょんの孫』

結果として土蜘蛛に邪魔されてしまいましたが、”あの”羽衣狐を相手に一瞬とはいえ
「しまった!」という顔をさせたマミル兄ちゃんは素直に格好いいと思いました。

しかしいくら騙すためとはいえ、兄の幻影を殺させるとは…いやはや、人間は恐ろしい。




『めだかボックス』

■大嘘憑き

球磨川クンの「大嘘憑き」の能力はテニス様の幸村サマとよく似た感じですかね。
彼もまたテニスに関わるありとあらゆるトンデモをすべて「なかったこと」にし、
最終的には対戦相手のテニスをするために必要な能力のすべても「なかったこと」にした…

あの「神の子」テニスがどういう原理でそのような現象を起こしていたのかは
劇中では説明がなかったので真相は分かりませんが、某所の考察では「あの世界はすべて
幸村により創造されたものであり、対戦相手はテニスを通じてその世界にアクセスする
権利を奪われるため、身体が動かなくなり、五感も失ってしまう」
とのことでした。

で、そんなチート能力に越前クンがどう立ち向かったかというと「天衣無縫により
新たな価値観、新たな世界を作る力を手に入れた彼が幸村の世界を飲み込んだ」
らしい。
な、何を言っているかわからねーが…私も実はよく分かってません。

まあ要するに、地球を埋め尽くす程の巨大な存在であるニュクスを封じ込めようと思うなら
自らもまたそれと同様かそれ以上…つまり宇宙クラスまで自分の存在を引き上げる必要が
あったのと同様のことが起こったと理解しました。
(私の独自解釈ですので間違っていたらごめんなさい)

え、まだよく分からないって? …考えるな、感じるんだ!


閑話休題。


で、球磨川クンの話に戻りますが、まず彼が幸村と同等かそれ以上の力を持っている
ことは確かなようです(幸村の場合はテニスを通じてでしか「神の子」の能力を発揮する
ことは出来なかったが、球磨川クンは特に何の制約もなく能力を発揮している)


しかしそうすると2つの疑問が沸き起こります。

1つ、何故球磨川クンは最初からその能力をフルに発揮しなかったのか。
もう1つ、なぜ負けが確定してから能力を発揮したのか。

今回の戦いでは能力の使用は禁じられていないのだから、最初から善吉の視覚なり聴覚なりを
「なかったこと」にしてしまえば、善吉は動くことも出来ずほんの数秒で勝敗は決定したはず。
それをあえて殴らせて、彼の勝利が確定した後で本気の能力を披露した事実から推測するに
彼の能力は「彼の存在を認める」モノにしか通用しない、という可能性が高そうですね。

いや今回と先週の球磨川クンの言葉からして「彼を認識するが、受け入れられない」者が
彼の能力の支配下に置かれてしまう、というのが正しいか。

逆に言えば、彼の存在を道端の石ころほどに認識することのない人間か、
あるいは彼の過負荷も含めて全て受け入れるような人間がいるならば、
彼の能力は無力化されるのかも…いや、あくまで仮定の話ですがね。

…まあ、単に彼が善吉との戦いを遊んでいただけの可能性もありますが。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


ワンピ復帰とか大増ページ作品が3つとか、普段よりかなりボリュームがあるはずなんですが
何か全体的にぼんやりしてあまり印象に残るものがなかったのが残念。

まあ戦争編のあの熱さに比べたら今週の展開なんてぬるま湯もいいとこだしな~。
さっさと全員集まって、新たな冒険の旅に出て欲しいところです。


それでは。




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真馬流

先週、6年半使い込んだPCが逝った・・・とりあえず今週の土・日までにはコメントできると思います。

by 真馬流 (2010-10-07 12:42) 

常磐

>真馬流さま
ご、ご愁傷様です…。
PCないと本当に困りますよね、わかります。
by 常磐 (2010-10-07 22:40) 

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