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真・女神転生ストレンジ・ジャーニープレイ日記(14) 人間やめました [SJ]


参考資料ってどこまでがNGなんだろ@常磐です


何の話かと言うとボカロ界隈やニコニコ周辺で話題になっているコレなんですがね。
そりゃたしかに反転トレスとか画像そのまんま加工とかはさすがにアウトかもだけど、
構図やポーズの参考にとか、自力で撮るのが難しい動物や風景の模写もNGなのか?
(それともこの人の場合商用として報酬を得ているから問題なんだろうか)

そういえば昔イノタケ先生とか荒木先生とかの絵も一時期話題になってたっけ…。
つーか写真の模写がダメだったらポーズ集とか素材集とか何のためにあるんだよ。
全ての素材を自分の目やカメラで集めろってか、無茶言うな!

…と思いながら見てたら後半完全に重なる絵や加工しただけの背景があって吹いたww
これはちょっと…擁護は難しいかもしれないね…(^д^;)
(せめて使用元を明記すれば…それでも商用利用だからNGになるのか厳しいな)


全く世知辛い世の中ですが、こっちの世界はもっと世知辛い…どころか生き辛い。
「俺は人間をやめるぞ、ジョジョォォ!」な人まででてきた、SJプレイ日記です。




■■■ストレンジ・ジャーニープレイ日記(14) 人間やめました編■■■

■前回のあらすじ

いろいろあってフォルナクスまでたどり着いたレッドスプライト一行だったが、
そこで待っていたのはかつてのセクターのボス4体であった。
オマケにここでは彼ら本来の姿になれるというが、そこは復活魔人の哀しいところで
ろくに備えもしてない主人公に初見であっさりとぶちのめされて、あと2匹。
「お前らなんぞより睡眠床やワープゾーンの方がよっぽど怖いわ!」としみじみ思う。
このまま残り2体も倒してやろうかと息巻いてたら、アーサーの指令により帰還(1回目)。
どうやらジャック部隊が不穏な動きをしているとのことで、ヒメネスを監視に探索再開。
ヒメネスの状況が気になるものの順調に探索は進んで3体目・オルクスも楽勝で撃破。
いよいよ最後の一体を…と思ったら予想通り、ジャック部隊基地での状況急変により
またまた強制帰還させられることとなるヒトナリ君なのでした。

こういう外部要因でメインの探索に集中させてもらえないRPGも新しいですよね。
戦っているのは自分だけじゃなくて他にもいて、彼らのサポートなしでは生きられないし、
考え方も一様ではなく、悪魔・天使・人間のさらに一人一人が違う考えで動いている。

自分が世界の中心なのではなく、世界の一部に自分がいるという感じがして面白い。



■ヒメネス拉致

さて、ジャック部隊からの通信によると、ヒメネスは基地内できわめて非人道的な悪魔の
人体(?)実験が行われていることを知り、それを破壊しようとしたので捕獲したとのこと。
さらにジャックはヒメネスまでも悪魔実験の材料にするというから艦内騒然。

アーサーもまた、ジャック部隊の行動は調査隊に対する敵対行動と認識していることから
「ヒメネスの救出」が新たなミッションとして発動、ジャック部隊基地に殴りこむことに。
あーあ、だからいやな予感がするって言ったんだよなあ。

とりあえず、生きててちょうだいよ、ヒメネスさんよぉ…!



■ジャック部隊基地侵入

と息巻いてとりあえず侵入したまではいいものの、相変わらず入り口は見張りがいるし、
周囲をどれだけ探してみても抜け道の一本すら見つからず、さてどうしたものかと思ったら、


兵士「悪魔なんぞは撃ち飽きてたところだ!
    人間相手の…このスリル!ウデが鳴るぜ…!
    …ん? うん?やっちまって良かったのか…?
    大佐は控えろと言ってた気も…
    イヤイヤイヤ、そいつは気のせいだ!
    オマエが先に仕掛けたって言えばいいだけの話よぉ!」


あっさり見つかった上に一方的に攻撃を仕掛けられてやむなくバトルスタート。
連れている悪魔も特に強くないので楽勝で倒したら、アーサーからの通信が。


アーサー「こちらアーサー。
      不慮の出来事とはいえ、交戦状態に入ってしまいました。
      警戒して、ミッションを続けてください。」


って、初めからそのつもりだっただろこの確信犯めが…!


と悪態をついていても始まらない、どうせ見つかったならおおっぴらに行動してしまえと
ばかりに探索をしていると、彼らの言う「悪魔を利用した実験」の具体的内容が明らかに。


兵士「おうおう、呪え呪え!
    その怒りこそが、ワシらの新兵器のパワーじゃ!
    使える悪魔は、強化デビルに!
    そうでない悪魔は、パーツ取り!
    これが合理よ!科学と悪魔の、夢の融合!」


全身を細切れにされ、培養層の中でかろうじて生かされている悪魔たちや
彼らたちとは別の場所で拷問を受け続けて「もっと長く生きたかった」と嘆く悪魔たち。
なるほど、こんなの見た日にはカオスよりのヒメネスでなくてもキレるわ、こりゃ。

いままでのセクターでありとあらゆる人の汚い部分を見てきたつもりでしたが、所詮彼らの
やっていたことは人間の模倣でしかなかったんだと、本当の人間の汚さとはそんな生温い
レベルじゃないんだということが改めて思い知らされましたよ、てか酷え。

それにしても、私今回ニュートラルルートを目指しているつもりだったんですけど、
今回のジャック部隊の行為こそが「ニュートラルの極み」ってことになるのかな…。
だとしたらちょっとニュートラルに行くのは躊躇しちゃうなあ、どうしよう。

とりあえずこの場のヒトナリ君に出来ることは、全ての希望を失い人間を呪うことしか
出来なくなったカワイソウな(あくまで人間の目線から見て)彼らを楽に(これも人間の
目線なんだけどね)
してあげることだけでした。

本音はこれ以上「人間の醜さ」を見たくなかっただけなんだろうけど。



■ヒメネス悪魔合体

そしてジャック基地の地下で培養槽に付けられているヒメネスとバガブーを発見。

すでにバガブーは度重なる拷問(?)で瀕死になっており、見張りの兵士が置き土産と
ばかりに実験装置を作動して逃げてしまったため、ヒメネスとバガブーとの2身合体は
抜き差しならない状況に。

さてどうしたものか、とりあえず装置を止めて彼らを救出するべきかと考えていると


ヒメネス「止めるな、ヒトナリ!
      止めたらもうバガブーは死んじまうッ!
      コイツを死なせるワケにはいかねぇ…
      いつかオレを助けてくれたコイツを!」


えー、じゃあ一体どうすればいいのよと思ったら、ヒメネスから「自分たちのデモニカの
悪魔合体プログラムを使い、この悪魔合体を成功させる」
というオドロキの提案が。
いやアンタ、いくらカオス寄りだからってまさか自分を半悪魔化とか本気ですか?

とはいえ状況は待ったなし、ついでに選択肢もなしってことで、バガブーとヒメネス、
悪魔と人間との2身合体が通常通り実行され、そこに立っていたのは………


100801_1.jpg
ヒメブー「さぁ、ぶっ潰しにいこうぜ。
     
悪魔の命をもてあそぶ、どもをなッ!」


もはやカオスを超え、完全に悪魔の味方となったヒメネスさんの姿でした。
うーん、この地に来て、いろいろと取り返しのつかないことはやってきた気がしますけど
ここまで取り返しのつかない状況になるとは正直考えてなかったのでビックリでした。

てかこの姿じゃもうヒメネスさんおうち帰れないよね…どうするんだろ…?

まあ現時点では「外の世界に帰る」という望み自体が現実離れしてますからねえ。
いち早く「帰るのを諦めてこの世界に適応する」という手段をとったヒメネスさんは
クルーの中である意味一番現実を見ているのかもしれません。



■vsジャック大佐

さて半悪魔化により超人となったヒメネスさんの力を借りてライトニング号に強襲。
そのままジャック部隊との戦闘に突入…したのですが、彼らが出してくる悪魔が(強化は
されているんだろうけど)
どれも自分たちより数ランク下の悪魔ばかりで正直拍子抜け。
グールとかグルルとか…兵士によってはスライムとか連れてるしなあ。

そういえば彼らは(あの大げさな装置を見る限り)悪魔合体が出来ないのかな?
だとしたらちょっとお気の毒、彼らが必死こいて悪魔の恨みを買いながら実験している傍らで、
こっちは普通にデモニカ内臓の悪魔合体でばんばん強い悪魔を量産してたとか、超ウケルw

とはいえさすがはボスというべきか、一回目はジャック大佐に軽く瞬殺されました。
五月雨撃ちとか強力すぎ…しかも数ターンに一度全回復とか…><
とはいえ相手が銃攻撃しかしてこないと分かれば対策は簡単、再度呼び出したドッペル君と
トウテツなど銃無効化以上の悪魔をメンバーに入れて、あとはひたすらタコ殴り。
…途中で大佐が魅惑に掛かったので、ラストは自分で自分を打ち抜いて終了~。

いやはや、勿体付けたわりにはあっけないというか情けないと言うか…。
まあ強化悪魔の作成にかけては彼らより自分たちの方に一日の長があったってことかね。
護衛のはずのビシャーチャ2体なんて、1ターンかけずに瞬殺しちゃったもん。

そして戦闘終了後、


ビ チ ャ ッ !


急に小物化してうろたえるジャック大佐をヒメネスが(文字通り)瞬殺。
待て待て、いくらあんな非道な実験をしてたとはいえ、相手は同じ人間…いやもう君は
人間じゃないかもだけど、気持ちも分かるけどさすがにそこまでやるのは…。

なんてなことを考えつつ、後から来たゼレーニンの助けもあって何とかなだめることに成功。
彼自身はまだまだ不満そうだったものの、ジャック部隊の技術力や持っているフォルマは
失うにはもったいないし、彼としてもその辺は理解しているようで少し安心しました。

とはいえ今までのヒメネスならば多少の打算は働いてすぐに納得してくれたはずと思うと、
彼はもう身体だけでなく心もすでに悪魔の領域に一歩踏み入れてしまったんだなあと
改めて感じてゾッとしました。

後述のゼレーニンもですが、身体の変化より心の変化のほうが恐ろしいんですよね。
特にこんな一蓮托生な状況下では。



■vsアシェラト

まあそれはともかく、気を取り直して最後のボスを倒すためにフォルナクス探索再開。
復活悪魔最後の3体目はアスラ様の真の姿…って


アシェラト「大地の慈愛と憤怒の力を持つ
      100801_2.jpg

      このアシェラトにより消えるのです!」


工エエェェ(´д`)ェェエエ工

お美しくなられましたねとか実は女性だったんですかとか突っ込みどころは多々ありますが
アスラってヒンドゥー由来の阿修羅だよね、なんでメソポタミアの豊穣の女神になっちゃうの?
…とはいえこれまでの復活悪魔たちはどれも弱そうな、いかにもやられ役という感じだったので、
今回のアシェラトさまのカリスマ溢れる変貌ぶりにはいい意味で驚かされました。

で、バトルですが、開始早々のアスラローガでパーティ全員が暴走しちゃってビビる。
とはいえ、魅了とは違いアスラローガの暴走による攻撃対象は敵にも向けられるので、
こちらの物理防御を固めておけばそれほどの脅威にはなりませんでしたが…あービビった。

耐性・弱点はアスラさまと同じなので、いつものメンツにクーフーリンを加えたパーティで挑み、
暴走した仲間は自動回復するまで放置(なぜかデビルCO-OPには参加する)で問題なく撃破。
途中クーフーリンさんが主人公に撲殺されましたが、まあそれはご愛嬌ということでw



■邪龍ティアマト戦

アシェラトを倒せばあとはボスまで一直線…かと思いきや、やっぱり意外に長かったです。
この辺から微妙に出現悪魔の様相も変わって来てるので仲魔も変更しなくちゃだし。

同時にこの前後(Lv55以上)からかなり強力なスキルを持つ悪魔が作れるようになったので
仲魔からデビルソースを搾り取りつつ、神獣キマイラに魔神インティ、妖獣カトブレパスを作成。
考えてみれば同意かそうじゃないかだけでやってることジャック部隊とあまり変わらないよね。

彼らももう少しやり方を考えれば、共存共闘する道もあったかもしれないのに。


閑話休題。


そしてようやくフォルナクス最奥、セクター大ボスのティアマトのいるところに到着。

バトル自体はまあ単純で、ひたすら電撃→デビルCO-OPの繰り返しをしつつ、
全体氷結魔法の「母なる大地」が怖いのでメンバーを氷結耐性のジャックコンビに変更し、
終盤はメンバーをとっかえひっかえしながらひたすらタコ殴りで勝利。

終わったあとゴアさんが出てきて一瞬ビックリしたけど、とりあえず今は戦う意思はないよう
なのでひとまずスルーしてレッドスプライト号に帰還しました。

帰還後はエキゾチック物質を解析してまた新しいセクターへ移動。
なんつーか、これだけ進んだけど困惑が増えただけで何にも先に進んでないよね…?
それとも私が気づいていないだけで本当はすでに答えは見えているのでしょうか。

部隊はいよいよ終盤戦、セクター・グルースへ。



■ゼレーニン天使?合体

…と、ここで終わろうかとも思ったのですが、事態が急変したのでもうちょっと。

グルース突入直後、武力で鎮圧させたはずのジャック部隊(もうライアン部隊というべきか)
氾濫を勃発、監視していたクルー全員を殺して再びライトニング号を奪取したとの情報が。

ヒメネスを初めとする強硬派は悪魔とヒメネスの力で再び武力制圧を…いやヒメネスのセリフ
から言っておそらく皆殺しにすることを主張し、一瞬は自分も賛同しかけたところでしたが、
ゼレーニンの主張する「人の心を導く術」による無血開城案にあっさりと揺り戻される自分。
つくづく芯が無いよなぁ…ニュートラルとはいえぶれぶれすぎだw


閑話休題。


いろいろ(ワープゾーンとか)あってどうにかマンセマットの居場所にたどり着いたところで
その「人の心を導く術」を得る方法を聞くヒトナリとゼレーニン。

しかしその方法はといえば


人間が天使化する


ということだそうで。

いやいや、天使と悪魔とは違うみたいなこと言ってるけど、これってヒメネスさんの悪魔合体と
同じくらい「取り返しのつかないこと」だと思うんですが本気でやるの、と思う間もなく、


ゼレーニン「私が、天使になるわ…」


HAHAHA!ここのクルーはどうしてこうみんな決断力がありすぎるんだ!
それともこの2人が特別なだけかい!?おにーさんにはそれはよく分からないよ!

とはいえそのおかげでライアンはゼレーニンの忠実な僕となり、無事血を流さずに
ライトニング号とその技術を取り戻せたのだから文句は言うまい。未だに続けられて
いたらしい非人道的な悪魔実験も今度こそ終わり、悪魔は解放されたんだし。

ちなみに天使化したゼレーニンは今まで感じていた「恐怖」を含めたあらゆる負の感情が
綺麗さっぱりなくなった
らしい。上でも書いたけど身体の変化より心の変化のほうが(ry


行くも地獄、帰るも地獄、逝くも地獄で還るも地獄なら、一体どこへ行けばいいんだろう。
そんなことを思った、グルース序盤の出来事でした。




- - - - - - - - - - - -


今回は以上。


今更気づいたんですが、このヒメネスとゼレーニンの変化ってのは
デビサバにおける魔王ルート救世主ルートなんですね。

ヒメネスは成り行きながらも自分を守ってくれたバガブーと彼らの同朋である悪魔のために、
ゼレーニンは滅び行く人類を悪魔の手から守り、導くためにそれぞれ変化したわけですが
件のネコミミくんは何を思って世界を変える決断をしたんでしょうかね。

そう考えるとヒトナリ君はネコミミよりむしろアツロウポジションなんだな。
自由奔放な相棒に振り回される常識人…うん、全く持ってその通りじゃないかw
なんだか急にヒトナリ君が可愛く見えてきた夏の夜でした。


それでは。




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コメント 4

ムクロン

悪魔、天使と貸した二人に銃を構えながら
ヒトナリ「本当にすまないと思っている!」(CV小山力也)(ドラマCDと同じ)

いずれこういう事が起こるのでしょうかね・・・

ところでSJにクトゥグア出ませんかね・・・
出るならCV入りで声優は松岡修造で。
by ムクロン (2010-08-02 23:39) 

常磐

ムクロンさま

今回クトゥールー関連の悪魔はお休みっぽいですよ。
代わりに初めて見るような悪魔たちがたくさん…いやメガテン的には
初めてじゃないのかもしれませんが。
by 常磐 (2010-08-03 19:57) 

NO NAME

>>阿修羅→アシェラト様

アスラはもともとゾロアスター教の最高神アフラマスダがヒンドゥー教に組み込まれた結果できたらしいです。
(ちなみにア→~でない スラ→神)

アフラマスダは光と正義の神でありどう考えてもロウルート寄りの存在なのでアシェラト様の出番になったのではないでしょうか?
by NO NAME (2010-09-09 16:29) 

常磐

NO NAMEさま

なるほど、勉強になります。
起源の起源のそのまた起源…ですか、本当マニアックだなメガテンはw
こういうところまで分かるとさらに背景が深読みできて面白いですね。

ありがとうございました!
by 常磐 (2010-09-11 22:17) 

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