映画「アリス・イン・ワンダーランド」&「名探偵コナン天空の難破船」感想 [映画感想]
「アリス・イン・ワンダーランド」観てきたよ@常磐です。
あとコナンも(オマケかオイ)。
しかしさすがに一日に二作は疲れましたね~。
特にアリスは初めての3D映画だったし、帰る頃には何か頭がフラフラしてました。
とりあえず今の気分はこんな感じ。
うん、まあどっちも作中のトリックスターってことでね!
スイマセンちょっと今疲労のせいか微妙に頭のねじが緩んでます。
というわけでアリスとコナンの映画感想…というか雑感です。
思いっきりネタバレしているので、未見の人はご注意。
■■■「アリス・イン・ワンダーランド」&「名探偵コナン天空の難破船」感想■■■
『アリス・イン・ワンダーランド』感想
■とりあえずの雑感
アリスすげえカッコヨス。
戦闘になるとピンポイントで目玉を狙うネズミオソロシス
赤の女王がカワイソウ過ぎて後半は見ているのが辛かった…。
つーか白の女王って絶対腹黒だろこの女。
チェシャ猫は相変わらず美味しいところを持っていくなあ。
ところで双子ってハンプティ・ダンプティー?
そして結局マッドハッターはどの辺がマッドだったんだろう…。
■アリス
現実世界ではわがまますぎて何この子状態でしたが、
ワンダーランド(実はアンダーランド)に来てからは驚くほど格好いい女の子に。
ハッターと別れた後「自分の運命は自分で切り開く!」と宣言し、赤の女王の城に向かい
気迫の眼光で動物たちを押さえ込んで問答無用で従わせ、剣を奪うるという蛮勇ぶり。
城に戻ればわけのわからない材料を練りこんだ「縮み薬」を躊躇なく飲み干し、
最終決戦では巨大なドラゴンにすら真っ向から立ち向かう彼女はまさに影の帝王。
特にドラゴンの首をはねた瞬間の雄雄しい姿には思わず惚れそうになりました。
■赤の女王と白の女王
序盤は物語どおり冷酷で意地悪で恐怖政治の頂点に立つ女王という感じでしたが、
中盤で「私を愛してくれるものなどいない」というあたりから急にかわいそうな人に。
(生まれてからか後天的なものかは知りませんが)ただ頭がでかいというだけで
誰からも愛されず、王位も姉である自分をとばされ、妹の白の女王に奪われてしまう。
王位そのものは力ずくで奪い返したものの、周囲は皆嘘つきで、唯一心を許せるのは
腹心のハートのジャックと自分と同じ歪みを持つものだけ(まあそれも嘘でしたが)。
愛されないのならば恐れられればいい、と白の女王との全面戦争に打って出たものの
彼女の力の象徴たるジャバヴォックはアリスに倒され、トランプ兵たちも彼女を見捨て、
しまいには信頼していたハートのジャックにさえ殺されかけたうえに、
と敵に懇願される始末。
もうこのあたりで私などは「もう許してあげて!」という気持ちになっていたのですが、
しかし勧善懲悪を基本とするディズニーと狂気なまでに残酷さを描く「アリス」の物語に
彼女に救いを与えるエピソードなど描かれようこともなく。
哀れ赤の女王は権力と魔力(?)の全てを失い、
裏切りの騎士とともに荒れ狂う荒野に放り出されることとなりました。
…っつーか白の女王のどこがいいんだよ。
そりゃお茶会の最中にいきなり襲われて剣と王冠を奪われたのには同情しますけど、
民への圧制を尻目に何か行動を起こしているのかと思えば優雅にお城で王宮生活ですか。
戦いもそのための準備も全部他人任せで、ちゃっかり王冠だけは取り返して、
ラストで姉を断罪する時のこの上なく嬉しそうな笑顔が忘れられません。
人望はあるようですが、正直この人が作品中で一番の腹黒だと思う。
■マッドハッター
初登場でいきなりテーブルの上を歩いてきた時には何かの狂気を感じたけど、
それ以降は「白の女王の忠実な部下」という感じで意外とまともな印象。
個人的には白より赤の女王とのほうが気があっていたように思いました。
■チェシャ猫
今更気づいたけど、彼は「シュレーディンガーの猫」のオマージュなのかな?
某ヘルシングの少尉同様、何気に美味しいところを持っていきまくり。
三日月が猫の笑顔になったときには、一瞬彼が真の黒幕なのかと思いました。
■ネズミ
序盤でいきなりバンダースナッチの目玉をえぐったのにはびっくり。
(3Dだったせいか妙にリアルに見えたから余計びっくりしました)
と思ったら終盤にもドードー鳥の目玉に剣を突き刺してたしw
いやまあ確かに効果的だけど、もう少し躊躇しようぜオイ。
■ジャバヴォックとアブソレム(芋虫)
この2キャラの名前がずっと何かとダブっているんだけど、思い出せない…。
何だっけ…ずっと昔に読んだ漫画かアニメに出てきた気がするんだけど…。
うーん、気持ち悪いなあ、誰か分かる人いませんか?
アリスすげえカッコヨス。
戦闘になるとピンポイントで目玉を狙うネズミオソロシス
赤の女王がカワイソウ過ぎて後半は見ているのが辛かった…。
つーか白の女王って絶対腹黒だろこの女。
チェシャ猫は相変わらず美味しいところを持っていくなあ。
ところで双子ってハンプティ・ダンプティー?
そして結局マッドハッターはどの辺がマッドだったんだろう…。
■アリス
現実世界ではわがまますぎて何この子状態でしたが、
ワンダーランド(実はアンダーランド)に来てからは驚くほど格好いい女の子に。
ハッターと別れた後「自分の運命は自分で切り開く!」と宣言し、赤の女王の城に向かい
気迫の眼光で動物たちを押さえ込んで問答無用で従わせ、剣を奪うるという蛮勇ぶり。
城に戻ればわけのわからない材料を練りこんだ「縮み薬」を躊躇なく飲み干し、
最終決戦では巨大なドラゴンにすら真っ向から立ち向かう彼女はまさに影の帝王。
特にドラゴンの首をはねた瞬間の雄雄しい姿には思わず惚れそうになりました。
■赤の女王と白の女王
序盤は物語どおり冷酷で意地悪で恐怖政治の頂点に立つ女王という感じでしたが、
中盤で「私を愛してくれるものなどいない」というあたりから急にかわいそうな人に。
(生まれてからか後天的なものかは知りませんが)ただ頭がでかいというだけで
誰からも愛されず、王位も姉である自分をとばされ、妹の白の女王に奪われてしまう。
王位そのものは力ずくで奪い返したものの、周囲は皆嘘つきで、唯一心を許せるのは
腹心のハートのジャックと自分と同じ歪みを持つものだけ(まあそれも嘘でしたが)。
愛されないのならば恐れられればいい、と白の女王との全面戦争に打って出たものの
彼女の力の象徴たるジャバヴォックはアリスに倒され、トランプ兵たちも彼女を見捨て、
しまいには信頼していたハートのジャックにさえ殺されかけたうえに、
ジャック「こいつとずっと一緒にいるくらいなら
いっそ殺してくれ!」
いっそ殺してくれ!」
と敵に懇願される始末。
もうこのあたりで私などは「もう許してあげて!」という気持ちになっていたのですが、
しかし勧善懲悪を基本とするディズニーと狂気なまでに残酷さを描く「アリス」の物語に
彼女に救いを与えるエピソードなど描かれようこともなく。
哀れ赤の女王は権力と魔力(?)の全てを失い、
裏切りの騎士とともに荒れ狂う荒野に放り出されることとなりました。
…っつーか白の女王のどこがいいんだよ。
そりゃお茶会の最中にいきなり襲われて剣と王冠を奪われたのには同情しますけど、
民への圧制を尻目に何か行動を起こしているのかと思えば優雅にお城で王宮生活ですか。
戦いもそのための準備も全部他人任せで、ちゃっかり王冠だけは取り返して、
ラストで姉を断罪する時のこの上なく嬉しそうな笑顔が忘れられません。
人望はあるようですが、正直この人が作品中で一番の腹黒だと思う。
■マッドハッター
初登場でいきなりテーブルの上を歩いてきた時には何かの狂気を感じたけど、
それ以降は「白の女王の忠実な部下」という感じで意外とまともな印象。
個人的には白より赤の女王とのほうが気があっていたように思いました。
■チェシャ猫
今更気づいたけど、彼は「シュレーディンガーの猫」のオマージュなのかな?
某ヘルシングの少尉同様、何気に美味しいところを持っていきまくり。
三日月が猫の笑顔になったときには、一瞬彼が真の黒幕なのかと思いました。
■ネズミ
序盤でいきなりバンダースナッチの目玉をえぐったのにはびっくり。
(3Dだったせいか妙にリアルに見えたから余計びっくりしました)
と思ったら終盤にもドードー鳥の目玉に剣を突き刺してたしw
いやまあ確かに効果的だけど、もう少し躊躇しようぜオイ。
■ジャバヴォックとアブソレム(芋虫)
この2キャラの名前がずっと何かとダブっているんだけど、思い出せない…。
何だっけ…ずっと昔に読んだ漫画かアニメに出てきた気がするんだけど…。
うーん、気持ち悪いなあ、誰か分かる人いませんか?
『名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)』感想
今回は(っても「鎮魂歌」以来見てないけど)驚くほどドキドキしなかった。
テロリストとの対決もコナンが大概スーパーマン過ぎて緊張感あんまりないし、
細菌テロの恐怖も最初から胡散臭さ全開だったからかイマイチ盛り上がらなかったし、
今回は定番のカウントダウンもなく平和に終わった感じだから…なのかなあ。
犯人の目的も大掛かりだったわりに真の目的は「古美術盗難」とかやることショボイし
(いや国宝略奪は十分に卑劣な犯罪ですが)ヘリのチャーターやら元傭兵部隊による
爆弾テロやら、ぶっちゃけ費用の方がかかりすぎるのではないかと。
つーか劇中で一番ドキドキしたのが中盤のコナン落下シーンと、
エンディング直前のアレとアレとあのオチだったってのはどうかと。
まあコナンとキッドの共闘なんてそうそう見れるもんじゃないからその点は新鮮でした。
中盤のまるで兄弟のような絡みは一部の人には非常に好評だったのでないかと思うし。
…いや私も嬉しかったけど、個人的にはもう少し殺伐としてて欲しかったかな。
そんな血も涙もないコナン君と根は善良なキッドが大好きです。
テロリストとの対決もコナンが大概スーパーマン過ぎて緊張感あんまりないし、
細菌テロの恐怖も最初から胡散臭さ全開だったからかイマイチ盛り上がらなかったし、
今回は定番のカウントダウンもなく平和に終わった感じだから…なのかなあ。
犯人の目的も大掛かりだったわりに真の目的は「古美術盗難」とかやることショボイし
(いや国宝略奪は十分に卑劣な犯罪ですが)ヘリのチャーターやら元傭兵部隊による
爆弾テロやら、ぶっちゃけ費用の方がかかりすぎるのではないかと。
つーか劇中で一番ドキドキしたのが中盤のコナン落下シーンと、
エンディング直前のアレとアレとあのオチだったってのはどうかと。
まあコナンとキッドの共闘なんてそうそう見れるもんじゃないからその点は新鮮でした。
中盤のまるで兄弟のような絡みは一部の人には非常に好評だったのでないかと思うし。
…いや私も嬉しかったけど、個人的にはもう少し殺伐としてて欲しかったかな。
キッドをおびき寄せるためにわざとビルから飛び降りて、
案の定助けに来たところをすかさず麻酔銃で狙い打つ―――
案の定助けに来たところをすかさず麻酔銃で狙い打つ―――
そんな血も涙もないコナン君と根は善良なキッドが大好きです。
オマケ
あまりに報われなかったかわいそうな赤の女王のために何か描きたいと思ったのですが、
完成するまで描いているとさすがに本日中の更新ができそうにないので、
とりあえず完成予定地としてラフ(というかアタリ)だけ上げてみる。
※スミマセンやっぱり完成まで下げさせて頂きました
冒頭の落書き以上に頭の悪い絵でスミマセン_| ̄|○
連休中には完成させます…多分。
- - - - - - -
以上。
あ、書き忘れてしまいましたが3D映画はなかなか面白かったです。
特にアクションシーンではまるで目の前にモンスターがいるような錯覚さえ起こすほど。
まあ驚いたのは最初だけで後は何かそれが普通のようになってましたが。
目が疲れるかと思ったけど、慣れてしまえばそんなにきつくもなかったし。
せいぜいメガネの上に3Dメガネを乗せたせいで耳が痛くなったくらいですかね。
今度3Dを観にいく時はコンタクトで行こう。
それでは。
完成するまで描いているとさすがに本日中の更新ができそうにないので、
とりあえず完成予定地としてラフ(というかアタリ)だけ上げてみる。
※スミマセンやっぱり完成まで下げさせて頂きました
冒頭の落書き以上に頭の悪い絵でスミマセン_| ̄|○
連休中には完成させます…多分。
- - - - - - -
以上。
あ、書き忘れてしまいましたが3D映画はなかなか面白かったです。
特にアクションシーンではまるで目の前にモンスターがいるような錯覚さえ起こすほど。
まあ驚いたのは最初だけで後は何かそれが普通のようになってましたが。
目が疲れるかと思ったけど、慣れてしまえばそんなにきつくもなかったし。
せいぜいメガネの上に3Dメガネを乗せたせいで耳が痛くなったくらいですかね。
今度3Dを観にいく時はコンタクトで行こう。
それでは。
2010-05-01 23:57
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コメント(2)
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アリス観ました~。
チェシャネコの怪しさがナイスですね~。マッドハッターの帽子気に入ってるのとかかわいい♪
アリスがたくましくてカッコいいです(・ω・)
しかし赤の女王は最後かわいそうでした。
白の女王、あぁなる前に彼女を止めろよー
by MU- (2010-05-02 23:44)
MU-様
アリス格好よかったですね~やっぱり戦う女はカコイイv
赤の女王について同じこと思ってる人がいて嬉しいです。
ディズニーとかって悪役にはとことん厳しいからなぁ…
by 常磐 (2010-05-04 22:29)