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週刊少年ジャンプ47号感想 [WJ感想2008]


喉の奥に口内炎@常磐です


P4はとりあえず6月半ばまで終了。
完二も合流したところで、次の事件が起こるまでコミュにペルソナにアルバイトにと
忙しい学生生活を主人公と共に楽しんでおります。

てか合流してからの完二が可愛すぎてもうどうしたらいいのやらw

初めてキャラデザだけを見たときはてっきり荒垣先輩のようなのを想像していたのですが、
男らしさを微妙に勘違いした、自称硬派の外弁慶な後輩キャラとか意外すぎ…!
ペルソナも強そうに見えて意外にファンシーだし、まさにもう一人の”彼”。

完二のイベントや雪子のコミュをこなしていくうちに、今回の舞台がなぜ田舎でなければ
ならなかったのか、という理由がなんとなく明らかになってきたような気がします。

なるほど、確かにこういう展開は都会が舞台じゃできないのかも。


スレてない彼らの笑顔に癒されつつ、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ47号感想■■■


【巻頭カラー】『家庭教師ヒットマンREBORN!』

■10年後がみたいキャラ人気投票

1位は大方の予想通りの10年後ツナ。

絵がないのはもう死んでしまっているからなのか、それとも今後のお楽しみなのか。
まあ後者だとしても現時点でツナはもう死んでいることになっているわけで、
ここでたとえお遊びとしても登場させるわけにはいかないということでしょうかね。

それでも何となくラストは10年後ツナが出てきて終了という気がします。
あの世界のツナさん、勝手にボンゴレリング封印して味方弱体化させたあげく、
一人で勝手におっ死んじまった困った人ですから。

ラストくらい何かフォローがないと浮かばれない。


10年後がみたいキャラの上位で意外なのが2位のディーノ。
そういえば主要キャラの中で彼だけまだ登場していたようないなかったような…?

クローム髑髏は予想に違わぬ美人に育っていて嬉しい限りですが、彼女の不安定な肉体が
果たして10年後まで生き残れるのかと考えるとちょっと難しいかも。

そういえば現代に飛ばされた10年後組は今頃何してるんでしょうかね。

もし彼らが過去の入江正一を殺したとしても、結局そこからパラレルワールドが生まれるだけで
今ツナたちがいる「入江正一のいる未来」にはなんら影響を与えられることはなさそうですが。



■キャラクター人気投票

前回に引き続きツナが一位をゲット。
二位ヒバリ、三位獄寺までは大体予想通りで、
あとはまあ順位は変わっても大体いつもの顔ぶれが並んで…って…


っていうかミルフィ組人気NEEEEE!!


かろうじてスパナと百蘭、ユニが20位以内に入った程度で、他キャラは推して知るべし。
もう未来編に入って1年以上経つのにいまだにXANXAZやスクアーロに負ける彼らって…


とりあえず今一番頑張ってる幻騎士さん36位に泣けた。


もっと頑張れ、超頑張れ。



■幻騎士vsツナ

しかし幻騎士さんのまるで黄金聖闘士のような鎧はどうにかならないものか。
基本的にかっこいいはずなのに頭のツノを見ているだけで思わず笑ってしまうのですがw

ところで、霧の術者のメイン戦術であったはずの「幻術」はどこへ行ったんだ。

まあ幻術合戦を突き詰めていくと、某ナルトの兄弟対決のように「やっぱり幻術でしたー!」の
繰り返しになってしまうから、それを避けたのはいい判断だったと思いますが。

あの戦いは我々読者や作者の心に深い影を落としたと思う、いろんな意味で。




『NARUTO』

■ナルトが戦う理由

最近の岸本先生は、ナルトにおける「読者の突っ込みどころ」をきちんと認識した上で、
それに対する答え(微妙なのも多いけど)を描こうとしてくれているようで好感が持てます。

先週の「ペインが狙ってるのはナルトの中の九尾なのに何故呼び戻すんだ」という
読者から見て当然の疑問を、相談役の口を借りて代弁させたうえで、
「信じているからだ」と現実的にはともかく少年漫画的にはグッドな答えを返すことで
ここでナルトが出て行く必然性を読者に何となくでも植えつけることに成功。

そのうえでナルトやガマ仙人との唯一の連絡手段であるガマ太郎(?)が
木の葉の暗部の象徴であるダンゾウにあっさりと殺されたのもまた上手い演出ですね。

これによりナルトがペイン戦に遅れてくることの大義名分が手に入り、
同時に「木の葉は腐っている」というサスケの復讐にも多少の説得力を持たせることが
できたんじゃないかと…うーん、後者はちょっと難しいか。


冷静に考えてみれば相談役の言葉やダンゾウの判断も全く正しいとも言えないし。
そもそも「九尾が機密兵器」とか「戦争抑止の道具」ってのは暁がほとんどの尾獣を
集めている現在、ほとんど意味をなさないと思うんだよなぁ…。

だいたい、すでに里の内部に攻め入られている時点で「戦争抑止」もクソもないもんだ。

現実の世界でいうなら、核兵器持っている国家だってたった一人のテロリストの前では無力だし
いったん攻め入られたからには自国の持つ最大の戦力を持って応戦するのが当然で、
逆にこの期に及んで「機密が」とか「最終兵器だから」と隠すほうがおかしいわけで。

そういう意味では今回のツナデの決断は、感情論が先走っていたところはありますが、
全面戦争という緊急事態における判断としては間違っていなかったと思います。



■ペインの強さの秘密

それぞれの分身体(?)は忍術も体術も効かず、
重要な秘密があると思われた黒い物体はただのチャクラの受信機…。

これだけの材料で、一体どう「ペインの強さの秘密」がわかったと言うのでしょうか。
本気でわかりません。

だれか納得のいく説明をお願いします><




『BLEACH』

■群雄割拠の空中戦

…のはずなのですが。

死神側はある程度見覚えのあるやつばかりだから大体敵味方の把握はできても、
破面側がみんな同じような顔にしか見えなくて困ります。

とくに乱菊と戦っている3人娘とか、誰が誰とか区別つけるのは早々にあきらめました。
どうせそう遠くない未来に3人まとめて誰かに(おそらく日番谷あたりに)片付けられるんだろうし
いちいち覚えるだけ無駄という気がします。


しかしこれってまだまだ前座なんですよねえ。



『銀魂』

■SAW

『SAW』とはまた懐かしいネタを。
1作目を一人レイトショーで見に行って、帰りかなり後悔した覚えがあります。
あれはラストが痛かった…。グロとか怖いとかそんなんじゃなくて痛すぎる。

知らないうちに2作目3作目も出ていたようですが、
何だかんだ言いつつも結構長生きしてたんですね、ジグゾウ。



■助かるのは一人

原作通りなら2人とも悲惨な最期を遂げることになるわけですが、
ここまでギャグやっておいてラストがシリアスな死ネタなんてのはないだろうし、
そろそろシリアス展開も飽きてきたところ。

たまには土方にやり込められる沖田なんてのも見たい…かも。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■笹塚豹変

吾代の言う「豹変した人たち」の映像に普通に弥子が入っていたのにビックリ。

そうか…あれは弥子の豹変に当たるのか…。
なんとなく弥子が豹変したらもっとスゴい存在になるんじゃないかと思っていたので
あの程度の豹変だったのはちょっと残念でした。

ところでそのシーンの右上の「卵を入れます!」と叫んでいる豹変シーンって、
一体いつどこで出た話でしたっけ、なぜか思い出せません。



■蛇の道は蛇

しかしここ最近というか、チー坊の話前後あたりからかも知れませんが、
「人の本質を見抜く」ポジションが弥子から吾代に移ってきているような気がします。

まあチー坊に対してはもともと弥子より吾代のほうが付き合いが長いし、
笹塚の件に関しては蛇の道は蛇ということもあり、吾代のほうが理解しやすいといった
アドバンテージがあるのはわかるのですが、彼女は良くも悪くも「理解者」という立場でしか
この作品における役割を認められてないわけで…。

一応「駒」として戦力となりうる吾代より、他人への理解力に負けてしまったら
ますます彼女の存在価値が危ぶまれそうなんですけど。

その辺Xとの再会あたりでフォローというか理由付けがなされるんですかね。
てかやってくれないとちょっと困る。




『HUNTER×HUNTER』

■イカルゴの葛藤

ここに出てくる人間も含めた登場人物の中で一番タコが人間くさいというのは
何か意図的なものがあるんでしょうか。

キメラアントの捕食遺伝学的相関を考えると、タコの元の人(?)格はタコなわけで。
この間のナルトの八尾さんといい、人間よりも軟体動物のほうがよっぽど人間らしいって
一体どういう生態系の構図なんだかw

それはそうとイカルゴはパームの救出が最優先事項じゃなかったですかね。
何かもう読者的には「パーム?誰それ」になってきているような気もしますが。

フラッタ殺す殺さないよりも先にやることがあるだろう。



■ようやく動き出したプフvsモラウ

プフに限らず彼ら護衛軍はすでに「王を守る」ことを忘れているんじゃないだろうか。

まあピトーは王直々に頼まれた「コムギを治す」が最優先だから仕方ないにしろ、
ユピーはなんか戦うことに楽しみを見出し始めちゃってるし、
プフは


プフ「…15分」


もう何がしたいんだかわかんないよこの人。




『アスクレピオス』

■串線法

ローラ先生の主張する串線法(抜粋)


”串線鉗子”で患部を挟み
焼いた針で鉗子の先端に絹糸を通し
その糸を交互に引っ張り膿を掻き出す


うわあああ…ちょっと想像するだけで痛そう…

てかすでに患者が「先生の治療は痛いんだ!」と言っていることからして
すでに彼は何度か串線法による治療を受けていて、それでも完治せずに今に至っている
というこということなんだろうな…。

そういえば私も昔巻き爪(ツメの両端が肉に食い込む変形爪)を起こしたとき、
ろくに麻酔も効かないままに、足の爪を肉の真ん中近くまでまでパチンパチンと切られたときの
なんとも表現しがたい激痛を思い出しました…アレは痛かった…。

でも爪が伸びてきたら元の木阿弥で、結局最後は手術したんだよな…。


って何の話でしたっけ、そうそう瘤の治療の話でした。

ローラ先生の治療から逃げて、逃げた先は何故か橋の上。
そのままお約束のように橋から落下して、ただの瘤の摘出手術がなぜか開胸手術になる始末。
薬はおろかごく一般的な手術器具もない中、唯一の希望はローラ先生のメガネの欠片のみ。

行く先行く先で(患者が)酷い目にあう運命のパズー。
行く先々で事件が起こる某頭脳は大人な探偵のように、いつしか治療法とは別の意味で
患者から恐れられる存在となる…のかもしれない。




『バクマン』

■原作者:シュージン

これまでは作画担当のサイコーにばかり描写が向けられていましたが、
今回は原作者であるシュージンがメインの話。

てか思いつきでも本数稼ぎでも、1時間に4本のネタとか人間じゃねーw

寝る間も惜しんで(というか寝る直前にいいネタが浮かぶ典型か)原案を書き溜めて
自分の成績が下がることも構わず原案作りにいそしんで、家に行けばボツネタが
山のように積み上げている彼の根性には思わず脱帽。

本当にいっそ小説家にでもなったほうが成功するんじゃないだろうか、彼は。



■手塚賞最終候補

だからそんな彼らが第2作目にして手塚賞最終候補に残ったのも
多少できすぎと思えなくもないけど、頭ごなしに叩くほどのことでもないかなーと思えてきました。

まあ本当はもうちょっと挫折するべきじゃないかとも思っていたのですが、
途中経過を聞いたときの彼らの浮かれっぷりと、結局最終候補止まりだったと聞いたときの
落胆ぶりに多少溜飲が落ちたからまあいいか、という気分にもなりましたし。

実際あんまり挫折を描かせても読んでるほうも面白くないし何より話が進まないわけで。
今回レベルのがっかり描写が物語的にも限界ってところかな。
あいかわらず新妻エイジがトップってあたりにどこか編集者の意図も感じるし。

それにしてもあんな人物のイラスト程度しか描けない実力で「俺のほうが」と言いきれる
石沢クンの自信家っぷりにはある意味驚いてしまった。
先週のエイジ君もですが、この作品主人公だけじゃなく級友ライバルもれなく中二病なのね。

相棒が貶められたことに本気で怒るシュージンはちょっと格好よかったし、
その批判を当然のものとして受け止められるサイコーはまともだった。
なんだか初めてこの中坊コンビに好感が持てた気がします。



■修羅場

停学中のシュージンを心配して自宅に向かったサイコー。
オサレでスタイリッシュなイメージの彼の家が安アパートだったのに驚きつつ、
そんな彼の家にいたのは、なぜか清楚な優等生美女(名前忘れた)と活発なポニテ見吉。

何気にいいヤツなシュージンが一向にモテないのはちょっとかわいそうだと思っていたので
この急なモテ展開には素直におめでとうと言いたいところですが、その2人がかつて第2話で
シュージン自身が批判していた2人
だというところに笑ってしまったw

こういうのも因果応報、ブーメランってやつですかw




『ぬらりひょんの孫』

■生首対決

あのリクオ君は首なしだということは最初からわかっていたはずなのに
やたらと引っ張るからちょっとどきどきしてしまいました。

しかし観客席からなんか変なものが飛んできて、壇上のリクオ君の首から血が吹き出して
いるというのに、誰も助けに行かないどころか「これなんかの演出?」とか言っているあたり
清継クンは普段からこんなトンデモ演出をやっているのかと笑ってしまったりw




『PSYREN』

■冷静なアゲハ

先週あたりからどこまでも冷静なアゲハ君に違和感を感じていたのですが
どうやら彼自身も自覚してなかっただけで実はそういうヤツだったということらしい。


アゲハ「どうやらオレはやると一度心に決めたら
     後は何も感じない
     命を奪うときでさえも 自分でも驚くほど冷静に」


しかし威力は最高クラスで脳への負担も少なく、コントロールも「プログラム」の特訓で克服、
さらにいざというときもためらわない精神力と冷静な判断力まで兼ね備え…って、
ちょっと最強になりすぎてはいませんでしょうか、アゲハ君。

何かもうここだけ別次元の戦いになっちゃって、これからどうなるか予想もつきません。


■第3星将・シャイナ

そんな予想のつかない展開の中、最強の暴走の月からあっさりとドルキさんを救出し
にこやかな笑顔で自己紹介する男、シャイナ。


シャイナ「WISE第3星将・シャイナと申します、よろしく」


なんだか朧と同じにおいを感じます。

……つまり……危険!!




- - - - - - - - - -




今週は以上。


ワンピは最近妙に休みが多いような気がしますねえ。
先週は先週で原稿遅れで8番目に掲載とかいう前代未聞の状況になってたし。
新しい展開にはいったばかりだというのに、お疲れでしょうか。

今年の風邪は喉に来るらしいので、くれぐれもお気をつけください。


っつ~か私も喉痛え~!


それでは。




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