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PERSONA-trinity soul- #03『マレビト』 [アニメ感想]

ゆきはーふるー♪ 荒川区内~♪@常磐です。


相変わらず宣伝中↓



おかげさまで前作以上の再生数とコメント数をいただいております。
まことに感謝感激、とっても嬉しい…んですけど、嬉しいんですけど!!

作成にかかった労力は前作の半分以下なのにと思うと微妙に複雑な気分。
やはりニコニコでは内容だけでなく、うpするネタとタイミングが重要であることを理解しました。

でもまあこっちはやりたいネタをやるだけですけどね!
それが運良く誰かの琴線に引っかかってくれさえすれば私は満足です。
(でもやっぱり再生数とコメントは気になる小心者)


それでは相変わらず遅れ気味のアニメペルソナ感想です。
そろそろ内容についていけなくなってきた予感。



■■■PERSONA-trinity soul - #03『マレビト』■■■


■イゴール出張中

女性陣がなにやらピンチな状況なのにも気付かずおしゃべりに夢中な次男とアフロ。
次男の口から唐突に出てきた「ペルソナ」という言葉に見てるこっちが驚きました。


アフロ「…ペルソナ?」
次男「…よくわかんないけど、ずっと前から知ってる言葉のような…」


え、そういう設定なの?
しかしそれを聞いたアフロのほうは特に意外でもなかったらしく、


アフロ「…俺も、前に夢のなかで鼻の長いおっさんが…」


イゴール、お前が犯人か。
P3世界ではキタローとアイギスの前にしか姿を表さなかったくせに
アニメではやけに出張りますな。

もともとペルソナの伝道師はフィレモンの専売特許で、イゴールはそれをサポートだけの
ただの人形だったのに、P2世界でフィレモンが弱体化したためか今回はついにフィレモンの
お株を奪うまでのポジションに。

…まあ、ここでフィレモン出すわけにもいかないしな。



■影抜きは死亡フラグ

不自然に眠り込んでしまった茅野守本をナンパするチンピラ不良少年。


チンピラ「俺らと”影抜き”しねえ?」


普通に考えてここでついていくことほど愚かなことはないのですが、なぜか「影抜き」という
言葉に敏感に反応する守本、多少は警戒しながらも彼らのカラオケルームへ行くことに。


…で、まあもちろんそれはウソだったわけですけど。


店員までもがグルになって(おそらく茅野の昏睡は彼らのせい)2人を襲おうとする男たち。
たかが女2人に大勢でしかも薬を盛って…最低だなコイツら。

てかいい加減助けに行かんかいあのトーヘンボク2人は!!



■事件発生

ペルソナのことで頭が一杯な次男に対して、なかなか帰ってこない女子を心配するアフロ。
てか何気にいいヤツだよなアフロ。
さすがに遅すぎだとようやく重い腰を上げた瞬間、揺れるカラオケボックス。

何が起きたのかと彼らが駆け込んだ先には――


無残に肉を露出させたリバースの被害者
放心状態というよりは魂を抜かれたような無気力症状態の男たち
未だ眠りつづける茅野

顔に血をつけてどこか虚ろな表情の守本


明らかに彼女が「何か」をした状況ですが、不気味さよりもどこか痛々しさを感じさせる
その表情に何も言えなくなる2人。

虚ろと狂気はペルソナのエッセンス。



■「お姉ちゃん」登場

下校途中で次男と別れてそのまま自宅で兄の帰りを待つ三男。
一人暮らしの長男宅にはありえないシュミのエプロンを発見。

まさか兄貴が…!?

一瞬あのいかつい顔でエプロンをつけている姿を想像してしまいましたが、
どうやら先週、先々週も登場したあの監察医のものだったようです。

自宅にエプロン…ってことは、つまり、そういうことか。



■長男vs次男in警察

その頃警察の事情聴取を聞く3人。
どうやら眠ってしまった茅野は病院に搬送されたものの、守本はそのまま残ったらしい。
てっきり彼女も病院に運ばれるものかと思っていたからちょっと意外でした。

一通りの事情聴取も終わり、さて茅野のいる病院にでも寄ってから帰ろうかというその時。


すっげェ怖い顔の兄貴キタ!


そのまま強引に次男を引っ張っていき、「何で現場にいた!」と怒鳴りつける兄貴。
さらに「早くこの街から出て行け」という兄貴の剣幕に泣きそうになる次男。

てか前から思ってたけど結構かわいいですよねこの次男。

どうもペルソナの主人公というとクールというか無愛想でゴーイングマイウェイなのが
パターンだったから、こんな(ある意味)弱いタイプの主人公は新鮮です。



■相変わらず声だけの男

弟を家に帰して一人署長室で電話をしている長男。
電話の相手は第一話から引っ張ってきている、あの「真田明彦の声」の男。


ところで最近「ペルソナ3フェス」のノベル(カードブック)を買ったのですが、
そのエピローグにおいて
真田は刑事になっていることが判明しました。
ノベルの最後のほうにはアニメの紹介と共にキャラクターやペルソナの紹介もあることから
このエピローグはそのままアニメの「現在」と繋がっていると思われます。

…ということは、ますますこの「声」は真田本人である可能性が高いですね。


そしてあの男たち(マレビトでしたっけ)も持つ「薬」を手で転がす長男。
もしかして彼も先天ではないということなのでしょうか。

それとも荒垣先輩のように自己のペルソナが暴走したりしないように持っているとか?
この辺は薬の正体が本当にペルソナ制御剤なのかが分からないのでなんともいえませんが、
もし制御剤だったら真田が許さないだろうしなあ…あ、でも真田と決まってないのか…

ああもう! 想像に想像を乗っけても結論なんて出やしない!



■マレビトの目的

こっちはこっちで電話にて長男と接触しようとするマレビトサイド。
「マレビト」たちの目的は何らかの方法でペルソナを覚醒させて仲間を増やすこと?
でもリーダー格の男が「ペルソナを吸収する」みたいなことも言っているし、よく分からない。

ゲーム中ではイゴールがペルソナの発現や合体に関係していましたが、
アニメではペルソナ自身が勝手に融合や変化をするものなのでしょうか?
ちなみに、公式サイトでの「ペルソナ」の説明では、


敵と戦う武器でもあり、自分の心の姿に潜む、もうひとりの自分の姿。
ペルソナの姿や能力は、その発現者の個性によって違う。
"死の欲求"や"負の感情""やましい気持ち"などをまっすぐに受け止めることが
できた人間だけが、ペルソナ能力を発現させることができる。


「死の欲求」とか「負の感情」とか、後日談でも出てきたようなキーワードにドキドキしつつも
この文章を読む限りでは誰でもペルソナ使いになれる可能性があるように見えますね。

しかしセリフ中に「A潜在」とか「特A存在」とかいう言葉が出てくることから考えると
ペルソナとして発現できる可能性のある人間はそれなりに限られてるということかね。


それはともかく。


先週では不明だった「マレビト」の飼い主は「九条」という人物(?)らしい。
「南条」「桐条」に続く「○条」の存在か…なんかいやな予感が。

個人的にはいくら会長が総帥になったとはいえ、あの腐りきった「桐条」が
10年やそこらで健全化するとは考えていないので、たぶん多少は繋がっていると予想。
そういえば、あの冒頭に出てきた少女はどうなったんだろうな…



■伊藤刑事の依頼

あまりに厳しすぎる兄の言葉に動揺しながらも反発を隠せない次男。
そこにつけこむ伊藤刑事。


伊藤「守秘義務を無視して言わせてもらうと、
    お兄さんは何か大変なことを隠している」


反発しつつも兄を信じていたい次男に、探りを入れるよう依頼する伊藤刑事。
そのことに憤慨しながらもどこか無視の出来ない次男。

家庭崩壊の第一歩は、いつも何気ない一言から。



■長男vsマレビト

罠と知りながらタレコミ先(マレビト)たちに会いにいく長男。
なぜ自分たちの計画を先読みしていたのか、と聞く男に、


長男「計画はおろか、君たちの存在すら知らなかった
    …が、あえて言おう、予期したことではあると。
    我々の作りかけていた潜在者リストが
    君達のものと一致したということだろう」


潜在者リスト=ペルソナ能力を発現できる可能性のある人物リストってことか。
組織を逸脱ってことは、長男はP3における黒澤さんのような存在になろうとしてたのか、
それとも自分自身が戦うことを望んだのか。


紫倉「ペルソナ強制剥離未遂による(中略)
    ただ殺すために剥がす事は可能…
    そして我々は剥がしたそのペルソナを取り込むことが出来る!
    ほかならぬ…
あなたが望んだ存在だ!


一生キャリアのまま?
殺すためだけに剥がす事は可能??
ペルソナを取り込む能力は長男が望んだ存在???
(まあ最後についてはその直後に「望んだ覚えなど無い」とはっきりと否定していますが)

何のことだかさっぱり分かりませんが、とにかくペルソナバトルスタート。


兄貴のペルソナの持つ銃型の武器が相手のペルソナを狙うが、
紫倉のペルソナの一部が変形してそれをガード
かと思えば高く飛び上がり急降下した紫倉のペルソナを
余裕の表情でかわしつつ反撃の機会を狙う長男。

…なんか変な感じ。



■弟もバトル

一方その頃、一人で帰宅中の次男を狙う「マレビト」の男女。
一人は先週も出てきたパーマヘアの女で、もう一人は今週初登場の男。

相手の攻撃に、無意識にペルソナを出して応戦する次男に、後ろからのびる触手。
なるほど、アレが「ペルソナを取り込む」何かというわけか。


次男、絶体絶命。



■兄貴サイド決着

そんな弟のピンチも知らず、至って冷静な長男の攻撃は続く。

たまらず歩道橋を離脱してペルソナで飛んで逃げる紫倉を、同じくペルソナに乗って追う長男。
うーん…なんかやっぱり違和感があるんだよなあ…

なんというか、ペルソナバトルというよりは
単に騎乗しないだけのロボットアニメ的な様相を呈してきた感じ。
てかそもそもペルソナでのバトルってペルソナ同士を戦わせるんじゃなくて
ペルソナの力を使ってペルソナ使いを攻撃するという感じだった気がするんですけど。


まあそれはともかく、追い詰められて紀本(第一話で兄貴にやられた男)に援護を求める紫倉。
しかし紀本から帰ってきた言葉は意外なもので


紀本「ないんだ…出せないんだよ俺!!」


そういえば「なくなった」とかつぶやいていましたっけ。アレはそのことだったのか。
ということはまさか次男が?

動揺するのもつかの間、兄貴の容赦ない攻撃はついに紫倉を捕らえ――



■次男サイド決着?

絶体絶命…かと思われた次男でしたが、一瞬にして女のペルソナの束縛を跳ね除け、
本体から何かを吸い取ろうとする触手を切り裂く次男のペルソナ。

それを見て、あわてて女のペルソナを吸収…したものの、吸収した途端もがき苦しむ男。


次男「何…なんなんだよ!!


なんというか次男、第一回からこのセリフばっかりだな。
典型的な巻き込まれ型主人公、アニメになっても健在のようです。



■そして来週へ

ペルソナを破壊(たぶん)され、血塗れで転がる紫倉を見下ろす長男。
そしてその風景をさらに上から見下ろす赤毛の女。




そして混乱の極みにいる次男を上から見下ろす赤毛の少女。





見ようによっては若くも年増にも見える彼女は一体誰なのか。
第一話の冒頭に出てきた少女と何か関係があるのか。


ぶっちゃけ美鶴なのか。


戦況も状況もペルソナもバトルのルールも全く分からないまま、謎だけが広がっていって
ゲームやってるやってないに関わらずチンプンカンプンなまま終了しました。


てか正直ついていけないのですが。


ペルソナの吸収だの人の手によるペルソナ覚醒だの、ゲームでは出てこなかった設定に
イゴールだの影抜きだのといったゲームに関連しそうなキーワードが被さってきて
頭のなかでどう整理つけたらいいか分からない状況に。

そもそもペルソナバトル自体がこちらの思っていたのとだいぶ違っていたので、
どこをどうしたら勝利になって、やられた側はどうなってしまうのかとかもうワケワカメ。

そろそろ来週あたりに詳しい説明を期待したいものです。



- - - - - - - - - - - - -



というわけで、次男以上に混乱したままに終了のPERSONA-trinity soul- 第3話の感想でした。

面白くはなってきたけど、それ以上に訳が分からない展開に頭がクラクラです。
てかこれついていってる人ってどれだけいるんだろ…

あ、そういえば上の感想でも触れた「ペルソナ3フェス」のノベルのオマケページで
兄弟(長男と次男)のペルソナの名前が明らかになりました。


長男のペルソナ…カイン
            最初の人間アダムとイブの子で、長男
            嫉妬にかられて弟アベルを殺し、神から刻印を受けた
            ヘブライ語で「鍛冶師」

次男のペルソナ…アベル
            最初の人間アダムとイブの子で、次男
            兄に殺されたが、死んでもなお大地に流れた血が兄を告発し続けた。
            ヘブライ語で「掴み所の無いもの」


うーん、なんとも兄弟の行く末を暗示するかのようなペルソナだなあ…
そういえばP3本編でも荒垣と真田のペルソナが双子星のカストールとポリデュークスで
カストールの方はその神話の通りに先に死んでしまうことになったわけですが…

少なくとも「長男と次男の対立」フラグだけは避けようも無いようです。

そして長男次男がカインとアベルなら、三男はやっぱりセト(三男)ですかね。
エジプト神話のセトは有名ですが、キリスト教のセトはwikiとかでもほとんど書いてなくて
よく分かりませんが、妹がいるから別のペルソナってこともありえるか…?


ともかく、第一話から今までずっと伏線張りまくりで視聴者置いてけぼりのこのアニメ。
そろそろスカッとするような展開を期待したいところですが…


…難しいかなあ。


それでは。




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