SSブログ

週刊少年ジャンプ8号感想 [WJ感想2008]

「SUICIDES LOVE STORY」ってどんなストーリーですか?@常磐です


新作できたよー↓


もともとは「さよならユニバース」full ver.の間奏で使うために作っていたのですが
「よく考えたらこのままMADとしていけるんじゃね?」と思ってそのままスピンアウト。
手描き部分よりも実はテロップやクロスフェードなどの効果に時間がかかってたりw
(パラフラって本当色々できるんだなと改めて感動)

以下反省点↓

  • 会長入れられなくて本当にすみません
    (最後の人物をキタローにするのは最初から決めてたので…)
  • アイギスの制服改変し忘れましたすみません
  • キタローのケツがキモくてすみません
  • 最後のキタローは裸足のつもりだったけど白靴下でも別にいいや
  • ラストのテロップは「”製”作委員会」が正しいです。
うーん、やっぱり焦って作るとあとになって粗がでてくるなあ…


エンコは早朝にやりましょう、という教訓を得たところで今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ8号感想■■■


【巻頭カラー】『アイシールド21』

■満身創痍のヒル魔

…を警戒して攻めあぐねる白秋。


ってんなアホな。


ヒル魔の腕が使えるかどうかなんて一発使わせてみりゃいいわけで、
向こうからブリッツに来たのならこれ幸いとぶちかましゃはっきりするじゃないですか。

わざわざ下手なパス打つよりも確実な気がするけどなあ。



■最後の一発

てか骨折してボールって投げられるんですか?
そして無理して投げてその後普通にしてられるもんなんですか?

なんかもう神龍寺戦からいろいろ無理な展開を積み重ねては
ヒル魔ばりのハッタリと演出の上手さでなんとか凌いではきましたが

今回ばっかりはさすがに無茶がすぎるんでないかい?




『ONE PIECE』

■爆発の意味

至近距離での爆発はただの誌面上の時間稼ぎかそれとも次週に引っ張るための演出か
…と思ったらちゃんと理由がありました。

まず一つ目の理由はくまにとっての都合。
船長一人の首で見逃してやると言ったのに向かってくるルフィ海賊団クルーや
その他雑魚を追い払うため。

もう一つの理由は演出上の都合。
理由は後述。



■交渉人ゾロ

仲間のほとんどは爆風で吹き飛ばされ気を失い(死なないあたりはさすがワンピ)、
何とか立て直したゾロの攻撃も、多少の傷は与えられたもののほぼノーダメージ。
まさに絶体絶命のルフィとくまを見比べて最後の賭けに出るゾロ。


ゾロ「わかった…首はやるよ…
    ただし代わりの…この俺の命一つで勘弁して貰いてェ!
    まだ大して名のある首とは言えねえが…
    ――やがて世界一の剣豪になる男の首と思えば
    とって不足はねえ筈だ!!」


自分の野心がありながらなぜ代わりに死ぬというのか、と聞くくまに、


ゾロ「船長一人守れねえでてめェの野心もねェだろう


と血を吐くような決意を述べるゾロ。
しかしそれを聞いていた男がもう一人この場に介入。


サンジ「…おめェが死んでどうすんだよ
     てめェの野望はどうした…バカ!(中略)
     こちとらいつでも身代わりの覚悟はある
     ここで”死に花”咲かせてやらァ…!」


そんなサンジをあっさり黙らせ、あらためてくまと交渉に入るゾロ。
ゾロの「情」ではなく「海賊の仁義」みたいなものに訴える言葉に、苦い顔をしながらも折れるくま。
ルフィの「苦痛」を受け取ることによる”制裁”をゾロが受けることで手打ちにすると言う。

まあ何だかんだいっても苦痛程度でゾロが死ぬとは思えないので
結果的に生存フラグが立ったという事になりました。



■ゾロとサンジの違い

さて、今回の一件でルフィ海賊団におけるゾロとサンジの立ち位置が結構明確になりました。
どちらも「船長の代わりに俺を殺せ」と言っているわけですが、その理由は大きく違う。
上手く文章で表せるかどうかは自信ありませんが、つまりはこの言葉に集約されていると思う。


ゾロ「船長一人守れねえでてめェの野心もねェだろう
サンジ「こちとらいつでも身代わりの覚悟はある


まず順番は逆になりますがサンジの方は話は簡単で、
要するに自分の命<仲間の命という思いが根底にあると見ていいでしょう。
古くはバラティエで、あるいはドラム王国で、自殺行為とも思われる行動をとった時の様に
いざというときは身代わりで死ぬことも構わないと考えている、と言ったところか。

もちろん積極的に死のうとしているわけではないですが、今回の「死に花」という言葉からして
ある意味「仲間を守っての死」に美学的なものを感じているのかもしれないですね。
確かどちらの場合でもルフィに「バカヤロウ」と怒鳴られたはずですが。


対してゾロの場合は、自分の命よりも何よりもまず「野望」ってのが第一にあって
それを果たすためならどんな苦痛も、その果てにあるかもしれない死もいとわないが、
死んでしまったら野望が果たせなくなるのでしぶとく生き続けるという感じ。

ただし今回の場合、自分の野望を果たすためにルフィの野望が犠牲になるわけで
そんなんで野望を果たしたとしてもそれは本当の達成ではないだろうと思った、と。
上手く説明できないのですが、たぶんゾロのなかでは自分の野望と同じくらいに
ルフィや他の仲間の「野望」も命より大事なところにあると思うのですよ。

だからそれを犠牲にして何が自分の野望か、と。


まあどちらにしてももしここでルフィの意識があったとしたら、
「仲間は助けてくれ、でも俺が死ぬのも困る」と無茶苦茶な提案をくまにぶつけると思う。
でもなんか気づいたらくまも丸め込まれちゃうんですよ、何せ海賊王になる男だから。
で、そんな(ルフィ的に)馬鹿な提案をしたゾロやサンジを思いっきりぶん殴ると思う。

また他の仲間がいても「俺も俺も」と面倒なことになると思うから、
やはり前回ラストの爆発は必須だったのかと。


閑話休題。


いずれにせよ、一つ確かなことは
今回くまを説得するにはゾロのやり方でなければ無理だっただろうということです。
単に「船長の代わりに自分の首を」と言うだけでは残念ながらゾロでもサンジでも
とても代わりに出来るほどの価値はないと思われます(少なくとも今のくまにとっては)。

それを覆す決め手となったのはゾロの「世界一の大剣豪になる男だ」という野望が
ルフィのそれと同等であるとくまがみなしたのではないかと。
(まあその前にゾロがくまのボディを多少なりとも傷つけることができたところも
くまに「認められる」理由となったとは思われますが)


逆にサンジの「代わりに死ぬ覚悟はいつでも出来ている」というのはある意味最悪。
そもそも「代わりになれば生かしてやる」という言質が取れているわけでも無いのに
わざわざ自分の首を安くするとは逆効果もいいところ。

今回くまが譲歩したのは実質ゾロの気迫勝ちかと。



■苦痛ってなに?

しかし体から無傷で苦痛や疲労を取り出すとか、どこまで反則的な能力なんだ。

てかそもそも苦痛はともかく疲労って物理的なダメージを伴うものなのか。
痛い苦しい気持ち悪いが全身から血を吹き出すほどの身体的ダメージに変換されるのか。
ルフィの受けた衝撃のうちゴムだから大丈夫だった部分もダメージになるのか。

疑問は山ほどありますが、とにかく生きてたからどうでもいいか。


まあとりあえず今回の事はゾロの言うとおり「何もなかった」ことにするのが無難でしょう。
ルフィのためにもゾロのためにもサンジのためにも、他の仲間たちのためにも。



…今回ワンピだけでえらく感想長くなったな。




『BLEACH』

■まだ終わってなかったよザエルアポロ様

登場してから約1年にわたりブリーチの誌面を席巻してきたザエルアポロ様ですが
最後は虚無にて終了。なかなかにオサレな最期でした。

しかし思考だけがン百年の時を超えるとか、それだけの時間があったら逆に何か
解決方法を編み出しそうな気もしなくも無いのですが。

…やっぱり「考えるのをやめた」になるのかな。



■ネム復活


何をやったんダ━ヽ( ;´Д`)人( ;´Д`)ノ━!!!!


「映せないこと」って一体何なんだ
見ているだけで雨竜と恋次が赤面して興奮するようなコトって一体何なんだ!
復活後のネムが異様にテカテカしているのは一体何なんだ――!!

…それにしてもマユリ様は雨竜との一件以来、意外とネムを大事にしているようですね。



■もっとも大事なもの

データも大事だヨ!!

…と思ったけどマユリやザエルアポロのような独りで自分の満足のために
研究するようなマッドな天才肌は研究結果を引き継ぐと言う考えがないから
「データは全て頭の中にあるヨ!」って感じで十分なのでしょう。

…まあ実験材料たちにとっては相手がザエルアポロだろうとマユリだろうと
結果は変わらない気もしますが。




『NARUTO』

■幻術対決

前回どこかの感想サイトで「幻術合戦ってことは、ボケッとしている兄貴を後ろから弟が
刺したようにしか見えないんじゃない?」
というのがあって、そんなまさかと思ったのですが、


まさか本当に棒立ちで向かい合ってるだけとか


昔どこかのギャグマンガで見たことあるよ、こういうの!



■写輪眼と失明と九尾の関係


もういいよ九尾は!!


サスケ逃げて逃げてー(ナルトから)!




『テニスの王子様』

■立海の一年


なんかキモいのキタ!


いやあ、テニス様でなんか久しぶりに本気でキモいと思った。
なんというか、ようやく爬虫類に見慣れて「爬虫類も意外と愛嬌あるじゃん」と
思った直後に「じゃあこれで」といきなりナメクジを持ち出されたみたいな。



■オーラの移動

…って、


流!?


それにしても濃密な一年間が原因で成長しすぎたって……
親父とテニスしていた2歳からの9年間はなんだったんですか。

まあ確かにそのせいで親父の劣化コピーみたいになったのは確かですけど
じゃあ一度記憶を失う意味ってなんだったのかと聞きたい。




『初恋限定』

■祝! テニス部カップル初キスゴールイン!

しかし「手をつないでいいですか」ってのは潔いんだか何なんだか
昔「いや荷物あるから」と断った過去を思い出す…ってのはどうでもいい話ですが。

個人的にはここで「こなああああゆきいいいい」がくるとは思わなかったw




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■ネウロの趣味


弥子「ネウロの趣味は私を虐待することだけど…
    最近は途中で寝てしまうことが増えてきた」


この文章をすんなり流してしまう自分はどうかと思う。

ところでネウロは弥子と吾代とでは拷問の傾向を変えているようですね。
弥子は我慢系放置プレイで、ゴダイは主に羞恥系放置プレイか。

放置はです。



■笛吹さんの一喝

万全な対策を施して被害を最小限に抑えたものの、死者4000人以上という未曾有の人災と
なった前回のDRによる洪水事件。
疲労と混乱で捜査系統に支障をきたし始める警察内部で、久々の笛吹さんの一喝。


笛吹「諸君は…何を守るために警察に入った?
    正義を守るため? 街や人を守るため?
    それとも単に手に職を得て自分の人生を守るためか
    ああ大切だ、そのどれもが命をかけて守るべきものだ
    だが今諸君が最優先で守らなければならないのは!
    警官としてのプライドだ
    悔しくないか!?
    プライドをずたずたにされて悔しくないか!?
    一人の警官として!
    傷つけられたプライドを取り戻せ!」


以前の「進んだ対策をとらなければならないことが恥なのだ!」に続く名セリフ。
基本高飛車で無神経で甘えたな笛吹さんですが、こういうときは格好よくなりますね。

実際のところ笛吹さんは「血族」の男の言うように
有事のあるときに最も力を発揮するタイプなのでしょう。



■警察vs血族

能力的には人間以上の力を持っていても、サイやシックスには劣ると思われる血族たち。
ここで人間の武器がどれだけ彼らに通じるのか、今後の戦いの重要なポイントになりそう。

そういえば以前ネウロも「下僕を上手く使えば魔力を使わなくても」と言ってたっけ。
一応この話の伏線ともなっていたってことですかね。




- - - - - - - - - -



今週は以上。

なんかワンピに力を使い果たした感じですが、大体書きたいことは書けたので満足。
他の作品の感想については後で別エントリで追加するかも(最初からやれ)。


マディとかスケットとかも何か書きたかった事あった気がするんだけどなー…


それでは。



nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 4

ヒロ

はじめまして。ちょっと前からちょくちょくここ見させてもらってる者です。

さよならユニバース好きでマイリスに入れてるんですけど
今日なんとなくP3で動画検索してみたら、トリニティソウルのEDでやたら秀逸なMADが見つかったのでニヤニヤしてたら同じ作者さんだってことに、ここ見て気づいて吹きましたww

タルンダ先輩がチーターマンなあたり非常に素晴らしいと思います
by ヒロ (2008-01-22 02:18) 

NO NAME

>「いや荷物あるから」

うわっ・・・
by NO NAME (2008-01-22 12:52) 

常磐

>ヒロ 様

コメント&マイリス登録ありがとうございました!
おかげさまで前作よりも再生数も伸びているようで、やったかいがありました。

>タルンダ先輩がチーターマン
キタロー、真田、テレッテ、綾時の配置はEDを一目見たときから決めてました
何気にアニメEDよりチーターマン呼ばわりされているタルンダ先輩w
by 常磐 (2008-01-22 18:25) 

常磐

>NO NAME 様

すみません…リアルに痛い時代の話でした。
今ではむしろ笑い話です。
by 常磐 (2008-01-22 18:29) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0