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俗・さよなら絶望先生 第一話 感想 [アニメ感想]

年が明けて最初に見る夢が初夢なんて誰が決めた@常磐です。


そういえば今年の初夢は元旦の二度寝だったのですが、これがかなりの悪夢で。

漠然と思っていた自分の嫌なところとかを口々に突きつけられて責められて
(しかもその相手が大学の友人とか親とか会社の同僚とかいろいろオールスター)
でもそれは全面的に自分が悪いから反論することも出来なくて。

ごめんなさいもうしませんと思いながら必死で逃げている夢でした。
目覚めた後の現実とのギャップに少し泣けた(通常とは逆の意味で)。


絶望した! 夢すら思い通りにならない自分に絶望した!…アニメ感想です。


■■■俗・さよなら絶望先生 第一話■■■


■第一期の続編ではないらしい

第一期は絶望先生の登場から始まって、可符香、小森、カエレ、芽留、あびる、まといなどの
各キャラクターエピソードをオリジナル要素を交えながら1話二本立てで放映していましたが、
初めから全キャラクターが登場しているという前提からか、原作のいくつかのエピソードが
省略されていた部分もありました(千里、奈美のエピソードなど)。

「メガピ」08年冬号での監督インタビューによると、第二期は第一期を一応踏まえつつも
もう一度最初からリセットして、「原作どおり」に絶望先生をやっていこう、とのこと。

その準備段階として発売されたのが「さよなら絶望先生 序~絶望少女撰集~」


さよなら絶望先生 序~絶望少女撰集~

さよなら絶望先生 序~絶望少女撰集~

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2008/01/01
  • メディア: DVD





収録されている作品は
  1. さよなら絶望先生
  2. トンネルを抜けると白かった
  3. 僕の前に人はいない、僕の後ろに君はいる
  4. ヒジにも負けず、ヒザにも負けず
  5. その国を飛び越して来い
  6. アンテナ立ちぬ、いざ生きめやも
  7. 書をきちんと本棚にしまって町に出よう
  8. 僕たちは何があっても一緒に固まっていなければ駄目だ
の8話で、それぞれ可符香、小森、まとい、あびる、カエレ、芽留、千里、マリアの
各エピソードを「原作どおり」に展開しています。

また、その合間合間に「日塔奈美の不登校日記」がオリジナルエピソードとして収録。


つまりコレが一体なにを意味しているかというと、

第二期はこの続きからやりますよ!

ということらしい。


なんと視聴者を舐めた大胆な販売戦略か。

まあともかく、まんまと販売戦略に乗せられ買ってしまった私としては、
きっちり第一期の復習と第二期の期待を込めてDVDを視聴させていただきました。


大変美味シュウ、ゴザイマシタ。



■ほら、男爵の妄言

そんなこんなでwktk死ながら始まった俗・さよなら絶望先生。

てっきり本編の学校シーンから始まるかと思いきや、なぜか登場したのはマルチ販売員の糸色望。
なんじゃこりゃ? と目を白黒させているといつのまにやら宗教家やテロリストがでてきて
ようやく他のキャラが登場したかと思えば「左翼ゲリラ」…って、これって


1巻オビ裏のウソエピソードか!


ちなみに実際に1巻オビ裏に書かれている内容はこちら



 女性と蓮根が大の苦手のマルチ健康食品会社のエリートサラリーマン・望。
 ある日、入信してもいない宗教@ハマショーの背信者として追われる羽目に。
 デギンザビ似の教祖の命により、おバスト1米(メートル)の女群が望に襲い掛かる。
 命からがら逃げついた先が足摺岬の女学校。
 新任教師と間違われ教壇に立つ羽目になるが初日に付いたあだ名が
 意味不明の「左翼ゲリラ」。
 珍妙なあだ名に絶望し、死を決意するが、どうせ死ぬならと、
 聞いたことも無いような国の娘に偽装結婚を強いられる。




うーん、まさに原作どおり。
ていうか初っ端から飛ばしすぎだろアニメスタッフ。

実際のところリアルタイムで見たときは最後までよく分からなくて、
結局そのあとニコニコでの字幕を見て「ああそういえばそんなのもあったな」と分かったわけで。


絶望した!
初見どころか第一期を見た視聴者すら置いてけぼりの第一話に絶望した!



■OP

で、8分近くもオビ裏エピソードをやった後、ようやくOP挿入。
今回も主題歌はオーケンと絶望少女達による「空想ルンバ」。内容は相変わらずカオス。
そして今回も第一話は映像無しの文章のみでした。

まあ第一期のこともあるので予想の範囲内ですが。
きっと3話目か4話目くらいに映像が発表されれば、すごい勢いで改変MADが作られるの
だろうなと思うと、別の意味で今から楽しみです。



■「当組は問題の多い教室ですからどうかそこはご承知ください」

というわけで、ようやく本当の意味での本編開始。
使用された原作エピソードは日塔奈美の初登校の話。タイトルも同じ。

あらためて原作を読み返してみると、確かにこの話って各キャラの復習にちょうどいいかも…
…と、DVDで復習していた私などはそう思ったのですが、ニコニコ等で感想をみていると
「何で今更彼女のエピソード?」というものが多かったですね。

たしかにちょっと混乱するかも。


で、まあ内容に関しては原作どおりなのであまり書くことは無いんですけど、
カフカの電波度とか不安定になる歌とかはやっぱり動画や音声があった方が怖かったですな。
不下校とはかくもおそろしいものなのか、おかーさーん!!

その他、作画とか構成とかネタなどについて。
一番最初に思ったことは「前と比べてよく動くなあ」ということと、
あと第一期ではしつこいと思えるほどに書き込まれていた「黒板ネタ」がなくなっていたこと。

私としては半分以上理解できなかったからなくなっても問題はないのですが、
結構楽しみにしていた人も多かったようで。

何故なくなったのかは、謎です。



■ED


何かスゴいのキタ!!


キモイ、でもカッコイイ、でもやっぱキモい!


特に木野↓

お前は一体誰なんだ!!


リアルタイムでは一体どの画風をパロったのか見当も付かなかったのですが、
ニコニコでのコメントを見るに「九条キヨ」の作風のパロディらしい、とのこと。



    九条キヨ「トリニティ・ブラッド」9巻より


うーん、似てる、か?
今度暇があったらマンガ喫茶で探してみようと思います。


しかし一度MADとかやってしまうといろんなものが新鮮な素材に見えてしまう今日この頃。



↑この絵がP3の綾時に見えてしまった瞬間、描きたい衝動が止まらなくなってきた…

……どうしよう。


- - - - - - - - - - - - -


以上、俗・さよなら絶望先生第一話の感想でした。

何か本編にほとんど触れて無い気がしますがまあいいか。
とりあえず第一期から持続させてきた期待を裏切らない出来で満足しています。

来週も楽しみです。


それでは。





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