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週刊少年ジャンプ6・7号感想 [WJ感想2008]

新年の挨拶が7日遅れってどーよ?@常磐です



  あけましておめでとうございます。

 昨年は拙ブログにお越しくださいましてありがとうございました。
 気ままな更新ペースでお見苦しい点も多々あるとは承知しておりますが、
 多分このペースは今年もあまり変わらないと思われますので
 温かい目で見守っていただけると光栄です。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。




↑と、年賀状風に絵を描きたかった_| ̄|○


というわけで初っ端からgdgdですが、今年もよろしくお願いします。

新年最初の更新は、やっぱりジャンプ感想から。




■■■週刊少年ジャンプ6・7号感想■■■


【巻頭カラー】『NARUTO』

■新年最初の巻頭カラー


でも出たのはサスケだけ。


カラーもサスケ、アニメページもサスケ、本編もサスケ、最後までサスケ。

…表紙だけはナルト。



■兄弟ゲンカ決着

出会うまではかなりの時間がかかりましたが、いざ出会ってしまえばたったの2週で決着。
なんてスピーディな展開でしょうか、まことに素晴らしい。

幻術で弟を欺いた気になって余裕ぶっこいている兄を後ろから刺すサスケ。
なんとも忍びらしい殺し方、まことに素晴らしい。

まあイタチがこの程度で死ぬかどうかは置いておくとして。
前回のジライヤ編でもそうでしたが、主人公がいないだけでずいぶんテンポが良くなりますね。

よく考えてみたら、ジライヤ→ペイン、サスケ→イタチ、木の葉の里→暁、と
それぞれターゲットが決まっていて、それらは遠まわしながらもきちんとリンクしているのに、
主人公だけがナルト→サスケと明後日の方向に向いているから話が進まない。

いつになったら主人公は本編の軸に絡んでくるのでしょうか。



■今後の展開は

さて、もし本当にイタチが死亡したとすれば、サスケの生きる目的が果たされたこととなります。
そうすると気になるのは今後のサスケの去就ですが…

普通に黒幕が暁リーダー(名前忘れた)の人のような予感がしてなりません。

たまには読者があっと驚くような展開を期待したいものです。




『ONE PIECE』

■くまの能力

ここ最近弱体化著しい七武海ですが、ようやく威厳を見せてくれたみたいで一安心
しかし衝撃を跳ね返すのと瞬間移動とどんな関係が?と思ったら
今度は大気を圧縮させて引き寄せるとかワケワカメ。

そもそも「跳ね返す」のと「肉球」に一体どんな関係が。
悪魔の実を食べて一生泳げない海の呪いと引き換えにぷにぷにの肉球がって
普通に絶望しそうなんですけど。

動物系の一種…になるのでしょうか?



■満身創痍の麦わら海賊団

ああそういえばオーズとの戦いで体がボロボロだったんでしたっけね、彼ら。
いつもの通り戦いが終わったら全回復してる印象だったからすっかり忘れてました。

でも多分ゾロの息が上がってるのは疲れのせいというよりは
くまの能力で大気が圧縮された分、気圧や酸素濃度が低くなって起こる酸欠かと。

てか、わざわざ空気を圧縮させて爆弾にするよりも、自分の能力で周囲の大気を
引き寄せて相手の大気圧を急激に下げてしまえば、範囲内の敵は一瞬にして
爆散させることも可能な気がしますが。


さすがにグロすぎるか。



■爆発

慎重派(?)なくまにしては安直な方法を選んでしまったな、という感じ。
普通なら至近距離で爆弾が爆発と言うだけで即死間違いなしな状況といえますが、
なんといってもここはワンピース。


ガレキの下に隠れて全員生存フラグ発生。


いい加減この不死身ッぷりはどうにかならないものか。
せめて主力陣(ルフィ・ゾロ・サンジ・ロビン)あたりがしばらくは戦えないくらいの
ダメージを負ってもいいんじゃないかと思える今日この頃。

思えば次の島までダメージが継続したのってバラティエ→アーロンパークのゾロくらいか。
あのころはまだ人間だったんだなあ…




『BLEACH』

■もうなんというか


ザエルアポロさん絶好調!


キリストの十字架を思わせるポーズと恍惚とした表情、あえてラフのままのロゴ…
久保先生は本当に彼がお気に入りなんだなあと改めて実感する表紙絵に脱帽です。

とはいえネムの腹を借りて復活はさすがにやりすぎの感もあるザエルアポロさん。
復活の姿はオサレでも、その方法はルキアを人質に取ったゾマリさんと同じ徹を踏んだか。



■意識だけが超人化

ってこれゴールドエクスペリエンス初期の能力じゃん!
一秒が百年とか、ある意味途方もなさすぎて想像することすら出来ないのがオサレ。


-ザエルアポロは- 二度と元の時間軸へは戻れなかった…。
鉱物と生物の中間の生命体となり永遠にコンマ数秒の時間をさまようのだ。
そして死にたいと思っても死ねないので

―そのうちザエルアポロは考えるのをやめた。


荒木先生は偉大です



■それにしても

今回の戦いはお互いが持ってるカードを順番に出していって、
最終的にカードが先になくなってしまったザエルアポロさんが負ける展開になりましたが、
あらためて彼らの戦い方を見てみると


ザエル「どうだい僕の能力は?
     さあひれ伏せ! 怯えろ! 泣き喚け!」

マユリ「ぎゃあああ…なーんてネ。
     そんなこともあろうかとちゃーんと対策してきたんだヨ」

ザエル「な、何だと! …というと思ったかい?
     そんなこともあろうかと次の手は用意してあるのさ!」

マユリ「クッ… ククククv
     そんなこともあろうかとすでに準備は完了してあるヨ!」

ザエル「な、何いいいぃぃ! …安心したかい?
     そんなこともあろうかと仕込みはすでに完了しているよ!」

マユリ「な、なんてことを… 面白いネ
     そんなこともあろうかとネムにはすでに薬を投薬済みサ」


前回の朽木兄vsゾマリ戦が「どっちが強いか」を競い合う罵りあいとしたら、
今回のマユリvsザエルアポロは「そんなこともあろうかと」の連続ギャグですな。

雨竜あたりに「んなわけあるかー!」と突っ込みを入れて欲しい。




【特別読切】『うろおぼえウロボロス』

■久しぶりの小畑先生

「デスノート」ではその迫力ある演出と画力で、ともすれば単なるテキスト漫画になりそうな
ネーム量の作品を迫力と緊迫感のある大作にまで仕上げ、
「ラルグラド」では作品内容ではイマイチだったものの、ミオ先生、アイア、ビラ様など
およそいろんな意味でギリギリのキャラクターを描き出した小畑先生。

イラスト集のコメントにもあるとおり、製作スタッフはかなりの技術と仕事量を要求される
ようですが、出来た作品の絵の完成度だけでいえば間違いなく漫画界1、2位を誇れる
レベルだと思っています。

最近では某講○社の新人が全ページトレスとか(これもある意味偉業だが)で、
その多くをデスノから持ってきたという話も聞きましたが、少なくとも「絵が上手い」というのは
漫画家にとって最強の武器の一つなのだと強く感じました。

まあ実際のところ上手い絵をトレスすること自体は、絵の上達に繋がるいい練習ですが。
体の線や顔の曲線、髪の流れ方に服の皺の描き方など、一枚の絵にある情報量は
実際にトレスしてみると目で見える以上に多いことが分かりますし。

そういえば私も小学生の頃は気に入った絵を片っ端からトレペや半紙でトレスしてたっけ。
「らんま1/2」とかやたらと裸が多かったので、女性の曲線とかはここから学びました。

いやもちろん実際の投稿でトレスは絶対ダメですよ。
あくまで練習として、ということで。



閑話休題。


ずいぶん話がそれましたが、今回は「戯言シリーズ」の西尾維新先生とのコラボですか。
そういえばLのスピンアウトストーリーも西尾先生が書いたんでしたっけ(読んでないけど)。

逆に太宰の「人間失格」の表紙を小畑先生が描いていたこともあったっけか。



■本編

とらぶる、初恋、そしてコレ。
今週のジャンプは百合の花園か。

前半は姉のやりすぎが気になったものの、後半の妹の暴走っぷりにはただただ唖然。

しかしいくら過去にいろいろな恨みがあったとはいえ、
無抵抗で「殴りなさい」と言った女子一人を本気でリンチする剣道部って…

そして意図した結果にならず、自分の姉が下手すりゃ死なないまでも
一生消えない傷が付くかもしれないとわかっていてもなお
「お姉ちゃんが悪いんだ」と自分を正当化する妹って…

極めつけは全て告白したかに見えて責任を姉に転嫁する妹に対して
「こら」の一言で済ませる姉って…

西尾維新の本って読んだことなかったけど、こんな登場人物ばっかなんですか?



■ウロボロス

ウロボロスは1匹の蛇が自分の尻尾を喰いながら一つの輪になっている絵で、
その意味は「死と再生」で、結局彼のなにがウロボロスだったのかと思ったら、


ただの蛇


まあいいか。




『アイシールド21』

■満身創痍のヒル魔

まあ普通に考えて、
巨漢の怪力男に全力でつぶされて右腕折られてタンカで退場した人間が
普通に戻ってきてプレイできるわけがない。

ある意味チームメイトですらヒル魔を「特別」と見ていたってことか。




『テニスの王子様』

結局のところ越前クンの記憶は完全に元の状態に戻ったってことでいいのかね?

直前の特訓を見ていると「思い出さなくていいから新たなテニスを体に覚えさせろ」みたいな
雰囲気だったのですが、気付けば性格まで元通り。

うーん、よくわからん。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■ホームレス本城

シックスから”悪意”うんぬんの話が出た頃から、おそらく無関係では無いだろうと思われた
本城刹那の病気(?)ですが、彼女の父親の登場により思いのほかあっさりと肯定されました。

さすが松井先生、普通ならもう少し引っ張るところをあっさりと認めてしまう!
その太っ腹(いや本人はやせてたけど)にはしびれる、憧れるゥ!

しかしそうすると本城父はかなり早くから「血族」の存在を知っていたということですかね。
それとも彼自身が「血族」で、しかしシックスに従うことを拒否したとか?

何だかんだいってネウロ世界の住人は大なり小なりみんな変人なので
見た目だけでは血族だかどうだか判断できないのが現状です。



■新しい血族

今度はボクっ子らしい。
なんとなく知能面が未発達…というか子供っぽいのが気になります。

火、水ときたからには今度は地震でも起こすのかね。
それとも雷でも落とすのか。


それにしても葛西は何だかんだいっていい位置につけてるなあ。
下手に媚びず、悪の魅力を失わず、普通の人間にも意外にフレンドリー。
某スレの住人が「真のラスボス」ではないかと疑うのも無理ないくらいの優遇っぷり。

しかしいい加減この「あくのそしきvsせいぎのみかた」的展開から脱却して欲しい。
何か見ててむずがゆいです。いっそギャグになってしまえばいいのに…。





- - - - - - - - - -



今週は以上。

感想とは全然関係ありませんがようやく「東方風神録」クリアしました!
といってもまだイージーモードなのでグッドエンドは見れてないんですが。

音楽的には「厄神様~」→「運命の~」→「神々の愛した~」の流れが大好き。
親切に忠告しているにもかかわらずフルボッコにされる厄神さまが不憫でしょうがない。
くるくるくるくる~♪

P3TSと絶望先生のアニメ感想は多分まとめて水曜か木曜あたりを予定しています。


それでは。



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コメント 4

通行人A

>てか、わざわざ空気を圧縮させて爆弾にするよりも、自分の能力で周囲の大気を
>引き寄せて相手の大気圧を急激に下げてしまえば、範囲内の敵は一瞬にして
>爆散させることも可能な気がしますが。

くまの悪魔の実の力は『掌の肉球で物を弾く能力』ですから相手の周りの大気圧だけを下げるような力は無いかと思います。
それとゾオン系はあくまでも動物に変身する能力なので普通に超人系の能力者だと思います。
それでは。
by 通行人A (2008-01-08 02:56) 

常磐

>通行人Aさま

コメントありがとうございました。
あーそういうことなんですね、いまいち悪魔の実の分類がよく分かってなくて…
そう考えると確かにくまの能力は超人系となるのが正しそうです。
ご指摘ありがとうございました。

「全てを弾く」能力と「大気を一箇所に固める」のつながりが理解不能で…
かなり適当なこと書いた気がします、すみません。
つまり弾くだけだから敵の周囲だけどうこうとか微調整はきかないってことで
いいんですかね? うーん、やっぱりよく分かりません。
by 常磐 (2008-01-08 21:21) 

通行人A

ゾオン系の能力は獣、獣人、人の三段階変化ができるようになる事かと思います。
ちなみにルギア系が体を自然界にある物質に変化させる能力(自然そのものになる能力)で、それ以外は超人系に分類していいと思います。少なくとも今のところはですが。。。

単純に掌の肉球を使って大気を弾きながら押しつぶしたという事でいいんじゃないでしょうか。まあそれだけじゃあかなり説明できてないですが。。。
でもドアドアの実の能力で空気にドアを開けて空間移動するような漫画なのでそこらへんは適当に見ておいていいんじゃないでしょうか(^_^;

なんかこんな事を書いているとワンピマニアみたいに思われるかもしれませんが、ジャンプで一番好きな漫画はネウロです。
by 通行人A (2008-01-10 02:30) 

常磐

ご説明ありがとうございます。
つまり、定義がある程度はっきりしているのが動物系と自然系で、
それ以外はすべて超人系に分類されると…

能力と大気との関係については深く考えない方が良さそうですね。
下手に突っ込むと質量保存の法則とか熱力学とか出てきて余計訳分からなくなりそうだw

私もネウロはジャンプで1、2を争う好きな漫画です。
現在広げた大風呂敷を一体どうやって畳むつもりなのか、松井先生流のドッキリと着地点を楽しみに毎週読んでいます。
by 常磐 (2008-01-11 23:10) 

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