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週刊少年ジャンプ3号感想 [WJ感想2008]

今日も地道に宣伝中@常磐です





2007年もあと2週間で終わりですね。
気付けばこのブログも2周年を向かえ、特に何のイベントもなしに3年目に入りました。

…あ、動画を2周年記念ってことにすればよかったのか。


変わらないのは悪いことじゃない、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ3号感想■■■


【巻頭カラー】『MUDDY』

■新連載第3弾

第一弾は異世界ゲーム、第二弾は格闘技、そして第三弾はファンタジー(?)

ムヒョとネウロとか、エムゼロととらぶるとか、大体同時期に同じ傾向の作品を始めるのが
ジャンプ新連載のパターンでしたが、今回の新連載はどれも方向性がバラバラですね。

それとも、新年号からの連載が特別なのでしょうか。



■20歳すぎたらただの人

後輩の成功を妬むでもなく奮起するでもなく、ただただ卑屈なだけの「元」天才少年。
所長の「クビ」宣告はむしろ親心じゃないかと思ったり。

考えすぎか。



■合成獣研究所

通常キメラ研究といえば「命をおもちゃにする技術」と忌み嫌われることが多いのですが
この世界ではむしろ積極的に家畜あるいは商品としての地位を得ているようです。

しかしカラーページの崩れ落ちる肉といい、やはりマイナスのイメージは拭えませんね。
「キメラはまだまだ不安定な生き物」ということからして、まだ研究としては完全ではないのに
安定化させるよりも新しい生物を生み出すことに労力を注いでいるわけですから。

まあ学生時代生物学専攻の私が言うな、という話ですが。



■放置された研究所

「欲しいものは何でも」と、全て設備が整っていたところで研究していたわりには
壊れかけた装置を直せる程度の知識は持っているらしいクレイ君。

研究員後半はそんな仕事くらいしかできることがなかったんじゃないかと思うと
その没落ぶりには涙を禁じえません。



■マディ誕生

さてそんな彼の思いがどうやって結んだのか、ついに謎の新生命体マディ登場。

それにしても彼は一体何となにを合成させてこの子を作り上げたんだ。
キメラというからには既存の2つ以上の何かを掛け合わせて作ったわけで…

てかそもそもクレイのキメラ研究は一体なにを主軸としてたんだ?
全く無目的に掛け合わせていたわけじゃないだろうから、その元となる理論があったはずで
まさかいくらヤケクソとはいえ「原材料に土を使ってみよう」とか…あるかもしれん。

いずれにしろ研究成果を記録して無い研究者なんて研究者失格ですね。



■マディかわいいよマディ

まあそれはともかく、マディはかわいい。
誕生直後からそれなりに育った姿をしているし、服もちゃんと着る、教えれば言葉も喋れるし
何より食料が土だから基本的に食費がかからないし、なによりかわいい。

土以外の原材料が気になるところ。



■マディ急成長

製造からたった1ヶ月でアレだけの成長を見せたマディだから、あまり食わせすぎると
早く歳を取ってしまうのではないかと勝手に心配していましたが、どうやら体積だけらしい。
ひとまず安心。

それにしても昔合成写真か何かで「巨大なベイビーが街を破壊する」写真をみたことが
ありましたが、今回のマディはまさにそんな感じですな。

いくら彼らの住んでいる世界がキメラに寛容な街とはいっても
マディは今後人間に受け入れられるのか、
そしてクレイはマディをどこまで守り通せることが出来るのか。

…そんな心配もなく某アラレちゃんみたいにほのぼのした話だといいなーと思った第一回でした。




『ONE PIECE』

■求婚のローラ

実力はそこそこでもさすがはグランドラインを渡ってきた海賊の船長。
魅せるときは魅せます、求婚のローラ。

影も格好よかったけど、本物はさらにステキだよ、ローラ。
でも結婚だけはカンベンな!



■ラストバトル

正直能力者同士のバトルは何をやっているのか全くワカランのですが、
とりあえずルフィには打撃は効かないのだからどんなパワーを持ったところで
モリアの敗北は覆らないだろうということくらいは容易に想像できますが。

とはいえ、


ルフィ「ゴムだから」


モリアの言いたいことはそういうことじゃないと思うよ、ルフィ。
分かってていってんだろうけど。



■消滅?

影は開放されたものの、すぐには本体の元には戻れず、
差し込む朝日に消滅を始めるルフィたち(ルフィ・ゾロ・サンジ・ロビン)とローラ。

顔半分が完全に消滅しているゾロがいつになくホラー。


解放の朝日が消滅の光線となるとか、大丈夫だろうとは思ってもちょっとドキドキします。




『アイシールド21』

■セナなりのQBのやり方

何気に上手い演出だなと思ってしまいました。

走のセナ、司令塔と投手のヒル魔、壁の彼らにキャッチのモン太、頭脳の雪光と
関東大会を勝ち抜くうちにすでに各ポジションとしてはこれ以上成長する幅もないほどに
完璧になってしまった(と思われる)彼ら泥門メンバー。

正直もうこれから先は敵のキャラクター性で新鮮味を見せつつ、
マイナーチェンジ的な「成長」で展開していくのかなーと勝手に予想していたのですが
こういう形でまったく新しく進化の様相を見せると言うのは正直予想外でした。

しかもセナがセナらしく(そんなに周囲に余裕のあるヤツだったかどうかはともかく)
ヒル魔と同じQBにはならないあたりがとても上手いと思いました。

それにしてもやっぱり決勝って感じがしないですな。
2回戦あたりが妥当と言う感じ。

…あ、でもそれじゃヒル魔途中退場とか使えないか。

なるほど、ということは最初から「決勝には白秋」と考えていたんですね、稲垣先生は。
それにしても右腕骨折って決勝大会までに治るもんかなあ?




『NARUTO』

■ジライヤの死に様

ジライヤがこの戦いで死ぬことはもう予定調和のように読者はもちろん
登場人物ですら予想していた決定事項ではあったのですが、いざ死んでしまうとなると
なんとも寂しい気持ちになります。

しかしまあ、何だかんだいって死に様は悪くなかったんじゃないでしょうか。
少なくとも自分の実力を何一つ発揮できないまま任務失敗で死んでしまったアスマよりは。

とりあえず情報収集という任務は果たしたわけだし。



■予言の子はナルト

しかし託された当のナルトはサスケに夢中

ここでもまた一つ哀しいすれ違いが。




『初恋限定』

■クリスマスとか


そんなの関係ねえ!


ジャンプフェスタ行ってきまーす。


それはそうと、やっぱり楠田に彼女は勿体無いと思うのですがどうでしょうか。
彼が来週どういう態度を見せるか、真価が問われます。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■痛みを与えることを主軸とした拷問

いろいろエグいことヤッてたけど、この辺が少年誌の限界ですかね。
普段使うような「痛覚を搾り出して云々」ではなく、見ている読者からも「ああ痛そう」と思える
拷問方法を取ったのはやはり相当怒っていることを示したかったからか。

ところで最後の処刑ですが、「龍」なら何とか生き延びるんじゃないでしょうか、水の中だし。
もっとも生き延びてシックスの元に戻ったところでさらにひどい拷問が待っている
だろうことは想像に難くありませんが。

行っても地獄、帰っても地獄。
いっそそのまま死んだほうが幸せかもしれませんな、彼にとっては。



■精神的拷問

もうすでに心折られまくっているDRに、さらに追い討ちをかけるようなネウロの拷問。

最終的にはネウロの力に屈服するあたり、やっぱり小物でしたね、彼は。
どうせ「命は助け」られたとしても無事ですまないことくらいは予想しているだろうに。
いやむしろネウロが助けるわけないことくらいちょっと考えれば分かるだろうに。

「血族」でも死ぬのは怖いのか。



■弥子をいじめて

何気に一番とばっちりを食ったのは弥子だったというオチw

まあネウロ的には謎が喰えなかっただけでなく、余計な魔力を使ってしまったから
収支はどう考えても大赤字。八つ当たりしたくなるのも道理か。

なんだかどんどん(精神面が)人間くさくなっていくネウロでした。




『SKET DANCE』

■○○一番

そういえば中学の卒業文集とかの特集によくありましたね「○○一番」。

人気者やら成績やら足の速さやら聞き覚えのあるのから始まって、
後半は「髪の長い一番」とか「ベル着(チャイムと同時に着席)一番」とか微妙なのが増えて
終わりのほうは「クシャミでかい一番」とか「なまり一番」とかほめてんだか馬鹿にしてんだか
わからない一番になっていたり。



■優しい人一番

何かものすごくこそばゆい話になりました。

大体クラスのなかで「暗いやつ」と一度認識された人物は存在自体思い出されもしない
ものですが、ちゃんと見ていて評価しているあたりなかなかできたクラスですね。

でも、やっぱカユい。



■結果発表

ボッスンがかわいそうでもう見ていられない。

内田君に関してはあれだけ人を見る目があると思われたクラスの面々が、
いくら最近脇役に存在感を取られているとはいえ全く賞に選ばれなかったとかありえない。

たぶんみんな「俺が入れなくても誰か入れるだろう」的な雰囲気があったとか
あるいは「いっそ賞をもらわないほうがボッスン的には美味しいのでは」とか
そんな考えがあったに違いない。

まさか転校してきたばかりの杉原クンより影薄いとかそんなこと…



■スイッチ二冠

何気に一般人気もあることにちょっと驚き。
昔はオタクと人気者は両立しなかったモンですがね、最近は違うのかな。

でもこの展開はこれから先のエピソードの伏線にもなってる気もします。
「何であんな優秀な人間が」「なんであんな凶悪な人間が」ボッスンをリーダーとして
その下に甘んじているのか、その辺から彼ら3人が結成するまでのエピソードとして
今後描かれるような予感。

それにしてもまた掲載順下がりましたね。
いや今までが高騰しすぎだったのかも。




『テニスの王子様』

■黄金ペア勝利

かつての立海の無敵ペアでも同調浮揚昇天コンビには勝てませんでした。
てかいくらなんでもおざなりすぎないかオイ。

さすがの許斐先生もネタ切れか?



■幸村vs金太郎

D1が終わってもまだ帰ってこない越前クンに金太郎からの勝負のお誘い。
「金ちゃんなりの時間稼ぎやな」って、普通無理だから! 試合前だから!

当然ながら彼を止めようとする審判に幸村の一声


幸村「やろうか遠山クン…」


最強クラスのメンタルを誇る全国大会の審判も、彼の前ではただの人。



■神の子

ついに神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!


いままで天才→帝王→皇帝→野生児と来て「じゃあ幸村は法王か?」と思ったら


神。


キリストか、キリストなのか。
まさかテニス様までクリスマスの悪影響を受けたのか。



■金太郎敗北

20.5巻で許斐先生に「本来主人公になるべき男でした」と紹介され
全国大会直前に「WILD」シリーズとして約4週にわたって彼主役のエピソードを描き、
堀尾の兄ちゃんと第一話を思わせるような友情みたいなものを育み、
全国大会でこれでもかというくらいに天真爛漫ぷりをアピール
手塚戦直後には「天衣無縫に最も近い男」と宣言され

しかし―――

肝心の青学戦ではD1で勝負が決まってしまい肝心のコシマエとは当たれず、
諦めきれずに一球勝負を申し込むも球が割れて引き分け
焼肉勝負ではクセの強い他キャラに出番をことごとく奪われ

しまいにゃ幸村にジャージすら脱がせずに完敗とか


これが神(許斐)に見捨てられた男の末路か…_| ̄|○



それにしても

人一人観客席に吹き飛ぶ三十式波動球<百八式より危険な何とか大回転<<幸村

って、もうなにがなんだか。



■越前クン復活?

久しぶりの桜乃の登場もつかの間、少なくとも口調は完全に戻ってしまいました。
あーあ。

それにしても「主人公のピンチに駆けつけるヒロイン」ってこれ以上ないくらい展開として
オイシイ状況だというのに、あえてそのフラグを叩き潰す許斐先生の心意気には惚れそうです。
さすが許斐、俺たちに出来ないことを平然とやってのけるッ! そこにシビれる! 憧れるゥ!

COOL! COOL! COOL!




『エムゼロ』

ところで九澄は他のマンドレイクがすりつぶされることについてはどう思ってるんだろう?

てかあの学校では普通に授業でマンドレイクをすりつぶしたりして使用しているわけで、
それについてルーシーは文句を言ったりしないのだろうか。

まあ下手すれば「マンドレイク保護活動」とか変な方向に走ってしまう可能性もあるから、
この辺はあやふやなままにしたほうがいいのかな。


実験動物(植物だけど)は大切にしましょう。
ある意味マディと似たようなジレンマを持つ世界ですね。





- - - - - - - - - -



今週は以上。

ようやく動画作成が終わってジャンプ感想に手がつけられるーと思ったら
今度はその評価が気になってやっぱりいまいち集中しきれないジャンプ感想でした。


それでは、また。


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