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週刊少年ジャンプ49号感想 [WJ感想2007]

ジャンプスクエアがどこにも売ってない件について@常磐です


うーん、一週間くらいは余裕で残ってるだろうと発売日に買い逃したのがマズかったか?
近所の本屋とか会社近くの大型書店とかでは軒並み「売り切れ」。

創刊記念のご祝儀だとしても、とりあえずPR作戦成功と言うところですかね>編集部
私も普段は月ジャンとか買ったことないのに今回は買おうと思ったし。


近所のコンビニならあるだろうか今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ49号感想■■■


【巻頭カラー】『BLEACH』

■本編


隊長たちの登場だけで終わっちゃっター!!


先週の剣八のオサレな登場に引き続き、続々と隊長クラスが虚園の戦場に登場。
とりあえず今週は護廷十三隊のうち4名のみ。
その組み合わせは、

  • 一護と対峙するノイトラには剣八
  • ルキアに止めを刺しにきたゾマリさんには朽木兄
  • 山羊の頭蓋骨みたいなのを被った十刃には卯ノ花隊長

そして―――


ザエルアポロ「誰だい? 君は」
マユリ「破面(アランカル)…破面…破面…十刃(エスパーダ)!
     虚園(ウェコムンド)は宝の宝庫ダネ!!」


ザエルアポロさんにマユリキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!


やばい、これすっごい楽しそうな組み合わせなんですけど!
どちらも研究者で探求者でオサレで悪趣味で外道で鬼畜で狂ってて……変態でw

そういえばマユリも雨竜と浅からぬ縁のある相手でしたっけ。
変態と縁のある男、雨竜。


嬉しくないね。



■浦原の計画

最初から行くつもりだったんなら最初からそう言えよ!

全く予想通りの展開ながら、思わず叫びたくなってしまいました。
まったく相変わらず尸魂界の人たちはなにがやりたいのか良く分かりませんな。


たとえ妹や部下が戦地に赴こうとも自宅待機を遵守する隊長たちと
待機命令などなんのその、誰一人守っちゃいない十刃の皆さん。


両者の違いが良く表された回でした。

もしかしたら藍染さんはこういう掟にしばられる生活が嫌だったのかなぁ…




『ONE PIECE』

■ロビンvsモリア

腐っても元七武海”クロコダイル”の片腕として幼い頃から戦ってきたロビン。
自らの肉体を変化させる”超人系”の中でも珍しい遠隔操作系の能力で
モリアに圧力をかけることに成功。

しかしモリアもやはり”七武海”。

自らの影から「影の欠片」を蝙蝠に変化させて攻撃、さらに影と本体を入れ替えて
まんまとロビンの拘束から脱出したうえ、彼女の影を奪って一本勝ち。

オーズやゾンビばかりに目が行きますが、やっぱり強い。



■サンジvsモリア

自然系の厄介なところは「物理攻撃が通じない」と言うところですね。
とはいえ、砂人間の弱点が水であるように、モリアにも何らかの弱点が
ある可能性は十分にあると思いますが。

ところで、今週サンジがめずらしく「女性を守る」ことに成功しました。

おめでとう。



■オーズの弱点

確かに弱点は弱点なんだろうけど、それよりもオーズに大量の塩を
食わせる方法を考えた方がいいんじゃないだろうか。

トナカイの塩焼きとか…



■あと3人

今週倒れたサンジにしろチョッパーにしろ、先週のフランキーもブルックも
あと1回や2回は余裕で立ち上がるだろうと言う予想は間違ってないと思う。

とはいえ、目の前で仲間が一人ずつ減っていくという展開は緊張感があっていいですね。
ましてや彼らの前には逃れられないタイムリミットがせまっているわけで…

いやがおうにもルフィ到着への期待が高まります。
この辺はいつもどおり盛り上げ方が上手い。




『家庭教師ヒットマンREBORN!』

■骸の策謀

クロームは好きだけど、骸は個人的にはやっぱり好きになれないなぁ。
グイド・グレコが第2のクローム(ただし白蘭予想)と言うことは、
まだ彼の本体はあんな状態なんですかね。

10年間もあのままだったら悲惨すぎる。



■クフフのフ

ところで今日ニコニコをフラフラしてたらなんかランクインしてたんですが。



の、トラック2に収録されている骸のキャラソン
その名も


「クフフのフ~僕と契約~」


くふふのふ…_| ̄|○


脱力しそうになる腕を何とかこらえて、ためしに聴いてみました。
(以下歌詞の一部を抜粋)


あ~僕と契約~しませんか☆(だが断る)
クフフ☆ クフフ☆ クフフのフ――――♪
永遠のサンバ―――――♪


以上全てマジです。
もちろん公式。

ある意味「KA・BA・JI」を超えちゃったんだな骸、と思わず遠い目になりました。




『テニスの王子様』

■今週のあらすじ

白石に変化した仁王がプリッとサーブを打ったナリヨ
不二は『つばめ返し』でそれを返すも、地面との隙間を救い上げられ返球
さらにそれを『白鯨』で返すが、最高地点に上がる前にスマッシュ
それを『羆落とし』で返しても、何かよく分からんままに返される
回転する打球を『蜻蛉包み』で返すが、その球もやっぱり返されて
仕上げに『百腕巨人の門番』を放つも、打ち返されてコードボール
それをダッシュで追いかける不二

次の瞬間、観客が目にしたのは―――


空高く飛んでいく光の軌跡だけ


星花火終了。



■ミイラ乾の解説

とまあコレだけじゃさすがに読者にもなにがなんだか分からないと思ったのか、
遠く離れた病院で、未だミイラ男のままの乾が海堂だけに解説。


乾「まずコードボールを上空へ強烈に打ち上げ、
  打球を視界から消す―
  そして擂鉢状の会場に吹く風が
  拘束落下するボールに不規則な回転を与え
  客席の中へ――」


おそらく海堂君には「なにをいきなり変な事言ってるんだ」と思ったことでしょう。
あるいはどこか打ち所が悪かったのかと心配するかもしれない。

海堂君は意外に心優しい少年です。



■天才、不二

ところで、今回の乾の解説で一つ疑問点が。


乾「風を読める不二だからこそできる究極技…」


風読みの能力の持ち主は桃城君じゃなかったでしょうか?



■病院名

今更ながら、乾が収容されている病院の名前が発覚。


包帯巻々総合病院


許斐先生は今週も絶好調です。



■ゲームセット 不二7-5仁王

そしてたった一回の「星花火」にて仁王はあっさりKOされてしまった様子。
それにしても不二は最近はほぼ毎回新しい技を作り出しては、それしか使わずに終了という
印象が強いですね。

毎回違う一発芸にかける芸人みたいだ。



■ここで一句

星花火 華が咲いたら 不二の勝ち

おあとがよろしいようで




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■石垣の処遇

…ウン、刑事としては馬鹿で無能だけど悪いヤツじゃないんだよ

結局等々力の件は、戦力増強によるただの増員だったらしい。
笛吹さんも最近はかなり警視庁内で権力を振るえる状況になっているようですね。

しかし、警視庁の本丸で人ひとり誘拐監禁されていても誰も気付かず、
肝心の警視総監が実は以前からXが変身していたという事実だけでも
すでにその体制の能力を疑わざるを得ないのに、

さらにそのXをも上回る力と権力と悪意を持った「男」が存在している現在
一体彼ら警察機構にどれだけのことができるのか、ちょっと疑問です。

とはいえ、笹塚や匪口、吾代など各個人の能力はあなどれないものが
あるわけで、そういう意味では全く無力と言うわけではない…かもしれない。



■笹塚の思い

確かにコレは昔から気になっていたところ。

自分の両親と妹を殺した(と思われる)Xはただのモルモットでした
やっと捕まえられると思ったのに、いきなり「親」がやってきて
ものすごく手荒な方法で、トンビにアブラゲ攫われました


となれば、もう少し絶望とか焦りとか悔しさとかがにじみ出てもいいと思うのに
彼は今も昔も変わらず冷静というか無感情というか。

実際のところ、笹塚にはXに対する執念は感じるものの、
怒りや憎しみと言った感情が作品中で見られたことがないんですよね。

脱力系というキャラのせいかもしれないですが、それにしてもクールすぎる。
絵石屋事件でXを目の前にしたときも行動や思考はえらく冷静だったし。
結局歯が立たなくてやられちゃっても「悔しい」という感情すら見えなかった。

裏の情報網のこともあるし、まだまだ彼には秘密が多そうです。



■ネウロ弱体化のきざし

そしてここに来てまたネウロが弱体化の兆候。
現状でもすでに五分と見られるシックスとの戦いにネウロは果たして耐えられるのか?

…ってコレバトルマンガじゃないんだけどな。



■血族たちの夕べ

あ、一応葛西は「血族」の一人だったんですね。
そうするとあの塗装工にも多少は「血族」の遺伝子は受け継がれてるわけか。

それにしても彼らのいかにも安っぽい「悪の組織」っぷりはどうにかならんものか。
人間の腕で作ったワイン(それとも血か?)ボトルとか悪趣味すぎ。
一人ずつ刺客を送り込んで云々ってのもいかにもすぎて笑えます。

そりゃねーよ。




『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

■表紙

表紙のグランドピアノのカオスっぷりに思わずネウロを思い出してみたりしたわけですが
調べてみたらちゃんと実在するピアノだったんですね。


…別の意味でカオスかもしれない。



■本編

前半:いい話
中盤:グランドピアノって凄いんだなー
後半:調律部分がおざなりでどうする
ラスト:なんでこのオチに


結論:いつものこち亀でした




『HUNTER×HUNTER』

■ネテロさん46歳

ただでさえ残り6話でどれだけ進むのか不安だってのに回想かよ!と思いましたが
一応彼の能力の説明に必須だから仕方ないか、と考え直し。

つまり先週のは念能力とかそういうのではなく、純粋にものすごいスピードで
拳を繰り出してピトーと吹き飛ばしただけだったのですね。

空間の歪みを作り出すとかどこか遠くに飛ばすとか、そういう念能力なんじゃないかと
あれこれ予想していた読者に「単に拳でぶっ飛ばしたんだ」と言葉では説明せず
回想を見せることで納得させる、こういう演出の上手さはすごいと思います。

なるほど、先週ピトーの行動を「悪手だ」と言ったのは、
一撃で吹っ飛ばせるだけの力を持つ自分に空中戦を挑んできたことを指していたのかも。

もしかしたら違うかもしれないけど、結果は同じだし。



■ピトーの機転

しかしそのまま吹き飛ばされるようなマヌケなピトーではなかったわけで。
本来制約にしかならない「動けない」「離れられない」性質を持つ玩具修理者の
能力を利用して戦線離脱を回避。

さすがはピトー! …といいたいところだが。

状況は一瞬を争い、戦況は同時進行、敵は複数、護衛は3人。
さて、どうなるか。



■こんどこそ突入だってば

かなりの出番を老人2名に奪われた感のある侵入組ですが、
今週ラスト4ページの連続見開きの迫力は圧巻。

彼らにとってこの「龍」は吉と出るのか凶と出るのか。


あと5週。




『SKET DANCE』

■見てはいけないもの

カンニングかぁ…

かつて疑われた過去があるが故に誰にも相談できなかった苦悩と、
ちらっとでも見てしまった自分が許せないという気持ちはなんとなく分かります。

純粋に真面目にやっている気持ちを邪魔された、というか、穢されたという感じ。



■果たして犯人は誰なのか

今のところ一番怪しいのはやけに物分りのいいあの先生ですが
将来有望な進学組であるだろう彼女をノイローゼ気味にしてまで
嫌がらせをする理由が思いつかない(愉快犯じゃないだろうし)。

また、依頼者が犯人だったら、これまた救いがない。


とりあえず、この2名以外の犯人であることを祈ります。




巻末コメント

さて、今週の巻末コメントはなんと7人が同じ内容と言う驚きのもの


尾田「また担当交代。最低3年はやって欲しいです編集長。
    川嶋さんオツ、大西さん、ヨロ」

天野「担当さん替わりました! 相田さんに感謝!
    吉田さん、よろしくお願いします!」

村田「担当さんが斉藤氏から相田氏に。
    斉藤さんお世話になりました。相田さん宜しく」

空知「6年間面倒を見てくれた担当さんが替わることとなりました。
    大西さんお世話になりました」

矢吹「中村さん3年間ありがとう!
    新担当内田氏はなんと年下! ついにこの時が…」

許斐「担当が替わる。イケメン編集服部君お疲れ様!
    太陽のタマゴとか美味いモンありがとね!」

河下「担当が替わることに。連載を終わらせ立ち上げ…
    中路さん有難うございました!」


ここに来ていきなりベテラン陣の担当が総入れ替え。
理由はやはりSQ創刊関連で何人か有望なのが引き抜かれたとか
そんな感じでしょうか。

ジャンプのような専属契約システムでは作家と編集者というのは親とも戦友とも呼べる存在。
それが交代するとなると、多少なりとも作品の傾向が変化する可能性もある…かも。
尾田先生の「せめて3年」の言葉は偽らざる本音だと思う。

いくらSQに社運賭けてる(そんな話はない)とはいえ
少年誌の主役はあくまで週刊ジャンプだと言うことをお忘れなきよう。





- - - - - - - - - -



今週は以上。

口内炎がなかなか治らないので今日はもう寝ます!
細かい推敲は明日以降。


それでは、また。



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