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週刊少年ジャンプ46号感想 [WJ感想2007]

イラストに騙された常磐さん@常磐です


最近あんまり読んでないなーと思って、久しぶりにラノベなどを表紙買いしてみました。
超常能力者と一般人が普通に共存している世界で、特別捜査官コンビが主人公とヒロインの
謎あり推理あり悲哀あり友情ありのファンタジー系ミステリー作品…らしいのですが


中身スッカスカ。


始めに犯人が分かるのは「古畑」等に繋がる倒叙法作品としてみればアリなのですが、
トリックらしいトリックもなく、動機もありがち、ラストの盛り上がりもビミョー。

3冊まとめて読んで唯一記憶に残ったのが2作目の犯人グロかったなー、くらいなモンで。
犯人や主人公が超常能力者であることの意味というか、別にそんな設定なくても十分に物語
として完結しちゃうだろ、という感じの2時間サスペンスドラマ系小説。

しかしラストに必ず犯人サイドがキレて、思い思いの方法で襲い掛かってくるところは
ネウロの犯人達を髣髴とさせてちょっと面白かった、かも。

推理小説としてはスカスカ、ホラーにしては淡白、ファンタジーにしては中途半端、
娯楽作品としては笑いがないし、アクションにしては動きがない…

そんな作品でした。



まあ「読むだけ」ならなんとでも言えますねー今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ46号感想■■■


【巻頭カラー】『とらぶる』

■表紙はナルト

表紙はナルトなのに巻頭はとらぶる。
そういえば先週も表紙はハンタでしたが巻頭はリボーンでしたっけ。
ジャンプでは時々こういう「ねじれカラー」がありますね。

何か意図があるのでしょうか。



■巻頭カラー

…と思ったら直後のページに答えがあっター!!
カラーページを開いたとたんに赤・白・紫の大小の薔薇が咲き乱れ、その中心には


半裸の少女と幼女が。


…うん、これが表紙になってたらヤバかったよジャンプ、いろんな意味で。
あわやかつてバレンタイン発売号で


いちごが巻頭カラー&表紙を飾ったとき以来の伝説に。



■金色の闇vsララ

宇宙一の殺し屋と無敵のお姫さま。
この2人がぶつかり合って無事ですむわけがない…という予想通り、
学校全壊になっても決着は着かず、バトル終了。

むしろ被害が校舎全壊程度ですんでよかったというべきか。


しかし責任の全てを沙希様が負うのはカワイソすぎるオチ。




『ONE PIECE』

■vsオーズ継続中

モリアを倒せば(正確には体に言うこと聞かせて説得すれば)影は開放されるのだから
ここは足止めに徹してあとはルフィに任せろ、というウソップに対し、
アイツの強さは信じているが「ダマシ」には弱い、と意外に冷静な状況判断を見せるゾロ。

まあ半分は単に暴れたりないだけだとは思いますが。
実際にルフィがあっさり騙されているところをみると、彼の判断は全く正しい。

さすがのゾロも”消滅”の危機だけは気合ではどうにもならないものと認識しているだけに
読者にとっても久しぶりに緊張感のある展開となっております。



■”王下七武海”ゲッコー・モリア

戦闘と労働のほぼ全てをゾンビ兵に任せ、
直属の幹部は能力こそ脅威だが、ガチバトルではサンウソチョパに負ける程度のレベル。
おまけにオーズを制御できず、城壊し放題暴れ放題、とおよそイイとこのなかった彼ですが、


あの”くま”と対等に話す姿に
改めて「王下七武海」であることを認識。



それもどーよ。
そういえば七武海のなかで「序列」ってのはあるんですかね?

なんとなくミホークあたりは別格で、今回新たに加盟した黒ヒゲなんかは
下っ端という印象があるのですが、あくまで七武海としては”対等”なのでしょうか?

まあガチで戦ったらお互い無事ではすまないレベルであるからこその”均衡”なのだし、
下手に馴れ合ったり派閥を作られたりするよりは個々で勝手にやっててくれた方が
政府としても「七武海」としてもありがたいのかもしれません。

そういう意味では珍しい存在ですね「七武海」って。



■モリアinオーズ

オーズの勝手な舵取りのおかげで「霧の海域」を抜けてしまったために、
”影なし”3名の消滅が間近に迫った夜明け前。

オーズの攻略はその巨体がゆえにままならず、
頼みのルフィは案の定騙され、モリアを倒すどころか居所すら分からない。
このまま夜明けを迎えれば主力3人は消滅し、ルフィ海賊団は壊滅…かと思われたそのとき

オーズの体内にモリア登場。

したことで状況は一転。オーズ&モリアvsルフィ海賊団という構図に。


えー…。


このまま夜明けまで隠れていれば最低でも2名は消滅させられたかもしれないのに。
ある意味これは”くま”の無意味な挑発の結果か。

そしてルフィは何処だ。




『BLEACH』

■がんばれザエルさん

ペッシェの攻撃(?)で人形を奪われた瞬間のザエルアポロさんの表情が
面白くて仕方ない。



えー…なにこれ…?
僕のお人形あんなのに奪われて終了?
せっかくこれから○○○とか××とか△△△引っこ抜いて■■とかするつもりだったのに…
てゆか「ネル様のところに行かなきゃ」?
ネルって、あのネル? あのネル?
僕のお人形を「ごっこ遊び」とか馬鹿にしたネリエル?(そんな事実はありません)

………

いやキレちゃだめだキレちゃだめだ落ち着くんだ僕…
ここであせったらせっかく極限まで上昇した僕のオサレ度が下がってしまう
一旦落ち着いてヤツらの状況を静観して……

………

落ち着いたらまた服を着替えに行こう


ザエルさんかわいいよザエルさんv




『NARUTO』

大量破壊兵器拡散による平和キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

倫理的なものはおいといて、核など強力な武器の抑止力による平和は
「停戦状態」を続けるためには有効な方法なのはかなりの人が認めるところ。
以前、どこかで「無人島に流された2人が争わない方法」として

  1. 共通の「敵」を作る(猛獣など)
  2. どちらかが死んだら自分も死ぬような状況となる
の2つだけである、と書いてあったのを思い出しました。

ちなみに1番についても「2人がかりで戦わなければ勝てない」という前提があるわけで、
ひるがえって2の「どちらかが死んだら自分も死ぬ」と同じ状況となっているとのこと。
(この場合2人が平和を愛する心を持っていることは全く関係ない、らしい)

戦争で親を失い、(おそらく)仲間も失ったペインや小南が「平和」を求めてその方法を
選んで実行しようとしてもおかしいことではないのですが、その方法に気付いた自分を


僕は神だ


と師匠でもあり親代わりでもあったジライヤの前で同道と宣言する彼。


痛い、痛いよペイン、君が痛い。




『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』

■役立たず達

霊の出現に動揺して、(見た目は)無抵抗な女性にいきなり掴みかかるミッチー。
家宅侵入のうえに土足侵入の相棒のジョー。
「刺激しないように」と言われたにもかかわらず、顔を出して霊を刺激するロージー。


どうしてこう、どいつもコイツも自業自得なんだ!



■「霊」の存在と信憑性について

ところでムヒョ世界における「霊」とか「魔法律家」って一体どんな存在なんですかね。

警察や一般の人の反応から察するに、コチラの世界と同じ程度の信憑性のように見えますが、
公に【魔法律協会】が存在していて、五嶺などの魔法律家が普通に商売しているところをみると
それなりに霊の存在やそれを撃退する存在は公のものとして認知されている様子。

もっとも、一般の人は「胡散臭い」ものとして見ているようですが。
パンジャの両親とか、まるで厄介払いの引取り所のように魔法律協会行きを勧めてたしね。

同期には妬まれ商売敵には邪魔され一般人からは胡散臭がられ
一回の相談で体力を使い果たし場合によっては死ぬこともあり報酬は安い
極め付けは彼らをサポートしてくれるはずの総本山が一番腐っている、それが魔法律家。

五嶺のように会社組織として成功しているのはごく一部の人間にしか過ぎず、
それも脅迫まがいの犯罪すれすれの取引をしなければろくな報酬を得られない…


ハッハー! まったく魔法律世界は地獄だぜ!




【特集】『ジャンプSQ』

■ゲスト読切

創刊号の森田×小畑読切も気になるけど、


「岸辺露伴は動かない―六壁坂―」


懐かしい人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!


何気に露伴はジョジョのなかでもかなり好きなキャラなので、再登場は嬉しいです。




『HUNTER×HUNTER』

■残り7分

直前まで作戦を詰める彼らは慎重なのか暢気なのか。
いずれにせよ「恐れはない」という点だけは確かなようです(ノヴさんを除く)

正直彼らの話は先の先まで考えながらの会話なので、
流し読みの私では一体それがどれだけ重要な話なのかよく理解できません。

もう流れに任せるしか。



■王の目的

そういえば、一度疑問に思っていたけどすっかり忘れておりましたが、


なんで”王”だったのか


キメラアントがいくら人間の要素を取り込んで蟻らしさを失ったとはいえ、
蟻の世界では”女王”がトップであるのが常識。
その理由はもちろん繁殖のためだし、オス蟻は女王の種馬にすぎない存在なわけで。

実際に先代は女王で、兵隊である彼らとはいっさい生殖行為は行わず、
ひたすら兵隊の運んでくる肉団子を食べて生み続けた結果が現在の蟻たちで…


てか今の彼らは”繁殖”可能なの?


と言う疑問が今更のように浮かんでみたり。
たとえ王がどれだけの強大な力を持ち、念の力で長生きができたとしても、
永遠に生きる者などいないのですよノーワンリブズフォーエバー。



■裏王の陰謀

さて、ある意味最も真相に近付いている、自称”裏王”さん(名前忘れた)。

彼は護衛軍の3人と違い、王に忠誠を誓っているものの、本心では全く逆。
だからこそ計算高くもなるし、情報は隠し、場合によってはでっち上げる。

もしここで彼が侵入者の存在を素直に伝えていれば…
まああんまり変わらなかったでしょうね、せいぜい警戒が強化される程度で。

しかし彼はこの情報をビゼフに取り入れるために使ってしまった。
そのため「女(パール)はもう脱出した」というニセの情報を与えてしまったがために
パール脱走と追跡は初めからなかったことに。

パールにとっては幸運ですが、これが今後一体どう関係してくるのか、
予想できません(する気もないが)。



■飛び降りた2人の男

さらに登場人物追加かよ!


もうネテロでもヒソカでもクラピカでもクロロでも
ゾルディックでもジンでもミトさんでもなんでも連れてこいや!



何となくですがこの蟻編がハンター最終章となる気もするので、
いっそ出し惜しみしてたキャラ全部持ってくればいい。

まあそんなことはしないだろうけど。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

珍しく「普通の」殺人事件。
犯人は誰かとかは全く分かりませんが、まあ来週には解決するでしょう。

普通なら「しばらくは普通の事件で話を進めるのか」と思うところですが、
展開の速さならジャンプで1、2を争う松井先生のこと、さっさとメインストリームに
巻き込まれていくことを期待しています。




【特別読切】『クレイモア』

■イリュージョン

そういえばイリュージョンってどっかで聞いたことあるなと思ってたら、
アニメオリジナル校の湘南なんとかだかにいたナントカさん(ウロすぎ)が
「チェンジイリュージョン!」とか叫ぶとプロ選手そっくりのプレイができるって…

って、あまりにもウロすぎだ、ちょっとwikiで確認…

確認しました。プロを真似るのは「ブリテンダー戦法」という名前で、
叫ぶ言葉は「チェンジ・オーバー」。城西湘南中学校の若人クンの必殺技だそうです。
ちなみに「イリュージョン」はこれまたアニメオリジナルキャラのケビンの必殺技。


まあなんとなく似てるよね、ってことで。



■不二vs手塚

許斐先生、少しは仁王クンを出してあげてください。



■2年前の試合


手塚惨敗


惜敗でもなくただの敗北でもなく「惨敗」
許斐先生、一体何処まで手塚の株は下がり続けるのですか。

まあ彼の場合もれなく「肩の怪我」がついてまわるため、
不二との試合がその前か後かでその心証も変わってくるんですけど。




『サムライうさぎ』

■いざ本番前

でも初夜じゃないのよねーv

なんかもうこの夫婦のすれ違っているようで
やってることは以心伝心っぽい雰囲気が可愛くてたまりません。

兄貴の「いっちょどーんとやってやれ」という気持ちも分からなくもないが、
ここはもう腰をすえてゆっくりと見守っていくのもアリでしょう。


幸せの群像。



■2日で30人


斬りたい…
もっとクズ侍共をブッた斬って…
くそ、これでは斬れぬ…
よおし、コイツでいいや、斬ってしまおう…
コイツは斬らねば…


モノローグにして5回、鼻息も荒く目もうつろ、完全にビョーキです。


いくらなんでも2日で30人とか斬りすぎでしょう。
せめてその「斬る」が見せしめ的に斬りつけるとかいうものならともかく
もれなく絶命させているとなればこれはもう「コロシ」以外の何者でもない。

江戸時代の武士の無礼討ちについては良く知りませんが、
普通に考えても菅谷クンのような下級武士がほいほい殺せはしないだろう。

武士道とはシグルイなり、とはいえど真に狂えば「物狂いか」と切り捨てられるわけで。
少なくても彼はもう正常の範囲を逸脱していると思われるのですがどうなんでしょう。

そしてこんなイカれた部下を「気概溢るる」とか評する清木も大概おかしい気が。



■志乃涙目

夫しかいないと思っていたところにいきなり変な男が現れて
鼻息荒く目をギラギラさせて立ちふさがったら普通は泣くわ、気の毒に。

カワイソウだが、ちょっと可愛いとか思ってしまった。



- - - - - - - - - -



以上。

ところでようやく東方永夜抄イージーノーコンティニュークリアしました。
まだ詠唱組だけですが、この勢いで他のキャラクターのエンドも見るために頑張ります。

あとノーマルモードも。


そんな感じで、また来週~。



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