SSブログ

週刊少年ジャンプ51号感想 [WJ感想2021]


ペルソナオケコン行ってきたよ@常磐です


211122.jpg


前回(2019年)は行けなかった(申し込み忘れ)ので今回が初めてのオケコンです。
一言では言い表せないくらい良かった…クラシック鑑賞は付き合いで年1くらいで
行くので慣れてたつもりでしたが、好きな曲がオーケストラで生演奏ってこんなに
素敵なんだと感動しました。いやもちろんそれまでのも良かったんだけど。

12はやはりもともとがインストなせいかオーケストラ向きの曲が多い印象。
1は特にテッソが軽快で最高でした。実際には流れたらバッドエンド確定なのだが。
2はオープニングを含めた聖槍騎士団アレンジが素晴らしくこれを聞きに来た。

かといって3以降があわないわけでもなく、ロックやポップやジャズの曲が
オケになるとこういう感じなのかと新鮮でした。アップテンポよりはスローテンポの
方がより「らしい」印象。学園の記憶→街の記憶→キミの記憶の流れは秀逸。

歌はまあ相変わらずすごかったね。てか今回ほぼ最前列というかなりの良席で
普段ライブ行ってもモニターやスピーカー越しにしか見えない聞こえないものが
生音で聞こえてくるからビビる。人間ってこんなに声出せるんだねえ。


12月もっかい行く、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ51号感想■■■


【新連載】『守れしゅごまる』

■恋するワンピースの作者

なんかワンピに対する愛情なのか憎悪なのかよくわからない想いが重すぎて
いろいろヤバいことになっているとは聞いたことがあるし、話題になったページ
だけは見たことあるけど実は読んだことがない恋ピ。

先週の地獄楽はともかくあれ完結してたっけ?と思ったら
本誌連載のためにしばらく休載とのこと。もともと1話完結方式のギャグで
しばらく開けてても大丈夫だということかな。

何にせよ帰る場所があるのはいいよね。
作品が短期終了になるたびにその作者の今後を気にしてしまう必要ないし。
いや別にこの作品がすぐ終わるだろうと言いたいわけじゃないんですが。



■本編

言いたいわけじゃないんですが…うーん、ちょっとこのノリは合わないかな。
あと絵も個人的にあまり好みじゃない。感電→漏電の天丼は笑ったけど。

とはいえ初見で合わないと思ったロボコも今はなんだかんだで好きだし
今後の展開次第では好きになる可能性も無きにしも非ず。
1話完結のギャグなら途中からでも入りやすいですしね。

ところで守護丸君は何歳なんですかね。
今週のマグちゃんのイズマ君もそうだけどまだ10代の少年少女が
義務教育も受けずに働いているのはフィクションでもちょっと気の毒で。




『ONE PIECE』

■プテラノドンとはこういう生き物だ!

ブラキオサウルスに引き続きお前もかよ!

いや確かにブラキオサウルスが生きて狩りをしているところを見た人はいないので
これが嘘ではないとは言えな…いや嘘だろ絶対!

とはいえそんなギャグ描写を抜きにすればあのゾロをほぼ一方的に追い詰めている
というのはかなりの強さですね。なんだかんだでゾロはどこか余裕を残してるし。
サンジの(悲哀あふるる)パワーアップに引き続きゾロは刀が大炎上。

この戦いが終わったら一皮も二皮も剥けた存在になってそうですね。



■小紫

一瞬カン十郎の絵かと思いましたがこれは本物かな…?
彼女のオロチに対する恨みは深いからなあ…今までワンピでは味方サイドで
こういう恨み満載の直接的な「仇討ち」はなかった気がしますが(あったらごめん)
それをついにやってしまうのでしょうか、他ならぬモモの介の妹が。

まあ何度殺しても死なないんだけどなオロチ。
名前からして8回は生きるのかな、あといくつ残機残ってたっけ。




『僕のヒーローアカデミア』

■最後までスター

スターさん素の顔はかわいいね。
新秩序発動時濃ゆい顔だったのはわざとそうしてたのかな。
オールマイトに並び立つ存在となるために。



■個性バラバラ

結局最後はどうなったのかわからなかったけど、とりあえずスターが
かなりの個性をつぶしてくれたおかげでAFOに強大なデバフがかかり
さらにシガラキも動けなくなったと。いやあすごい成果だこれ。

先週ちょっと書いた通り球世様が無惨にやったのと似たようなものですね。
敵を倒すのにそれより強くなる必要はない、弱体化させればいいのだと。
実際RPGのボスとかでもそんな感じだしねー、最初は倒せない強大な敵と
して登場させて、まずは倒せる状態に持っていくというのはお約束。

ただそれをやったのが全米No.1ヒーローにして可愛いお嬢さんの
尊い犠牲だったというのが哀しいし悔しいのだが。



■最終決戦

デクが単独行動を始めたあたりからそんな予感はしてたけど
この物語もいよいよ終わりに近づいているのだという実感がわいてきました。
まだ倒さなければならない相手は多いからすぐには終わらないだろうけど
ちょっと寂しい気持ちにもなりますね。

デク放浪編、デク奪還偏、そしてこのスターの最期と立て続けに見せ場満載で、
今後もラストに向けてこういうのがいっぱいみられると思えば寂しくない。




『呪術廻戦』

■虎杖無罪

おおう…まさか本当に「責任能力なし」が適用されようとは。

そうなる理由もそうする事情も予想通りではあったのですが、
それに至る過程が短い回想と虎杖とのやり取りのなかで丁寧に描かれていて
非常に納得のいくオチになったと思います。結局真面目な善人なんだよな彼は。

そも生真面目さは能力にも表れていて、通常弁護士はもちろん検事も判事も
死刑判決を下しても死刑執行をするわけじゃない。だから彼の領域展開も
刑が確定したらあのきもいジャッジマンなり死刑執行人なりが出てきて
被告人に刑を執行すればいいわけで。

あえてそれをせず、術式の没収というデバフのみで刑の執行は自分で行うと
いうのが、己の下した決断に己で責任を持つ彼の生真面目さが見えています。

そんな彼が、彼の基準からすれば無罪の人間を殺すことができるのか。
彼が弁護士ならば間違いなく「君は悪くない」と言うだろう相手に向かって
当たれば即死の剣を振り下ろせるのか…まあ出来ないわな、良かったよかった。


虎杖との初対面で「気に入らないやつをぶっ殺したら気持ちいいぞ」と
悪ぶっていた彼が、虎杖の告白を聞いて「最悪の気分だっただろ」と
言うところもまた…ね。グレたくてもグレ損ねた善人だよな本当に。

ナナミンとは別の意味で虎杖を支えてくれそうな大人って感じで
すごく好きになったんですけど、それがゆえに死にそうなのが怖い。

というかこれを一緒に聞いているだろう宿儺が、この男をどう殺したら
小僧に一番ダメージを与えられるかを考えている気がしてつらい。
死なないでと思うことが思うつぼ。ああもう本当に悪魔だコイツ。




『アヤシモン』

■がんばれ橋姫

主人公がある意味デンジより考えなしの無鉄砲で
ヒロインも見た目通りの若さのまま突っ走ってる無鉄砲で
どう考えてもろくなことにならないのが見えてしまって不安。

せめて橋姫さんを仲間に引き入れてブレーキ役にできればよかったのでは。
ここで退場するにはもったいないくらいに見た目が好みだし。




『破壊神マグちゃん』

■聖騎士団十天将

一瞬何か別の漫画が始まったのかと思った。

最初の雰囲気だけならサカモトのオーダーレベルの存在感を出しているのに
場所が高級レストランではなくマルノヤのフードコート、周囲には一般客と
もうこの時点でポンコツの気配がひしひしと。

そして実際に邪神たちと鉢合わせてみれば、十天将なのに5人、火属性被りすぎと
さすがはイズマの親組織といったズレっぷり。つーか今までどうやって生きてたの。

その点家ではアレだが外ではまともな邪神教団の方がマシだな。



■無慈悲な勧告

というかイズマくん年齢的にはすでに高校生なのに中学レベルの勉強もできなくて
今一生懸命勉強してようやく人並みに出来るようになったのに。
高校受験をクリアすれば多少遅れてでも人並みの生活も送れるはずなのに。

そもそもなんなんだ聖騎士団って。未成年をそっちの都合であっちこっちに派遣して
学校にも通わせずに働かせるとか現代日本ではフツーに犯罪だよこれ。
確かに魔法的なものをトリックなしに使えているから現代日本の法律が当てはまる
世界ではないのかもしれないけど何となく引っ掛かるんだよなそこが。

今回兄を裏切ることとなった妹ちゃんだって、流々ちゃんを連れて行くときの
複雑そうな顔を見れば納得してないことが分かるしなあ。


一方で最高幹部である十天将があまりにポンコツすぎて
流々ちゃんを連れて行ったところで大したことは出来ないだろうというのは
ミュスカーの時を考えても明らかだし。彼らが流々ちゃんを助けに行ったら
すでに流々ちゃんのうほほい時空に染められている可能性もある。

とはいえマグちゃん本気で怒ってたからな…ミュスカーの時とはまた違う意味で。
シリアスにもギャグにも転べそうな展開にドキドキしつつも次週が楽しみです。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


実は今日は4連休の3日目なんですが冬コミ原稿全然進んでなーい。
というかネームも固まってなくて何ページになるかすらわかんなーい。

…明日がんばろ。


それでは。




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。