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週刊少年ジャンプ41号感想 [WJ感想2020]


来週末はイベント@常磐です。


マスクとゴーグル、消毒用アルコールタオルとスプレー、飛沫防止用の
ポップスタンドとA3クリアシートに現金受け渡し用のコイントレー。
そして忘れちゃいけない本と参加証と現金。

噂では人が少なくて閑散としてるそうですが、逆に安全と割り切って
久しぶりのイベントの雰囲気を楽しむことにします。来られる方は是非。


涼しくなってくれて良かった、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ41号感想■■■


【新連載】『ぼくらの血盟』

■妖怪退治系超能力バトル

先々週の陰陽師といいこれといい、相変わらずジャンプは新連載蟲毒がひどい。
しかもそのしょっぱなによりによってこのジャンルでは右に出る者はいない…は
言い過ぎかもしれないが間違いなくトップレベルの久保先生をぶつけるとか。

実際たったの4週で読者のみならず連載陣にも大きな爪痕を残して
去っていくオサレの巨匠に敬礼をささげつつ、残された者たちの情緒を
思うと思わず苦笑い。もちろん自分自身も含めて。

ってこれ新連載の項目だったねスマン。



■本編

血のつながりのない美形兄弟が血のきずなで永遠の主従関係を結ぶとか
弟は王の血を引く吸血鬼の末裔とか、どう見ても大物臭い敵吸血鬼とか
美味しい設定盛りだくさんなのですが盛りすぎて少々胸焼けが…

てかこういう設定の話、同人誌やpixivで100回は見た。
オリジナルでも配役を版権キャラに変えたパラレル作品でも。
まあ王道というか古典なのでパクリとか言うつもりは全くない。


ところで吸血鬼に取りつかれた少年の家族が無傷で帰ってきたことに
甘いなあと思ってしまったのは間違いなくチェンソーや呪術のせい。




『Dr.STONE』

■情報の刷新

知識と技術力では互角でも、軍事中心に発展してきたゼノ組に対し
副次的な軍事力しか持たない千空組では普通にやっては勝ち目がないと
思われましたが、まあ最終的には近接戦だもんな、勝ち目あったわ。

バトル組、特に現地人サイドは銃に対して本能的な恐怖感がないから
ガトリングに対しても躊躇なく戦えるとか言ってますが、それおかしいからな!
司でさえ初期に「銃が完成してしまえば勝ち目はない」と言ってたんだし。

ゼノ組に関しては最初から自力復活組だけで生活基盤を支えるほどの
人数が存在したことと、宇宙飛行士の末裔は流石にアメリカ大陸までは
行けなかったことで「現在の現地人」がどれだけヤベー奴らの集まりか
知らなかったのだから仕方ない。こんな知的ゴリラごろごろいてたまるか。

それで…現状の優勢はどっちなんですかね。
空の戦いは一見千空優勢に見えるけどまだ何かありそうだし
船上の戦いは1対1なら千空側優勢だけど全体を見ると…だし。

次週の展開が楽しみです。




『高校生家族』

■くすっと来る笑い

物量で畳みかけてくるようなギャグでも、突然噴き出すようなギャグでもなく
読んでる最中はわりと平坦なのに読み終わった後くすっと来る感じ。

1話では荒唐無稽でどうやって展開するのかと不安だった家族設定を
上手いこと活かしていて良かったです。と言ってもまだお母さんだけだけど。

入学初日にクラスメイト全員の顔をプリントしたゼリーを持っていくとか
普通の人がやったら怖いけど「お母さん」ならやるかもしれないという説得力…

いや、やっぱ怖いわ。




『呪術廻戦』

■今日も渋谷はゴリラ日和

呪術師とは。呪霊とは。と思わせる圧倒的なゴリラ廻戦。
てか何で君らそんなにさわやかなの。

呪いが一周廻って肉弾戦に落ち着く、なるほどこれこそが呪術廻戦(違う)




【シリーズ1終了】『BURN THE WITCH』

■シリーズ化決定!

やったー!またこの続きが読める―!いつになるかわからないけど!

本当にたったの4週で読者の心をわしづかみにして去っていったよ久保先生。
後に残るのは喪失感と飢餓感だけ…慣れるまでは寂しいジャンプとなりそうだ。

そういう意味では全然足りないけど、とりあえずのエピソード1としては
この上なくきれいにまとまって一区切りつけた感じ。気になる伏線はありまくり
だけど、ちょっと長めの読切と思えば十分な情報量。実は短編向きだよね。



■見開きカラー

今週も思わずこれ欲しさに書籍版を買ってしまった


200914_2.jpg


護廷十三隊勢揃いしたときの興奮を思い出しました。



■メルヒェンドラゴン

200914.jpg

それぞれの童話は後ろのイメージ映像からこんな感じですかね。

シンデレラ…灰かぶり姫
スノーホワイト…白雪姫
レッドドレス…赤ずきん
ゴールデンアックス…金の斧と銀の斧
バブルス…人魚姫
シュガーハウズ…ヘンデルとグレーテル
バンドオブアニマルズ…ブレーメンの音楽隊

グリム童話にイソップ物語にアンデルセンと出典はバラバラですが
久保先生のことだからもうすでにキャラデザまでできてそうな気がする。

とりあえず人型は確実にいそうだし、1体くらいはすでに死んでそう(偏見)。



■バルゴの剣

今回ラストで唐突に出てきたバルゴさんの剣。
流れからしてアレが神話級ドラゴンを呼び寄せる何かか、あるいは倒すための
きっかけとなる何かなのだろうが今の時点では想像がつかない。

今回のエピソードではただの守られ系ヒロインだったので
次回以降のエピソードで活躍を期待したい。



■何とかジュニアさん

そしてやっぱり主任はただものじゃない浦原系の奴だったか…

個人的にはマユリ系の奴も出てきてくれると嬉しいが、ああいうのがたくさん
存在してもそれはそれで怖いので、マユリ様自身の登場を期待したい。
(もちろんこっちはこっちだけで完結してほしいという気持ちもある)




『チェンソーマン』

■マキマさんの狙い

チェンソーマンに殺された(=食べられた)悪魔はこの世界から消えてなくなり、
その悪魔が生み出されるきっかけとなった「恐怖」もともに消えてなくなる…

マキマさんの言葉を借りれば、かつてナチスの恐怖から「ナチスの悪魔」が
第二次大戦や核兵器に対する恐怖から「大戦の悪魔」や「核兵器の悪魔」が
存在していたが、チェンソーマンがそれを倒したことで悪魔だけでなく、
それを生み出したナチスも対戦も核兵器もすべて消えてしまった、と…?

概念的な恐怖だけでなくそのものが消えてしまうというのは世界を変えるも同然。
一体何者なんだチェンソーマン。平和のヒーローチェンソーマン!


個人的に面白いと思ったのが、マキマさんが言う「消されたものリスト」の中に
こちらが知る「ナチス」や「エイズ」だけでなく、全く聞いたことのない
(おそらく造語)「租唖」とか「アーノロン症候群」とかいう単語が含まれていて
実はこの世界も同じようにチェンソーマンによって消された概念があるのでは…?
とちょっと思わせてしまうところに感動しました。

あと「生き物が寿命を迎えると死の他にあった4つの結末」のくだり。
タツキ先生がその4つを考えているかはどうでもよくて、かつては死の他に
違う結末を迎えていたという事実があったと読者に思わせる演出が天才的。

アンデラの神が一般普遍的であるはずの「常識」を後から追加したことにし
「5分前の世界」を現実として体現したときにも感じましたが、こういう読者が
持っている認識を根底から覆してくる系の設定開示ってめちゃくちゃ興奮します。


話は戻りますが、つまりマキマさんの狙いはチェンソーマンの力を使って
この世界に存在する死や貧困や戦争といった概念そのものを消滅させること。
戻ってきたチェンソーマンにマキマさんが勝てばそれが叶うし、
逆に殺されても「支配」という一つの概念がこの世界から消滅する。

どっちに転んでもマキマさんは嬉しい。無敵すぎる。




『破壊神マグちゃん』

■悪ガキ登場

んー、学校でのマグちゃんは可愛かったけど今回の新キャラはいまいちかな…?
応援はしてるけど今週はBTWとチェンソーがヤバかったから3位です。




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今週は以上。


そういえば先週末「はたらく細胞劇場版」見てきました。
体内の免疫システムが正常に働けるよう健康的な生活を心がけようと思いました。


それでは。




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