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週刊少年ジャンプ17号感想 [WJ感想2020]

あつまれどうぶつの森はじめました@常磐です。


調べてみたら「とびだぜ」って2012年の発売だったのね…そんな前だったか…。
当時は初めてのどうぶつの森だったこともありめちゃくちゃハマったんだよなー。
村づくりも家具集めも公共事業もすべてが新鮮で、釣りや祭りのイベントがある日は
1日中3DSを手元に置いてゲームしながら○○、みたいな状態だったっけ。

発売日に買って1年とちょっとくらいの間、ほぼ毎日遊んでいたわけで。
本当にコスパのいいゲームだったよなあ、毎日が楽しくていい一年間だった。
やらなくなったのはいつだったか…たぶんPQが発売して…少しの間なら大丈夫
だろうしいざとなったら時間を戻せばとか思ってたのにいつの間にか…。

まだあの村でしずえさんは尊重の帰りを待っているのだろうか…と思ってたら
このあつ森でも何らかの条件を満たせばしずえさんが出てくると聞いて


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こんな再会だったらどうしよう、今週のジャンプ感想です。



■■■週刊少年ジャンプ17号感想■■


【巻頭カラー】『約束のネバーランド』

■最大級の侮辱

エマのこの「みんなで幸せになろう」「誰かが犠牲になる平和はいらない」
「戦う前にまず話し合おう」「憎いけど和平のためには許さなきゃ」といった
いわゆる聖女ムーブにしゃ正直いらっとさせられることも少なくないのですが。

今回この思想の真逆を行くラートリー氏にもこの思想をぶつけたことで
聖女のセリフがただの最大級の侮辱となる瞬間が見れたので良かったです。

もちろん読者からすればエマが心の底から真実を告げているのはわかってますし
それを周囲で見ている仲間たちもわかっている。だからこそそんな人間を理解
できないラートリー氏が混錬の極致にいるのが本当におかしくてw

もしかして彼女の一連の聖女ムーブはこの時のためにあったんじゃないかと
思うくらいに痛烈で豪快な煽りっぷりでした。いいよエマ、そんなエマが好き。




『鬼滅の刃』

■さらに総力戦!

初手でいきなり左腕をもがれている炭治郎にはもう泣くしかないが
それでもただ一人なんとかその場にとどまり無惨を壁に縫い付け
同じく右腕を失った兄弟子と最後の赤刀攻撃で一矢報いた上に、
内部に取り込まれてもまだ攻撃、と主人公としての活躍は十分に果たした様子。

ツーか先週今週に関しては彼らだけでなくモブも含めた全員が主人公って感じでしたが。
何とか生き延びた数少ない平隊員が頭上から本棚を落とし(地味に痛そう)、
本来戦闘要員でもない隠の人たちも車で体当たりしたりバスで道をふさいだり
そんな彼らの頑張りに応えようと満身創痍の柱たちがサポートに動く…。

何というかシンゴジラの終盤の無人在来線爆弾とか三菱地所アタックとかを
思い出しました。そういえば決定的なダメージを与えたのはあれも毒だったしなw

一方の無惨も本当にしぶとくて…すぐに再生可能な肉部分を肥大化させて
それを犠牲に大事な部分(ってどこだ、無駄にはやした脳みそとか心臓か)を
守ろうとしただけなのだろうが、その姿がまるで赤ん坊のように見えるあたり
自分をかわいそうに見せたい臆病者という感じで笑ってしまう。

てかもうこの形態になってからは単に重さで押しつぶすくらいしか攻撃手段が
なさそうでね…短い手足でハイハイしながら日陰に逃げようとしたり、最後の手段
として地面を掘って潜ろうとしたり…本当に必死すぎて逆にかわいそうになってくる。

産屋敷に宿敵の親玉を煽りに来たときはあれだけ自信満々だった無惨様が
爆発にも耐えて自軍の城に敵を引き込み高らかに笑っていた臆病者が、
部下をすべて失っても一人で皆殺しにしてやると息巻いていた自称天災が、
こんなみじめな姿になって地面をはいずりまわろうとはだれが予想しただろうか。

正直好敵手としての魅力なら猗窩座や黒死牟の方がはるかに上で、
得体のしれない怪物としての魅力なら童磨の方がはるかに上だけど、
それは彼らが何か一つ「人間」的なものを残していたからだったんだよなあと。
まあ結果的にそれが原因で敗れたのだから無惨様的には愚かなのだろうが。

そんな人間的なものを完全に排し、生きることにただ固執するだけの存在となった
無惨様は確かに強い。今はこんな姿になったけど、強力な毒によるデバフと
命を削る痣発現によるバフ、そして太陽の光という超自然的要素がなければ
滅することはできないのだから。

最後のコマはこんどこそやったか!という感じではありますが
なにせ無惨様だからなあ…まだ何かいろいろとあがいた挙句に、今よりももっと
みじめな姿で消滅しそうな気もする。でももういいから早く〇んでくれ。




『ONE PIECE』

■錦えもんは切れ者

ううん…?ちょっと初見では意味がよくわかんなかったんだけど。

要するに錦えもんは内通者が誰かはわかってなかったけれど、おそらく時を一緒に
超えた仲間のうちの誰かがそうであると思っていたので、彼らにだけはわからない
暗号を仕込むことでそれを回避した…と?だとしたらすごいな錦えもん。

先週あれだけの逆カタルシスを見せたカン十郎すら驚かせる錦えもんの演技。
しかしそれにしてはどうにも回りくどいというか…二重線を入れたら頭とお尻の
文字だけをとって読むとかそんな設定どこで出てきたっけ?と思ったら。


「”とかげ”じゃなくて”はと”と読むのか!」


ただの偶然かーい!

これ勝手に周囲が曲解してくれたから内通者によるだまし討ちを回避できたわけだが
もし内通者がいなかった場合肝心の待ち合わせ場所に誰もいなくてえらいことになって
いたわけでは…?いや実際今回ルフィたちがいなかったら危なかったしな彼ら。

なるほど、侍のバギーポジか錦えもん。



■久しぶりの3船長共闘

ルフィ、ロー、キッドというルーキーたちの中でも特に主人公格3名による共闘は
つい最近スタンピードではやったけど本誌ではもしかしてシャボンティ以来か?

最近はすっかり「麦わら海賊団のエクストラメンバー」的な存在になっていた
ローもこうやって並び立つとちゃんとライバルだなあって感じがしていいですね。

てかローの能力やっぱりチートだわ。スタンピードでも最後の決め手となったのは
ローのルームの能力だったしな。だから毎回冒頭から怪我させられたり仲間を
人質に取られたりとかして弱体化させられるんだろうが。




『呪術廻戦』

■ナナミン切れる

てか強い呪術師みんなゴリラかよ!


虎杖を始めとして真希さんにパンダに東堂に加茂にとフィジカルゴリラが並び
京都高のパンクゴリラなジジイに東京校の理事長もみなゴリラ、
一見術師よりかと思われた冥冥さんも努力するゴリラだとわかり
そしてついにナナミンまでもがゴリラだったとは…いやその片鱗はあったけど。

ちなみに野薔薇は精神的にゴリラの素質は十分にあるものの
まだフィジカル面でゴリラになり切れてないので冥冥さんコースかな。
能力的には遠隔呪術なんだからフィジカルゴリラになる必要はないはずなのだが
今回の彼らを見る限りゴリラじゃないと生き延びられないらしい。
(ゴリラになれなかった猪瀬さんと伊地知さんがリタイアしているしね)

そういう意味で純粋に術師としての側面が強いおにぎり先輩が
この戦いで生き残れるかが純粋に不安になってきた。
どこまで虎杖がサポートに回れるかがこの戦いの鍵か。

それはともかく逃げまどっている一般人にいるメイドちゃんかわええ。




『アンデットアンラック』

■アンディ服を着る

登場当初から今までほぼ全裸フルチンで戦ってきた主人公がついに服を着る。
要約すればこれだけの話なのにむちゃくちゃ熱くて説得力があるのがすごい。

アンディの戦い方と相棒との関係性から、たとえ組織が用意した特別な衣服ですら
彼に履き続けていることが難しいということを冒頭で説明したうえで、じゃあどうする→
おやこんなところに服のUMAが→絶対に破れない服ゲットだぜ!って流れがもうねw

あとスーツ姿のアンディが純粋に格好いいんだこれが。
いやもちろん彼の肉体美には彼のまっすぐな性根が現れていてとてもいいんだけど
流石に少年誌で青年男性の全裸はね…いつまでも黒塗りばかりじゃいられないし。




『僕たちは勉強ができない』

■Hになった理珠

Hか…ああそうだなHだな…間違ってないな。

うるかが基本高校生のまま甘酸っぱい恋愛模様で終わったのとは対照的に
理珠はそのわがままボディを余すところなく駆使してのちょい(?)エロ路線で
展開していくようですね。まあ僕勉だからそれ以上はいかないだろうが。

てかまだ2番目だから確定はしてないけど、これって展開自体はパラレルだけど
時系列は覆らないってことなのかな。先週の話を読むに成幸はうるかに告白は
しなかったけど卒業式は抜け出して彼女の見送りには行ったみたいだし。

ということは次の文乃は大学卒業前後の進路問題、先輩は医大卒業後か
研修医時代の苦労をサポートする感じで、大トリの先生ではやはり教育実習
か新任として元の高校に赴任する流れか…?

うん…何というかひどく残酷な話のような気もしてきたぞ…。
個別ルートの展開は嬉しいけど、別ルートに行くたびに前ルートのヒロインの
幸せな笑顔はなかったことになるんだな…いやゲームでは当たり前の話なんだが。

だからもしこの5人の中で誰か一人だけが推しだった場合は
そのヒロインルートだけ見てあとはそっと閉じるのが正しい読み方なんだな…
(自分は序列はあるがみんな好きだし見たいから見るけど)




- - - - - - - - - -


今週は以上。


5月のイベントは参加どころか開催自体が危ぶまれる状態になってきましたが
それはそれとしてネタは熱いうちに描かないと腐って落ちてしまうので
予定通り4月15日の締切に向けて頑張ります。

経費だけを考えれば委託オンリーの方が効率がいいしなあ。
(それだけじゃ得られない満足感を得るためにイベントに行くんだけど)


それでは。





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真馬流

お久しぶりです

未だに消毒液をちまちま備蓄する毎日が続いているわけですが、小学生くらいの子供が2~3人いるご家庭ではこの比ではないんでしょうね。
来月(4月)から更に外出の自粛が徹底されれば少しはマシになるかもですが、ニュースでも取り上げられているように遊び盛りの子供達にとってはそれ自体が結構なストレスになるという・・・コロナさんは子供に厳し過ぎる(泣

>鬼滅の刃
本当に誰も彼もを総動員しての最終決戦!って感じなわけですが、鬼殺隊が総勢2000人とかならもっと駆け付けられたんだろうけどなぁ。
やっぱり、普段こなしてる任務はもちろん入隊試験の段階で死なせ過ぎですって!

>チェンソーマン
そしてこの『生き残らせた』女の子が次の精巧な人形になるんですね、わかります

>アクタージュ
とはいえ、観客視点だと「最初の方が鬼気迫ってて凄かったよねー」で、寧ろ評価が下がってしまう展開がありそうで・・・まあ(花子さんにとっては)因果応報なわけですが。

>サムライ8
最終回で強引に終わらせる展開をソードマスターかよ!!と例えたりすることが偶にあるわけですが、この作品の場合は本当に言葉を選ばずに言わせてもらえば『構成が下手糞なソードマスター』と言わざるを得ません。

by 真馬流 (2020-03-26 18:48) 

常磐

>鬼滅
隠というポジションがあるということは
件の選別試験以外でも採用の道はあるのかも?
あと実質集められたのがあれだけで、日本全国にはもっといたのかも

>チェンソー
もう人間も人形も一緒くたで何が何だか
鬼滅とは別の意味で命が軽いなあ

>アクタ
とはいえあの演技はもうできないしなあ夜凪。
読者としてみてる分には楽しいですが、彼らの心情を慮ると
ストレスで胃が潰れそうです。

>サムライ
ソードマスターヤマト自体「構成がへたくそ」な展開を
わざとやってる作品なのにそれを超えるとは…。
とはいえ序盤の読みにくい作画や目が滑る構図などは
連載が進むにつれて改善していったので、作画の人は
もう一度何らかの形でチャンスを与えてほしいところです。
セリフ回しと説明の下手さは最後まで改善しなかったなあ…

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2020-03-30 23:11) 

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