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週刊少年ジャンプ16号感想 [WJ感想2020]

締め切りまであと1か月@常磐です。


コロナのおかげというと皮肉ですがサンデー公式アプリで「らんま1/2」が今だけ全話無料と
いうことでなんかすげえ懐かしくなって久しぶりに読んでみました。

(画像)

改めて読み返してみると自分の好みと性癖と絵柄を決定づけた作品だったよなあと。
特に女らんまはな…小さくてかわいくておっぱい大きくて、プライド高くてあざとくて馬鹿で
エロくて強くてガードが甘くて危うくてコスプレ満載でモテモテで…どんだけ属性あるんだ。
一歩間違えると18禁方面に行くところをギリギリのところで食い止めているのは流石。

そしてレジェンドにこんなこと言うのは失礼極まりないけど、ストーリーの構成が本当に
上手いんだよな。1話でなぞかけ、2話でネタ晴らしして3話で日常話。毎回大体こんな
感じでテンポよく進んでいくのにワンパターンとは思えない新鮮さ。

あと漫画としてすごく読みやすい。おそらく視線誘導とかセリフ回しのテンポがすごくいい
のだろうと思うがそれを全く読者に意識させない自然さが逆に恐ろしい。絵も今見たら
古臭く感じるかなと思ったけど全然そんなことはなかった。むしろ犬夜叉やりんねの頃より
こっちの方が好きなんだけどこれは多分思い出補正。

実際自分が絵を描くきっかけになったのもこの作品があったからだしなあ。
トレスから始まって模写に飽き足らずいろんなポーズを描くようになって、クラスメイトから
上手い可愛い描いてとおだてられたのが道を踏み外した瞬間。感謝してますいやマジで。

有名作品だから読んだことないって人はそんなにいないかもしれませんが
もし読んだことなかったらぜひ最初の3話まででいいから読んでほしい。


まじ快、らんま、うしとらが自分のサンデー黄金期、今週のジャンプ感想です。



■■■週刊少年ジャンプ16号感想■■


【巻頭カラー】『ハイキュー!』

■祝!8年と19日!

ってなんでそんな中途半端な数字を…と思ったら819でハイキューなのね。
今更気づきました、いやはやちょっと恥ずかしい。

てかもう8年も連載してたのか…そろそろ終わる雰囲気とは言え
ジャンプのスポーツものでこれだけ続けばもう金字塔と言っていいでしょう。
トンデモ要素もほとんどなかったしな…まあ登場人物みんなイカれていると
いう意味ではトンデモだったけど…いい意味で狂気を感じるヤツラだった。


それはそうと巻頭カラーでついにノヤっさんの現状が判明ー!
いや誰が予想できたよカジキ漁師って!ものすごく彼らしいけど!彼らしいけど!




『鬼滅の刃』

■総力戦!

長い夜もようやく終わりが近づき、空も白み始めて夜明けまであと少し。
とはいえここから太陽が見えるまでが結構長いんだよなあ…。

しのぶさん&珠世様の毒娘コンビで徹底的に苛め抜いた無惨の体は
万全でもない伊之助や善逸でもかろうじて足止めできる程度にはなっているが
完全に逃げに徹し始めたこの生き汚い存在をつなぎとめられるかどうかは厳しい。
この時点で誰か一人でも万全の柱なり同期組が残っていればと思うのだが、
彼らが必死で身体を削って戦ったおかげで今の状況があるわけで…ああジレンマ。

つーか甘露寺さん、最後に使うのが呼吸でも日輪刀でもなく自らの腕力ってw
確かに彼女の一番の武器はそれだけどww何か縁壱とは別の意味ですごいな彼女。

そしてついに自らの容貌すらもかなぐり捨てて逃走しようとする無惨様。
アンタ顔だけはいいってのが最後の砦だったのに。兄上だって自らの醜さに
生き恥を覚えて自滅したのにそれすらないんかい。ないんだろうな。

ところで顔の割れた無惨様に寄生獣を思い出すかミーティを思い出すかで
世代が分かれそうな予感。ちなみに私は前者でした。

しかしこのままいくと何とかなりそうな気配なんだけどどうなんだろうな。
作劇上こちらに向かっている禰豆子が何の意味もないってことはないはずだが
今の状況で彼女が来ても足手まといか逆に無惨に太陽を克服させる術を与えて
しまう可能性があるわけで。…ってこれ毎週言ってるな、スマン。


戦闘面では炭治郎、善逸、伊之助のお互いをフォローしつつ必死で踏ん張っている
ところが見られたのがよかったです。できればここに玄弥とカナヲも加わって5人で
共闘するシーンが見たかったなあ…いや玄弥は頑張ったよ。




『ONE PIECE』

■内通者はカン十郎

…ってどんな奴だっけ。あー筆で絵を描くやつか。
なんかあまり目立った活躍がなかったからすっかり忘れてましたわ。
逆に言えば目立たなかったからこそスパイとしてふさわしかったということね。

まあ正直そんなことより最後に駆け付けたキッド・ルフィ・ローの新世代海賊トリオの
頼もしさに心打ちぬかれましたが。やっと我慢の期間は終わったんだね!
これから反撃の一方でいいんだよね!オロチは敵としてなかなか魅力的なキャラ
だったけどそれはそれとしてとっととブチ〇したい。




『チェンソーマン』

■今週の吉田ヒロフミ

ステゴロ最強のクァンシにいい勝負した先週だけでは飽き足らず
今週はきっちり互角レベルに仕上げてきてビックリ。しかも今回は悪魔なし。
流石は吉田ヒロフミ!見た目だけで女を殴ると言われた男!

一方で毎シリーズ最低1回は死ななきゃならんのかデンジ。
どうせ死なないからと読者も周囲も割と適当な扱いだけど、一応今回の護衛対象
なんだからみんなもうちょっと心配してあげようよ!磔似合うねデンジ君!




『アンデットアンラック』

おお、次はこういう展開できたか…

最初の二人で幸せに死ぬ方法を見つけよう→どうせ殺されるなら逆に殺して組織に入ろう
→組織を中から変えていこう→実はその組織はもっと危険な存在から世界を守ってました
こうやって羅列していくと話が二転三転して落ち着かない印象を受けますが
よくよく読み返してみると序盤からこうなるような伏線は張ってあるから上手い。

組織も「なんで10人しか入れないの?」という疑問があったんですが、
「高次の存在がそうするように決めているからだ」というきちんとした理由があったし、
追われている側からすれば理不尽に見える組織の破壊活動も同じ理由で、
彼らの本来の目的はその高次の存在を破壊することだったというどんでん返し。

始まった当初はこの設定でどうやって話を進めるのだろうと不安の方が大きかったですが
もしかして最初からここまで考えて作ってたんですかね、なんというか本当に巧みだな。
仮にアンケが取れなくて短期打ち切りになったらこの設定はないことにして終わらせようと
してたんじゃないかという気概すら感じられる。どことなく松井先生っぽい印象。

実際読切の頃から絵も構成も手馴れていて本当に新人かって感じでしたが。
やっぱりこの人どこかで連載経験あるんじゃねーの?




『僕たちは勉強ができない』

■文化祭から10か月後

あ、え、そこからスタートなの?

てっきりうるか告白前まで時間を巻き戻して今度は理珠が最初に告白する流れで
同じ卒業までの時間を過ごすのかと思ってましたが…そうか、そう来たのか…。

そして大学生の理珠はまさかの関城さんとのルームシェア!
しかもそのマンションがかつて先生と内見に行ったあの事故物件!
そういえば結局放置したままだったもんなあの物件、ここで使う予定だったとは。

つーか理珠より関城さんの健気さと成幸に対するがさつさが印象深くて困る。
思えばヒロインズはみんな成幸への恋心を自覚してしまっているから、彼に対して
こういう態度をとれる女性って関城さんくらいしかいないんですよね。

まずいな…理珠主役回なのになぜか関城さんばっかり見てしまう…
成幸、そっち行っちゃだめだからな!でも間に挟まれるならヨシ!




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今週は以上。


冒頭にも書いたように締め切りまであと1か月を切りましたので今日から原稿生活です。
コロナの影響で5月のイベントが無事開催されるかは全くの未知数ですが
まあ最悪イベントなくても書店委託って手がありますしね(実際半数はそっちで捌けてる)


それでは。





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