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週刊少年ジャンプ36・37号感想 [WJ感想2019]


天気の子見てきた@常磐です。


序盤から中盤まで主人公とヒロインの行動に(いろんな意味で)ハラハラさせられ
ながらも、良くも悪くも予告編で見たイメージの通りで「君の名は」のような衝撃的な
展開もなくこのままよくあるハッピーエンドで終わるんだろうな、と思ったら


最後のオチにメガテン


――じゃなかった、目が点に。
なるほどなあ・・・「世界の形を変えてしまった」ってこういうことだったのか・・・。
なんかもっとこう、概念的な意味かと思ってたから油断してたな。
(まあ実際に変えられてしまったのは世界じゃなくて○○だけだったが)

ちなみに他の人の感想で一番的確だなと思ったのが
「君の名はに対する天気の子はシンゴジラに対するゴジラKOM」ってのかな。
観る前は訳分からなかったけど見終わってみるとこんなに的確な表現もない。


次は何にしようかな・・・ドラクエ映画がめちゃくちゃ酷評されているみたいなんで
逆に行きたくなっているんですが、ハリウッド版ドラゴンボールで後悔した身としては
冒険せずにトイストーリーでも見た方がいいのだろうか(そっちも微妙らしいが)。



スタンピードは行きます、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ36・37号感想■■

【巻頭カラー】『ONE PIECE』

■カイドウvsビッグマム


頂上対決キター!


いいよいいよ、こういうの待ってたんだよ!
今までずっと発散する機会もないままストレスが溜まっていたからね!

ビッグマムが乗り込んできたときは一瞬ビビっていたようだったカイドウだけど
いざ対峙して見ればそこはさすがに同じ四皇と言ったところか。貫禄が違う。

しかし「とうとう来やがったな」とか「外してやれよ」とか、敵意むき出しの表情とは
裏腹に何か気安さみたいなものを感じますね。実際昔同じ海賊団にいたという
情報もあるしなあ。ロジャーの船ではなさそうだけど。




『鬼滅の刃』

■柱最強の男

強い強いと言われてはいましたが、これほど圧倒的とはなあ・・・。

まあ柱の中では圧倒的というだけで、まだまだ上弦壱に勝てるかどうかは
分からないですが、それでも痣を出さない素の実力だけで相手の刀を折るあたり
無一郎、不死川よりもはるかに強いことが見て取れますね。怖い怖い。

しかし猗窩座の時もそうだったけど鬼の再生能力は本当に厄介だな!
壱さんが解説している通り、刀に蓄積された陽の力で折ったはずなのに
あっさり復活されてしまうとか無理ゲーすぎる。加えて猗窩座の上位互換って
ことは首切られても死なないんだろうし、本当どうやったら倒せるのコレ。

岩柱さん痣発現により更なる追撃が期待されるも、勝利条件が明示されて
ない以上はいつかは倒されてしまう。・・・となればここは全員でガン無視して
無惨の所に向かうのが確実なのではないだろうか(できるかどうかはともかく)


まあ扉絵を見るに炭次郎&義勇も参戦の流れかなあ。
同じ耳飾りを持つ&おそらく始まりの呼吸の関係者である上弦の壱なら
ヒノカミ神楽についても確実に知っているだろうし。無惨様との対決前に
その辺のこともクリアにして欲しいという気持ちはある。




『約束のネバーランド』

■ノーマンの秘密

あー・・・そういうことか・・・そうだよね、ラムダ農園いたんだもんね。
そう考えると未来のあるエマレイたちよりも、未来のない彼らたちの方が
心情として近いものを感じたのかもしれないですね。

前も書いたけどノーマンのやり方の方が人間としては正攻法なんだよね。
むしろエマのやった「勝手に×××と約束を結ぶ」方が邪道というか
ちょっと卑怯にすら思えてしまう内容だったわけで。

うーん、困ったな、どっちも応援しづらいぞこの状況。




『Dr.STONE』

■龍水復活大作戦

いくら繋げれば復活するとはいえ肉体(石)をバラバラにして運搬するとは・・・!
メンタリストも真っ青のクレイジーなやり方だけどまあ合理的なんだろうねこれ。

てかかつての石化を考えると多分龍水の意識はあるんだよなあ・・・。
見えないし聞こえないし痛みも感じないから問題はないんだろうけど、
生きたままバラバラにされて運ばれてくっつけられて復活って改めてすげえな!

杠がいない今、バラバラの龍水を欠損なく繋げれるかが課題になるかと思ったけど
そういう面倒なことは今回はパスしたらしいので私も気にしないことにする。

何はともかく、これで人気投票上位3人が揃ったわけで。
こうなったらもう頭首様サイドには勝ち目はないだろうね、ご愁傷様でした。




【特別読切】『Fけん』

■ヒャッハー!まついせんせいだー!

帰ってきた!俺たちの松井先生が帰ってきたぞ!
え、主語がでかいって?じゃあ私の松井先生が帰ってきたぞ!!(傲慢)
毒たっぷりの!吐き気を催すような!愛と悪意と誠意を連れて!・・・吐いていい?

というわけで、初っ端からハイテンションでお送りする
ノンストップ純愛フェティシズム剣道アクション松井優征漫画の感想ですよ、と。
ちょっと朝から興奮しすぎて頭逝ってるんで支離滅裂になってたらすみません。

ネウロ時代を彷彿とさせる濃いめの毒と、暗殺時代に培った女子力(違)とで
主人公と読者をダイレクトに殴りつけてくる愉快痛快なスポーツ漫画でしたね。

スポーツとは何か、何のために汗を流すのか、誰のために戦うのか。
かつとはどういうことなのか、勝利の先に一体何があるのか。
学生時代は割とあいまいなままそれらに「青春」と名を付けて
まるで一転の穢れもない美しいもののように描写されがちなテーマですが。


一皮むけばこんなもんなんだよ!


という思いを冒頭3ページで叩きつけられました。

さすがは冒頭3ページマンガ大賞(賞の名前忘れた)の審査委員長ですね。
むしろ今回の作品は、その受賞者や挑戦者に向けて「冒頭3ページが出来たら
あとはこんな風にすれば完成だよ」
というお手本を見せたのではないかと思うほど。

実際後半に恋愛っぽい要素も入れて綺麗にまとめてはいるけど
この物語のインパクトというかキモの部分は最初の3ページに集約されてるしなあ。
本当にヤバい人だよ松井先生、早く新作引っ提げて戻ってきてください。




『呪術廻戦』

■旅のしおり


・・・は? え、何?


とリアルで変な声が出た今週の呪術。
えーと黒井さん先週拉致されましたよね、てか冒頭もそんな話してたはずなのに。
数ページめくったら全員揃って「めんそーれ」って・・・え、キンクリ?

次のページの「旅のしおり」を見るにどうやら翌日の午前中にはあっさり救出した
らしいですが・・・全く描写なしとはおどろいた。いいのかそれ。

若かりし頃のナナミンとかいきなり後ろから襲い掛かる伏黒父とか
気になるところはあったんですが、冒頭のソレのせいで集中できなかった残念。

もうすぐ過去編も終わりかな、そろそろ虎杖の顔が見たいです。




『僕たちは勉強ができない』

■ぼっちバースディ!

いくら何でも一人でチキンとパーティーセットとホールケーキは虚しすぎるだろ…!
てかこれ全部食べるつもりだったんだろうか真冬先生、さすがに食べすぎです。

「なんでもします券」はまあ大家族のお兄ちゃんとしては普通の流れだったんだろうな。
一方でその券の使い道に破廉恥な想像をする真冬先生はもう完全に成之を
男として認識しているのが確定しましたね、今更な話ではありましたが。

そしてあれだけガードが堅かった美晴も「せめて卒業まではプラトニックで」と
もう完全に成之を姉の恋人として認めていることが示されましたし。
順調に外堀が埋まっていくなあ、ああ楽しい楽しい。


さていよいよ次回は年明けですか、初詣にヒロインの晴れ着全員集合は当然として
見えざる神の手は果たして誰を主人公の元へ誘導するのか。




『チェンソーマン』

■説得失敗

大阪から来た二人が傷心のアキ先輩にいろいろと無神経なこと言うのは
やっぱり心配の裏返しだったか・・・いや本当に見ていて痛々しいもんなアキ先輩。

彼がマキマさんやデンジやパワーちゃんのように仲間の死に何も感じない
(先生的に見て「合格」な)イカレ野郎だったら勝手にやって勝手に死ねと
割り切ることもできるけど、彼は仲間の死に涙できる「普通の人間」だからなあ。

まあもうほっといてもあと2年で死ぬし、さらには絶望的な死に方するらしいし
ここまで来たら残り少ない命を精一杯復讐のためにつかって欲しいと思うわ。



■銃の悪魔

あーなるほど「銃の悪魔」ってのは永遠さんやポチタのように単体で動くだけじゃなく
未来の悪魔のように複数の人間と契約してそれぞれに力を与えているんですね。

つまり銃の悪魔と戦うためにはまずそれと契約している人間から倒さなきゃ
いけないってわけか・・・まあマキマさんのやり方はエグすぎて引くけど。

それにしても銃の悪魔陣営がデンジの心臓を欲しがる理由って説明あったっけ?




『アクタージュ』

■必死の千世子

うん、先週までの展開で彼女は彼ら(王賀美と夜凪)のライバルはおろか
視界にすら入っているかどうか微妙という状況がわかってしまったからなあ。

個人的に見た目だけなら千世子の方が好みなんですよね。
でもやっぱり主人公に諮って欲しいと思うし・・・
でも今回は黒山監督の凄さを見せつけなければいけないところだから・・・


さて、どうなることやら。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


そうそう、小畑健展にも行ってきたんですよ。
平日はライブドローイングもやってるということで午後半休とっちゃったし。

予想よりも小柄でめっちゃ細い人でした。
でも絵の迫力と集中力ヤベエ、2時間ぐらいずっと見いってしまった。


それでは。




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コメント 2

Sin

相変わらず電子ドラッグキメていて安心しました。

こんな頭おかしい(誉め言葉)発想が得意分野なのに
電人HAL編みないな王道展開もできるのはやはり天才か...
by Sin (2019-08-14 16:45) 

常磐

電人HALが王道・・・う、うん、純愛だよね!
松井先生はいつだってただしくくるってる
わたしはそんな松井先生がだいすきだ

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2019-08-19 20:31) 

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