ペルソナ5プレイ日記【10】 破滅へのカウントダウン [P5]
暗黒ヤングコーン伝説!@常盤です。
12月1日から秋葉原パセラでまたペルソナフェアやるらしいんですが
今回はなかなかマニアックな品揃えと聞いてちょっと行こうかと(入場できれば)。
P3タルタロスハニトーとかP5ビッグバンチャレンジとか頼んでみたいけど
絶対食べきれないからなあ・・・暗黒ヤングコーン伝説ならいけるだろうか。
秋葉原のイベントが始まると絶対混雑するだろうからその前に行かないと。
もうすぐFF15が発売されるというのにP5プレイ日記です。
オクムラパレス突入からクリアまで、ネタバレあり。
■■■ペルソナ5プレイ日記【10】 破滅へのカウントダウン■■■
■これまでのあらすじ
モナめんどい。
■モナ復帰
モルガナがいなくなってすぐにオクムラフーズ本社のエントランスが荒らされたと聞き
おそらくそこにいるのだろうとあたりをつけ早速向かう怪盗団。
今回のキーワードは「本社ビル」が「宇宙」らしい。
そういえばビックバンチャレンジとかコメットバーガーとかやってたっけなあ。
チャレンジ成功するともろもろのパラメータが上がるから結構重宝してたんだけど。
入り口からちょっと行ったところで謎の「美少女怪盗」とモルガナが登場。
「勝負しに来たのか!」と挑発してくる2人に「いやお前を探しに来たんだけど」と冷静な
彼らとのギャップが見所。相棒の美少女怪盗もかなりの天然だし。頑張れモルガナ。
結局その場はかたくななモルガナを説得することができずとんぼ返り、
それではとメメントスで待ち伏せすれば今度は車で逃げられ…
あーもう本当面倒くさいなモルガナ!
こっちはもう謝って帰ってこいと言ってるのになに意地を張ってるんだよお前は!
いや本当にマジめんどくさい、本気で放って帰りたい。何なのこの厄介な生き物。
というか怪盗団のメンバーってどいつもこいつも寛容さ菩薩級だよなあ。
あの竜司でさえ口ではいろいろ言いつつもモルガナのこと見限る気はないみたいだし。
・・・とここまで書いてきてふと気づいたんですが、もしかしなくても怪盗団のメンバーって
モルガナのことを「ただの猫」としか思ってないのだろうか。確かにモルガナが猫なら
勝手に怒ってふらっと出て行ってしまうとこも、いつの間にか新しい住処を見つけてるとこも
人間側から折れてあげなければ機嫌を直してくれないとこも納得できるわけで。
そっか…彼を「ニンゲンに近い何か」と見ていたのはプレイヤーだけだったのか…。
結局最後は現実世界の美少女怪盗のピンチにモルガナが助けを求めてひとまず休戦。
いろいろあったけど結局のところモルガナは怪盗団の役に立たない自分は居場所がないと
思い込んでいて、役に立つところを見せれば戻れると考えていたらしい。
「ワガハイの居場所はここなんだ!
ここにずっといたいんだ!」
ここにずっといたいんだ!」
やれやれ、最初からそういえば誰も否定なんかしなかったのに…。
しかしこうなるとモルガナ黒幕説は確実に消えたかな?まあ本人が自覚してないだけで
何者かの手によって操り役になっている可能性は捨て切れませんが、少なくともモルガナ
自身は純粋に怪盗団の行為を「正しいこと」だと信じているのは確かなようです。
まあ何はともかく、お帰りモナ。
話は変わりますがパレス侵入時そばに明智いなかった?
ジョーカーも含めて怪盗団のメンバーは誰も気づいていなかったし、振り向いて探しても
誰もいなかったからあきらめたけど、あれ絶対明智だよね?気のせいじゃないよね?
■改めてターゲット確定
美少女怪盗の正体はオクムラフーズの社長令嬢、奥村春。
婚約者はどこぞの政治家の息子で、奥村社長が政界に進出するために必要な人脈らしいが
見た目の時点で金城以下のチンピラで、中身もただのボンボンという最悪な男。
「私あの人ずっと嫌だった!だってキモいんですもの!」
おお…さすがは怪盗団の一員になるだけあって、見かけによらず言うことが過激だな。
それだけでなくオクムラフーズのブラック企業ぶりには彼女もある程度把握しており、
それが事実ならたとえ父親であっても許したくないという彼女に祐介が忠告
「しかし改心させるとなると逮捕は必至だぞ
君は「犯罪者の娘」として後ろ指をさされることになる
それでも本当にいいのか?」
君は「犯罪者の娘」として後ろ指をさされることになる
それでも本当にいいのか?」
あ、そうか…そこまで考えがいたらなかった…。
いくら許されざる悪人とはいえ、逮捕されるとなれば本人だけでなくその周囲にも何らかの
悪影響をうけることは確実なわけで…ましてや家族となれば…。
てかこういうとき意外と鋭いとこ突いてきますよね祐介って。モルガナが一時脱退する
きっかけになったミーティングでも「このブーム正直気味が悪い」と周囲やプレイヤーが
感じていたことをはっきりと言葉にしてくれたことで腑に落ちたところもありますし。
思い返してみれば祐介も一応とはいえ育ての親を逮捕されてるんだもんなあ。
その辺の描写もないし祐介も一切態度に出さないから何もなかったのかと思ったけど
よく考えたら「盗作作家の弟子」とか「作品を奪われたかわいそうな弟子」とか
偏見や同情の目を向けられたこともあったのかも、と思うとこの言葉の重みも増してきます。
しかし、仮に今の生活を捨てることになったとしても父親を改心させたいという春の意志と
怪盗団の利害が一致しここに和解が成立。あらためて春を怪盗団に迎え入れることに。
■オクムラパレス攻略
今回のパレスは序盤が会社、中盤が工場、終盤が宇宙の三段構成。
最初の「会社」では係長がヒラに、課長が係長に、部長が課長に、そして部長は・・・と
それぞれが社畜のなんたるかを説いていて、それがまた微妙にリアルで耳が痛い。
いや自分トコはさすがにここまでブラックじゃないけどね?最近は監査とかも厳しいし。
でも酒の席とかだと割とそれに近いこと言ってるんだよなあみんな。
あと「社畜ロボ」の造形がまた秀逸。貧弱そうなヒラにひょろひょろの係長や課長、
そしていきなり肩肘張り始めた部長と・・・ははは笑えないw
次の「工場」ではさらに労働環境が劣悪になってきて、休憩は5秒で昼休みは30秒。
壊れた社員は片っ端から溶鉱炉に投げ込まれ燃料に…って違うものが炎上しそうだけど。
そんな心の痛くなりそうな2つと違って最後の「宇宙」は純粋に面白かったです。
エアロックから宇宙空間(認知上)に放り出されて移動とか超楽しい。
ちなみに双葉がちょっと酔った模様。いやお前のペルソナも宇宙モノじゃん・・・。
社員証集めやプレス機移動やエアロック解除とそこそこ手間取りましたが、
それまでのパレスのいやらしさに比べれば楽勝だったかな。
警報装置とかほとんどなかったし。そこまで面倒くさいシャドウもいないし。
意外とあっけなくオタカラルート確保、さて次は予告状か。
■オクムラ・マモン・クニカズ戦
対峙するなり春に土下座したシャドウ奥村に「あっ、ここで春に心変わりされたら・・・」
と一瞬焦りましたが、春が少し動揺しただけであっさり豹変したので内心ホッとしました。
シャドウってやっぱり何か足りないのかなあ、自制心とかいろいろ。
さて今回のボスはどんな攻撃をしてくるのか・・・と思ったら不意に上から降りてくる
「サービス残業」のブース。
ま た お ま え ら か。
ヒラ、主任、係長、課長、部長・・・と、攻略中に出てきたのと同じで大して強くないのですが
彼らに罪はないと思うとやりきれない。モタモタしていると社長から「自爆命令」が出るので
落ち着かないし。そうこうしているうちに部長を倒すと新たな社畜・専務登場。
専務の攻撃「ビッグバンチャレンジ」には一度防御が間に合わず危うく死にかけましたが
以降は何とか乗り越えて撃破。さあいよいよ社長との戦いか?と思ったら
またしても降りてくる巨大なブース。まだいるのかよ・・・とうんざりしていると
社員はおらず中には「産業医面談」の文字が。
そうか…さしものブラック企業も行政指導の前には敗北せざるを得ないのかww
…と笑ったけど、改めて考えてみるとこれも「黒幕」の影響なのかもしれないですね。
今までは金と権力のおかげでそういう監査からも逃れられていた奥村社長が
水面下で切り捨てられた証と考えるとなかなか怖い伏線かもしれない。
結局援軍は来ず、絶望したシャドウ奥村を春が倒して終了。
社長の敗戦の弁は大方の予想通り、昔貧乏だったころに戻りたくないという反動から
きていたものだそうで・・・たなか社長を見習えばーか。
なお怪盗団が一番知りたかった「廃人化の犯人」については、どうやら奥村社長は
その関係者に依頼して商売敵を潰してもらっていただけで、彼自身が廃人化の
犯人ではないとのこと。ならばその相手の名前だけでも吐かせようとしたものの、
敗北のショックからかあまり話の出来る状態ではなく、そうこうしているうちに
パレスが崩壊し始めたため、仕方なく社長を置いて脱出する怪盗団。
まあ改心させてからでも遅くはないか・・・と考えたのが終わりの始まり。
■黒い仮面登場
怪盗団が逃げ、社員がすべていなくなり、シャドウ奥村だけが残された宇宙船。
成功者という名声も地に落ち、もう宇宙(という名の政界)に飛び立つこともできず、
あとは本体に戻って「改心」するのみのはずだったが
ド ン !
突如現れた何者かに頭を打ちぬかれ、あっけなく消滅するシャドウ。
あらら、ここでこう来たか。
そういえば尋問室で奥村の話に移る際「何であんな結果になったの?」って言ってしなあ。
ってことは奥村社長は廃人確定か…そしてそれはすべて怪盗団のせいになった、と。
あーもう、本当に黒幕の手で踊らされてますねえ、超むかつく。
しかしこの黒いシルエットの男、何となく明智に似ている気がするんですが。
まさか、まさか・・・ねぇ?
■後で悔やむと書いて後悔
そんな事態になっているとはつゆ知らず、ヤマが終わって祝勝モードの怪盗団。
あれからお父様が書斎に引きこもって誰とも話さない、と心配する春にも
「パレス崩壊したらだいたいそうなるから」と全く気にしない仲間たち、に焦れる自分。
いや確かに今までの例を考えるとそうなんだけど、せめてここで誰かが気を利かせて
「父親の様子を見に行ってやれ」とでも言ってやれば、廃人化はさけられないまでも
何か助ける方法があったのかもしれないと思うと非常に悔しいですね。
それが分かっていながらどうすることもできない今の自分にも、ああ本当にもどかしい。
・・・とここまで書いてきてようやく気付いたんですが(本日二度目)、
今現在、プレイヤーである自分が見ているのは「9月の主人公」の中からではなく、
「尋問室の主人公」の中から当時の状況を回想しているだけにすぎないんだなあと。
いやそれ最初からそういう設定だっただろと言われそうですが、
主人公の行動をかなり自由に操作できるし、コープも普通にやりまくっているせいか
4月から物語を始めるためのただの口実程度にしか思ってなかったんですよね。
でも今ははっきりとわかります、今自分(プレイヤー)が感じてる焦りとか不安とか、
あの時ああしてればという後悔とか、そういうのは全部「尋問室の主人公」が感じている
もので、ただの過去に過ぎないからプレイヤーにもどうすることもできない、と。
はー・・・なるほどなー、これまでも(特にメインストーリー部分の)選択肢などが
どれも似たようなものばかりで、いまいち「主人公=自分」という感覚が薄かったんですが
実際に現時点での主人公は自分であって自分ではなかったのか。
(コープ関係ではそういう縛りがないから普通に楽しめていたんじゃないかと)
だとするとなおさら「尋問室の自分」を抜けた先の物語を早く知りたいところですが、
いかんせんその前に待っているものが予想以上に恐ろしすぎてまた進めるのが
怖くなって来たのも事実。奥村社長・・・春のお父さん・・・まさか死んだりしないよね?
■ここまでの雑感
いろいろな事実が少しずつ明らかになっていくに従い、これまでの不満点や没入感の薄い点
がむしろ意図して行われていたものだと知り、ちょっと感動している自分がいる。
ずっと何者かの手のひらで踊らされている感覚とか、進んだ先が奈落だと分かっているのに
とめることができない無力感とか、無邪気に喜んでいる彼らをどこか覚めた目で見てしまう
感覚とか、いままでは単にゲームに没頭できてないだけかと思ってましたが、
これがすべては黒幕の罠であったと知った後の主人公から見た世界だと思うと
とたんに納得できてしまうから不思議です。もっと早く気づけという話ですが。
しかし・・・ここからゲーム内時間であと20日、オクムラパレス攻略期限までの間って
何気に針のむしろ状態ですよね・・・破滅に向かうのが分かってるんだからさ・・・。
まあコープ活動楽しいからやってけるけど。そろそろ3股目に入りますし。
- - - - - - - - - -
今回はここまで。
時間的には殆ど進んでないけど、自分的にはかなり進んだ気がしたので一旦〆ました。
というか尋問室のイベントを現実でも超えたらそろそろ本格的にネタバレですよね…。
このプレイ日記、自分的には気持ちを吐き出してすっきりさせる意味もあるので続けたいけど
やっぱり最後までってのはまずいよなあ・・・どうしよう。
あと全然関係ないけど、モルガナとの追いかけっこイベントに関して、
他主人公だったらどうなるかなと思ったのでちょっと描いてみました。
<番長の場合>
そもそも逃がさない。
<キタローの場合>
途中でめんどくさくなって実力行使。
あくまで妄想です。
それでは。
時間的には殆ど進んでないけど、自分的にはかなり進んだ気がしたので一旦〆ました。
というか尋問室のイベントを現実でも超えたらそろそろ本格的にネタバレですよね…。
このプレイ日記、自分的には気持ちを吐き出してすっきりさせる意味もあるので続けたいけど
やっぱり最後までってのはまずいよなあ・・・どうしよう。
あと全然関係ないけど、モルガナとの追いかけっこイベントに関して、
他主人公だったらどうなるかなと思ったのでちょっと描いてみました。
<番長の場合>
そもそも逃がさない。
<キタローの場合>
途中でめんどくさくなって実力行使。
あくまで妄想です。
それでは。
2016-11-27 08:07
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