週刊少年ジャンプ39号感想

絶対絶望少女やり直し中＠常盤です


さて、今週のダンロン３アニメの感想ですが。

未来編は完全に「絶対絶望少女」でしたね。こまるが出てきた時点で多少は絶女要素が入るかと
思ってましたが、まさか７話まるまる絶女とは。いや絶女好きだから自分は嬉しかったですけど、
６話ラストで出てきた日向（カムクラ？）に全く触れられなかったのはちょっと残念だったかな。

とはいえモナカ黒幕説が早々になくなってくれたのは良かったです。あの登場の時点で彼女が
黒幕でないことは大体予想できていたけど、それはそれとしてはっきり否定してほしかったので。

てかモナカちゃん…狛枝にオトナにされちゃったんだね…確かにアイツに四六時中希望だ絶望だ
などと語られ続けたら「ああはなりたくない」と思う気持ちはものすごく理解できますけど。
ダンガンロンパの中で語られた動機の中で一番説得力のあるないようだったかもしれません。

一方の絶望編は本編では概要のみだった「希望が峰学園史上最大最悪の事件」のお話。
意外に一人ひとりキャラ立っていた生徒会メンバーが殺しあう(23時台とは思えぬグロ描写で）
光景にはなかなか感動するものがありましたね。絶望編の血の色がピンクでよかった。

ちなみに多くの人が感じたであろう「こんな簡単にバトロワが起こるわけないだろ」とか
「そんなあっさり蜂起するわけないじゃん」という疑問については、まあダンガンロンパ
だから仕方ないというか、ある種諦めてるところがあるのでわりとどうでもよかったり。

ぶっちゃけ最初のゲームの時点から


　全員記憶喪失ってどうやったの？→そこはどうだっていいじゃん！
　世界が破滅ってどういうこと？→破滅したって事実が大事なんだよ！
　全人類が絶望なんてするわけない→絶望は伝染するんだよ！
　77期生なんで絶望落ちしたの？→才能だけしかとりえのないヤツを絶望させるなんて簡単
　　　　　　　　　　　　　　　　ざっと13677通り（うろおぼえ）は知ってるわ！
　カムクラってどうやって作れるの？→よっぽどのことをやったんだよ！


と、割と説明の難しいことに関しては「そういうものだから！」と投げまくっていたので
今更何かもう突っ込んじゃいけない世界なんだと勝手に解釈するのが普通になってたので。

とはいえ今回御手洗のアニメが単なる洗脳ツールだったのは残念だったかな。
このまま77期生の絶望落ちが御手洗の洗脳アニメの悪用だったりしたらさすがに失望かも。
てか江ノ島さん、１で洗脳とかと一緒にするなって言ってたじゃないですか。万が一そんなオチに
なったらモナカちゃん以下になっちゃいますよ。あの子も仲間に対しては扇動しただけだし。

そろそろ何のエントリか分からなくなってきたのでここで終了。


僕はついていけるだろうか
ブリーチのいない世界のスピードに･･･今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ39号感想■■■

【新連載】『レッドスプライト』

■奴隷からの開放

田舎町に集められた子供たち、その子供たちを搾取する「ママ」…何となくネバーランドと
被るような始まりなのは偶然なのかわざとなのか。ジャンプが同時期に似た作品を連載させて
潰し合わ…競わせるのはよくある事なのでどっちであってもおかしくないけど。

本編についてはまだ良く分からないことも多いですが、どうやら孤児院にいた７人がそれぞれ
違う能力を持っていて、方舟の乗組員になるというのが当初の目的という感じなのかね。
それにしては表紙には６人しか登場しておらず、さらにそのうち一人は何となく敵方っぽい
雰囲気になっているのが気になりますが（逆に完全にモブ扱いになっている約一名も）。

前作のアイアンナイトは内容的にはそこまで悪くなかった気がしますが、全体的に暗すぎたのと
絶望的な展開の連続であまりすっきりしない状況が続いたせいか、比較的短期で打ち切りとなって
しまいましたが、今回はその反省を生かして（？）初回から「ママ」を殺してカタルシスのある
展開にしたのはまあ良かったんじゃないでしょうか。たぶん。



■レッドスプライト号

それはともかく「レッドスプライト号」という名前、どこかで聞いたことあるんだよなぁ、どこで
聞いたんだっけ…と思ったら真・女神転生ＳＪのシュバルツバース探査船の名前でした。
あの船を拠点に異世界を移動したり謎の物質を解析して新兵器を開発したり、
最後には脱出船やら荒くれ者のアジトやら教祖の方舟やらになったんだっけ。

ニュートラルルートでのゴア隊長の雄姿とアーサーの最期には泣かされました。
番外編扱い（異聞録）だけど個人的には真４より好きかも。

『ONE PIECE』

■”最悪の世代”の末路

キッドとペッジは知っていましたが、ウルージやアプーも四皇の前に倒れてたとはなあ。
ボニーもなにやら海軍のＶＩＰとして連れて行かれたし、残るはルフィとローだけか…。
まあ彼らのことだから何とかして生き延びて最終的には合流してくれると思ってますが。
そもそもワンピ世界で「行方不明」とは「生存して潜伏中」を意味する言葉ですし。

万一これで終わりというなら、ワンピもついに既存キャラの整理に入ったということかな。
ただでさえ四皇に七武海に革命軍に世界政府に天竜人と権力陣営入り乱れて訳分からない
ことになってるってのに、さらに新人陣営も描写してるといくら時間があっても足りないし。

でも多分終わらないんだろうなあ…。



■そんな言い方するか！


え、怒るとこそこなの？


いや確かに他のメンバーと違って、サンジの実家が裕福であることは確かだけどさ。
というかルフィ、もしかしなくてもサンジに迎えを拒否される可能性も考えていたのかｗ
昔だったら問答無用で連れ帰ることだけ考えて、それを疑いもしなかっただろうに。

実際サンジにルフィの迎えを拒否する意思はないわけですけど、
逃げたら両手が吹っ飛んで料理ができなくなっちゃうし、一体どうするんだろ。

『ラブラッシュ！』

■告白成功

主人公には好きな人がいて、でも告白できないままどんどん恋人候補だけが増えていく…
というのは昔からずっと続くジャンプラブコメのお約束で、正直食傷気味でもあったので、そ
のセオリーを覆してくれただけでもこの２話には意味があったと思います。

でもその典型があるから勘違いやすれちがいで物語を引っ張りやすくなるわけで。
事実某ラブコメは睡眠障害や突発性難聴でそれを必死で回避していたわけで。
早くもそのToLoveるを乗り越えてしまったこの作品が、今後どういう話にしようとしているのか
については気になるところではあります。ヒロインを横恋慕キャラにするのもアレだし、
かといってもう一人のヒロインの恋路を応援するのも微妙ですし。

そういう意味では

「ハーレム上等！貴女も私もみんなリトの恋人になっちゃえばいいんだよ！」

というデビルーク星のしきたりは強引だけど上手い解決方法だったと思います。
倫理的にはアレですが。

『永遠のネバーランド』

■全員で脱出する

先週の感想で書いた「外の世界に人間はいないんじゃないか」「脱出するより篭城するほうが
生き残れる確率が高そう」という意見をきっちりと織り込んだ上で「それでも私は全員で脱出
したいんだ」と方向性を決めてきたのには素直に好感をもてました。その辺がはっきりしない
ままに脱出計画を進められても読者にわだかまりが残りますしね。

しかしようやく最後の一人にも事情を話して物語が動き始めたところでこの掲載順は大丈夫
なのかなあ。まあまだ４話だから単なるシャッフルの可能性もあるけど。

とはいえ今のところ頭のいいはずの４人の頭の良さがいまいち発揮されてないのも確か。
脱出するにせよ籠城するにせよ、はたまた建国するにせよ、早めに何らかのめどをつけて
行動に移さないと本当の意味で「手遅れ」になってしまいますよ･･･？

『鬼滅の刃』

■三者三様馬鹿合戦

先週に引き続きかみ合わない会話の連続がいっそ楽しくなってきたこの作品。
これが計算して行っているならすごいんだけど、主人公も（そして多分作者も）本気で
やっているとしか思えないから…いや、別の意味ではすごいか。

一方で肋骨が折れた本数とかわりとどうでもいいことにこだわるし。
てかこれで仲間が増えたことになるの？これからも一緒に行動するの？

『左門くんはサモナー』

おお、てっしーから左門くんへの久しぶりのラブコール…じゃないＳＯＳキタコレ。
左門くんのことだから最初は冷たく突き放すかと思ったけど、珍しく彼女の「欲望」というか
私的なわがままだったせいかあっさりＯＫ。若干違和感はあるがまあいいか。

個人的に中将Ｐことフルーレティさんが今まで出てきた悪魔の中で一番有能そうで笑ったｗ
てか「あらゆる仕事を一晩で終わらせる」ってそれなんてジェバンニ。

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今週は以上。


そういえば先週買わなきゃと言っていたＰＳ４ですが、近いうちにスリムタイプの廉価版か
マイナーアップグレード版が出るいう噂なので、それまでもう少し待ってみることにしました。
置き場所的にスリムタイプは嬉しいし、現行機種を買うにしても後継機が出てからの方が
安く買えそうですしね。まあＰ５発売よりかなり遅れるようならあきらめて現行版買いますが。


それでは。