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週刊少年ジャンプ42号感想 [WJ感想2013]


今週は4連休@常盤です。


ダンガンロンパ11話見ました。アルターエゴカッコよす。


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ちーちゃんとアルターエゴとの間にこんな会話があったんだったらいいな、という妄想。

てか彼のすごいところはこのプログラムの完成度もさることながら、2階が解放されてから
殺されるまでのわずか3日で(ろくに機材もないのに)壊れたノーパソを直し、これを一から
完成させた(ネットがないから自宅から持ってくることもできない)ってことだよなあ。
彼(彼女?)だけは本当にもったいなかった。才能的にもキャラ的にも。

今回の学級裁判からおしおきまではゲーム中でも一番戸惑ったところだったので、
その雰囲気がちゃんと出てたのは良かったと思います。相変わらず駆け足だけど。
(しかしニコのコメント見る限り、初回でバッドエンドルート行った人多かったんですね、
自分は正ルートを選んだから知らないけど、彼女の場合でもエゴは助けてくれるのかな)



台風直撃とか勘弁してほしい、今週のジャンプ感想です。



■■■週刊少年ジャンプ42号感想■■■

【新連載】『HACHI』

■本編

主人公が半分人間じゃない変身ヒーロー、ヒロインは美人の幼馴染、町中に怪異が蔓延り
彼と同じく「半神」の奴らが仲間を探して世界に悪意をまき散らす―――って


あれ? これぼっけさんじゃね?


猫又とか赤ベコとか日本古来のお伽噺がバジリスクやケルベロスなどの古代神話になって
舞台がどこかの田舎から東京になっただけで設定ほぼ一緒じゃないですかヤダー。
半神の中にも穏健派と革新派がいて…いやこれだけの情報で判断するのは早計だけど。

とはいえさすがに前回の打ち切りを反省したのか、主人公はがらりと変えて来ましたね。
ロージーをさらにウジウジナヨナヨさせたようなぼっけさんの中性的美少年(らしい)から
ムヒョをもう少し健康的にさせたような熱血系主人公(たぶん)にし、西先生お得意の
ショタ萌え成分は残しつつ、前作よりはちゃんとした少年漫画の主人公っぽくなりました。

確かに前作は主人公がとにかく気持ち悪くてそれだけで読む気が無くなってしまったけど
今作はとりあえず次回も読んでみようかなという気には…ごめん、あまりならなかったわ。
だって前作とあまりに導入が同じなんだもん、ぼっけさんでやりたくてできなかったことを
主人公を変えてやってみようという意図すら感じたのは流石に邪推しすぎだろうか。

いくらなんでも打ち切り作品の焼き直しでは長期連載は望めないことは西先生も十分承知
しているはずだし、次回は前作にはないwktk要素が出てくることを期待(小並感)。

それにしても西先生のあだ名に対する異様なこだわりは何なんですかね。
ムヒョにロージーにエンチュー…名前忘れたけど前作でも変なあだ名が付けられてたし、
今回もヒロインに「テッキン」って、もう少しこう…まあ、いいや。




『食戟のソーマ』

■食戟のソーマは料理漫画です

十傑会議ではきちんと制服を着ていたのに寮ではナチュラルに裸フンドシの一色先輩に笑ったw
そういえば結局彼らの会議の模様は描写されなかったんだよなあ、みんなの前でおもむろに脱ぎ
始める一色先輩とか、それをまるで食材を見るような目で見るえりな様とか見たかったのに。

次のステージに一歩先んじたのはソーマ、田所、伊武崎はまあ予想の範囲内でしたが、
まさか丸井君が女子2名より上とは…でも良く考えてみれば彼もあの地獄の合宿をクリアして
来たんだし、あわや退学となりかけた2人よりも実は凄腕だったという可能性もなくはないが。

選抜最初の食戟でソーマと当たり、意外な実力を発揮する丸井君とか超見たい。



■錬金術師・叡山

ああやっぱりもず屋のバックについてた十傑はコンサル特化の奴だったか。

てかこの学園、普通の料理学校じゃないというなら当然コンサル的なことも学ぶんですよね?
実際学校の外に出たら「ただ料理が美味しい」というだけでは越えられない壁があるからなあ。
あの四宮先輩ですら、その壁にぶち当たった結果ちょっと歪んじゃったわけだし。

叡山クンは見た目も言動も悪役そのものですが、言ってることは間違いじゃないんだよね。
ソーマは実家の料理屋を継ぐ、ということが人生の目的であると公言してはばかりませんが、
まだ若くていろんな可能性もあるのにそこに自身をハメてしまうのはもったいない気がする。
ソーマパパもそれを考えて遠月に行けと進めてみたり、自分自身が世界に進出することで
世界にはこんな面白いことがあるんだぞ、と言っているような気もするし。

まあでも叡山クンの場合、前回のでソーマのコンサル対決に負けている時点で
ソーマがその提案に乗るわけがないということは分かっているのですが


叡山「自分だけの小せぇハコに縛られて
    職人気質を振りかざしてりゃ満足の料理人」


この煽りに対する現在のソーマの明確な回答が知りたいところです。
少なくとも現時点では彼の言うとおりの未来しか考えてないように見えるもんなあ。




『ONE PIECE』

尾田先生の描く過去編は卑怯だ、人が死んだとか別れがどうとかじゃなくて、普通の平和な
時間が切なくなるから。今はもうない幸せを思い返しているその事実に泣けてくるから。

しかし前国王の孫ってことはあの母親も王族だったんだろうに、何であんなぼろい家に住んで
花を売って(卑猥な意味ではない)暮らしていたんでしょうかね。何かの理由で追放されて
いたにしては、家を追い出されたときに護衛らしき人がいたのも不思議だし。

そしておもちゃの兵隊はドフラミンゴ即位前から存在してたのか…。てっきりドフラミンゴか
その仲間の能力で人間がおもちゃに変えられたとかそういう展開かと思ってましたが、
雰囲気からして先代の王の時代から普通にいたものらしい。よく分からなくなってきたぞ。

まあ最終的には全部「ドフラミンゴが悪い」で終わるとは思うんだけど。




『暗殺教室』

■殺せんせー密着24時

始めの方は周囲を確認する余裕もあったものの、始まった途端に理性を失う先生萌え。

てかこれを編集するのはもちろん、映像を入手するのも相当大変だったろうに…と思ったが
そういえば烏間先生もいたんだっけ。彼のコネで警察の監視カメラとかの映像を入手できれば
総集編VTRを作るのも可能なのかな。それでも短時間で編集出来るのは素直にすごいけど。



■E組・本気の暗殺計画

前日に小屋の支柱を短くして満潮時に海水が流入するように仕掛け、動揺したところを
約束通り触手7本撃破。破壊した途端セットよろしく小屋が破壊され、水自慢の生徒たちが
フライボードで水の檻を形成、周囲が完全に水で包まれたところで自律思考固定砲台ちゃん
率いる弾幕部隊がさらに逃げ道を塞ぎ、最後に狙撃自慢の2人が予想外のところから射撃――

なんというか、もう暗殺というより一つのエンターテイメントですね、これ。

導入時に怖い映像を見せて、終わったと同時にハプニング発生、水の壁と大きな音による
スリリングな体験があなたを襲う――ってTDLもびっくりの超アトラクションじゃないですか。
まだ渚クンの秘密兵器の伏線もあるしここで終わりじゃないとは思うけど、渚クンが本領発揮
すれば追い詰められるほどのダメージを負っててもらいたいところ。

そして願わくば、1学期とは何かが違う2学期になって欲しい。




『斉木楠雄のΨ難』

■がんばれ窪谷須くん

いくらウザいからって一応フレンドリーに話しかけてくれた相手にその表情はちょっと…
って言うか彼はポジション的に海藤と被っちゃうんですよね、話題ないとか友達いないとか。

しかしこうしてみると灰呂君はこの中では本当にまっとうにいいヤツだよな。
他の奴らも心の中とか覗いてみれば悪くない奴だってわかるけど、表向きはただのバカと
ただのバカとただのバカだしなあ、窪谷須くんも馬鹿軍団の一人だけど。

そして斉木クンはいつの間にかクラスの人気者というポジションを確立してしまったのね。
本人は目立たないようにしようとしてもどうしても周囲が目立ちすぎるからなあ。

まあ彼が本気になれば周囲を洗脳して自分に関する興味を失わせることも可能なのに
その現状を甘んじて受け止めているということは、そこそこ今の「もしかして人気者?」的
ポジションは嫌じゃないんだろうね、まったく素直じゃないんだから。




『ワールドトリガー』

序盤の戦略戦は先週の名残を引きずってかやたらと説明臭かったり、またレーダーだの
バッグワームだのと言った新たな用語がポコポコ出てきてなかなか乗れなかったのですが
メテオラ狙撃(?)からの駆け引きと、スコーピオンを足代わりにしての一撃必殺には
ちょっと痺れました。まあ死なないからどうにも緊張感がないのは仕方ないけど。

ラストの2つの流星に関しては迅の黒トリガーにはペイルアウトがないことと
ペイルアウトの数が2ということから必然的に城戸組の2人ということになりますね。
ここで「もしかしたら迅さんが?」っていう予想ができないのがこの作品の弱点かな。

つーか良くも悪くも設定がガチガチすぎて考察の余地がないんだよなあ。
まあこれはボーダー同士のいわば内輪もめだから、相手をどれだけ消耗させれば戦線離脱に
持ちこめるかが分かっているので、まるでシュミレーションゲームにしかみえないのが残念。

ネイバー兵器との本番になればそういう常識が効かなくなって面白くなるのかな。




『銀魂』

先週に引き続き、このシリーズが終わるまで読むことはおろかそのページを開くことも無理。
もう本当にこのネタやめてください。テラフォのパクリとか言っちゃいますよ?




『ソウルキャッチャーズ』

■舞台袖ではお静かに


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指揮者対決クロスカウンターにめちゃくちゃ笑ったwwwなんだコレwwwなんだコレwww
テニスで初めて同調(シンクロ)を見た時と同じくらい…いやそれ以上に笑ってしまいましたよ。
いやこの場合シグルイの二輪の方が近いのかな、ああもう笑いすぎて腹痛い!

っていうかおじーちゃんも二人の対決に注目しすぎ!目の前の仕事に集中しようぜ!
前半のおジジイがあまりにフリーダムでどうしようかと思いましたが、彼は彼なりに神峰に
問いかけ、神峰もそれに応える、というある意味理想的なアドバイスだったのかなと。

ところで伊調クンは登場当初こそクールな天才肌という印象でしたが、
今回ので完全に神峰に負けないくらいの熱い音楽バカだということがよく分かりました。
先週も書いたけど、刻阪とは違う意味でいい友達になってしまえばいいと思います。

ジャンプ恒例の「殴りあって友情を確かめ合う」もやったしね!



■ソニ学に宣戦布告

その結果、神峰が得た結論は「指揮者としてカスミン妹に勝つ」ことか…うむむ…。
そもそも妹ちゃんは指揮者じゃなくていちフルート奏者だからなあ…仮に両校にフルート
ソロパートがあったとしてもそれだけで優劣が決まるわけじゃないよね。

妹ちゃんにしてみれば、カスミンが本気の演奏をしてその「苦い味」が不満の苦みではなく
敗北の苦い味に変わったらいいのかな。共感覚持ちなだけに嘘はつけないだろうし。

ただ問題なのは、カスミン先輩自体が何も変わってないってことなんですよね。
勝つことも負けることも恐れて本気の音を出さない(出せない?)彼女にどうやったら
本気を出してもらえるのか、あれだけ周囲が盛り上げた木挽歌ですら彼女の心を動かすには
足りなかったんだから正直どうしていいものか分かりません。

ただ、おジジイの指揮を見て得た結論が「俺が絶対に導いてみせる!」なんだから
きっとWFぶっつけ本番でカスミンに本気を出さざるを得ない状況を作り上げるんだろうなー
・・・と予想は出来てもどういう風にやるつもりなのかは全く想像できません。
(今週だって爺に相談するまでは予想できても、伊調と指揮対決でクロスカウンターなんて
一体どうやって予想しろというんだって感じですし)

まあ、神海先生はこの辺の盛り上がりどころは決して外さないから期待しています。




『ハイキュー!』

途中から参戦とは言え「最強」のロードワークについていけるとは、実はスタミナだけでいえば
すでに全国レベルなのか彼らは。そういえば影山はともかく日向は最初から最後までコートを
駆けずりまわってもスタミナ切れした描写は全然なかったもんなあ。

白鳥沢に入ってからの「馬いる!」「専用バスだ!」「迷子になるなよ」「ならねーよ」
「牛島さん見失ったぞ!」「じゃあ迷子だよ!」の畳み掛けるようなボケの連続には笑ったw
周囲に突っ込み役(菅原さんとか月島とか)がいないとここまで暴走するのかこいつらはw

ウシワカさんは中学時代の王様影山をさらに尊大にしたような感じで、ハイキューのキャラに
しては珍しく好感度は低めな印象。でも試合が始まったらきっと魅力的になるんだろうから
今のところは気にしない方向で。同じ「王様」でもセッターとアタッカーでは違うからね。

セッターが「俺が俺が」の唯我独尊王様だとついていけないと感じることはあっても、
「俺が決めてやるから俺に尽くせ」という王様アタッカーなら逆に頼もしいと感じるだろうし。


後半の日向の宣戦布告からの見開きはスポーツ漫画のそれというより妖怪大戦争の様相。
そういえば古舘先生はもともとそっちの方が得意技だったんだっけwクロクロク、ハチと最近
2作品連続で妖怪モノが連載されたことで何かが疼いちゃったかな。いいと思います。

何か増ページらしいのに掲載順が低くてちょっとびっくりしたんですが、まあ来週はセンター
カラーらしいし、現時点で掲載作品がかなり少なめだからなあ(通常はこの後に2作品くらい)
試合が始まればまた浮上するでしょ、黒子もだけど試合してないとあんまりおもしろくないし。





- - - - - - - - - -


今週は以上。


来週は…え、あの焼野原が連載ですか?
いやあれって確か金未来でひめドルと争って負けたヤツで、でも個人的にはひめドルよりも
好きだったのでちょっと嬉しかったりするのですが、でもあれって連載向きじゃなかったような。

しかしこれ連載になったら、ジャンプに妖怪モノが4つ(ハイキュー除けば3つ)になってしまう
のですが、この短期間に似たような奴連発するのは食い合うだけだからやめてほしいなあ。
かつてのサッカー漫画4連発がどうなったか、今考えても哀しい記憶しか浮かばないのに。


それでは。




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コメント 4

真馬流

>HACHI
おそらく読者の大半がぼっけさんの新章が始まったと思ったに違いないw

>ONE PIECE
先代国王は実はすごいイイ人だったんだけど、ドフラミンゴに操られ・・・とりあえず『宴』の出し物の予想でも(ry

>暗殺教室
今までしてきた暗殺の中で最も本格的に殺しに掛かってるってのがひしひしと伝わってくるわけですが、ただあの水圧で飛ぶヤツは両手がふさがった状態でどうやってお互いを支え合っているのかが気になる(汗

>ワールドトリガー
スコーピオンをバイパーを併用しつつ4人1組(内1名はメテオラ担当)で死角をカバーし合えばもうほぼ敵無しですよね、弾道を設定できるってことは『直線軌道』も同然アリなんでしょうし。

>トリコ
風邪ひいた時とか眠くてしょうがない時とかもこの能力さえあれば!
肉体に無理を強いるのではなく、あくまで『そのように働く流れに導く(誘導する?)』ってのがなんとも魅力的ですよね。

>BLEACH
素人「来いよ・・・俺は護廷十三隊隊長の中で最も若く最も伸び代がねえぜ(ドヤァ」

by 真馬流 (2013-09-19 20:48) 

モノクマ

アルターエゴのイラストがとても可愛らしいです。
4章でモノクマに破壊されてもなを5章で苗木君を助けに来るシーンは痺れましたね、しかし霧切さんの場合は…
BADENDの後味の悪さと言ったら・・・
ダンガンロンパの新作が発表されましたね。
主人公は苗木君の妹でしょうか?ジェノサイダーも居たようですが。
3も制作が発表されましたし、今後が楽しみですね。

by モノクマ (2013-09-21 00:31) 

常磐

真馬流さま
>HACHI
ぼっけさん第一部完から約4年…あらたなぼっけさん伝説が始まる!

>ワンピ
しかしドフラミンゴの何かがあったとしても前国王も「圧政」という認識なわけで
そう簡単にドフラを倒して終わり―という感じにはならない予感。
最近尾田先生も勧善懲悪的な物語は描かなくなってきたしなあ。

>暗殺教室
むしろ日頃あれだけ世話になっていて、直前まであんなに親しげにして
いるのに殺す時は何の躊躇もしないE組のメンタルに感心します。

>トリガー
加えて迅さんのサイドエフェクトが加わればもう無敵ですよね。
こいつら何でいまだにネイバー兵器に苦戦しているんだろう…?

>トリコ
いやいやいやいや!これ死にますから!治ったとたんに死にますから!

>ブリーチ
何気に一護より年上(か同い年)なんだぜ…あの人…

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-09-22 22:01) 

常磐

モノクマさま

絵の感想ありがとうございます。
あのシーンはゲーム初見で見て痺れました。もう絶対ダメかと思ったもん。
実はバッドエンド見てないんですよね(ゲーム本体は友人に貸してしまった)
リロード買ったらまず最初に1をやり直す予定なのでその時見ます。

>新作&3
どちらも楽しみですがとりあえず2をやりたい。すごくやりたい。

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-09-22 22:04) 

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