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週刊少年ジャンプ41号感想 [WJ感想2013]


また目が痛くなってきた@常盤です。


ダンロンアニメ10話見ました。
これまでの駆け足展開の成果か、今回は比較的落ち着いて見れた気がしますね。
残り3話で残っているイベントがあれとそれとこれ…うーんやっぱり厳しいかもw
まあでもここまで来たら最後まで見ますよ、黒幕がどんなふうに登場するか気になるし。

あ、あと特典に魅かれてBD1巻も買ってしまいました。
「Never say Never」のフルカッコいいです、1曲目(第一話のOP)と合わせてヘビロテ中。
そしてもう一つの特典である「苗木誠人生最悪の日」(シナリオライター書き下ろし小説)
も読んでみました。なるほど、苗木君はやはり「超高校級の幸運」などではなく、
最初から「超高校級の不運」としてこの学園に来たのだなということがよく分かる話でした。


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リロード発売まであと1か月、今週のジャンプ感想です。



■■■週刊少年ジャンプ41号感想■■■

【巻頭カラー】『BLEACH』

■おかえり一護!

約2か月ぶりの一護さんの復活、そして久しぶりの巻頭カラー&表紙ということで
一読者として満を持してお帰りなさいと言おうと思ったのですが…

あれ?一護さん2か月ほど見ない間にちょっと老けました?

久保師匠、久しぶりのカラーで気合入れすぎちゃったんですかね。
たった2か月で2年くらい年取って帰って来たみたいに見えてびっくりしちゃいましたよ。

まさか本当に2年後の話になってたなんてことは…ないよね?



■いきなり本陣決戦

トンデモない状況で驚かす→実はずっと昔からの計画でした~という展開は、すっかり
ブリーチのお家芸となっていますが、こう何度も繰り返されるとさすがに飽きてきますね。
まあそんなこと言っていると月島さんみたいな「ずっと昔からそこにいました」的な
能力を出して来るから侮れないのですが。あれはホラーだったなあ…。

しかし今回に関していきなり敵陣に乗り込むまではいいけど、自軍の基地ごと敵陣地に
潜入する(していた)というのはどうなんだろう。乗り込んだ時点では良いけど、同じ手を
使って逆にあっさり侵入されることは考えなかったのでしょうか。大丈夫か陛下。

とはいえメタ的な視点から行くと、面倒くさい突入や雑魚戦を取っ払って最初から最強対決
に持って行ったのはブリーチにしてはスピーディな展開で好感が持てますね。やっぱり
最終章ということで最初からフルスロットルなんでしょうか。いいぞもっとやれ。

久保師匠のオサレの集大成たる最終章、しかと見届ける所存であります。




『暗殺教室』

挨拶をするように殺しにかかるE組女子(名前忘れた)の無邪気な笑顔が素敵ですね。

和気藹々とした常夏のリゾートと、殺伐としたプロフェッショナルな暗殺教室。
本来相反するはずの二つの要素を過不足なく満喫しているその自然さが逆に恐ろしい。
松井先生はこの連載を始めるに辺り「毒を抜いた」というようなことを言ってたけど、
実際のところ即効性の毒から遅効性の毒に変えただけだと思う。

少しずつ…浸食されていくっ…松井ワールドの毒にっ…!




『ONE PIECE』

バルトロメオは実はルフィのファンで彼にメラメラの実を捧げるためにこのコロシアムに
参加したのでは?という予想は某所や某掲示板でも結構語られてましたね。
私自身はまさかそんなと思ってましたが、なんと的中。おめでとうございます。

しかしマリンフォードからのファンかと思いきやローグタウンからの追っかけだったとは
筋金入りのファンじゃねーの…ちょっと感動しました。

そして先週の予想通りチンジャオさんもすっかりルフィシンパになっちゃって、
ドフラさん、ここで彼を仕留める予定(?)が逆に仲間を増やしてますけどどうするの?
それともどこぞの予想のように、ここで強者が戦うことで何か仕掛けが発動するとか
そういう罠だったりするのでしょうか。

そうであって欲しいなあ、だってこのままじゃあまりにドフラさんが間抜けすぎますもん。




『斉木楠雄のΨ難』

カラーよりも裏のエクサΨズに描かれたイラストにうぎゃあああ!!
だからこういうの駄目なんだって!勘弁してくださいって!
正直ゴキホイのCMとかでデフォルメした絵やパッケージを見るだけでもダメなのに、
いやGと書くだけでも嫌なのにナンデコンナコトスルノヨォォォォ!


(しばらく混乱中)


(ちょっと落ち着いた)


本編はもうこの手のコメディでは恒例となった「1話まるまる人気投票発表」回。
いつ誰が始めたかは知らないけどすっかり定着しちゃったなあ、あんまり好きじゃないけど
話つくる側としては楽そうですね、順位発表するだけでネタになるんだから。

順位は斉木1位、海藤2位、燃堂3位とまあ割と順当な結果でした。
鳥束4位にはびっくりしたけど、組織票なら仕方ないか。いったいどんな人が鳥束の何を
気に入って大漁投票したのかはわかりませんが、結果が残ってきっと満足したことでしょう。

そして完全にネタ枠としてランク入りしたのが麻生先生。上位に来るだろうとは予想して
ましたが、まさか照橋さんを抑えて5位とは、健闘というか見当違いの頑張りだなw




『食劇のソーマ』

「唐揚げをクレープ状の生地で巻いて野菜と一緒に食べる」は確か以前マックでも
やってましたよね。あれ結構好きだったのになあ、すぐ終わっちゃって残念でした。
常用メニューではケンタッキーのツイスターが有名かな、つまりまあ良くあるアレンジ。

まあその辺に関してはあの商店街では珍しかったということで無理やり納得するとして、
いくらそれがもず屋の唐揚げより美味しかったとしても、たったの2日で客を奪い返す
いうのはいささか強引すぎる展開ではないでしょうか。

こういうのって「相手より美味しいものを作る」というのは大前提で、あとは現在完全に
駅ナカの方に向かっている客の足をどうやって自分たちに向けさせるか、その宣伝手腕こそ
今回の目玉だと思ったんですが。そういうのを描写しないでただ「相手より美味しいもの
を作ったからもず屋の客を奪えた」
という結果だけを示されても正直納得がいかない。

今までは遠月という閉じられた世界で、えりな様のような超エリートもソーマと同じ土俵に
立って、その「美味しさ」だけを競い合っていたから良かったけど、一度学校の外にでれば
味だけではどうにもならない壁があるわけで。それを知恵と工夫で乗り越えて成長する展開
かと思いきや、結局いつも通りの勝負になってしまったのは正直がっかりです。

ただ、相手を(主人の性格以外)ことさら悪者に描かなかったのは評価したいですね。
彼らはただ新しく出来たテナントでその知名度を武器に営業していただけであり、商店街に
対して何か妨害をしたりだとか、ネットステマで悪評を垂れ流したりしたわけでもないし。

先週までの展開で、ソーマたちのターゲットは中高生だからもず屋と客層はかぶらないし、
もず屋はもず屋で街の外からお客さんを呼び寄せるきっかけとなっているのだから、
最終的にはどっちも得をするWIN-WINな展開になるんじゃないかと期待したのですが、
店主の態度やバックにいる十傑の存在を見る限り、明らかに悪役として描かれているなあ。
それも今後ソーマが十傑との対戦に関わるためだけのカマセとして。つくづく残念です。


それはそうと今回のリアクション芸でもず屋の店主がいきなり野球を始めた意味が
よく分かりませんでした。いや青春=甲子園=野球のイメージなのは分かるけど、
店主女だし。どう考えても選手側じゃないでしょ、なんで胴上げされてるんですか。

つーかここはスタンドで憧れの高校球児を応援している恋する乙女になるところだろ?
そこでカキーンと打ったボールが彼女の目の前に。思わず手に取ったボールは
いつの間にか唐揚げに早変わり。そう、彼の大好物は鶏のから揚げだったのです。

二人で一緒に唐揚げを食べながら帰る放課後。
思い出した――これがウチの、いやもず屋の唐揚げの原点――

とかせめてそこまでやってくれないと何が青春なのか分からないよ。


まあなんだ、この作品好きなんだけど、今回のエピソードはイマイチだったということで。




『クロクロク』

千秋妹のあまりの天使っぷりにP4の菜々子を思い出しました。

イエスロリータ、ノータッチ。




『ひめドル』

今週いろんなところで言われていると思いますが、ロッカー広すぎですよね。

先週ラストでは人一人入れるか入れないか程度の狭い空間かと思っていたのに、
今週の最初では2人がくっつけば余裕で立てる程度の広さとなり、ヒロインがこけるシーンに
至っては体育準備室(ラブコメのお約束)くらいの広さになってて笑ったw

とはいえその異様なロッカーのサイズを除けばいたって普通のラブコメテンプレでした。




『黒子のバスケ』

■ようやく現代に

長かったなあ…誠凛のメンバーにとっても日がとっぷり暮れるくらいに長い時間だったらしいが
こちとら半年くらいずっと話を聞いてたからなあ…正直今まで何やってたか忘れちゃったよ。

これまでのうんざりするくらいの長話も、火神クンが突っ込んでくれたことで大分マシに
なった気がします。彼の言葉は読者全員の代弁ですよ、良く言ってくれた。

しかし過去のキセキにはいろいろドン引きしたけど、今は普通のバスケ大好きっ子だし、
赤司以外のキセキはもう倒してしまったあとだし、と何とももやもやの残る過去編でしたね。
キセキがグレたのは赤司のせい、とかだったらまだ戦う理由にもなっただろうけど、
回想見る限り赤司が豹変せずとも結果は変わらなかっただろうしなあ。

まあ何はともあれ長い過去編も終わって次はいよいよ赤司戦…でいいんだよね?
3位決定戦が先にあるんでしたっけ、それとも今度は無冠の五将とかの過去編突入?
いかん、本当に回想直前に何をやっていたのか思い出せなくなってしまってる。




『銀河パトロールジャコ』

能天気に見えたタイツに思いがけずシリアスな事情があってびっくりしました。
タイツの乗るロケットと壊れた宇宙船、島にやってきた政府警察とオーモリの決意…
現時点ではバラバラなこの関係がどう絡まってラストにつながっていくのか。

鳥山先生最後の手腕に期待。(小並感)




『ソウルキャッチャーズ』

■カスミン妹

カスミン妹は味覚の共感覚を持っているものの、指揮者ではなく一フルート奏者らしい。
まあ共感覚の持ち主が必ず指揮者にならなきゃいけないなんてルールはないしね。
視覚の彼らとは違って聞くたびにいちいち味わっていたら体が持たなそうだし。

それはそうとキョクリス先輩がいちいち面白いなー。
先週登場した時点では某LWのあの人に似てる気がしてちょっとドキッとしたのに
ただの「菜切アリスの付き人ポジ」だったのはいい意味で予想を裏切られました。



■妹が姉を嫌う理由

ああ、「妹のために」と譲った結果がかえって怒らせちゃった展開かあ…

良くある展開ですが、それだけに避けては通れない難しいテーマだよなあ。神峰の言うとおり
どっちも悪いわけじゃないけどこのままにしていいものでもない。本来ならば当人同士が話し
あって解決すべきところだろうが、ここまで拗れてしまうといかんともしがたい、という平行線。

それでも妹のほうに関してはまだ救いがあるような気がしますね。
表情や態度ではあれだけ怒り狂っていても、心はただ姉を煽ってもう一度あの頃に戻したい
という思いが見え見えで、きっかけさえあればすぐに元の姉妹に戻れそう。

逆にどうしたらいいのか分からないのがカスミン。
妹のためにとやったことが完全に裏目に出て、以降自分自身どうしていいか分からない様子。
しかし「勝つことも負けることも怖い」の部分に彼女の矛盾が現れているような気がします。

本当に楽しむことだけが目的なら負けることなんか怖くないはず。なのに負けるのも怖いと
言うことは、実は彼女自身、あの手抜き演奏以来「自分が楽しむ吹き方」を忘れてしまった
のではないでしょうか。それ以降妹に負け続けたのも本気を出さないのではなく、出せない
だけで、だから妹は姉の音が「苦くなり続けてる」と言うのではないかと。

そしてここからは想像ですが、彼女はきっとその手抜き演奏をする前までは、勝ち負けとか
関係なく「自分が楽しい演奏」をしてたんじゃないかなあと。それが彼女の才能とも相まって
天才的な演奏になっていたけど、初めて勝ち負けを意識した途端にその天才的な演奏は
失われてしまったのではないかなあと。いやまあこれもよくある展開ですがね。

それを踏まえてでは神峰は一体どうすればいいのかというと…やっぱりわからない。



■伊調じーちゃん登場

で、じゃあどうするかと言ったところで伊調のおじいちゃん登場。なるほど、こう来たか。
確かに彼ならそういう経験の一つや二つしてるだろうし、同じ苦しみを背負った奏者を
何人も見てきたに違いないわけで、神峰の相談役としては最適かも。

もっともすぐ近くにライバル(と思っている)伊調がいるわけで、直接的にアドバイスを請う
ことはないかもですが、それでも彼と話しているうちにカスミン攻略のヒントとなる言葉を
聞きだせるかもしれませんしね。

また読者としても音楽経験はもちろん人生経験も乏しい神峰が自分で考えるよりも
伊調じーちゃんの話を聞いたうえで出した結論のほうがより説得力が出るだろうし。
こうしてみると本当にプロットがしっかり練り込まれてるなあと感じますね、無駄がない。


それにしても伊調クン、初対面のおじいちゃんにすら「ああ、あの…」と呼ばれちゃうくらいに
家で神峰くんのこと話してたのかwきっと初めての仲間を見つけて嬉しかったんだろうなあ。
音楽ではライバルであってもプライベート間でいがみ合う必要はない、伊調クンとは刻阪とは
別の意味でいい友人になれそうな気がしました。

つーかお近づきのしるしにカスミン妹も加えて3人+カスミン+αでセッションとかどうよ。
共感覚持ち(神峰を共感覚と読んでいいかどうかは疑問だが)3人が集まってセッションとか
素直に燃える展開じゃないですか。神峰&伊調の指揮で妹の演奏がより高みに登って行く
のを見てムラムラ…じゃない我慢できなくなったカスミンが自分の殻を破るとかどうかなあ。

彼女の胸の花が砂時計をぶち壊して大輪の花を咲かせる展開とか超見たい。




【最終回】『スモーキーBB』

え、終わっちゃったの?しかも負けたの?なんですかそれ?
そして3年後?え、優勝したの?銅像ってなに?それ美味しいの?
なんかもうまとめがあまりにも強引過ぎて疑問符しか浮かんでこないんですが。
いや打ち切りなんだから仕方ないけど、いくらなんでも1話にまとめすぎでしょこれ。

結局この作品は1話でイメージされた主人公や物語の展開予想と、実際の展開とがあまりに
(悪い方向で)ギャップがあったのが敗因じゃないかなあ。同じ打ち切りでも最後まで
邪道野球の最強俺様主人公を貫いてくれればもう少し応援できたのに。

結局BB(ベースボールビジネス)とはなんだったのか。





- - - - - - - - - -


今週は以上。


ああもう目が痛くてまともに書けないのでここはあとで追記します。


それでは。




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コメント 2

真馬流

>BLEACH
バトル漫画で『主人公が修行中で到着するのが遅れた』っていうのはある意味お約束ですが、一護の場合は修行の途中で一旦お家に返されてるからなぁ(笑)それで後からオサレに駆けつけて待たせたな(キリッとか言われても、とりあえず土下座しろって話でw

>暗殺教室
ビッチ先生の水着ってあれ単純に痴女っぽいってだけじゃなくて、おそらく見せ方次第でかなり色っぽいと思うんですよね・・・松井先生は絶対にそれを踏まえた上であえてギャグ描写を挟んでやがる!

>クロクロク
しかも成長したらしたでお姉さん似の安産型(黙れ

>斉木楠雄のΨ難
人気投票をネタにした話って何気にハズレ無しですよね、特に今回の話はオチも含めて中々読みやすかったです。

>TAKUDO!!!!
作者なりに工夫した結果なんでしょうけど、ちょっとこれは許せませんねェ(怒

>スモーキーB.B.
この作品全体を通して先ず思ったことはヒロイン(仮)がビックリするくらい『何もしていない』と、いうことです。

とりあえず主人公に金を渡して、そうした事で必然的に発生する問題に対して仲裁に入るわけでもなく相手を説得するわけでもなく当然メンタルケアなんて知ったことじゃない、このヒロイン(仮)の所業は正に↓

ヒロイン(仮)『最終回までスタンバってました!』

by 真馬流 (2013-09-12 17:42) 

常磐

>ブリーチ
ま、まあ「帰れ」って言った方も悪いし…(小声)
マユリさんがどこまでもマユリさんだったのが今週一番の収穫でした。

>暗殺
ぼーっと読んでると彼らが中学生であることとビッチ先生が20歳であることを
忘れそうになります。いろんな意味で生き急ぎすぎだろこいつらw

>クロク
菜々子が安産型と申したか(違

>斉木
表情豊かな斉木はちょっと不気味でしたが、楠子再登場で嬉しい

>TAKUDO
あの手塚部長ですら「ラケットは人を殴る道具じゃない!」って言ってたよ
まあボールは人にぶつけるものだし、照明は崩壊するもので、コートは凍り、
大地は割け、隕石は落下し、ネットは炎上するものですがね!

>BB
ヒロインもですけど登場人物もほとんど何もしてない気がしました。
主人公も頑張っているように見えて空回りしてたし、相棒の彼もハラハラ
するだけで何もしてない。だから結局何も成し遂げられなかった。
過程と結果が連結してるってとてもリアルですよね。
(最終回の写真はアレですよ、きっとマネージャーの彼女の見てる夢)

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-09-12 21:05) 

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