週刊少年ジャンプ40号感想：夢告：So-netブログ

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週刊少年ジャンプ40号感想　[WJ感想2013] [編集]

さくらちゃんマジ天使＠常盤です。

ダンロンアニメ９話見ました。モノクマ許すまじ。

まー今までと違って露骨にゲームの妨害をしてくるあたり、そろそろ黒幕側にも余裕がなく
なってきているというのがよく分かるシーンですね。プレイ中もこのあたりからもう続きが
気になって気になって仕方がなかったです。

しかしここまで見てきて改めて思うのは、本当にもったいないアニメだなあ、と。
今回のさくらちゃんのシーンといい、制作側も見せ場はちゃんとわかっていて、それをどう
表現するかに腐心しているのが随所にみられるのですが、いかんせん尺が足りなすぎて
余韻を感じる間もないまま過ぎ去ってしまうのが本当にもったいない。

言っちゃなんだが脚本の時点で原作崩壊しているデビサバ２をやるくらいだったら
最初から「原作通り」をモットーとしているダンロンに枠を渡してやればよかったのに。
（あれはアレで尺の中に収めようとする気概は感じたが、ある意味ダンロンと逆だな）

もしこれが２クールだったら、捜査や学級裁判での駆け足展開も最小限で済んだだろうし
ついでにかませ眼…十神クンの過去や舞園ちゃんのアイドルにかける想い、さくらちゃんの
意外な素顔とかを描写する余裕ができ、学級裁判もよりドラマチックになっただろうに。

入学する２～３年前くらいの十神クン（想像図）

どこまでもカマセ眼鏡な十神が好きです、今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ40号感想■■■

【巻頭カラー】『食戟のソーマ』

■巻頭カラー！！

あれ、もしかしてこれが初回以来２度目の巻頭カラーなの？
センターでしょっちゅうカラー描いてたし、つい最近ヒロイン集合水着ポスターとかもやってた
から、てっきり普通にもらってたものかと思ってたけど、そういえばなかったっけ巻頭は。

思えば合宿編以来ずっと好位置をキープしてたもんなあ。正直合宿編は四宮との食戟が
ピークであとはちょっと微妙でしたが、最後の先輩方で盛り返した感もあったし、その勢いが
今も継続しているというのは素直にすごいと思います。賭けに勝った、というやつか。

で、見開きのカラー…どう見てもえりなとありすが主役ポジなんですがなんですかコレ―。
いや確かにこの作品、熱い展開が魅力とは言えファンの大部分はえりなやありすや田所と
いった可愛い女の子に魅せられているということは十分承知しているんですがね。

背後のタクミ君の弟（名前忘れた）がラスボスに見えたのは多分気のせい。

■手持ち唐揚げ

うーん、むしろ手持ちで歩きながら食べられる唐揚げの方が巷には多いような。
コンビニの唐揚げくんとかファミチキとか、あと最近見たのでは店頭に１０種類以上の
スパイスやパウダーが準備されていて、自分で好きなのかけてＯＫってところもあったなあ。

肉魅が用意するんだから最低限のレベルはクリアしたんだろうけど
流石にそれだけで口コミで話題の店を超えることは難しいから、今回は秘密にされた
ソーマの「秘密兵器」に期待しておこう。

しかしこの分だと、先週期待した「双方win-winな関係ＥＮＤ」的なオチは無理かなあ。
駅ナカの店が商店街の内外から客を呼び寄せているということは、客の総数としては
増えているわけだから、そこを落としどころに上手く共存…難しいか。

■十傑集合

一色先輩が制服を着てる…だと…！

い、いやまだわからんぞ、一応正式な集まりだからと制服を着ては見たが
全員が集まったところで「これが僕の正装だ！」とかいきなり脱ぐ展開もあるよね？
一色先輩はクッキングレイプなしでもすでに全裸なところがアイデンティティなんだから！

もず屋のバックに遠月の十傑の一人が絡んでいる、というのはソーマとの関わりを
緊密にさせるという意味では良い展開ですが、一方でもず屋の株がダダ下がりになって
しまった感は否めない。京都の老舗が一回の学生のアドバイスで持ち直すなんて・・・

と思いましたが、その学生が料理ではなくマーケティング方面でのし上がった十傑で
適当に売れてない老舗料理店を選んで、それを全国チェーンにまで展開させる
シミュレーションゲームをやっていた――という展開だったらちょっと楽しいかも。

実際学校を卒業して一つの店を持つことになったら「料理が上手い」だけじゃだめだしね。
四宮シェフとか周囲の軋轢でもう少しで潰されるところだったし、今後の授業でもただ料理を
するだけじゃなく、そういう政治的な部分も勉強する展開になったらいいなあ。

『ONE PIECE』

チンジャオさんの恨みが本当にショボくてびっくりした。

そりゃ大事な頭を潰された恨みとか、そのせいで先祖伝来の財宝に触れなくなってしまったとか
多少同情するところもあるけど「金庫の鍵にも使っている武器を壊された」って、どう考えても
チンジャオさんの自業自得じゃないですか…逆恨みもいいとこだ。

しかもその結果がガープ本人ではなくその孫に対する復讐って…小さい、小さいよ！

今週ラストのルフィの一撃によりまたとがった頭になったチンジャオさん。
これできっと金庫も開くことができてめでたしめでたし、今シリーズのクライマックスには
ルフィサイドで大活躍！…って前にもこんなのなかったっけ…たしかデュバ(ry

「頭ってそうやって使うものじゃないと思うなあ」と考えたら負け。

【センターカラー】『ワールドトリガー』

チュートリアルバトルも終了していよいよ頂上決戦も本番。

迅の黒トリガー「風刃」は物体を通しての全方位攻撃かあ…残弾数があるからやみくもには
撃てないけど、次の動きを先読みできる迅なら先に放っておいて罠を仕掛けることも可能、と
流石に強すぎだろう、正直どう攻撃していいか分からないよ。

勝機があるとすればスタミナ勝負でトリオン切れになったところを狙うしかないですが、
ユーマとかを見る限り黒トリガーって意外と燃費がいいようだし（何せユーマは常にトリガー
オンの状態でないと死んでしまうわけで）、むしろステルスとか味方ごと切りつけるとか
無茶なことやっている襲撃組の方がより多くのトリオンを消費してる印象を受けます。

つーかここまで迅が最強キャラになっちゃうと「もうアイツ一人でいいんじゃないかな」
状態になってしまって今後の展開がつまらなくなりそうでちょっと不安。いやユーマ達の
目標は最強を目指すことじゃないのは分かってるけれども。

やっぱり今後のために迅さんには早めに退場してくれた方がいいような気がする。

『暗殺教室』

殺しのプロをもビビらせるほどの「脅し文句」って一体…。

しかし改めて見てみるとＥ組の生徒は非凡な才能の持ち主ばかりですね。
夏休み半ばってことは暗殺教室が始まってからまだ４か月しかたっていないというのに
プロにスカウトされるほどの射撃やナイフ格闘の腕前を持つまでに成長しているとは。
やっぱりこのクラスを暗殺教室に選んだのは何か理由があるような気がするなあ。

そしてＥ組最強の「暗殺の素質」を持つ渚クンがプロの殺し屋から教わる必殺技…
それが何なのか想像するだけでｗｋｔｋしちゃいますねえヌルフフフｗ

いい加減殺せんせーが生徒たちを圧倒する展開もマンネリになってきたし、
このあたりで「あわや連載終了か」と思わせるくらいのピンチを見せてほしい。

『斉木楠雄のΨ難』

■テレパシーの可能性

今回は転向デビューを狙った元ヤンが自問自答しつつ周囲に馴染もうとする、という
まあ割と良くある展開なのですが、それに斉木クンがテレパシーで突っ込むことで
一つの物語として完成してました。テレパシー超便利。

亜連クンは経歴によらず意外と忍耐力のあるいい「漢」ですね。まあこの作品に出てくる奴らは
どんなにダメなところがあっても斉木クンの能力でイイトコロがモロバレなのですが。
最後のアレも半分八つ当たりだけどきちんと筋は通しているあたりが好感持てますし。

どうでもいいけど「襟足が弱点」って襟足辺りを引っ張られたら感じちゃうのかな。
奇遇ですね、私もです。

『クロクロク』

「２回目かよ！」の辺りからの流れるようなギャグの連続に笑ったｗ
１話の河童といい、先週のアカ舐めといい、今週の変態医師といい、この作品は
妖怪の性癖を晒しているときが一番輝いているなあと改めて思いました。

そういえば似たような作風の保健室や動物園でも「今週の変態さんいらっしゃい」的な
展開になってた頃が一番面白かったっけ。人間でできる性癖には限界があっても、妖怪と
成れば多少の無茶は効くわけで（例：アカ舐め）、今後どれだけの変態妖怪のバリエーション
を増やしていけるのか、中村先生の引き出しに期待です。

ちょくちょく挟まるクロクと千秋のラブコメ要素については個人的にどうでもいいけど
物語として一本筋の通ったエピソードがあったほうが描きやすくていいのかな。
変態さんたちとの交流を通じで少しずつ深まる二人の仲…って何それエロい。

『銀河パトロールジャコ』

助けてもらった恩とはいえあっさり３００万円分の金を渡すとか都の人はすげーなー。

そういえばブルマも金銭感覚は結構無茶苦茶だったっけ…その割にバイクや車の操縦とか
サバイバル能力もあるんだからすごいよなあ。ＤＢの頃は悟空や亀仙人のトンデモっぷりに
目を奪われがちだったけど、改めて見るとブルマもかなりのハイスペックだわ。

それにしてももう残り４話だってのにこのスローペースはどうしたものですかね。
いや短期集中連載と決まっているのだからもう最後まで話は出来てるとわかってるけど
まさかこのまま淡々とジャコが宇宙に帰るまでの日常風景を続けるとも思えないから
最後はちゃんと盛り上げて終わると期待してるんですが…どうもそういう気配がない。

まあ鳥山先生の事だからこのまま日常風景を続けて終わったとしても
それはそれで印象深い作品になるような気もしますがね。

『ソウルキャッチャーズ』

■デレ邑楽

か…神峰がいきなりリア充に…！？
っていうか邑楽先輩いきなりデレすぎだろ！違う人かと思ったわ！

クロクでも書いたように個人的にラブコメ展開は結構どうでも良かったりするのですが
今週は当事者たちよりも周囲のデバガメーズ（勝手に命名）が面白かったんでまあいいや。

なんかじわじわくる。

■カスミンの砂時計

さて、前半のニヤニヤ展開に目を奪われがちですが、いよいよ次はカスミンの攻略か。
彼女は邑楽先輩とはまた違った「現状維持組」の筆頭であり、その根源にあるのは
向上心がないとか挫折したとかではなく、純粋に「人と争う気がない」のが問題か。

吹奏楽に限らず何かの部活に入っていれば、いや部活に限らず人生のありとあらゆる
状況で「人と争う」ことは避けられないわけですが、彼女はその舞台に立つことすらせず
棄権することを望むあたり邑楽先輩よりも攻略は厳しそうです。
（まだ「わざと負ける」方が勝負の舞台には立っているだけマシな気がする）

そして味覚の共感覚能力者登場。彼女は街で何か音楽を聞くたびに味が浮かぶのか。
いいものならともかく時には吐きそうなほど不味い音とかを無理やり食わされたような
感じになるのかね、生きるの辛そう。

しかし彼女がカスミンに言う「もう少しでフルートが吹けなくなる」ってのはどういう意味かね。
普通に考えれば病気とか怪我とか家庭の事情とかですが、前者２つはこんなところで話す
にはちょっと重すぎる内容だし、後者だと暴君の事情とかぶる。

とするとやっぱり彼女自身の性格が原因かなあ。彼女の性格は闘争心剥きだしの妹とは
真逆だし「このまま吹奏楽部でフルートを続けていればだれかと戦うことになる」と
普通の人にはちょっと良く分からない理由でフルートを辞めようとしているとか。

彼女の心の砂時計が落ちたとき、一体彼女はどうなってしまうのか。
はかなく消えてしまうのもアリだけど、個人的にはジェノさん並みの豹変に期待。

『スモーキーＢＢ』

なんかもう主人公の格が下がりすぎていっそどこまで行くのか楽しみになってきた。

登場した当初がピークであとは下がるだけ、ってのは敵キャラやライバルキャラには
よくあることですが、主人公がそうなるってのはある意味斬新ですね、面白くないけど。
てかこういう俺様主人公は身体的にも精神的にも無双してナンボなのに、ろくな結果も
出せないうえに豆腐メンタルとかそれただのビッグマウスじゃないですかヤダー。

今回相手を打ち取ったのも計算しての事ではなく、たまたまビビってタイミングが外れたので
もう一度やってみたら上手く行ったという何とも情けない話で。そういうのは素人主人公の
成長過程としてはいいけど、仮にも全中優勝投手がそんなんじゃダメでしょ普通。

そんな情けない主人公を見て「彼をスカウトしてよかった」という理事長の娘。
すいません彼女がどういう思考回路を経てそういう結論に至ったのか全く分かりません。
彼女曰く、主人公に対して何か嘘をついていることに耐えられなくなったとのことですが

小窓「ごめん！実は１億円用意するなんて嘘だったの！」
主人公「奇遇だな、俺も１億円の価値なんてないと分かったんだ」
小窓「そうなんだーアハハハハｗ」
主人公「はははははっ」
小窓「・・・・・・」
主人公「・・・・・・」
小窓「ふっざけんな！　契約金500万返せこの野郎！」
主人公「もう借金返済に使っちまったし（ピロピロ）
　　　　　お前だって嘘ついてたんだからお互い様だろ（皮肉）」

こんなオチだったら今発売中のコミックス１巻買ってもいい。

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今週は以上。

今週は月曜～水曜までプライベートが忙しかったせいですっかり遅れてしまいました。
来週も月曜か火曜に新人歓迎会があるので更新はまた水曜日ごろになりそう。

あ、そうそう、飲み会帰りにソウルキャッチャーズの１巻買ってきました。
昼休みに見たときはまだ１０冊以上あったし荷物増えるの嫌だからと帰りにしたのですが
買った時にはもう残り２冊になっていてちょっとびっくり。意外とがんばってんじゃん。
まあ実際のところ売れてるというよりは単に市場に出回る量が少ないんだろうけど…・

ちなみに１巻感想：神海先生！生き急ぎすぎです！

それでは。

2013-09-04 23:45 nice!(0) コメント(3) トラックバック(0)