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ジャンプNEXT 2013夏号感想 [WJ感想2013]


ダンガンロンパクリアしました@常盤です。


いやなかなか楽しかったですね。逆転裁判とかそういう系をやってた人には物足りないとの
噂でしたが、私はこういうのは初めてだったんで非常に楽しめました。各章のメインとなる
学級裁判はもちろん、話が進むごとに少しずつ明らかになっていく学園の秘密にドキドキ。

一気にクリアするのではなく、各章を2つに分けて1日やったら1日お休み…という感じで
のんびりやっていたのですが、その「お休み」の間もいろいろ悩めるのがまた楽しい。

しかし最後の学級裁判・・・いやあとにかく長かったなあ。
最初だからとすべてのテキストをオートで聞きながらやってたせいもあるけど
リアル時間で4時間、いや5時間はあったんじゃないだろうか、本っっ当に長かった。
(ラストの感想を書きたいけどそこはアニメ最終話までこらえておきます)

これをアニメでやるとなると軽く2時間は必要になると思うんだけど、あの駆け足アニメで
果たしてできるのかなあとちょっと不安。でもまあ今駆け足なのはここに尺を持ってきたい
からだと前向きに解釈して最後まで見るつもりではありますが。

で、アニメ7話ですが、こちらは逆にめっちゃくちゃ短かったですね。もう慣れましたけど。
物語もここからは殺人や裁判よりも学園の謎に迫る展開がメインになってくる感じですし、
ゲーム中でも一番楽しかったところなので、十分に尺を取ってじっくりやって欲しいなあ。


次回さくらちゃんのパンチラはあるのだろうか、ジャンプNEXT感想です。
買ってない人も多そうなので、主観ですが簡単なあらすじもつけました。




■■■ジャンプNEXT 2013夏号感想■■■

【巻頭カラー】『ウルトラマリン』

■あらすじ

未曽有の大洪水で世界のほとんどが水没した世界。
人類はわずかに残った陸地で細々と生活をしていたがその暮らしは貧しかった。
とある村の少年・魚月(なつき)は大人と同じように海に潜って「海の神秘」と呼ばれる
モノを探したいと言っていたが、周囲に危険だからと反対されていた。

ある日海に漂着していた男・ウシオを拾った魚月は男に頼み込んで海に潜らせてもらうことに。
初めてなのに達者な泳ぎを見せる魚月に、なぜ彼が潜水を禁止されてるか不思議に思う。
そのうち2人は「海の奇跡」の一つである巨大イカを発見。もしかしたらこれが「海の神秘」
ではないかと捕獲しようとするも、突如魚月の具合が悪くなりピンチに。

実は魚月はかつて崖に落ちて死にかけた際、「海の神秘」を食べて生き返った人間だった。
その代償として海に潜ると半魚人になってしまうのだが彼はそのことを知らなかった。
村人はそのことを彼に知らせたら悩むだろうと思い、彼に潜水を禁じていたのだった。

半魚人として覚醒した魚月のおかげで巨大イカを捕獲。残念ながらそれは「海の神秘」では
なかったけれど、彼は歓声をもって村に迎え入れられ、潜水士としても認められた。

そして現在では村の星として仕事をこなしながら、今でも「海の神秘」を探し続けている。



■海洋冒険ロマン

藍本先生が海洋冒険ロマンを描いたらこうなるのか、という感じですかね。

魚人島を思い起こさせる深海の世界や、水圧ゼリー・バブルオイスターなどの潜水グッズ、
世界を旅する潜水士の存在に、彼の他にもいるらしい「海の神秘」の半魚人…と、設定も
かなり練り込まれていて長期連載にも耐えられる印象を受けました。

しかしいかんせん、ワンピの魚人島編と雰囲気が被るんですよね…
あと「海は男の世界」という設定のせいか、とにかく女っ気が少ない。
出てきたのがモブ同然の村のおばちゃんと申し訳程度の幼馴染が数コマとか
今後の連載を見据えて出し惜しみしているとしても惜しみすぎです藍本先生

つーか「人魚の大洪水」とか「人魚の残した海の神秘」とか言うなら、
いっそ半魚人化した主人公がその時だけは女体化して美しい人魚になっても良くね?
背中にヒレが生えてちょっと水かきがつく程度の半魚人化ならば、それくらいに劇的な
変化があったほうが個人的には燃えたんだけどなあ、願望剥きだしですみません。

藍本先生の描く女体は妙なところがリアルで、ToLoveるやソーマにはないエロスが
あると思うので、もし連載になったらその辺めちゃくちゃ期待してますから!


まあ、読切としての好みなら、前回の「W.C.フレンズ」の方なんですけどね。
ああいうナチュラルな変態を描いているときの藍本先生は本当に輝いていると思います。


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『恋のムーンストラック』

■あらすじ

好きな子に告白したい主人公・人路(じんろ)は、満月に願いをかけたら狼男になってしまい、
その上その「狼の人格(?)」に取り憑かれてしまった。

狼男に煽られ告白のチャンスを得た人路だが、あいにくその日は満月のため、サボリを決意。
しかし待ち合わせ場所に来てた彼女は、そこで最近話題の殺人鬼に襲われる。
それを察知した狼男に急かされ現場に急行、満月の光を浴びて狼男になった人路は
無事彼女を助けることに成功するが、結局告白は出来ないままなのであった。

人路「今は奈緒の笑顔が見られれば満足なんだ」 おわり。



■感想

テンプレ。




『れいたいけん』

■あらすじ

国防大学校(防衛大学校?)の4年生、イチローは航空要員志望だったが目が悪くてダメだった。
代わりに彼にあてがわれたのは霊対策研究室(通称レイタイケン)のゼミ。そこには性格最悪の
教授と美人の助手が。そして自己紹介もそこそこに早速トンネルに出る霊を調査することに。

(中略)

なんやかんやあって霊を消滅(!)させることに成功、晴れて彼はゼミの一員となったとさ。



■感想

いやあ、夏はホラーの季節ですからね、こういう作品も一つはないと(小並感)。

感想を一言でいうなら、何がやりたいのか分からない漫画でした。
教授を有能に見せたいのか無能に見せたいのか、根はクズなのか実はいい人なのか
やたらと詳しい銃解説は何のためなのか、大学校の設定は何のためにあったのかとか
ひょっとしたら本編中に説明があったのかもしれないけどもういいや、って感じ。

いろんな要素詰め込みすぎてどこに注目していいかわからないうちに物語が終わって
結局何も頭に残らなかった。漫画を読んでて目が滑るって久しぶりかも。




『サムライチェイサー』

■報酬は夏合宿

時はEDO時代、徳川(?)は天下統一は果たしたが天下泰平には程遠い。
将軍家の姫様は大泥棒石川五右衛門美写問天佐助を賞金稼ぎとして雇い、世を乱す
悪党どもを根絶やしにしようとするが、肝心の2人が思い通りに動かずうまくいかない。

愛想を尽かし、彼らと手を切ろうとしたとき、側近として信頼していた男・利休が裏切り
反幕府派の過激派に彼女を売ろうとしたが、直前で察知した2人の加勢により無事救出。

EDOは今日も平和です。



■感想

銀魂からあの独特の言語センスとギャグを取り除いて、代わりにスベリ芸を追加した感じ。
いやスベリ芸という名称が正しいかどうかはお笑いに詳しくないので分かりませんが、
出たての芸人とかにたまに見かける、スベった後の沈黙も含めてネタだよ~みたいなアレ。

内容的にも前半のふざけっぷりから後半のマジバトルへの展開の違和感がパねえ。
こうしてみると銀魂ってギャグ→シリアスへのシフトチェンジはかなり上手いんだなあとか
アレだけ長いテキストを読ませる言語センスはすごいんだなあとか思いました(小並感)。




【袋とじ企画】『暗殺&斉木の入間市最終決戦2』

最終決戦なのに「パート2」とはこれいかに。
いや彼らが本気でやりあえば最終決戦になるけどさ、主に地球的な意味で。
(某所で「ファイナルファンタジーみたいなもの」と言われて妙に納得しました)

前回の「いるまんじゅう」争奪戦に代わって、今回は入間市名産「狭山茶」のお茶対決。
殺せんせーがマッハ20のお点前をすれば、斉木はクールに受け流す…って


おいおいおい、全然戦ってないじゃねーか!!


いや確かにこういう場で本気でやりあえるはずがないとは分かってたけど、
今回とか普通にお茶してるだけじゃん!斉木クンなんて最初に殺センセーの思考を読んだ
以外超能力すら使ってないよ? いいんですかコレ? タイトル詐欺になってませんか?

私としてはこの2人が同じ空間にいるというだけで充分面白かったけど、
もし3回目があるときは流石にもう少し「対決」らしいところを見せてほしいなあ。





【センターカラー】『JUDO ODD』

■あらすじ

江戸時代初期、柔道の源流の一つに当たる「天地理念流」を極めた男・志乃介は、
強くなりすぎたがゆえにその命を狙われることとなった。崖に追い詰められ、絶体絶命の
その時、大きな雷が彼を襲う――気づいた時、彼は2013年の現代日本にいた。

タイムスリップした彼は、世界のあまりの変わりように自分が死んだと思い込み呆然とするが
落ちた場所がちょうど高校の柔道場だったため、なんやかんやで受け入れられる。
しかしそこにやってきた柔道部元エース・真壁は失恋でヒネて柔道が嫌いになり、部員に
嫌がらせをしてやめさせたばかりか、畳にコーラをかけるという念の入ったクズっぷり。

見かねた志乃介が勝負を申し込み、苦戦しながらも勝利。
晴れて周囲に受け入れられた彼は髪を切り、普通のイケメン柔道部員となりましたとさ。



■感想

あらすじはざっくり書きましたが、とても良かったです。

江戸時代とか相手を傷つけない武道とか、ちょい前に連載終了した無刀ブラックを思い出して
少々不安になりましたが、現代なら全然ありな話ですしね。内容もシンプルながらも一本筋の
通ったところが非常にわかりやすく、絵も丁寧で読みやすい。割と好きだなこういうの。

ただ一つ残念なのは悪役に当たる元エースが典型的なクズに描かれてるところ。
やられて改心した後フレンドリーなチョイ悪程度になってくれたのはいいんだけど、仮にも
元柔道部員が土足で畳に入ってきてコーラをぶちまける行為はちょっとやりすぎ。

前作「フープメン」でも主人公の内心が微妙にクズっぽかったり、対戦相手がとにかく不快
だったりで、内容よりもそっちの方が気になってあまり好きにはなれなかったんですよね。
今回はせっかく主人公がいい感じなのに、悪役がこれじゃあ本当にもったいない。

「柔道」として技が洗練されてない時代から来た主人公が、現代柔道の知識と経験を
経ることで成長していくフラグも立っているし、割とわかりやすいイケメンなのでそっち方面
での展開も期待できそうですし…もし連載にこぎつけたなら応援したい作品です。




『ウィルスバスターズ』

■あらすじ

自他ともに認めるバカ男・ヤマトはある日突然インフルエンザが目に見えるようになった。
しかしそれがどれだけ危険か知らない彼は、ウィルスを瓶に詰め、学校に持ってきてしまう。
当然ながら他の人の目には空瓶としかうつらず、うっかり流出しパンデミック。

ウィルスが見える彼を危険視したインフル(何故か意志がある)が、彼を抹殺しようと集まって
塊になったところを、アルコールのスプリンクラーを発射して死滅させ、一件落着。

その後彼はその「菌が見える」他の能力者たちとともにウィルスを退治するハンターとなった。



■感想

菌が見えるってもやしもんかよ!とか、致死率100%で何で感染者が生きてるんだよ!とか
インフルエンザ含めウィルスにアルコールは効かないんじゃねとか突っ込みどころは満載な
作品でしたが、ラストのオチがトンデモっぷりに、ああこれは現実のウィルスとは関係ない
なんか違う世界の話なんだな、と別の意味で納得したのでまあいいや。

そういえば最近もやしもん読んでないけどどうなったんだろ。
日本酒作り始めて何故か大学の地下道行ったところまでは記憶してるんですけど。




『ケイドロ』

■あらすじ

町の盗賊・キッドと警察官ジョーとはトムとジェリーの関係v
今日も仲良く平和的に追いかけっこするぞwもちろん怪我しちゃいけないので素手でねv

ある日、キッドの仲間でカタギのヒロイン・リサが殺人容疑で捕まっちゃった!
捕まえたのはまさかのジョー、何でだよオッサン俺はあんたを信じてたのに!

しかしそれは彼らの関係をよく思わない警察署長の陰謀なのでしたv
それを知ったジョーさんは警察組織を相手取って喧嘩をはじめちゃったよ、もぅ大変!
そこにジョーさんの正義を見たキッドが加勢、最後には警視総監まで出てきちゃって
署長は失脚、ジョーさんは何事もなかったかのようにまたキッドを追うのでした。

めでたし、めでたし。



■感想

なんかもう普通にあらすじ書くのが苦痛になってきたので芸風変えてみたら意外と楽だった。

つーか署長から見れば主人公とジョーさんは慣れ合っているようにしか見えないし、
主人公もいわゆる「義賊」ではなく普通に死刑クラスの悪事を重ねている盗賊なわけで
ヒロインもその盗賊を知っててかくまっている時点でまったくの無実というわけでもない。

だからそのヒロインを逮捕して一網打尽にしようという署長の考えは決してほめられたもの
ではないが、ある程度は許容範囲内だったのですが、それを知ったジョーさんがいきなり
ブチ切れて味方に牙をむき、何故か盗賊本人もやってきて、最後はお上からも処罰されると

…いやあ本当に正義って何なんですかね。




『E-Robot』

■あらすじ

荒廃した地球、人間に代わり「心を持つ」ロボット達が支配する世界。
一人の科学者が悪の心を持つロボットに対抗するため、エロいロボットを生み出した。
彼曰く、ロボットは生殖機能がないので、エロい物を見ると途端に力を失ってしまうらしい。

しかしその目的で生み出されたエロボット「ER0001」は極度の恥ずかしがり屋で、
世界一エロい体を持っているのにもかかわらずエロイことは一切できない欠陥品だった。
だが、博士の絶体絶命の危機を目にした彼女は、ついに封印していたエロを開放する――



■感想

今時珍しいくらいのエロ一直線な作品。
ToLoveるがエロのための日常生活というなら、こちらは日常生活のためのエロというべきか。
何を言っているのか分からないと思うが、自分でも何を言っているのか分からない。



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最近「艦これ」の二次創作で見かけたな、こういうの。
週ジャンでは無理でもSQとかYJあたりなら行けるんじゃないかなーと思いました(適当)。




『不死身KILLERS』

■あらすじ

超一流の殺し屋・ろっ骨は新しい武器を手に入れると依頼人でも殺しちゃうヤバイ人。
そんな彼が今回依頼されたのは天才科学者の娘で不死身の(元)少女。

頭を撃っても首を切り落としても死なない彼女に付きまとわれて辟易するも
ようやく自分を殺してくれそうな暗殺者の存在にうきうきと料理や風呂をふるまうターゲット。
ほんの数日の暮らしであっさりほだされかけた殺し屋の前に、彼女を狙う誘拐組織が登場。
そう、奴らは猟奇趣味の変態の娯楽のために、不死身の少女が欲しかったのです。

ターゲットを目の前で奪われて呆然とする殺し屋。彼女の残した遺書にはもういない家族への想い
ではなく、ちょっとの間だけでも一緒に過ごした殺し屋との日々が嬉しそうに綴られていました。

それを見たロリ…職務に忠実な殺し屋は彼女を奪還しようと好事家の屋敷に。
そこには天井からぶら下げられて全身にナイフを刺されぐったりしている彼女の姿が。


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もちろん容赦のない彼のこと、殺しても死なない彼女もろとも全方位に重火器を発砲。
見事奪還した彼女とともに、やってくる他の殺し屋を退けながら末永く幸せに暮らしましたとさ。

めでたし、めでたし。



■感想

物語自体に目新しさはないけれど、主人公が社会不適応者のくせにツンデレとか
ターゲットが見た目は少女で中身は110歳のニューババアとか、個人的に好みのツボをついて
くれたので結構楽しめました。

てか肉体的には不死身だけど非力でか弱い少女(中身はババア)を宙づりにして
串刺しとかなんて萌え…けしからんことをするんだ!もっとや…やめたまえ!!
気に入ったけどこれもやっぱりSQ向きかなあ。週ジャンにはブリーチもあるし。

連載経験者や番外編を除けば、この作品が一番絵も綺麗で読みやすかったですね。
画力が全てとは言わないけど、最低限これくらい読みやすくないと読み飛ばしちゃうなあ。
今回あらすじ書くために全部の作品に目を通したけど、多分これが本誌の読切だったら
殆どの作品が1ページ目の時点で読み飛ばしてたと思う。




【完結編】『グッドルーザー球磨川』

これは別にあらすじはいらないだろうから感想のみで。

クマーこと球磨川クンが箱庭学園を卒業してから本編ラストで行方不明になるまでの
わずかなモラトリアム期間を描いたお話。どうやら彼はその間に今までに「なかったこと」に
してきた諸々を本来の持ち主に返す旅をしていたらしい。ほとんどが断られたようだがw

で、須木奈佐木さんには水槽学園での記憶を返さなきゃ、というクマー。
そういえば彼女は過去編や小説版ではアレだけ権力の座にこだわっていたのに、本編では
いつの間にか高校生ですらないミュージシャンになってて、それが謎だったんだよなあ。

…と思ったらやっぱりちゃんとやっていたのか下剋上。しかし完璧なはずの彼女の計算は
完璧すぎたがゆえに自身の能力で自滅し、(球磨川が)負けて学園ごと終了になったとのこと。
(この作品における「負け」の基準があいまいなことには今更ツッコむ気もありません)

番外編で積み上げてきたあれやこれやをたったの2ページでご破算にするあたり、
本当に西尾先生は台無しの天才だなあと改めて思いました。



で、翻って球磨川クン。

おりしも本編ラスト近くでめだかとの賭けに勝ち、人生初の「勝利」を手にしたばかりの頃。
思えば過去に迷惑をかけた連中に記憶を返しているのも、その勝利がもたらした初めての
余裕がなせる業か、と一抹の寂しさを感じながらもその成長に感心さえしていましたが、


咲「勝ったくらいで丸くなってんじゃねーぞ!
これからも敗北を恐れず、敗北を愛して
潔く負け続けやがれってな!」


この言葉に奮起(?)し、永遠に負け続ける戦いに身を投じることを決めたらしい。


この夜を境に彼の足跡はあらゆる記憶から途絶えて消える
まるですべてが記録され、記録ばかりが問われるこの世の中に
勝ち目のない勝負を挑んだかのように


ああ成程、本編ラストで最後まで出てこなかったのもそれが理由だったのね。

おそらく今後の彼の動向は、善悪に関わらず一切語られることはないのでしょう。
記録と戦い、それに負け続けることが彼の存在意義…いや存在しない意義なのだから。
つまりこれは「もう球磨川の物語を書くこともなければ、彼について語ることもない」
という西尾先生からのメッセージなのだろう。・・・・・・たぶん。

とはいえ、それ以前の話についてはまた別の話で。
めだかボックス3期やってくれないかなあ…絶対見るのになあ…。


何はともかく、暁月先生、西尾先生お疲れ様でした。





- - - - - - - - - -


以上。


つ・・・疲れた・・・いつもの3倍くらい疲れた・・・
つーか基本的に読切って、連載作品と違ってキャラや世界観を新規に理解しなければ
ならない分、さらっと流し読みすることができない作品が多いんですよね。

それでも連載経験者とかそれなりに慣れた人が描けば割とすんなり物語の世界に
入って行けるのですが、正直そのレベルに達してない作品もいくつかあったなあ…
なんだかんだ言って本誌に掲載される読切って結構レベル高かったのね。

個人的1位は川口先生の「JUDO ODD」、2位に藍本先生の「ウルトラマリン」かな。
まあ本誌昇格の可能性としては藍本先生の方がありそうな気もするけど。
あ、もちろん番外編2本はとても面白かったです。そもそもそれが目当てで買ったんだし。


それでは。




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