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週刊少年ジャンプ31号感想 [WJ感想2013]


※先週は手違いで「31号感想」とアップしてしまって申し訳ありませんでした。
  こちらが本当の31号感想になります。以後気を付けます。




デビサバアニメ最終話見ました@常盤です


うん、まあ、なんというか、お疲れ(主に最後まで見た自分自身に)

長く書くと愚痴だらけになるので結論だけ書きますと、最終話まで見て理解したのは、
求めていたものと出来上がったものとが最後まですれ違っていたってことですかね。
先行上映会でのかすかな違和感が結局払拭されず、逆にどんどん開いていった感じ。

確かに原作はハードな世界観に対してコメディ過多で、それが批判されていた理由でも
あったのですが、アニメ化に際して求めていたのはそのコメディ路線だったわけで。
ストーリーについてはすれ違いどころか異次元方面にぶっ飛んでしまってもう何が何やら。
(とは言えセプテントリオンの出現の仕方とか倒し方とか中核的な要素はすべて
クリアしているから「こんなのデビサバじゃない!」とは言えないのが悩ましいところ)


いや、いいところもありましたよ?あまり作画が崩壊しなかったとかバトルが良かったとか。
最終回の連続召喚・連続合体も相手が本来のラスボスであるポラリス相手ならそれなりに
燃えたと思うんですけどねえ…アリオク様とか出たときには別の意味で興奮したけどw

ダンロンの先行上映会で脚本家の人が「この作品(ダンロン)はとにかく原作通りで~」
とか、主役の中の人が「岸監督は原作そのままを映像化~」とか言ってましたけど・・・
・・・エート、ケンカウッテルノナラカイマスヨ?


と、そんな冗談はこれくらいにして、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ31号感想■■■

【巻頭カラー】『銀魂』

■映画公開直前巻頭カラー

でも、どうせ終わる終わる詐欺なんでしょ?

というか、そうであって欲しいなあ、まだアニメで見たいエピソードがたくさんあるし。



■本編

なんだかんだ言ってこいつら仲いいよな。
モヒカン連中にばれないようにアイコンタクトで打ち合わせて銀時おばあちゃん子の
設定を練っていたあたりが今週のピーク。てか警察って真選組じゃないのか。

それはそうと、今回みたいに当たりくじを破り捨てるとか、札束を燃やすとか
金塊の入った宝箱を海に沈めるとか、そういう展開って少年漫画で割とよくあるけど
そういうの見るたびに自分の懐がさびしくなる気がするのは、私がいやしいからだろうか。

ああ、もったいない。




『ONE PIECE』

■黒足屋サンジ

こいつ・・・こんなカッコいいこと言って女を泣かせてるけど
頭の中はピンク色の妄想一色なんだぜ・・・。

とはいえ他のメンバーに先駆けて重要な情報を得ることに成功しているのだから、
さすがは麦わら海賊団裏方担当の面目躍如と言ったところか。ただの偶然だけど。

もしかして、今まで彼が成し遂げてきたあれやこれやの裏工作も、
実はただ女の尻を追いかけた結果、偶然いいところに居合わせただけなんじゃ…?
そういえばロビンの時も、他に目もくれず彼女だけを追っていた結果出し抜けたわけだし。

うーん、いや、まあいいさ、結果オーライ!



■ドフラミンゴ七武海脱退偽装

最近ちょっと入れ替わりが激しすぎて勢力図がよく分からなくなってきてるんですが、
七武海ってのは海軍ではなく世界政府直属の権力者っていう認識であってましたっけ?

だとしたら世界政府が海軍に黙って計画を推し進めることも不可能ではないですが
ドフラミンゴ一人のためにそこまで動くとなれば、ちょっと話は変わってきますね。
考えられる理由としては、ドフラミンゴが政府にとって重要な存在だったか、もしくは
ドフラ工場で製造されている「スマイル」が政府の中でもかなりの機密事項だったか…。

と思ったらどうやらドフラミンゴ自身に重要な秘密があるらしいですね。
ローの危惧した通り天竜人なのか、それ以上にもっと根深い何かがあるのか。
とにかくローさん大ピンチ、果たして救いはあるのか。



■Cブロック開催

そんな血生臭い政治劇が繰り広げられているのとは対照的に、至って平和(?)なコロシアム。
始まった当初は「いやそういうのもういいから」と思ってましたが、改めて考えてみると
こちらの展開はバトル大好きな少年向けの清涼剤的なポジションなのかも。

確かに謀略だらけのローサイドは毎週読んでいても状況を把握するのが難しいし、
ましてやこれから敵のターン。どう考えても「楽しい」展開となる予感はしない。
ならばこういう展開に不満を持つ人の目をこちらに向けておこうという、尾田っちなりの
パンとサーカスってことなのかな。まあ勝手な想像ですけど。

再来週から鳥山先生の新連載(短期?)も始まるし、あまり暗い話題ばっかりだと
読者を奪われちゃうかもしれませんしね。いや鳥山先生の作品がどういう傾向なのかは
わかりませんけど、何となく読者層は被ってるような気がする。




『斉木楠雄のΨ難』

先週は超能力全開だった反動か、今週は一切超能力なしで終わりました。

内容も良くある沖縄旅行あるあるネタで、正直笑いどころがよく分からなかったなあ。
土産物屋の風景とか食べ物ネタとか、麻生先生&担当の沖縄旅行取材の成果が
如実に表れていましたね、そのせいでただのレポ漫画にしか見えなかったのは内緒です。

まあまだ修学旅行は始まったばっかりだしね!
やはり修学旅行の華と言ったら宿泊所でのアレコレでしょう、期待してます。




【センターカラー】『トリコ』

■血塗れカラー

ぶっちゃけ、このカラーは全然嬉しくない。



■だるまさんがころんだ

スタージュン様との戦いも最終局面、文字通り「手も足も出なくなった」トリコを守ろうと
ついに小松が動き出す!…って何気に怖い武器持ってたんだな小松。

しかし「小松に何をした」って…いや小松が何かするところだったんだけど大丈夫?
むしろスタージュン様は優しく火であぶって戦闘を回避しようとしてたんですけど。
てか自分の命の危機より小松の悲鳴で目が覚めるって…ちょっと嫉妬深すぎて怖い。

このシリーズが始まる前までは小松のヒロインぶりを笑ってたけど、
そろそろ笑えない領域まで来てしまったような気がするのは自分だけだろうか。




『食戟のソーマ』

新キャラ2人は意外におちゃめなキャラと判明。
たった2ページの描写だけでこれだけ親しみやすい雰囲気になるとは・・・
附田先生キャラ作りこなれてきたなあ、開始当初のテンプレ悪役展開が嘘みたい。

さて、気になる彼女の不合格宣言ですが…現時点ではどっちに転がるのか分からないなあ。
これが堂島さんのセリフだったら危機感バリバリになるところなのですが、逆に彼女の想像
からは思いもよらぬものを作られて、ソーマにクッキング○イプされるフラグにしか見えない。


あと、えりな様はUNOに弱い…とφ(・ω・ )メモメモ




『ハイキュー!』


影山の「孤独の王様」時代、ただのサボリ魔だとしか思えなかった国見クンは、
青城の「大王様」の元で、体力温存型の縁の下の力持ちとして活躍していました。

かつて彼の下では輝くことのなかった才能が、大王様の下では存分に光り輝くのを見た
影山クンの絶望はいかばかりか。見ているこちらの方が心が痛くなる描写です。

そんな彼の心情をどれだけわかっているのかはわかりませんが、振り向く彼を
どんと構えて受け止めてくれる烏野メンバーが眩しくて泣きそうになりました。


大丈夫。
烏野のメンバーは
みんな、ちゃんと、強い。



青城には青城の、烏野には烏野の戦い方がきっとある。
そして影山クンは烏野にとってなくてはならない存在なんだからそれでいいじゃない。




『ソウルキャッチャーズ』

■スティール・ポール・ギャロップ!

1人より2人、2人より55人(だっけ)の方が楽しい、という音羽先輩の言葉を裏付けた形の
セッションとなりましたね。奏馬先輩が馬系の何かになるまでは予想してたけど、彼だけで
なく、他のメンバーと一つになって巨大な騎馬になるとは誰が想像したかw
てかバカラッバカラッのシーンはどう見てもSBRファーストシーズンのアレ(ry

そこまで盛りあげておいてラストで急に失速する音羽先輩の「音」、
その状況を音ではなく「心」で理解して、すぐさまスイッチするシーンは何度見ても鳥肌もの。
素人目にはよく分からない展開も打樋先輩の的確な解説で納得。すごいことらしい。

最後は父親ライオンに向かって馬ごととびかかっていくのかと思ったら、
飛んで行ったのは音羽先輩の無邪気な赤ちゃんの「心」。
ああそうか、彼は本心では父親の胸にガーンと飛び込んでいきたかったってことか。

学校に戻ってきて先生に怒られながらも、楽しい気持ちを抑えきれない奏者たちがかわいい。
きっと今までにない、いい演奏ができたんだなあとこの表情だけでもわかりますね。
少なくともこのメンバーは全員、神峰クンを指揮者として認めたと考えてもよさそう。


さて次はどのパートを攻略するのか、と思ったら次週からは新展開ですか。
まあパーリー攻略ばっかりじゃワンパになるし、内部より先に外から評価されることで
変わるものもあるだろう、ということで次週も楽しみDeath。



ところで打樋先輩ってすごい描きやすそうだと常々思ってたので描いてみた


0701.jpg


すごい描きやすかったです。




『スモーキーBB』

ありゃりゃ、もう打たれちゃったよ。

しかも赤毛クンが気まぐれで守備に参加してなかったら負けてたよ、いいのかねこれ。
何か主人公が普通にいい人っぽくなってるし、これこういう話でしたっけ?
それともあまりに主人公が性格悪くて不評だったからあわてて変えたのかな。

しかしいくらハンデ戦とはいえ勝負を仕掛けたのは主人公の側からなわけで、
今回に限っては独力で9人全員を倒さなきゃいけなかったんじゃないのかなあ。
これで信頼できる仲間を得たところで、今度は一億かけて彼を連れてきた理事長娘の
立場が危うくなりそうな気がするんですが。

まあでも、わけのわからない「皮肉」が無くなったのはいい傾向だと思います。




『ワールドトリガー』

ユーマの過去が思ってた以上にヘビーでちょっとビビってしまいました。
ネイバーに帰ったところで彼の生きる目的が無くなったことに変わりはないし、
いつ死ぬかはわからないけど少しずつ死んでいく彼を一人にするのは忍びない。

…とすれば、ここはやっぱりタマコマ支部に入ってほのぼのとした平和をだな
(まだリリエン展開をあきらめてない)


あと全然関係ないけど、今回目と体と足をえぐられて死にかけているユーマの姿は
個人的にメガヒット。ごちそうさまでした。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


再来週から鳥山先生の新連載かあ、なんかもう週刊には二度と戻ってこないものかと思って
たからちょっとびっくりでした。でもやっぱり短期かな、週刊続ける体力ないって言ってたし。
個人的には読切で面白かったクロクロクが楽しみです。ヒメドルは…どんな話だったっけ?

それでは。




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コメント 3

パステルくん

テビサバ
岸監督はP4の監督でもあるはずなんですけどね…どうしてこうなった…
by パステルくん (2013-07-08 12:03) 

通りすがり

>主に最後まで見た自分自身に

まったく同意見で吹いてしまいました。
2クールなんてあったらこのシリーズゲームごと嫌いになっていたかもです。
視聴おつかれさまでしたw
by 通りすがり (2013-07-19 18:31) 

常磐

>パステルくん 様
P4も概ね満足してるんですが、コメディ回と比べてシリアスはちょっと…とは
思っていたので、シリアスのみのこれがこの結果となるのはむしろ必然
だったのかもしれません。だからこそコメディに期待したのになあ。

こんなんだったら普通に1の方をアニメ化すればネコミミvsナオヤの
対立軸もはっきりしてるしシリアスメインでも別に…いや、もういいや。

>通りすがり様
ゲームは楽しいよ!…たぶん(自信なくなってきた)

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-07-28 23:56) 

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