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週刊少年ジャンプ30号感想 [WJ感想2013]


※手違いで「31号感想」となっておりました、こちらは30号感想です。
間違ってこられた方、大変申し訳ありません。


ダンロンアニメ先行上映会行ってきました@常盤です。


なんかスゲエ面白そうだった。


私は原作は未プレイで、情報も「バトロワと逆転裁判足して2で割ったみたいなやつ?」
程度の認識でそれほどの期待はしてなかったのですが、オープニングの宇宙旅行(?)と
登場人物の濃さ、そして何よりモノクマのキモかわいさに一気に引き込まれた感じ。
(ぶっちゃけデビサバ1話よりもwktkしてしまったのは内緒です)

プレイ済みの人の感想を漏れ聞くに相当展開は早めだということですが、初見の自分に
とってはこれくらいがテンポ良くて飽きさせなくていい感じ。絵柄がポップすぎてやや
緊張感に欠ける気もするけど、どうせ死体だらけになるんだからこれくらいの方が
いいのかね、あんまりリアル系の絵だとグロくなっちゃうし。

噂ではバンバン死にまくる(というか誰か死ななきゃ始まらない?)らしいので
次は誰が死ぬのか、そして誰が学級裁判にかけられるのかを、まっさらの状態で楽しむ予定。
なのでツイッターとかコメ欄でのネタバレ禁止でお願いします。
(あとこちらが的外れな推理をしてても生暖かい目で見守っていただけると嬉しい)

上映後は主人公役の緒方さんと岸監督と脚本家の人の3人で漫才トーク。
内容についてはどれを話してもネタバレになるらしくほとんどが内輪ネタでしたが
流れで緒方さんが「第○話の学級裁判が~」とポロリとネタバレをこぼしてしまい
「大嘘憑き(オールフィクション)!!」と叫んでいたのが一番のサプライズでした。


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で、めだか3期はまだですか、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ30号感想■■■

【巻頭カラー】『斉木楠雄のΨ難』

■連載一周年記念表紙&巻頭カラー

…のはずなのに、なぜかツイッターでの麻生先生の表情は暗い(いや顏は見えないけど)

来週の見本誌、あんだけ伝えたのにやってくれたわマジ…。
表紙とか巻頭の嬉しさは消し飛んだ。

麻生周一 (@shu1aso) June 19, 2013

一体何が不満だったんですかね、良く見るとクラッカーの中からクラッカーが…という
マトリョーシカ風の表紙だったみたいだけど、確かにこれじゃわかりにくいかもですね。
一番上のクラッカーなんて指しかないから下の絵とつながっているかどうかも不明だし。

とはいえもうちょっと引いた絵にすると今度は3人が小さくなってしまうし、
デザイナーにとっても苦肉の策だったんじゃないかなあ…それが原因だと仮定してですが。

ところで「進撃は止まらない」とかさらっと流行に乗るのはどうかと思うの。



■本編

テーマは先週のヒキ通りの修学旅行回…かと思いきや斉木大活躍回でした。

つーか初日から働きすぎだろ斉木クン。台風と戯れるだけでも人知を超えているのに
海藤一人のために上空ン万メートルと東京を往復、高橋の時を戻し、挙句に飛行機を
持ち上げて墜落回避とか、うしおととらのとらですか君は。

しかし台風で飛行機が飛ばなければ、あるいは高橋の騒動で福岡に着陸してさえいれば
最後の飛行機墜落未遂はなかったわけで、物事の因果を曲げようとした報いが来たのか
と思いましたね。まあそんな報いすらも捻じ伏せるのが斉木クンなんですが。

機内での「あそこのメーターの針が」とか「その辺のレバーを引いてみろ」とか
分からないものは分からないと開き直ってそれっぽいもの描ければいいやという姿勢は
一周回ってアリだと思いました。そうだよね、その辺のリアルさとかどうでもいいよね!
どうせ斉木クンが全部台無しにしちゃうんだし!

次号からはいよいよ修学旅行本番が開幕ですか。
個人的に楠子ちゃんの再登場に期待してます、いやなんとなく!




『暗殺教室』

取り返しのつかない状況になって初めて自分の頭で考えることをし始めた寺坂君。
回想なら少しは彼のフォローがあるかと思いきや、フォローしようもないクズで笑った。

E組のシステムはいろいろとアレだけど、寺坂君のようなタイプを排除するという点では
非常に優れているんでしょうね。彼も殺せんせーが来るまではこの現状に満足してた
わけですし。まさにWIN-WINの関係だったというわけか。

先週の感想でも書いた通り、彼は多少理不尽な現実であっても現状を維持することに
全力を注ぐ人間であり、例えば将来就職してかつて見下していた同級生の下について
ブラックな環境で使われる立場になっても不満を言いつつ受け入れるんでしょうね。

と、それはともかく、そんな自分自身の欠点を自覚した寺坂君が選んだ自分の道とは
「自分の納得できる奴に従う」という前向きだか後ろ向だかよく分からない道でした。
まあ体格や力だけならカルマ君以上らしい(イトナ評)し、カルマ君の使い方次第かな。

第1話では暴力で渚クンを操っていた彼が自ら手足に甘んじる…これは成長なのだろうか。
とはいえこの方面での才能を伸ばすのは殺せんせー的にアウトそうですし、この自覚から
始まって、今後は彼の本当の長所を伸ばしていく展開になるといいなあ。

何だろう…奴隷体質とか(ry




『トリコ』

何やらすごいバトルをやっているのはよく分かるんですが、紙面が血まみれ汗まみれ
垢やら骨やら血やら臓物やらで埋め尽くされていて正直…グロいです。

互いのダメージを顧みない血塗れバトルはむしろ好きな方なのに、目が滑る、滑る。



『黒子のバスケ』

最近あんまり感想書いてないけど、今やってる過去編は非常に楽しいです。

やっぱり仲がいいのが一番だよなあ。紫原のお菓子食べる発言に同意した緑間クンとか
珍しくホッとした表情の赤司クンとか先輩に頭ポンされて嬉しそうな青峰クンのいた2ページが
今週のピーク。そして「仲良しだったころのキセキの世代」としてのピークか。

しかしなんだかんだ言って全中優勝も乗り越えたのだからいったい何がきっかけで、
と思ったらここでまさかの監督離脱。そっちから来たか!
次週からはいよいよキセキ崩壊編…かな、あんまり見たくないなあ。

ところで結局敵方の双子は赤司とは何の関係もなかったのかよ!
てっきりここから「赤司は二人いる」の話につながると思っていたのに…。
これを聞いているであろう誠凛のメンバーはそろそろ居眠りを始めているに違いない。

特に火神。




『食戟のソーマ』

後輩が夢に出るほど心配している一色先輩マジいい人。でも変態。まず服を着ろ
そしてソーマを見るなり心配で駆け寄ってくる肉魅ちゃんとタクミ君もマジいいヤツ。
メインキャラ以外にもキャラの立ってくるのが増えてきていい傾向ですね。

次週はついにえりな様ピンチ!的な展開になるのかな。
普通ヒロイン候補がピンチとなるとヒロインを応援する展開になるのが普通なのに
(例:田所ちゃん)こと彼女に関してはむしろ「一ぺんその鼻っ柱へし折ったげて!」
みたいな気持ちでライバル側を応援したくなるから不思議です。

まあ初登場時はいけ好かないイヤミキャラという印象しかなかった四宮シェフが
模擬食戟終了後はアレだけ好感を持てるキャラになった例もありますし、彼女に対して
現時点で反感を持たせておくのも作者の作戦のうちという可能性も無きにしも非ず。

個人的にキャラデザは今週登場のショートの子の方が好み。




『NARUTO』

傷口にでっかいナメクジが這い回っているとか想像だけでぞわぞわする。

久しぶりに登場の大蛇丸チームは相変わらず緊張感がないけど、こいつらはもうこういう
キャラだってわかっているから別に気にならないですね。主人公サイドがこんなことを
やってたら「そんな場合じゃないだろ」と突っ込むところですが。むしろ和み要員。

そもそもこいつら里とか戦争とかどうでもいいポジだしね。
たまたまサスケがリーダーになってそれに付き合っているだけだし。

本編はもうよく分かりません、どこかにダイジェストでまとめてないだろうか。




【センターカラー】『ワールドトリガー』

なんだか今週はすごくリリエンタールっぽい雰囲気を感じました。
いや、なにがどうとは上手く説明ができないんだけど、こう…無条件で和んでしまう感じとか、
不思議なものが不思議に見えない不思議とか…ああやっぱり上手く言えないな。

そんな感じで、今週はすごく良かったです。
トリガーの殺伐とした雰囲気が好きな人には申し訳ないけど、
やっぱり私はこっちのノリの方が好きです。




『ソウルキャッチャーズ』

■トランペット吹きの休日

運動会の曲というと「天国と地獄」くらいしか思い浮かばない自分ですが
ググってみると、ああ確かに聞いたことあるわこういうの。結構好みかも。

先週に引き続き打樋先輩が和み要員で非常にいい感じですね。
今週は音羽先輩以上に奏馬部長がシリアス要員になってて全体的に重い印象なので、
こういう細かいところでギャグのできるキャラがいると息抜きができてGJ。

そしてついに指揮棒を握った神峰君のはしゃぎっぷりがかわいい。
いつかここからもビームとか光の洪水とかが出てくるのかな、楽しみだ。



■セッション!

いよいよ始まった「たった一人のための」演奏会。
思えば第1話からずっとご無沙汰で、その1話も読切の焼き直しだったから、
ある意味これが連載初のソウルファック…ならぬソウルキャッチャーズセッション。

同じ学生相手にはまるで超大型巨人と一般人くらいに威圧感のあった音羽先輩の竜が
親父さんの「千尋の谷」の前ではまるでトカゲのように小さくなっていたのには笑ったw
もちろん音羽先輩小さくなったのではなく、親父さんがとにかく大きすぎるという意味で。

しかし親父さんも無情な鉄壁や鉄格子なイメージではなく千尋の谷のイメージってことは
本心では息子が本気で自分に向かってくることに期待してるのかな。回診での態度を
見るに厳しいけど優しい医者でもあるようだから、この演奏の結果次第では息子の
「息抜き」あるいは「お遊び」くらいは認めてくれるかも。

そして何気に一番気になるのが奏馬先輩の覚醒。
この漫画の事だから覚醒と言ったら本当に覚醒して何かが生み出されるのだろうと
いう確信があって、きっと期待を裏切らないスゲーヤツがでるんだろうなとwktk。
奏「馬」というからにはペガサスとかユニコーン辺りかな、意表をついて馬頭鬼だったら笑うw

あとついでに打樋先輩。彼も神峰の指揮での演奏は初めてなわけで、
一緒に覚醒してはじけてくれたら彼のことをもっと好きになれると思う。
もちろん今も好きだけど。





『スモーキーBB』

■9アウト対決

始まった当初は邪道の悪者集合みたいな野球漫画が始まったとちょっとwktkしてたのですが
野球部に入ってからはなんか普通の主人公最強系のスポーツモノになっちゃってちょっと残念。

メンバーはすべて金で集められた傭兵みたいな奴らで、争う理由ももらった金額の多寡で、
中でも一番金をもらっている主人公に4番打者あたりが因縁つけて「俺を打ち取れなかったら
100万よこしな」
とか勝負を始めて・・・みたいなクズだけど実力はある、ある意味敵チームに
しか出てこないような奴らを主人公サイドに据えて金と欲望渦巻く甲子園の開幕だ!

――とかそんな邪道一直線な作品だったら間違いなくアンケ出してたけど、
それはそれでジャンプでは長続きしそうもないから仕方がないか。




『無刀ブラック』

まさか本当に「槍としてのあなたは死にました」をやるとは…!

弟からの依頼に「殺す」と宣言した時点で一番最初にその展開が想像できたものの
あまりにベッタベタでさすがにやらないだろうと思ったそのオチを堂々と…!

説得シーンは主人公がいきなり脱ぎだしたのがキモさのピーク。
いやそこは逆に多少ベタでも敵か暴力的な弟子がアクシデントで脱がせる所だろ!
なんで自分で脱いじゃうんだよ、しかも脱ぎ方や背景の雰囲気が妙に色っぽいし!

後半は「まさか天下のジャンプで堂々と衆道を!?」と違う意味で驚愕しましたが
実は女の子だったと分かってがっかり。てか兄貴は自分の命を狙う刺客の前に、
大事な妹を置いて逃げたのか。奴らが彼女を捕まえて脅したらどうするつもりだったんだ。

なんかこの作品、毎週いたるところ突っ込みどころ満載でちょっと面白くなってきました。




『SKET DANCE』

キャアアアアアスイッチシャベッタァァァァァ!!

いや驚きましたね、何が驚いたってそのあっさりっぷりと意外な滑舌の良さに。
普通1週間も声を出さないと声帯が退化するのかなかなかすぐには喋れなかったりするのに
いきなりであれだけ喋れるとは…きっと家ではすでに何度か喋ってていつ人前で喋ろうかと
準備していたんでしょうね、でなきゃあんなはっきりとした声は出ないはず。お疲れ様。

とまあ、そんな皮肉は置いといて、個人的に予想していたスイッチ発声イベントでは、

喋ろうと決意して口を開けるも、あまりに長い間喋ってなかったために声が出てこず、
それでも必死で声を出そうと頑張るスイッチ。それを見て応援する2人。ようやく絞り出した
声は小さくかすれてろくに聞こえなかったけど、彼らだけには聞こえた「ありがとう」…


――とかそんな感じのをイメージしてたんで、正直拍子抜けでした。


しかし受験やら新年やらのイベントをすっ飛ばしてもう卒業式とは…完全に巻きだなあ。
いきなり大学行かないとかもう一波乱くらいあるみたいですが、最後くらいはパーッと
弾けたギャグ回とかやってくれないかなあ…無理かなあ。

運動会のピラミッドパワーと老人になる話が面白かったです。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


本当は火曜には出来上がっていたのですが、どうしてもクマーのイラストを一緒に
あげたかったのでちょっと遅くなりました、すみません。
そして時間短縮のためここもこれだけです。

それでは。




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コメント 4

だいまおー

通りすがり失礼しますm(__)m
タイトルの号数が間違っているために
ジャンプ感想更新チェックのサイトでおもいっきり釣りになっていますよ;
世界で一番早いジャンプ31号感想ブログみたくww
by だいまおー (2013-06-29 11:47) 

常磐

うわ、本当だごめんなさい!
直しました、勘違いしてこられた方本当にすみません!
by 常磐 (2013-06-29 21:32) 

モノクマ

ダンガンロンパ上映会好評だったみたいですね、

私は原作をプレイしていますが、あの独特の世界観は非常に魅力的ですね。
もし興味があればアニメに合わせてゲーム版もプレイすることをおススメします。
ただしネタばれにはお気をつけてね



by モノクマ (2013-07-01 01:56) 

常磐

モノクマ様

やりたい気持ちと、知らないでアニメを見たい気持ちが半々なんですよねえ
そりゃやったら楽しいだろうけど、アニメの楽しみが半減しそうな気がするし
逆にアニメを観ちゃったら、原作をやる楽しみが半減しそうな気もするし

ああでもこれだけ「原作を先にやったほうが楽しい」っていう人が多いと
やっぱり先にプレイしたほうがいいのかなあ。

もうちょっと悩んでみます(そして放映日に)
コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-07-03 00:31) 

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