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週刊少年ジャンプ28号感想 [WJ感想2013]


魔都アキハバラ@常盤です。


さて、この土日に真4をもって秋葉原に行ったら、分単位でいろんなサムライとすれ違いました。
黒いカードを持たせておつかいに行かせた仲魔が、まったく別の悪魔になって帰ってくるのは
なかなかスリリングですね。そこそこ育てたレベル19のランタン君がレベル1のケンタウロス
になって帰ってきた時にはちょっと悲しい気持ちになりましたが、それもまた一興。

ちょっと街中を歩いているだけで十数回の無差別合体が発生しているところを想像すると
まるで秋葉原全体が悪魔のハッテン場になっているイメージが浮かんできてちょっと怖い。
かと思えば白いカードを持たせておつかいに行かせたイケティニケが薄い本(魔道書・薄)を
2冊も持って帰って来るし…一体どこで何をしてたんだお前はww

 ※すれ違い時に仲魔を1体添付しておつかいに出すことができる。
   黒カード:同じ黒カードを持つ悪魔と無差別合体+おみやげ
   白カード:なんかいろいろ手伝ってきてパラメータアップ+おみやげ


ちなみにランタン→ケンタウロス→リッパー→シーサー→アーシーズ→エアロス→アクアンズと
合体を繰り返し、最終的にまたアーシーズで落ち着いた時のスキル構成はこちら


0609.jpg


アカン、これアカン奴や…魅力的だけど触ったらアカン奴や…
流石にこの時点で3属性反射とか持ってたらパワーバランスが崩れてしまいそうなので
もったいないけどこのアーシーズさんはまた黒カードでおつかいに行ってもらおう。


まあ全書には登録させていただきましたが、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ28号感想■■■

【巻頭カラー】『ONE PIECE』

急病→入院のコンボからわずか3週間で帰ってきて早速の巻頭カラー。
噂では病院に原稿を持ち込んでいたとかいないとか聞きましたが、病み上がりとは思えない
力のこもったカラーですね。それともこれは入院前のものなのか?どっちにしても凄いけど。

本編はベラミーとルフィがいつの間にか仲良しになっていたのが印象的でした。
てかそんな「過去のライバル」的存在でしたっけ?よく覚えてないや。
空島編なんてそれこそもう10年近く前の話だもんなあ。

そしてようやく描写されたローさんサイドは…まさかのシーザー大活躍ww
確かにガスは攻撃にも移動にも応用範囲が広そうですしね、使わない手はない。
いっそこのままローの一味として仲良くなっちゃえばいいんじゃねーの。




『トリコ』

■イメージ対決

各々の「食べる」イメージをぶつけ合って最終的に「喰った」方が勝ち」というのは
成程グルメバトルマンガとしてはありかと思うのですが、なんとなくNARUTOでの
イタチvsサスケの幻術バトルを思い出してしまってちょっと鬱。

あの「あれも幻術だ」「これも幻術だ」は私をナルト感想から離れさせた原因だからなあ。
唯一の救いは幻術だからと言ってダメージがないわけではない、ということか。

あんまり見詰め合っちゃうと、小松が嫉妬しちゃうよ!




【センターカラー】『暗殺教室』

■センターカラー


なぜ殺せんせーにドレスを着せた


そこは渚クンでしょう!?百歩譲って茅野ちゃんとか、いっそ律ちゃんとかさあ!?
いや確かに主人公だけど!いくらタコで触手でいつかは殺すべき相手でも主人公だけど!

ちょっとかわいいと思ってしまった自分が悔しい。



■本編

プール破壊の犯人は普通に寺崎君でした。
そういや彼だけは第一話から今まで通じてずっとクズのまんまでしたね。

確かに他のE組のメンバーと違って、彼のように「クズであること」を居心地がいいと
考えるタイプの人種にとっては、最近のE組の雰囲気は居心地の悪いだろうなあ。
彼自身に何か突出した才能があるようには今のところ見えないし。

しかしさすがにシロやイトナと共謀して「悪戯」をやっているとは予想外でした。
ということは一見無意味に思えたプール破壊やバイク破壊も何かの作戦なのだろうか。
実際現時点ではE組メンバーよりもシロ&イトナの方がまだ殺センセーを殺せる可能性を
もっていると思われるわけで、そう考えると彼の行為は世界から見ればプラスなのかも。

なんだかんだ言って今のE組には殺せんせーを殺せそうなヤツっていないからなあ。
最終的に全員の「才能」が開花して、それが全て殺せんせー暗殺に向かえば…少しは…?




『食戟のソーマ』

■おふくろの味最強

やっぱりこう来たか、というか「これしかないよな」というくらいに多くの予想通りの展開
だったけど、これだけ丁寧に描いてくれたならまあいいかな、という感じ。

四宮シェフが「レシピ通り」に頑なな理由、他の先輩方に対して看板料理を出さなかった理由、
他の先輩たちが気安い理由も過不足なく描写されていて、「あーそれじゃあ仕方ないよね」
と納得させられてしまったのだから仕方ない。

下手に意外性を狙ってなんだそりゃとなったらそれこそマイナスだし。


しかしあの先輩たちは学生時代からの知り合いだったんですね。18歳の水原可愛い。
当時はあんなにキラキラした目をしていた四宮先輩が、たったの数年でこんなにも
死んだ魚のような目になってしまうとは…味だけじゃダメって世界は厳しいんだなあ。

後半のおかあさんとのやり取りもベッタベタで笑っちゃうところなんだけど
ラストで先週先輩方がイメージした妖怪田所ちゃんがいい味出してたのでまあいいか。

とはいえ、まだ田所ちゃんとソーマの去就は決まってませんからね。
他の生徒たちの前で食戟を宣言してしまった以上、ここで2人が居残ったら四宮先輩が
負けたという噂が立ってしまうわけで、どうするんだろうという疑問は残る。

ここまで結論を引っ張ったのだから、最後まで筋は通して欲しいところです。




『ソウルキャッチャーズ』

「暴君」と呼ばれるからにはどれだけ横暴で危険な男なのかと思いましたが、
純粋に実力差がありすぎるが故の「音の暴君」という意味だったのか、なるほどなー。

彼の言動や行動だけを見るとまさに「暴君」そのものだけれど、実際はただ楽しく
セッションがしたいだけっぽいですね。ただあまりに他と実力差がありすぎるせいで、
誰もついてこられない感じかな。だから何とかして周りを自分のレベルにまで
引き上げようと他のパートを回ってレッスンをしてあげている、みたいな感じでしょうか。

しかしそれは幼児が蟻と遊んでるつもりが実際はただ大量虐殺してるだけみたいなもので
大抵の人はそのプレッシャーに負けて潰されてしまう、と。

じゃあ一人でやればいいのに、と言いたくもなるが、あの赤ん坊を見ればわかるように、
本質的に構ってほしいだけの子供なのだからそういうわけにもいかないんだろう。

今回は久しぶりに刻阪君の出番となりそうですね、彼は見た目なよっちいけど内面は結構
オラオラ系だから暴君相手にも何とかなるかも…と思ったがさっそく心折られてて笑ったw

後半の展開を見るに彼の家庭環境にも原因がありそうですね。久しぶりに神峰の指揮の下、
刻坂・音羽によるお父さん説得セッションでもやる展開かなあ。神峰の能力は不特定多数相手
よりは、「たった一人の心を揺さぶる」時が一番効果があるだろうし。

彼の攻略法は今の時点で何となく予想がつくだけに
どんな演出で読者を魅せてくれるのか、そっちの方に期待です。




【特別読切】『逃がし屋』

ヒロインが某進撃のミカサに見えたのは多分気のせい。

…と思って読んでたら性格までミカサそっくりだった。最近こういうの流行ってるの?

絵は上手いんだろうけどところどころ紛らわしいシーンがあるのが気になりました。
最初の煙草に火をつけるポーズがまるでヤクやってるようにしか見えなかったり、
パイを口に頬ばるコマが一瞬総入れ歯を外しているようにしか見えなかったり。

内容に関しては週ジャンよりもSQ向けだなあと。
たぶん連載になったら主人公は10代の少年とかになりそう。




『ハイキュー!』

まだ出すには早いんじゃないかと思われたピンチサーバー・山口が予想通り失敗して
でもそのおかげで流れが変わって追いつける目が出てきた、というのはものすごく
ハイキューらしくていいと思いました。出来ないものは出来ないんだから仕方ない。

キャプテンの「次」の一言で救われる山口とか、それを聞いて奮起する他メンバーとか
今までも些細な事がきっかけで流れが変わる瞬間を目撃しているだけに、今回ので
また流れが変わることにも納得がいく、いい循環ができてるなあ。

これで良かったのかと自問自答するコーチに、「不安な顔はダメです」という顧問の先生、
変な格好でリラックスさせる先輩たちや、コートに残る5人の5者5様のモノローグも
それぞれの特徴が出てて面白い。特にノヤっさんと影山。流石天才は格が違ったw

来週あたりはもうマッチポイントになるのかなあ。
正直どっちにも負けてほしくないけど、ここで烏野が負けたら「次」の試合は
またずっと先になってしまうので、ここはやっぱり烏野に勝ってもらいたい。




『SKET DANCE』

文化祭編が始まってからずっと流し見だったんですが、これが彼らのラストダンスかあ…。
こういう素人参加型のゲームって見るのもやるのも結構勇気がいるよね…缶積みくらいなら
ともかく、サンドイッチ作れとか歌えとかハードル高いわ―途中で投げそう。

昔ディズニーランドのシンデレラ城で「勇者」に任命されて、城の中のあちこちを
歩きまわった挙句、友人の好奇の視線を前に恥ずかしいセリフを叫びながら「魔王」を
倒すために伝説の剣を振り下ろした時の恥ずかしさと言ったらなかったな…。

客を楽しませることにあれだけ心血を注ぐTDLですらこれなんだから、いったいどんな
アトラクションで客の興味を引くのかと思ったら――


うわあちょうつまんねえ


お寒い茶番劇から始まって、物語とはまるで関係のない缶立てゲーム、
分かりにくい地図でようやくCPまでたどり着いたら訳の分からないおつかいを頼まれ
歌わされ演奏させられ似顔絵を描かされ(どれも苦手な人にとっては罰ゲームだよな)
どこにいるのか分からない「冒険者」を学校中を駆けずりまわって探さなければならず、
それだけ苦労をしてようやくたどり着いたと思ったらまた変な「試練」を強いられ、
ラストは懐かしすぎるイライラ棒からのくそ恥ずかしい勇者ごっこ…

これだけやって得られた報酬がさらし者のような拍手と手作りのメダルってw
登場人物を野菜にした意味も全く分からないし、こんなの誰が参加するんだよ…。


まあ他の参加者が最初にちょろっと出てきただけであとは一切登場しないところや
ラストの待ち構えていたかのような盛大な歓声から考えて、おそらくユウキ君以外の
参加者は全員サクラで、普通にやったら絶対に盛り上がらないイベントの盛り上げ役
として他クラスから来てもらったのでしょうね。何やら学校全体の危機らしいし。

そして理事長も「(ユウキ一人のためにこれだけ手間をかけてくれるとは)素晴らしい」
とボッスンの退学だけは取り消してあげた、とまあそんな感じなのでしょう。
まさかこれが本当に素晴らしい企画で、主催者も参加者も大満足、理事長大感激!
・・・なんて本気で思ってるわけないよね?

次回でユウキ君の喋らない理由があきらかにされて、それでスイッチもしゃべる展開に
なるんだろうけど、なんかもう本当にどうでもいいです。

あーあ、なんでスケットのシリアス回はこんなにつまらないんだろ。
体育祭とかこの前の老化ネタとかギャグに関しては時々いいのがあるのになあ。
こういうの見てしまうといつ終わっても構わないとさえ思っちゃう。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


すっかり忘れてたのですが、アニメ「ダンガンロンパ」の先行上映会に当選していたので
再来週の日曜に見に行ってきます。

デビサバやペルソナと違ってゲーム未体験でのゲーム原作ということで、ついていけるか
若干不安もありますが、謎解き要素が多いらしいので、むしろ知らない方が楽しめるかなと。



それでは。




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コメント 4

さやか

「ソーマ」
>他の生徒たちの前で食戟を宣言してしまった以上

確かにソーマが食戟を吹っかけたのは生徒たちの前なんですが
その時は四宮シェフは断ってるんですよね^^;

その後は場所を移して堂島さんヒナコさん四宮さん
田所ちゃんとソーマの5人だけの場で食戟をすることになり
午後の課題には二人とも普通に参加してるので他の生徒は
食戟してないと思ってるんじゃないでしょうかね?

ちなみにその騒動すらしらない寮生の友達は二人を探しまわってます
そしてこの食戟が非公開ということは他言無用な訳で・・・
二人でナニをしてたのか疑われる展開になると予想www
by さやか (2013-06-13 13:05) 

無題

今週は何気にブリーチが面白かった。何で気づかなかったかなあ。閣下と残月、あまりにも見た目が似すぎていたのに。
by 無題 (2013-06-13 16:59) 

常磐

>さやか様
あーそういえばそうでしたね、とするとここで仮に田所&ソーマの退学が
取り消されたとしても即四宮シェフが負けたということにはならないのか…
しかし田所ちゃんが退学を宣告されたのもまた事実であり、これをどう覆らせるかは難しい問題ですね
なにせ整髪料程度で退学にさせられた生徒もいるわけですし。

>二人でナニをしてたのか
堂島さんと四宮シェフですね、わかります。

>無題さま
そう、本当に何で気づかなかったんだろって感じです。
今の閣下とまったく性格が違いすぎてたせいでしょうか。
若い頃の閣下はムッツリツンデレだったんだなあ。

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-06-13 21:31) 

真馬流

>ONE PIECE
小人が追剥ぎとか冷静に考えたら超人レベルの立体起動過ぎるw

>食戟のソーマ
つまりこの料理を食べて母の愛を連想しなかった審査員の方々は・・・いや、そこは突っ込んじゃだめだな。

>SOUL CATCHER(S)
このまま主人公達と距離を取ったところで最悪、『才能にものを言わせて部員を不登校に追いやってる』(尾ひれ)的なうわさが流れて父親にますますやめてしまえっ!って言われるのがオチなんですよね。

>SKET DANCE
毎度毎度、この相手が「・・・くだらん」と、無視したら完全に詰む状況をわざわざ作りたがるのは間違いなく悪癖だよなぁ・・・しかも相手がホントに何の理由もな無条件でそのまま聞いてくれるもんだから、主人公側の(決して良くない意味での)ガキっぽさがより強調されてしまう。

>クロス・マネジ
本当にイイチームなんすよっ!!

一人一人の感想を書いてったらえらい長くなったので、この一言に凝縮(汗

by 真馬流 (2013-06-16 18:49) 

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