SSブログ

週刊少年ジャンプ27号感想 [WJ感想2013]


真4始めました@常盤です。


見切り発車でプレイ日記も書き始めたので興味ある方は是非。
内容のネタバレしまくりなので未プレイ&プレイ中の方はご注意ください
(と言ってもまだほとんど進んでないけど)


そして今日も死にに往く、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ27号感想■■■

【巻頭カラー】『ニセコイ』

■アニメ化決定

先週「重大発表」+「巻頭カラー」の予告時点でアニメ化だろうとは言われてましたが
ついにアニメ化かー。順番としては妥当だけど結構意外、そんなに人気あったんだ。

そもそも初めのころと居眠りキムチと学園祭のごたごたの時くらいしか読んでないんで
祝うにしろ呪うにしろ適当な言葉を持っていません。とりあえずおめでとうございます。

カラーは清楚な小野寺ちゃんらしからぬきわどいセクシードレスに目が釘付け。
あと最後尾のメガネコンビはそんなに身長差のあるカップルだったんですか。

どちらに注目しても全体の遠近感が狂う不思議な絵となっております。



■本編

そっかー、千棘って美人だったのかー、初めて知ったわー。




『食戟のソーマ』

■まさかの敗北

田所ちゃんの奮起にソーマのサポート、四宮先輩の慢心、と先週までで「勝てる可能性」
をこれでもかとちりばめておきながらやっぱり負け、という展開はちょっとびっくり。

確かにソーマならともかく田所ちゃんが四宮先輩に勝てる可能性なんて最初からなかった
わけだけど、そこはそれとして主人公補正と先述のアリバイ作りもあって、もしかしたら
勝てるかも…という雰囲気にしておいてこう来たか、という感じ。しかも一方的だし。

とはいえここまで盛り上げてきた遠月編をここで終わりにするのは忍びないので
次週何らかの救済策はあると信じたい…のですが、今週のを見る限りかなり難しそう。
そもそもタイトルが「食戟のソーマ」だからなあ、メインの「食戟」をそんなgdgdなものに
してしまっては今後の展開にも差し支えるし、うーん、どうするんだろ。

主人公をピンチに陥らせて読者の興味を引くまでは誰にでもできるけど
それに納得のいく答えや対抗策を出せなければ評価はぐっと下がってしまうわけで。
ここまで絵の魅力で読者をひきつけてきた、と言われがちだったこの作品ですが、
次週は原作の附田先生の実力が試されそうです。

まあ田所ちゃんの不合格ひとつでこれだけ盛り上げることができるんだから
もう附田先生の構成力はある程度示されてはいるんですけどね。



■田所ちゃんコスプレ大会

で、話は戻って田所ちゃんの料理の件ですが。

他の審査員と比べても相当舌が肥えているだろう先輩方が素直に「美味い」と称賛し、
味だけでなくその工夫にもきちんと評価をしているあたり、彼女の料理はそれなりに
高レベルであったということでしょう。味に対しては正直な人たちだし。

実際彼女の回想シーンを見るに、料理の実力云々よりもまず手が遅いことに問題が
あったみたいだしなー、その辺の欠点をソーマがサポートしたところで克服(?)した
おかげで、彼女本来の「料理」が出せたというのも納得のできる理由です。

とはいえ、食べた人間が幸せそうな顔をしつつも、自ら脱いで痴態を晒すのではなく
料理人自身をコスプレさせる
程度には理性が残っていたということなので、やはり
彼ら自身が脱帽…じゃない脱衣した四宮の料理には及ばなかったということか。

いや田所ちゃんのコロボックルや座敷わらしや雪ん子はとても可愛かったけどな!
自らが脱ぐのではなく料理人を変身させるとは…新しいアプローチだ、素晴らしい。


そんなかわいいイメージ映像と、「ようやく自分に自信が持てた」という彼女の表情で
読者の心をがっつりと田所ちゃんサイドに持っていった上での敗北――

まさに作者(作画も原作も)の術中にはまってしまった感じの今週のソーマでした。
ああ悔しい。すっごく悔しいけど面白い。でも悔しいから「ま、まだ次週の展開見る
までは認めないんだから!」
とか言っちゃう。

まあ「次週を見る」と言った時点で作者の思うつぼだけどナーw



■落としどころ予想

さて、この状況で予想するのは難しいけどせっかくだからやってみるか。

そもそも「落としどころ」があるのか、という時点で疑問だからなー。
負けを認めて二人とも退学になって、二人で「食事処・たどころ」を作る展開になっても
それはそれでいいかと思えるから困る。個人的にはもう少し遠月編を見たいところですが。

それでもあえて落としどころがあるとしたら、堂島・乾・四宮の3人の動向かなあ。
彼らが別枠で田所ちゃんの料理に票を投じたとしたら…いやそんなのに意味はないか…。
彼らの料理のリアクションを見るにたとえその3人が審査員の票をもっていたとしても
四宮先輩の票が増えただけだろうと予想できるし。

だめだ、わかんね。次週に期待。




『暗殺教室』

■秘密の水泳特訓

先週の引きからいったいどういう形で彼女にイケメグへの依存を断ち切らせるのかと思ったら
「秘密の水泳特訓で彼女に自信をつけさせる」といういたって正攻法でビックリ。

個人的には彼女にはこう…もうちょっと厳しい結末を与えて欲しかったんですが。
まあこれネウロじゃなくて暗殺教室ですしね、心菜さんもクラスは違えど殺せんせーに
とっては生徒であることには違いはないので、罰を与えるより正しい道を示してやるのが
この作品の方針だから、これで良かったんだろうきっと。

心菜さんもなんだかんだ言いつつも、片岡さんとの依存を自分から手放したしなー。
(その気になれば強引に依存し続けることはできたはずだし、その方が楽なのに)
断固として感謝しない姿勢にはムカつくけど、彼女もそこまでクズはなかったということか。


全然関係ないけどタイトルページで戯れている魚子と魚太が可愛すぎて萌えた。
特に魚太!何でそんなに色っぽいんだよ!魚子より色気出てたぞどうしてくれる!
アオリの「触手漫画になぜウロコ…?」もいい味出しててGOOD。

渚クンは暗殺以外ではもうこういうポジション確定なのかな…いいぞ、もっとやれ。




『スモーキーBB』

■経済効果400億

高校野球で400億とかどう考えても野球賭ば…まあいいか。
先週の喫煙やヤクザ、今週の金と陰謀の臭いからして、この作品が普通のスポーツモノ
ではなく、あくまで邪道でやっていくという姿勢が分かったのは収穫でした。

うん、それなら喫煙賭博ヤクザに闇金なんでもOK!
むしろ出てきた方が面白くなりそうな予感。



■プロ予備軍の車田君

――と思って出てきたのが、ヤクザでも不良でもない、ただの嫌味なエリートって。
言動も行動もいかにもステレオタイプの「嫌な奴」で、まさに主人公にいたぶられるためだけ
に出てきたというのが分かって一気に気分が盛り下がりました。

つーかプロ野球選手になろうという人間がネチネチ小学生いじめとか子供かよ…。
そしてそれに対する主人公の行動がボールによる車破壊とか同レベルじゃねーか。
新車壊されて「涙目だぜ」ってそりゃ泣きますよ、いくら保険が下りたとしても。

しかし先週も思いましたが、この作品「主人公にこういう皮肉を言わせたい」ところから
逆算してセリフや物語を作っている感じがするんですよね。車田君にやたらと「お前の涙に
1円の価値もない」とか、どう見ても泣かせるための前フリです。ありがとうございました。

そもそも今回の後半のエピソードって何のためにやったものかがよく分からない。
「プロ野球選手になれば契約金だけで高級車がポンと買える金が手に入るんだぞ」
主人公が甲子園を目指す動機づけの一つになるのかと思えばそういうわけでもなく。

邪道なら邪道で「そんなに自信があるなら車をかけて勝負しよーぜ」とか言って
負けたら自分の腕を折るとか、そういう路線を期待したのになあ。

邪道にも王道にもなれないどっちつかずな印象。




『ソウルキャッチャーズ』

■打楽器パート解決

先週期待した通りのスピード解決は良かったけど、今回はちょっとオチが弱かった印象。

あの2人に問題があったことは神峰君だけでなく、顧問も部長も打樋も気づいていたことで
その理由についても彼らの話を聞けばすぐにわかったことで、神峰君じゃなくても「誰か」が
聞いてあげればそう遠くないうちに解決しただろう問題だったからかなあ。

打樋先輩が「ごちゃごちゃ考えることが苦手」なんてのも、彼の特別な「目」がなくても
ちょっと接したことのある人なら簡単にわかりそうですしw

でもまあ、その「誰かがやればできただろう」の「誰か」が、ほんの数週間前までは極度の
コミュ障だった神峰君だった件については良く頑張った、と褒めてあげてもいいと思う。
実際ほとんどのコマで汗かいてるからなー、そのうちストレスで倒れるんじゃないかとw



■次はトランペット

しかしこの作品、主人公だけでなく周囲の反応もいちいち大げさで楽しいなw


奏馬「だったら、ウチに来ないか?」
打樋「お、おい奏馬!?それはダメだ!」
刻坂「トランペットパートだ…」
打樋「血迷ったか奏馬!
    自分が何を言っているのか分かってるのか!
    トランペットのパートリーダーは
暴君だぞ!」


いや打樋先輩、アンタが何を言っているのか分かんねえよwww
もともと指揮者志望だからいろんなパートを試してみる、という触れ込みで入部したのに
「血迷ったか」「暴君だぞ」とかなんでそんなにテンション高いんだよアンタはw

確かに読者には「刻坂やその幼馴染程度の心で死にそうになっている神峰が
”暴君”の心なんか見たらどうなるんだ」
って心配はありますけど、打樋先輩は
そこまで知ってるわけじゃないのにこの反応って…おもしれー。

次はどんな怪物がくるのかなー、第一話からずっとテンション高すぎて疲れてきたから
今度は「物静かだけど内面はスゲエ恐ろしい」とか、そういうノリを期待したい。




『ハイキュー!』

ここで出して来るか山口ィィィ!

菅原さんやプロード速攻だけでなく、もう少し引っ張るかと思われた山口のフローターサーブ
まで来るとは、いよいよ烏野は総力戦ですね。現時点で出せる力をすべて出し切ってる。
なんかもうこれで終わってもいいってなくらいに詰め込んでるなあ、なんて贅沢な。

つーか普通の作品だったら主人公側が必殺技出したらそれで一試合乗り切っちゃうもん
なんですがね。まさかたった1週で看破されて対抗策を練られてしまうとは…青城恐るべし。

しかし電器屋が驚いているということは、彼のサーブはまだ実戦レベルには達してないって
とこなのかな?それともいかにもビビリという雰囲気の彼を心配しての事か、今週の電器屋
のリアクションからはよく分からない。でも自信があれば普通に応援してるよね。


とりあえず流れを変えるんだ山口ィィィ!!!




『磯部磯兵衛』

先週は絵柄とネタのギャップに笑ってしまったけど、今週のはよく分からなかった。

何が「どっかいっちゃった」で、何が「結婚しちゃった」なのかがよく分からなくて
もう一度読み返してみたら、要するにこれ全部彼の妄想だったのか、分かりづらいよ!
内容を理解したら最後のオチにもクスリと笑えたけど、先週程は笑えませんでした。

仲間りょう先生か…とりあえずメモメモ。




- - - - - - - - - -


今週は以上。


次週はワンピ復活か…嬉しいんだけどあんまり無理はしないでほしいなあ。
マガジンみたいに月1くらいに休載枠を設けるとかそういう考えはないんですかね。
ただでさえ新人が軒並み爆死で連載陣の長期化が進んでいるというのに。

まあ新人は新人で「これは当たる」と見込まれれば3週連続センターカラーとか
短いスパンで増ページだのカラーだのSQにオマケ漫画だのとすごい仕事量を
強いられてるしなあ…期待の表れなのは分かるけど、時々不安になります。


それでは。




nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

真馬流

>ニセコイ
アニメ化が決まった途端、新キャラを大量投入(というほどでもないが・・・)して初見殺しに掛かるとかマジで何したいんだこの作者w

>食戟のソーマ
ぶっちゃけ、あのメガネさえ前言撤回してくれればどうにでもなりそうなんで来週の見所は間違いなくそこでしょうね。

>暗殺教室
今回の話自体は言うほど尺を使う内容では無かったので、むしろこの次の回が本番というか、イケメグの恩返しに期待ですね!

>クロス・マネジ
いきなりレーザービームを受けろとかどんな無茶ぶりだwと思っていたんですが、最初から相手へのパスとして練習してきて剛速球とはいえその最大の特徴が『直線軌道』のロングパスなわけですから、単純にクロスを当てるだけなら十分対応できるのか。

にしても、今やってる試合は冗談抜きでにハイキュー並みに見応えがありますよ!つーか、ハイキューとクロスマネジがこれだけ真っ当にスポーツしちゃってる中で今後何かにつけて裏金裏金言ってそうなあの煙たい作品の立場が・・・(汗

by 真馬流 (2013-06-09 16:53) 

常磐

真馬流さま

>ニセコイ
逆に考えるんだ…今後の長期アニメ化を見据えて引き伸ばしにかかったのだと…
たぶんバトルとかならともかくジャンプのラブコメで長期アニメはなさそうですけど
深夜か夕方か、そこが問題だ(見ないけど)

>ソーマ
しかしメガネが全面撤回するキャラには見えないんですよねー。
撤回しないで何か違う展開に…って思いつかないですけど

>暗殺
>恩返し
メグ「先生を泳がせてあげる…あの世でな!!」

>クロマネ
そうなんですか…正直途中から全く読まなくなってしまったので内容が
全然把握できていないので、ちょっと漫喫行って読んできます。

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2013-06-13 21:21) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0