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週刊少年ジャンプ46号感想 [WJ感想2012]


まどマギ映画見に行ってきました@常磐です。


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フィルムは後編冒頭くらいのあんこがほむらの胸ぐらをつかんでるところ。

土曜に前後編まとめて見てきたのですが、トータル5時間弱…さすがに疲れた。
結局TVシリーズを再構成しただけだったり、終わってから完全新作の第3章の公開が
発表され
たりとまあ思うところは多少あったけど、面白かったからまあいいや。

魔法少女たちの変身シーンとかTVとは比べ物にならないくらいグレードアップしてたし
何より音楽がどれもカッコ良くなってて、映画館の音響で聞くとまた迫力がスゲー。
どうせBD特典になるんだろうけど、サントラが出たら絶対に買いたいと思いました。


長かったけどもう一度見に行きたいなあ、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ46号感想■■■

【巻頭カラー】『斉木楠雄のΨ難』

■2度目の巻頭カラー

しかも表紙まで飾っちゃって、麻生先生いつの間にこんな状況になってたんですか。
いやでも実際斉木面白いもんなー。勇者学で良く出てきた意味なく不快なキャラもいないし
彼方みたいに結局何がやりたかったのか分からないという展開もないし。

斉木クンを筆頭として燃堂に海藤に熱血男に学校一の美少女、霊能力者に至るまで
全員「一皮むけばみんな素直ないい子」を体現しているようなキャラばかりですしね。

確かにそれは斉木クンの能力が「ウソも建前も包み隠さず見えてしまう」ために
結果的に本心が丸見えというだけなのですが、どんなに性格の悪そうなキャラでも
内心では「おれ何やってんだろ・・・」とか思ってるとわかれば憎めなくなるよね。

そういう意味では斉木クンの能力設定は上手く出来てると感じました。



■体育祭

相変わらずの斉木クンと海藤君はともかく、照橋さんを姫抱っこして走ることのできた
モブ君はあれでなかなか幸せだったのではないだろうか。たとえ約束が守られることが
未来永劫ないとしても、彼はそれだけで一生の思い出を築けたはず。

そして次回、ついに斉木クンのアレの謎が明らかに!?




『ONE PIECE』

たしぎ「ちゃん」が完全にただのお姫様と化した件についてはもうどうでもいいとして、
今回は完全にマスターの人心掌握能力の回でしたね、なんとわかりやすく性悪な。

ここで分かることは海軍も決して一枚岩ではなく、純粋に正義感だけの人間もいれば
力が全ての世界で何とかして成り上がろうとする者や、その潤沢な資金を使って
自分の野心を果たそうとする者、そして最初から裏切る気満々の者までいるということで。

さらにその野心を利用して悪事方面で協力する海賊たちや、
反対に海賊を利用して目的を果たそうとする海軍将校もいて、
このうえ世界政府や天竜人まで加わった日にはまったくどうなることやら。

初期は「悪者」と「正義の味方」との区別がはっきりしていて、ルフィ達はその「悪者」を
ぶん殴ればいいだけの展開でしたが、新世界編になってからはずいぶんと人間関係も
社会構造も入り乱れてきて、正直追いきれなくなっている自分がいます。

まあ最終的にはルフィがぶん殴ったやつが「悪」に決まってるんだけどね!




『トリコ』

てか本当にその場で喰っちまうのかよ!
そういう意味では本当に四獣もトリコたちも同類なんだなあ…食いしん坊万歳。

しかしともすれば血噴き肉迸る人肉食レベルにグロくなってしまいそうなところを
「食欲の塊」という謎概念に食わせることでとりあえず見た目だけは少年誌的にも
問題ない描写になった
ことだけは評価したい。いやグロいことには変わりないけど。

てか「食べたい食べたい」と思う心が本当に生物を食べる物理的なエネルギーになるとは…
何というか、本当に罪深い生き物ですね、美食家…もとい人間という奴は。




『暗殺教室』

■修学旅行!

今週の見て改めて思いましたが、E組の生徒の顔面偏差値って何気に高いよなあ。

初見で女の子と見紛う渚クンはもちろん、彼といつも一緒にいるツインテの女生徒に、
普通にしてれば普通にイケメンのカルマ君、何気に校内トップクラスの美少女もいたりして
本当にこのクラスのどこが学園の底辺なのかと理事長に小一時間ほど問い詰めたい。

ビッチ先生もいつの間にやらすっかり丸くなっちゃったしなあ。
烏間先生が生き残る術を教え、殺せんせーが普通に勉強を教え…
あれ、これ普通にE組にいたほうがパラダイスじゃね?



■他校のDQN登場

もう登場した時点で可哀想なことになることが予想されている他校のDQNたち。
烏間先生に脅されるか、ビッチ先生に搾り取られるか、はたまた殺センセーにおちょくられるか
もしくはターゲットとしたはずの彼女自身に身も心もボロボロにされるのか…

いやあ、楽しみですね。




『ハイキュー!』

あーあ、やっぱり負けちゃったか…と思ったら、もう一度、だと…!

そうだよなだってこれ練習試合なんだから負けたって失うものがあるわけじゃないし
だからこそこの機会を使って日向を成長させようとしてたんだし。
練習なんだから何度戦ってもいい、当たり前のことなのに目から鱗が落ちる気持ちでした。

結局3回試合して烏野は3回とも負けてしまったわけですが、
今後彼らが克服すべき課題とそのための練習方針が明らかになったのは大きな成果だし、
音駒にとってはどんな変則的なプレイや天才が相手でも基本をしっかり身に着けていれば
負けることはないという自信につながったのはやはり大きな成果だと言えるでしょう。

誰一人として株を落とさず、全員が等しく好感度をあげた、とてもいい練習試合でした。



ところで某所でスゴイのを見つけたので紹介。



ネウロやリリ犬の時もそうでしたが、こういうのを1から作れる人って本当にすごいと思う。




『伊達先輩』

何だか最近普通に面白いこの作品。
図らずも今週の銀魂と題材がかぶってしまったのはただの偶然だけど、
こっちの方がより王道で個人的には好きです。

しかし霧子ちゃん、原付が公道で出していいスピードは40キロまでですよー。
そもそも原付で150とか出せるんですかね、いや突っ込みどころはそこじゃないが。




『銀魂』

そして題材が伊達先輩とかぶってしまった銀魂ですが・・・再アニメ化が決まったばかり
だというのに相変わらずいろんな方面にチャレンジしてるなこの作品は。

アニメスタッフは今頃、今週の展開をアニメでいったいどう料理してやろうかと舌なめずり
していることでしょう。夕方家族がそろった食卓に並べられる孵化直前のドラゴンボール・・・
それをさっちゃんの声で実況中継される羞恥プレイ…。

想像しただけでwktkしてきますね!




『めだかボックス』

■伝説の英雄

ああなるほど、つまり言彦はヘラクレスとかアキレウスとかアーサーとかそういう存在か。
Fateにおける「英霊」が実はすべて言彦が姿を変えてその時代の英雄として活躍したとか
そういう意味か。そりゃ勝てませんな。まさしく「勝利を約束された主人公」だもの。

そして反転院さんの話を聞く限り、そのすべての伝説において悪役として暗躍したのが
安心院さんだったってことなんだろう。やれやれなんというはた迷惑な。

反転院さんがあれだけ主張してもまだ「安心院さんが死んだ」というのが信じられない
今日この頃でありますが、とりあえず今シリーズではもう安心院さん無双は見られないと
考えていいってことなのかなあ。ちょっと残念。

しかし異常も過負荷も悪平等もダメならスタイルで・・・ってのはどうなんだろう。
だって万全の状態で挑んだ彼らが安心院さんやクマーやさらには善吉やくじらちゃんに
すらあっさり負けちゃったじゃないですか?とても敵いそうにないんですけど。

確かにスタイルは異常や過負荷と違って問答無用の論理能力だから使いようによっては
言彦に攻撃ができるのかもしれませんが、何せ相手は「勝利を約束された主人公」です
からねぇ…そんな小手先口先の能力が役に立つとはあまり思えないのだけれど。

まあでもこの作品って基本的に後出しじゃんけんなところがあるからなあ。
どんなに強い能力を持っていたとしても「切り札をあとに残してた方が強い」わけで。
そういう意味では先週時点で「不可逆のデストロイヤー」と彼の能力の本質を明らかに
してしまったのは敗北フラグと言えるのかも。



■安心院さんと反転院さん

あと今週ちょっと面白かったのが反転院さんとめだかの会話。

何だか普通に反転院さんが「聞き分けのない妹を咎める兄」的ポジションで笑ってしまったw
思えばマグロにしろくじらにしろ善吉にしろ、基本的にめだかに甘いというか諦めてる感じが
あるから、こうやって力づくで彼女の行動を止める存在って今までいなかったんですよね。

頭をぽかっと殴っていい加減にしろ、とか何気に初めて見た光景かもしれない…
と思ったら普通にめだかもびっくりしてたから、ひょっとしたら本当に初めて彼女が
自分の主張を認められなかった瞬間だったのかも。




『クロス・マネジ』

あんまり他の作品と比較するようなことはしたくないんですが、ハイキューがこれでもかと
いうくらいに青春の爽やかな側面を全面に押し出してスカッとする展開を見せているというのに
クロマネは青春のドロドロした側面を繰り広げてぐだぐだやっている印象が何とも…。

いやもちろん彼にとって「スポーツができなくなったこと」や「女子部のマネージャーにされたこと」
は大きな悩みで、その葛藤をすっ飛ばして大人しくマネージャーに収まることはできないという
のは分かっているのですが、そんな後ろ向きな展開ばっかり見せられたらさすがに嫌になるよ。

こちらとしてはさっさと吹っ切って「女子ラクロス部の敏腕マネージャー」として
チームを勝利に導く…あるいはルールもろくに知らない彼女たちを成長させていくという
展開を期待しているのに、いつまでたってもそのスタート地点にすら立ててないんだもの。

せめてハイキューにおける田中先輩みたいな憎めないキャラが出てきてくれれば…。




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今週は以上。


遅くなった割にあんまり量がなくてすいません。
週の初めから飲み会とかマジきついですわ本当に…!


それでは。




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HIGE-PRIME

まどマギ劇場版、面白かったですか~。
 オイラはまだ見に行けてないんですが
 見に行ける頃にはフィルム終わってますかねぇ。
ちなみに、13日はヤマト2199第3章の方を見に行ってました。
by HIGE-PRIME (2012-10-21 21:42) 

常磐

>HIGE-PRIMEさま
良かったですよ~。
まあすでにTV版の時点でストーリーとしての完成度は高かったので
映像面でのクオリティアップの方に目が行ってしまいましたが。
オマケフィルムは都内は完売のようです、地方ならあるのかなあ。

ヤマトも気になるけど、009の映画版も気になる今日この頃

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2012-10-23 22:36) 

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