週刊少年ジャンプ44号感想

１７号と１８号が日本襲来と聞き思わずｗｋｔｋ(DB的な意味で）＠常磐です。
(２つ揃ってスーパーセル襲来！とはフォロワー様の言)


いやあしかし昨日の台風は凄かったですね！
下手に外出したら家に帰れなくなると思い、一日中家でゴロゴロしてたわけですが（言い訳）
夕方近くまで外で布団が干せる程度には晴れていたのには苦笑い。

番長「今日は台風だ…こんな日は大物が釣れる気がする…！」
陽介「やめてー！！」

無理無茶無謀は怪我の元、今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ44号感想■■■

【巻頭カラー】『トリコ』

■勝利の雄叫び

グロテスクさと雄々しさが同居した、個性的なフォルムが印象的だった四獣（手足）と比べて
どうにもシンプルすぎて強さを感じられない四獣（本体）さんですが、こうやって圧倒的な
強さを見せつけた後もやっぱり今一つインパクトが足りない。

なんでこんなフォルムにしたんだろう、と思ったら次のトリコの発言に答えが。



■四獣（本体）は美味しい

つまり、彼は四天王のディナーになるための存在だったのか、なるほどなー。
確かにいかにもドロドログチョグチョしてマズそうだった手足さんたちと比べれば、
丸々と太って体内に肉汁や内臓を貯め込んだ本体さんはいやはやとてもおいしそう。

そしてその話を聞いた途端に、絶望的な状況から腹を鳴らしながら立ち上がる四天王。
表情は今までの一方的にやられるだけのものから、完全に捕食者のそれになり、
声を合わせて「食うぞ、四獣！」と叫ぶ姿はどう考えてもキ○ガイですが
この世界は大グルメ時代だから仕方ない。

よく強者同士の戦いに「食うか食われるか」という表現を使ったりしますが、
ここまで本来の意味で「食うか食われるか」を体現している作品は他にないだろうなあ。
しかもトリコ世界のルールで行けば「美味ければ美味いほど強くなる」わけで。

昔は「なんだこりゃ」と思ったものですが、こうなってみると良く出来た設定ですね。

『NARUTO』

■魔像うんこしない

オビトの見張りをしているフレンチクルーラーと柔突起の魔像コンビが可愛くて笑ったｗ
彼らは排泄物に興味を抱くよりもまず飲食物に興味を示すべきだ。

そして彼らの説明でようやくマダラの目的を理解した私（遅
なるほど、月の眼計画ってのは要するにいつもの人類補完計画（モドキ）か。
結局こういう思想の持ち主が行きつく先ってこれ系しかないのかねえ。

どんな紆余曲折があったかはわかりませんが、彼にカカシとリンの危機を伝え、
自分の身体を使って助けに行く装備までしてくれる魔像コンビ。
もしかしたら、この作品の中で一番好感度の高いヤツかもしれない。

『斉木楠雄のΨ難』

一人になりたい時に限って周囲に人が途切れないときってたまにあるよね・・・。
もっともそれ自体がリア充のみに許される贅沢だということもわかっているのですが。

それにしても学校一の美少女と何気に人気のある熱血少年、最近話題になった霊能力者と
なんだかんだ言って有名人な燃堂クンにまあ普通の中二病患者の海棠クンと、なにげに
学内の有名人がこぞって一人の人間を探してるってのはちょっと凄いことかもしれない。
なのにちっともうらやましくないぞ、いや負け惜しみじゃなくってね！

靴なんてアニメ見終わってから取りに戻ればいいじゃん、と思ったのは内緒。

『めだかボックス』

■不可逆デストロイヤー

「不死身軍団にどうやってダメージ与えるの？」の答えが「治癒不可能攻撃」ってのは
ある意味お約束というかなんというかなのだが、それで安心院さんやクマーがやられっぱなし
というのは微妙に納得できないものがあったりなかったり。後出しじゃんけんかこれは。

まあ言彦自身は単なるパワー馬鹿の単純野郎っぽいんですけどね。
シンプルはシンプルであるほど強いとは誰が言った言葉だったか、確かに真理だと思う。
だからそんな彼がちょっと頭を使って気の利いたことをを言おうとした途端に
まさかの人物に一撃を食らってしまったのもまた真理なのでしょう。

っていうか、まさかの王土クン再登場かよ！
めだかはもちろん読者もすっかり忘れてたけど、そういえばアニメ２期は彼がラスボスだっけ。
宣伝という大義名分（メタ要素）を背負った彼がどこまで言彦に善戦できるか、楽しみです。

まあ来週の１ページ目であっさりやられている可能性もあるけどなー。

『ハイキュー！』

■日向特訓中

新しい速攻だけじゃなく、レシーブにブロックにも常に違う指導役が付いていて
実戦で日向に学ばせようとしているのがわかるのが凄くいいですね。
そもそも練習試合なんだから、公式戦じゃできないことやったっていいんだし。

そして実際に今週だけでもブロックにレシーブ、相手の動きを読んでのワンタッチと
先週先々週とは比べ物にならないほど成長している日向がいるわけで。

さらにそんな彼らの頑張りを見て自然と奮起されていく仲間と相手チームがいて、
お互いに刺激を受けて高めあっているのがわかるから、見ててとても気持ちがいい。
つーか本当青春してるよなこいつら、羨ましい。

「因縁の対決」と煽って、絶対負けたくない試合として始まったこの音駒戦ですが、
なんかもうどっちが勝ってもいいなって思ってしまうくらいにはいい試合だよなあ。
（展開的にはそろそろ負けそうな気もしますが）

この試合で日向がどれだけ成長するか、楽しみです。

『タカマガハラ』

先週の「かまってちゃん」に引き続き、フダツキノワルとかボウリングボクシングとか
何をどうすればいいのか分からないサブミッションスパナとか、なかなか面白い能力が
目白押しでやっと楽しくなってきた…と思ったらまたこの掲載順ですか。

作者の中でそれなりに温められてきたであろうたくさんの能力者たちが
安心院さんの背景並に使い捨てられる様は見ていて哀しくなりますが、
残念だけどこれが現実なのよね、残念ですけど。

この作品がこの先生き残るチャンスは来るのだろうか。
出来ればもう少しだけ彼らの抗う姿を見ていたい今日この頃です。

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今週は以上。


クロスマネジは普通に面白いんだけど普通すぎるがゆえに書くことがない・・・
そしてスケットはもう展開がアレすぎて書くことがない（繰り返しになるだけだし）
そういえば伊達先輩は元気かな、と本を閉じてから思った今週のジャンプでした。


それでは。

コメント 6

いい大人が台風にワクワクしたらダメだと思う
by まかろん (2012-10-01 23:52) 

>まかろん様
いやそう言う意味じゃなくて…まあいいか、すいません。
by 常磐 (2012-10-02 20:12) 

まかろんさん 台風というか人造人間的な意味ですよ。
by へるりん (2012-10-03 03:02) 

そう言えば１７号と１８号でしたね、台風。
　私も休みだったのでのんびり過ごせたのですが
　出社になってたら帰ってこれなかっただろうナァ（遠い目）
しかし、雷雨で海主様とかが釣れ易くなるんだとすると
　台風だとどうなるんでしょうかねぇ。
　・・・イゴールとか釣れたりして。
私もご多分に漏れずに積みは重ねていますよ。
　そらもう、積みゲーの神様に五体投地で謝らなきゃいけないレベル。
　毎年正月には「今年こそ積み滅ぼししよう」と思うのですが
　実際は増える一方という。
by ＨＩＧＥ－ＰＲＩＭＥ (2012-10-03 22:53) 

＞NARUTO
あの黒い方のゼツってもしかして『オビトの暗黒面に侵食せれて変異した姿』とかだったりして（笑）

＞暗殺教室
あの大量分身した時、内何十体が外で休憩してたのかｗ

＞めだかボックス
新しい＝時系列云々関係なく、『初めからそうだったと確定させてしまう』
ってことなんでしょうか?

例えば↓
世界を崩壊させる＝初めから崩れて壊れた形状の世界

みたいな?

＞クロス・マネジ
これって主人公が部員全員を攻略する漫画だったのか?！

by 真馬流 (2012-10-04 21:08) 

>へるりん様
補足ありがとうございます。
こちらも言葉足らずで申し訳ありませんでした。

>ＨＩＧＥ－ＰＲＩＭＥ様
とりあえず今年中にはＧをクリアしたいです・・・＞＜

>真馬流さま
>NARUTO
黒ゼツ・・・そういえばそんなのもいたなあ。
むしろ創造主があんなんなのになぜあそこまで無垢なヤツが生まれたのかが
不思議な気がします。

>暗殺教室
コート内でボールを待ちながらコート外でサーブする菊丸を思い出しました。
「じゃあダブルスで行くよ」の衝撃はいまだに忘れられない・・・！

>めだか
そう考えると何かすごそうですね。今はただの口癖だけど、
一応西尾先生だからその可能性も考慮しておかないといけないのか・・・

>クロマネ
そういえばハーレムじゃないか！！

コメントありがとうございました。
by 常磐 (2012-10-08 17:15)