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デビルサバイバー2プレイ日記(8) 結実の日曜日 [デビサバ]


ゆとりサバイバー2参加中@常磐です。




しかし気づいたらもう今週はオーバークロック発売じゃないですかびっくり。
なにやらツタヤでPV動画配信してるらしいですが、まだ3DS買ってないんでできますん。


ということで、何とかOC前にクリアが間に合ったデビサバ2プレイ日記です。
いろいろあったけど無事ゆとり脱出!やったね!




■■■デビサバ2プレイ日記(8) 結実の日曜日■■■


■前提

うれたん(憂う者)ルートです。ネタバレ注意。



■■10:00 起床

ここ最近ずっと7時起床だったからずいぶん遅い印象ですね。
まあもう縁イベントをやる暇もないんだろうし、残りのバトル回数考えればこんなもんか。



■10:30 vs信念の戦い

ジプス本部を出るとさ早速ロナウドとの戦いを示すバトルマークが。
行ってみると、やはり脳筋タイプの仲魔をつれたロナウドと、邪神持ちのジョーの姿。
うーん、魔力寄りの主人公たちの相手としてはちょっと厳しそうな予感。

まずは主人公・フミの魔法タイプを右に、ダイチ・うれたんを左に配置してスタート。
しかし開始直後にダイチがロナウドの2回攻撃で瞬殺。彼はいつも一番先に死ぬな。
とはいえ味方ユニットとして復活させておけば、敵は弱っている彼のほうを先に狙ってくるので
タフなデコイとして何度も復活させられる羽目に…ちょっとカワイソウ。

ロナウドの物理攻撃はとにかく恐ろしいので、うれたんが距離をとりつつ邪神で応戦。
その間に手前の雑魚を片づけた主人公がロナウドと対峙。


ロナウド「君なら俺の理想を理解してくれると思ったが
      …いや、今からでも遅くない、変えてみせる!」


しかしヤマトにしろ彼にしろ、この主人公に対する無条件の信頼は一体どこから来るんだろ。
ダイチやヒナコのように「なんで俺のところに来ないんだよ!」のほうがマシな気がする。

それはともかく、ロナウドご自慢のパワーも物理反射トリオの前ではひとたまりもなく、
逆に大ダメージを食らってお供撃沈。一人になったところを万魔で撃破(男は吸魔しません)
バトルに負けてもなぜか退場しないロナウドに嫌な予感。…まさか回復したりしないよな?

さて、勝利条件を考えるとジョーを倒してしまえばこのバトルが終わってしまうので、
経験値とスキルクラックのためにジョーを無視して戦い続ける主人公たち。
しかしそんな放置プレイを彼が認めるはずもなく、邪神の長射程を目いっぱい利用して
一方的に貫通千烈突きを仕掛けてくるからタチ悪い。

ちなみに今回、前作のデスバウンド以上に凶悪な物理スキルがこの千烈突きでして。
低威力とはいえ速依存の物理攻撃を最大7回もやってくるから、
耐性がないとあっという間に死んでしまうという、P4の八艘飛びを上回る鬼畜っぷり。

この上ジョーはさらにS貫通まで持ってるから物理反射以外は丸裸状態になるのが痛い。
彼が魔速メインで力がそれほど高くなかったから助かりましたが、力速メインのケイタあたりが
このスキルを使っていたら、おそらく主人公パーティ以外は全滅してたかも。

とはいえそんな千烈無双もまた物理反射の前では自爆スキルだったりするわけで。
ようやくジョーが一人になったところで全員がジョーのそばから離れ、主人公だけで対峙。
意気揚々と千烈を仕掛けてきたところをすべて反射して自爆で終了。


バトル終了後、逃げたジョーとは対照的になぜか一人残ったロナウドと対面。
主人公がどうあっても自分の意見に同意しないことを理解し、しかし自分の主張も譲れない
と告げるロナウド、残念だけどこればかりは仕方ないかね…と思いながら立ち去ろうとすると


ド ン ッ !


ロナウドがうれたんを押し倒した━━Σ(゚Д゚;)━━!!!??
いやそんな自分にはそういうのを喜ぶ属性はないですよ、と混乱していると


ぼ ふ っ


何か鈍い音とともに突如ロナウドが黒い光に包まれてぐしゃぐしゃに。
え? なに? うれたんが何かやったの? それとも自爆?
何が起こったのかはよく分からないけど、一瞬で瀕死となったロナウドに近づく面々。


ロナウド「俺は…これまでだ…
      お前たちの行く末を星になって見守ってるぞ…」


先輩譲りの妙に芝居がかった台詞を吐いてロナウド死亡。
ちょ、待ってよ、ここまでずっと死者ゼロで来たのにここで死ぬとかそんなのアリ?
てか別に死ななくてもいいじゃん、傍観者でもそこらで見ててくれればそれでいいじゃん!
と叫んでも死んだ彼が戻ってくるはずもなく、呆然とする一同なのでありました。

しかし縁4のロナウドですらこれかあ…
これから縁3のヤマトと対峙することを考えると、とてつもなく気が重いです。



■11:00 ジョーの説得

ジョーは平等主義の信念というよりも名古屋を守ってくれていたロナウドに義理立てして
そっち側についていたというほうが大きいらしい。まあ「弱者」である彼女を守ってくれるのは
ヤマトよりはロナウドだろうと考えたのはわからなくもないが。

こちらの目的を話すとむしろ積極的に「俺を仲間にしてくれないか」というジョー。
初めの無責任野郎だったころと比べると随分とやる気になったもんだ。



■11:30 飲まれゆく世界

すでに半分以上が「黒い傷」に飲み込まれた浅草に一人たたずむダイチ。
もう東京でも江東区や江戸川区といった山の手圏外はほぼすべて無に飲み込まれたらしい。
なんというか、ある意味前作とは真逆の状況なのが笑え…ないな、さすがに。

てか以前も書いたけど、これ新世界を想像したら元に戻るんですかね?



■12:00-12:30 意外な戦い

ターミナルでポラリスのところまで行くには龍脈の力が必要、とのことで、
龍脈のかけら(ミザールを食って残った龍の頭)を手に入れるため都庁前に。

都庁前には石のようになった龍の頭だけが転がっており、どうしたものかと悩みましたが
しばらくするといきなり龍が目覚め、何が何だかわからないうちに交戦状態に。
何だこいつ、寝ぼけてんの? ・・・とにかく戦うことに。

龍の攻撃では「丸飲み」が凶悪。仲魔を一体強制的に連れて行くだけでなく、
こちらの攻撃もその仲魔に食らわせ、さらにダメージを与えて返してくるのが酷い。
あと物理吸収のため、こちらが反射した物理攻撃で回復されるのも地味に困る。

とはいえ「吸収」ならば貫通が効くので、ダイチの貫通デスバウンドで地道に削りつつ
うれたんとフミは後方からメディアラハン要員。そしてラストは恒例の主人公の万魔乱舞で〆。
せめて物理無効にしておけばもう少し早く終わったかもね。まあ勝ったからいいけど。

バトル終了後、おとなしくなった龍をどうやって持ち運ぼうかと思案する面々。
ダイチの軽口に乗る形で「小さくなーれ」と言ったら本当に小さくなった、可愛い。

さて、これでターミナル問題もほぼ解決。残るはヤマトか・・・はあ・・・。



■13:00 強者との決着

大阪ターミナルで龍脈を発動させると、何やら部屋が一変して歯車が出現し、
ターミナルが強く光り輝いてポラリスへの道が・・・なるほどOPの映像はこれなのね。
すると背後から拍手が聞こえてきて、振り向くと予想通りヤマトが登場。

ダメ元でマコトが説得をしようとするも、もともと主人公以外の言葉は雑音程度にしか
聞いてなかった彼のこと「俺一人でも世界を変えてみせる!」とバトルスタート。

バトル開始直後、ターミナルを中心とした円状の空間に罠が発生。
その場にいるとHPMPを削られてしまうためあわてて避難する一同。
今回厄介なのは長射程と高い攻撃力を兼ね備えたアリオク様チームと、周囲だけでなく
すでに脱落したはずの敵ユニットまでも復活させるノルンチーム。
特にノルンは放っておくといつまでたっても敵が減らないので真っ先に倒すことに。
アリオク様は歩みが遅いので、主人公が反対側に誘い込んであとは無視する方針で。

まずは最初にたどり着いた主人公がヤマトを飛び越えてノルンを撃破。
しかしその直後にヤマトからの2回攻撃を食らって一気にお供が1体とも死亡。強ェ。
ヤマトはメギドラオン吸魔常世の祈りに二身の残影や真・全門耐性とかなりの凶悪構成では
ありますが、反面使用コストがバカ高く、しかも消費MPを2倍にする先制スキルまで使うため
たったの4回であっという間にガス欠になる局長。アホや。
(常世の祈りが二身の残影で無駄撃ちされたため、吸魔発動のコストもないのが哀しい)

そのままヤマトを倒して終了させても良かったのですが、次にポラリスとやりあうことを
考えると少しでも経験値とマッカを増やしておいたほうがいいということで、ぼっちに
なってしまったヤマトを無視して周囲の悪魔を一掃(アリオク様は面倒なので無視)

それでも果敢に突進してくる彼を迎え撃つ主人公に


ヤマト「フハハハ! 今ならまだ間に合うぞ
     俺と一緒に実力主義の世界を目指せ!」


意気揚々と再び勧誘を試みてくるヤマトがちょっとかわいい。

てかアンタあと一回食らえばアウトなのになんでそんなに尊大なのさ。
なんだかちょっとかわいそうになってガードでおとなしく様子を見ていたら、
物理反射の主人公にアタックを仕掛け、反射を食らって局長終了。やっぱりアホや。

バトル終了後、諦めの悪い局長がターミナルを無理やり操作しようとするも、うれたんの
返り討ちにあって(ロナウドを倒したのと同じく黒い光)一気に瀕死となるヤマト。
荒い息をつく中、うれたんに対して衝撃の告白。


ヤマト「ふざけるな!お前の正体はわかっている
     お前はセプテントリオンの一つ…アルコル!
     つまり私たちの敵だ!!」


な、ナンダッテーΩΩΩ!!!

うはー、マジっすか。しかも「アルコル」って…死兆星かよ!
そりゃ確かに北斗七星が出た時点で予想してたけど、よりによってうれたんがそれとは…!

仲間と信じ、ポラリスに代わる王にしようとしていた存在が、あろうことかセプテントリオン
の一つであったと知り、一気に動揺する仲間たち。そりゃそうだわな。
しかしそんな空気などものともせず、おもむろにうれたんに近づき、彼の肩をたたく主人公。


0825.jpg
憂う者「輝く者…君は…!」


つーかプレイヤーですら結構動揺しているってのに、全く動じないのかコイツはw
「俺がお前に決めたんだから正しいに決まっている」とばかりに自信満々な主人公に
元気を取り戻すうれたんと、絶望した顔を見せるヤマトが対照的過ぎて面白い。


ヤマト「実力主義の世界…それが俺の悲願だった
     だが…次の生では…
     お前の誘いを受けるのも悪くない…か」


そう言っておもむろに立ち上がると、ぎしぎしと軋む歯車の中に飛び込むヤマト。
ちょっ・・・そりゃ悪役がそうやって死ぬのはお約束だけど、何もここまでしなくても…!


ダイチ「チクショウ! なんでだよ…!
     なんだかんだ言ってお前がいたから
     俺たちは今まで生き延びてこれたんじゃないか・・・!」


確かに彼の言い様や雰囲気は反発を買うようなものばっかりだったけど、
彼が主人公たちに寝床とセプテントリオン打倒の作戦を提供してくれたのは事実ですし、
少なくとも彼がいなければアリオトやミザールはとても倒せなかったはず。

それになんだかんだ言って今までずっと峰津院家が日本を守護してきたんだもんなあ。
後継者たるヤマトは優秀だけどまだ17歳で、前作の永遠の中二病男とは訳が違うし。
初めてのたこ焼きの味に夢中になる彼は素直に可愛かったし・・・あれ、何故か涙が。

まあでもこうなってしまったら仕方ない、ヤマトのことは本当に次の生(2周目)で
何とかしてやると心に決めて、今はポラリスとの最後の決戦に向けてGO。



■13:30 新たなる明日へ

まずは軽く一戦・・・と思ったら、あまりに足場が悪いので一旦やめて移動系を追加。
運よくスペシャルオークションも発生したのでスザクとベヒモスを購入。
回復系も不安だったので女神ノルンを作成。しかし常世の祈りは未収得、間に合うか?



■1回目

そして改めてポラリス戦スタート(初回はノーカン)

メンバーは主人公(万魔吸魔常世の祈り物反全門)憂う者(五分活泉、真全門)
フミ(氷嵐乱舞、メディアラハン物無)ジュンゴ(デスバ貫通物激)の4人。
それぞれに幻魔か霊鳥を持たせてひとまず移動は万全、後は野となれ山となれ。

ポラリス本体は物理も魔法もオール吸収、耐万能と、いったいどう手を付けたものかと
思いましたが、周囲の「ポラリス守護」を倒すと属性が変化。なるほどこうやるのね。

このバトルではうれたんがやられると無条件でアウトらしいので、彼には防御系スキルを
ありったけ詰め込んでみたものの、ポラリス本体が一度の攻撃で5回か6回くらいダメージを
食らわせるせいであっという間にお供が死亡。うれたんもHPがレッドゾーンに。


ジュンゴ「あいつ・・・手数が多すぎるよ
      ・・・そういえば攻撃回数が手下の数と同じ・・・?
      これってもしかして・・・!」


そうか、ジュンゴ頭いい!

つまり周囲の「守護」を倒せば、ポラリスの防御だけでなく攻撃力も弱体化するのか。
幸いにして「守護」そのものは一回まともに戦えば大体倒せる程度のレベルなので、
着実に逃さないように、一体ずつ倒しながら少しずつポラリスに向けて進む面々。

そしたらスタート付近に最初に倒した「守護」が復活、やっぱりかチクショー!
こうなったら全部復活する前に早く倒してしまおうとあわてて向かったものの、
「守護」の復活した位置が悪く、ポラリスの集中攻撃でうれたん死亡、やり直し。



■2回目

前回の反省を踏まえ、「守護」をあらかた倒したらとっととポラリスのところへ。
小手調べジュンゴのS貫通デスバウンドでポラリス本体のHPが半減。あれ、意外と弱い?
次の主人公の万魔乱舞であっという間にレッドゾーンに。これは意外と楽勝か?

と思ったらポラリス形態変化で仕切りなおし、ですよねー!

その直後ポラリスの攻撃で地面とお友達になるうれたん。なんだかシュール。


sadaku1.jpg
憂う者「困ったね、これは…動けない」


どうやらここでは動けないうろたんを守って戦うステージということらしい。

とはいえポラリスは直前の戦闘のダメージをそのまま蓄積しているようなので、周囲の悪魔は
無視してさっさとポラリスを倒そう(どうせもう1回か2回くらい変化するだろうし)と向かったところ
ロキのチームにうろたんがやられてまた終了。再びやりなおし。



■3回目

第一形態はもう3回目ともなると慣れたもので、周囲の守護からは適度に距離を保ちつつ
必要最小限だけ倒してポラリスに速攻。ジュンゴのデスバと主人公の万魔で撃破。
第2形態も速攻には変わりありませんが、まずは一番危険なロキチームを主人公で倒し、
長射程を持つヴリトラをフミが倒してからポラリスへ向かうことに。

ポラリスのもとにたどり着いてしまえばあとは簡単なもので、主人公とロキの万魔と
スザクの氷の乱舞(継承)で相手に反撃の機会すら与えずあっさり第2形態撃破。

すると予想通り本気を出したポラリスがさらに形態変化。これで最後にしてくれよ!?

最終形態ポラリスは今までのスリムでシンプルなデザインとは一転、でっぷりと下膨れの
エリザベス(銀魂)みたいな形状で、本当にこれがラスボスなのかと疑いたくもなりますが、
そういえばSJニュートラルのラスボスも大概だったし、まあこんなものなのかも。

周囲の悪魔たちには先ほどのロキのような特に強いヤツがいるわけではありませんが、
「ポラリスB」と呼ばれる謎の物体が仕掛けてくる射程無限の「千烈突き」がかなり痛い。
主人公の物理反射も相手が物理吸収だからかえって回復させるだけだし。

・・・さてどうしよう、と考えている間にポラリスBにやられてうれたん死亡。あーもー。



■4回目

4回目は前回の反省を生かしてうれたんに物理無効を付けたものの、
今度はフミの防御力が足りなくなり、人数が減ったところにうれたんがやられてやり直し。

うーん、やっぱりうれたんには真・全門のみで何とか踏ん張ってもらうしかないか。



■5回目

そして今度こそ最後にしてほしい5回目。
第1形態、第2形態はもう大概安定したところなので、とっとと倒して第3形態に突入。

ポラリスAはなんだかやばそうな主砲を持っているものの、それ以外の射程は3なので
フミに作ったばかりの邪龍ヴリトラを持たせて範囲外から攻撃しつつ、主人公とジュンゴは
反撃覚悟で速攻。うれたんはとにかく常にHPを全快させておく方針で。

まずは最初に到着した主人公&ロキが万魔×4で攻撃。反撃でスザクを失ったものの
ここまで来たらもう移動系はイラネとばかりに物理反射のオベロンを召喚。
次にようやく追いついたジュンゴチームの会心デスバで一気にイエローゾーンに。
今度こそ行けるかと思ったものの、直後のポラリスAの巨大ビームにより一気にピンチ。

この状態でポラリスBの攻撃がうれたんに来たらまたやられてしまうので、
フミのメディアラハン&仲魔添付でうれたんの守りを固めてひとまず安心。
直後予想通りポラリスBの攻撃が来たがなんとか耐える。がんばれうろたん。

そして改めてポラリスAと対峙。ポラリスAのケフィアだかなんだかいう攻撃
かなり強力なうえに封技状態にさせられる嫌な技ですが、物理反射パーティにとっては
ただの自爆技にすぎず、気づけば勝手にレッドゾーンになるポラリスA。こいつもアホの子か。

エクストラも取れたので余裕をもって万魔&貫通デスバでポラリスA撃破
もしかしてBやAbも倒さなきゃ復活したりするのかな~と少し不安ではありましたが
そのままBも悪魔たちも消えてミッションコンプリート。よっしゃあやったぜー!!



■エンディング

さて、絶対不可侵と思われたポラリスを倒し、一時呆然とする面々。


ダイチ「た、倒した…のか?」
主人公「お疲れちゃん」
憂う者「ああ、オツカレチャン」


いや本当にお疲れちゃん。沈んだり浮いたり大変だったよもう。
じゃあとっとと玉座に行って再構築してくれ、と促すもなぜか躊躇するうれたん。


憂う者「輝く者よ、聞かせてほしい。
     本当に君は、この玉座に私を座らせるのか?
     それで…いいのか?」


今更何を言うのやら。思わず「何で?」と返すと


憂う者「・・・驚いたな、私を疑おうともしない。
     人の歴史は争いの歴史だ。
     互いの力におびえ、己を守るために親しい者の血を流す。
     だが、君たちは違う。
     私は、君を信じてよかった。
     ならば、私は喜んで礎になろう
     君たちを、新たなる世界へ必ず導いて見せる…!」


まあ主人公が何故これほどまでに彼を信頼しているのかは、なぜ他のメンバーが主人公を
無条件に信頼しているのかと同じくらいこちらとしては謎なのですが。
とはいえこの2日間一緒に戦った感じから言っても、彼がかなり「人間臭い」存在であることは
明らかだし、少なくともポラリスに任せるよりは信頼できるんじゃないかとは思うんですがね。

しかしうれたんの「礎」という言葉に何か嫌な予感を感じて「よせ!」という主人公。
その言葉もむなしく、玉座で彼の体はどんどん光り輝いていき、彼らの前に現れたのは


黒く覆われた地球は光によって拭われ、新たな世界が生まれる
そこは今までの文明による穢れも全て払拭された新しい世界
荒涼とした大地から昇る朝日がその世界をさらに美しく演出し――


って、えーと、うわー、本当に1からの新世界創造だ~!
それでも仲間たちがいれば何とかなるさ、と思って周囲を見回すも、
そこにはやはりうろたんの姿はなく


憂う者「もう私に物質としての姿はない
     輝く者よ、これでいいんだ
     この世界に管理者はいらない
     さあ、踏み出すといい。
     さようなら、私の子らよ。
     君たちの「可能性」の行く末を
     楽しみにしているよ…」


ああ、やっぱりうれたんは消えてしまうのか。
別に管理者やめたんなら分身でもいいからこっちに存在を残してくれてもいいのに。
あれだけ人間臭いところを見せておいて、これでお別れなんて悲しいぞ、と思ったら


ダイチ「あーくそっ!
     さびしいぞコンニャロー!
     さびしいじゃねーかよっ!」


ダイチがこちらの気持ちを代弁してくれたおかげで少しだけ気持ちが晴れました。
イベントではいちいち驚いてばかりであまりいいところのない彼だけど、こういうところでは
プレイヤー目線できちんと主張してくれるところがいいですね。さすが一般人代表。

そんなうれたんとの短い思い出を胸に抱きながら、今度こそ本当のエンディング。


人類は新しい世界を手に入れた

この先に待ち受ける未来は
誰も知る由がない
だが…。
それでも人類は歩いていくのだろう
自由の可能性を持つ種として
この日の勝利を胸に抱きながら――


これを読む限り、何気にこれが一番ニュートラルな結末なんですかね?
噂ではダイチルートではすべてをリセットする回帰エンドなんかもあるみたいだけど
それはあまりにハッピーエンドすぎてメガテンらしくないって感じもするしなあ。

まあ、なにはともかく、これでゆとり大戦終了!
2日目あたりで諦めそうになったけど、諦めなくてよかったー!



■バトル雑感

ラスボス突入時の主人公レベル67、うれたんレベル64、他は61前後。
通常ラスボスに挑むためのレベルは70前後だというからまあ大体同じくらいですかね。
2周目のためにガルーダとかニャル様とか作りたかったけどレベルが低くて作れなかった。

今作も相変わらずレベル依存の万魔吸魔ゲーには違いないけど、前作で物理系が1人しか
作れないという不満を受けたのか、速依存の「千烈突き」が加わって割と公平な感じに。
種族スキルも先制スキルも前作よりもかなり充実してはいるものの、結局使いどころが
イマイチわからず、邪神と霊鳥以外はあまり活用できなかったのが残念。
(憑依を使えば邪神や霊鳥の種族スキルを無効化できると分かったの終盤だし)

新顔の英雄や破壊神もうまく使えばかなり強力なんだろうけど、やっぱりうまく扱えなくて
ほとんどが合体材料としてしか作れなかったのもちょっと悔やまれます。

とはいえ悪魔も技も前作よりかなり増えた分、戦略性や事前準備が必要になってきて
それを考えながらプレイするのはなかなか楽しかったり。まあヤケクソになって力押しで
やったほうが結果的に上手くいくこともあったりしましたがそれはそれとして。

戦闘バランス的にはフリバなしでちょっと厳しいくらい(毎回必ずだれか死ぬ)程度で
そろそろ余裕が出てきたかなーというところでさらに強い悪魔が登場という感じで、
なかなかに絶妙な戦闘バランスだったと思いました。調整パねえ。

セプテントリオンはどれも出てくるたびに絶望的なイメージを視覚的にも能力的にも
プレイヤーに与えてくるのは結構よかったです。実際一度絶望しかけたし。
個人的ランクとしてはメグレズ>メラク>ポラリス=ミザール>その他って感じかな。
メグレズは1回で倒せたものの本当にギリギリでした。最後主人公しか立ってなかったもん。

まあ一番苦労したのは2日目のゲフェスバトルでしたけどね!
10回以上やり直したもんなあ…あの時ばかりは本気でゆとろうかと思った…。



■ストーリー雑感

巨大な地震が世界各地を襲い、電車は脱線、謎の闇でたくさんの人が死亡、
かろうじて生き残ったところも毒で全滅したり食糧を奪われて殺されたり…
って、
ぶっちゃけよく発売できたと思いました。発売時期がもう少し早かったらヤバかったかも。

前作では異変が起こっているのは東京だけだったので「封鎖から出れば平和な日常が」
という一縷の望みがあったものですが、今回はそんな救いすらない絶望的な状況ですし。

とはいえ前作とは違い、早い段階で組織に拾われたので主人公たちだけは安全な寝床や
食糧、電気などに不自由しなかったせいか「サバイバル感」は今ひとつと言ったところ。
また、実際彼らの会話からもそこまでの悲壮感が感じられないのが残念。

メタルギアイオちゃんとかときめき健康診断とか、イベント的な面白さは増えたものの、
そのせいで世界崩壊の緊張感がイマイチなくなってしまっているような気がしました。
こういうシリアスとギャグのバランス感覚って結構難しいよね。

新システムの「縁」はPシリーズにおけるコミュそのもので、登場人物の意外な素顔を
垣間見ることができ、気づけばそのキャラが好きになっているという巧みさ。
事前に彼らと話して、どれだけ彼らの心の中に触れられたのかが最終日の仲間選択に
大いに関わってくるあたり、よくできているなあと思いました。

まあうれたんルートではどうあってもヤマトもロナウドは助けられないんだけどね…。



■キャラクター雑感

まだ全員の縁をMAXにしてないのでこれはまた後日。
今のところうれたんこと憂う者が一番のお気に入り、次点がイオ、そしてフミさん。



■サバイバーズ・アワード勲章

エンディング後「クリアデータをセーブしますか」と聞かれたので「はい」を選択。
すると「サバイバーズ・アワード」という画面が出現。どうやら1周目のプレイ状況によって
ポイントが付与され、そのポイントを使うことで2周目を有利にすすめるというものらしい。

で、ちょうどいいのがあったので証拠として写メ。


110828.jpg


以上、これで本当にゆとりサバイバーはおしまい!
短い間でしたが長文におつきあいくださり、ありがとうございました!



それでは。




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コメント 6

あすと

ゴールインおめでとうございます、お疲れ様でした!
よくぞゆとらずにw

俺はラスボス戦とヤマト戦が今作で一番苦戦したんですが、
ルートによってやっぱり内容は異なるんですね。
今作は二周目以降が楽しくプレイ出来る作りになっているのがGoodですよね。
二周目以降でしかプレイ出来ないステージも結構あったり、
ほぼプレイありきと考えても良さそうな流れですね。

短い間でしたが面白いものを読ませて頂いてありがとうございました(^^)/
by あすと (2011-08-29 11:17) 

のーねーむ

ゆとり脱出おめでとーございまーす
楽しく読ませていただきました。というかやっぱあのサダクは笑えましたよね。腕ごとめりこんでましたし。緊迫した場面の筈が非常にシュールな気分でした。遊ぶなスタッフ。
クリア後は二週目以降の隠しボス達と合間見えることでしょう。非常にクセのある奴らが多く、おそらくひいひい言いながらプレイできる事請け合いなのでどうか頑張ってください。

私も別名でゆとサバには参加してクリアさせてもらいましたが、他のプレイヤーさんの記述は自分の苦労を共有してもらってるみたいで非常にニヤニヤしますねw
常磐さんも他プレイヤーのひいひい言う様をご覧になってください。きっとニヤニヤできますよー。

ともあれ、楽しませていただきありがとうございました。そんではノシ
by のーねーむ (2011-08-29 19:45) 

ムクロン

クリアお疲れ様でした。

それにしてもデビサバってスキル複雑そうですな・・・・

次回はOCですかね?
by ムクロン (2011-08-31 23:37) 

常磐

>あすと様
ありがとうございますー!
そしてあすと様もクリアおめでとうございます。

どうやら憂う者ルートのヤマトはそんなに強くないらしいですよ。
(火力はあるけどガス欠気味、邪神・邪龍なしの1マス射程)
ただ最期がアレだったので次周は救ってあげたいところ。

こちらこそ長文におつきあいくださりありがとうございました。
by 常磐 (2011-09-01 23:17) 

常磐

>のーねーむ様
>サダク
あとで攻略本を読んでみたら「首まで埋められている」そうで
もうちょっと埋めてやればよかったと後悔しています。

>ゆとりサバイバー
そうなんですか、ゆとり脱出おめでとうございます!
見てみましたが結構苦労されている方と意外とあっさりクリア
されてる方といますよね…この違いは何ぞ。

こちらこそ、読んでいただいてありがとうございましたノシ
by 常磐 (2011-09-01 23:31) 

常磐

>ムクロン様
SRPGならではのスキルが盛りだくさんで面白いですよ。
「相手はここまで進めるから~まずはここに配置して~」みたいな
詰め将棋みたいなプレイもできるし、力技もできる感じで。

OCは買いましたがまだ3DSが届きません!
by 常磐 (2011-09-01 23:41) 

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