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週刊少年ジャンプ30号感想 [WJ感想2010]


今日はサッカーがあるので早めに終えて寝る@常磐です。

P4のドラマCD第3弾聴きました


とりあえず言わせてください。


リア充爆発しろ。


始めはいつもどおりの日常とか番長の人たらしぶりとか菜々子馬鹿ぶりとかにニヨニヨしつつ、
初めてドラマCDに足立キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! とか思いながら聞いてたのですが、
後半の体育祭が盛り上がってくるにつれて何かもう別の意味で泣けてきた。

まったくなんでこいつらはこんなに眩しいんでしょうかね。
ちなみに体育祭終わり近くでの足立のセリフは

100629_2.jpg
(Cさま勝手にネタ借りましたごめんなさい)

という話なんだろうけど、正直これだけのリア充っぷりを見せ付けられると、
彼のセリフに思わず自分を重ねてしまうのは私だけじゃないと思う。

聞いている間手が暇だったんで落書き

100629_1.jpg

最近こういうネタ絵ばかりが増えて困りますな、それでは今週のジャンプ感想です。





■■■週刊少年ジャンプ30号感想■■■

【巻頭カラー】『BLEACH』

■暗黒ヤング伝説


おっさん若返った。


ひげもじゃの顔でも結構イケメンだとは思っていましたが、若返ると更にイケメンですね。
てか、ルキアと白哉を足して一護で割ったみたいな顔だなあ、ヤング天鎖残月。

斬魄刀が「最後の○○」を教えたくないというのは、使われると自分が消滅しちゃうとか
そんな感じでしょうか。ありきたりだけど一番納得いく理由で。

そういえば白一護虚一護はここにはいないのだろうか。
もしいるならこの機会に彼らも一つにまとまっちゃった方が手間が省けるのに。



■迫り来る魔の手

そして先週の予想通り、無防備な有沢らに迫り来る藍染サマの影。
いくら後付けが得意技の久保師匠とて、まさかこの場面で有沢覚醒なんてことはないだろうし、
かといってここで彼らが死んだら、いま一護がやってること全てが無駄になるわけで…

さて、どう助ける(または殺す)つもりなんですかね、久保先生は。




『ONE PIECE』

■港村での一夜

エースの決意とかルフィとの約束とかは正直どうでもいいけど、

幼少期のゾロとくいなキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

しかし今回のこのエピソードを見る限り、確実にサボは生きてると考えてよさそうですね。
噂どおりそれが現在のローかどうかは分からないけど。

あとダダンはいい母でいい女。異論は認めるが反論は認めない。



■オレは弱ェ

連載開始から今まで、どんな絶望的な状況に立たされようと、またどんなに自分の身が
危機に陥ろうとも決して折れなかったルフィの”心”がついに折れました。
エースを救えなかったのは自分が「弱い」のだと嘆くルフィには心が痛みます。

とはいえ、そりゃ確かにエースの直接の死因はルフィをかばってのことだけど
それ以前にエースが赤犬の妙な挑発にさえ乗らなければ、いやそもそもエースが
白ひげの言いつけを聞いておとなしくしていればこんな結果にはならなかったわけで。
それに白ひげだけでは一時的にでもエースを取り戻すことは出来なかっただろうし…。

…なーんて、そんな慰めはルフィにとっては何の意味もないんだろうけどね。

彼の「身内」に対する思いや責任感、ストイックさはとても好ましいものではありますが、
こういうときばかりはどうしていいものか分からなくて困ります。

はてさて、一体どうやって立ち直らせるつもりなのやら。




『バクマン。』

■1位ゲットおめでとう

と、一応彼らの頑張りに敬意を表して賞賛を述べてみたけれど、
やっぱりサイシューたちよりも福田さんとか平丸さんとかエイジ&岩瀬コンビの方が
格好よく見えてしまうのは私のサイシューに対する偏見だろうか。

でも実際○ンケル2本に雄二郎まで使って読切を描く福田さんは素直に格好よかったし、
パスタにフォークを突き刺しながら港浦さんに命令する岩瀬女史、それを受けて怒るどころか
むしろ喜んで原稿を破き捨てるエイジなどはもうゾクゾクするくらい魅力的だったもん。

最近空気気味の福田さんにスポットが当たったのもちょっとうれしかったし。



■人気維持の難しさ

とはいえ服部氏も言っているように、一話でトップでもそれを維持できるかが問題なわけで。

現にバクマン世界でもトップを走っていると言われるエイジの「CROW」や「NATURAL+」だって
今回の話を聞く限り常にトップを取っているわけではないようですし、現実でも「読切はいいけど
連載は…」とか「1話目は良かったけどあっという間に…」とかいう作品はいくらでもありますし。

「へたっぴR」でも言ってたっけ…結局連載ってのは終わりのない戦いなんだと。

でも良く考えるとここ最近は第一話から「もうダメポ」的な新連載も少なくないからなあ…。
そういう意味では一話目だけでも「これは行ける」と思える作品ってのは貴重なのかも。

で、現実に「これは行ける」という作品マダー?>編集部




【センターカラー】『めだかボックス』

■球磨川登場


球磨川「だってあいつら、気持ち悪いでしょ?」


一番気持ち悪いのはお前だ、という突っ込み待ちなのだろうか。

以前からシルエットと名前だけは出てきててラスボスの雰囲気のあった彼ですが、
登場するなり不死身とも思える回復能力(「なかったこと」にする能力?)
異様にカンに障る会話を残して消えたかと思ったら冒頭のこのセリフですよ。

いやまあ前回のでめだかがすでに”異常”を超えた”化物”と化してしまったのだから
それに対抗するラスボスとなればこれくらいの化物でないと釣り合いが取れないんだろうけど
…能力はともかく、ものすごく小物くさいんだよなあこの男。

特に吹き出しの中にわざわざ『』までつけて文節ごとに区切る話し方とか、
わざと相手をイラつかせるような言葉の選び方やら、無駄に笑顔を振りまく姿など、
まさに中二病真っ只中の中坊がそのままの思考で成長した感じ。
しかも彼の場合、その「自分は特別な存在」という妄想がただの妄想じゃないから困る。

思えばここんとこ中二病成分が比較的少なくなっていたから油断してたぜ…。
お願いですから、これ以上私の心の黒歴史をかき乱さないでください、西尾先生!



■フラスコ計画終了

そして彼の登場により一気に黒幕からカマセと化した理事長。
彼の陥落と同時に今までかけた「フラスコ計画」は完全に終了したことを悟りました。
さすがは西尾先生、伏線丸投げでぶち壊すという噂は伊達じゃない。

そういえば、彼の孫(名前忘れたけど大食いな幼女)はどこ行ったんですかね。
思えば球磨川の言動にどこかデジャブを感じていたのですが、彼女も今の彼と同じように
どこか人を小馬鹿にしたような言動ばかりしてムカついていたのを思い出しました。

正直黒幕キャラこれ以上増えるのは勘弁なので、いっそのこと彼女=球磨川だったり
しないかなあ…って今回めだかに理事長室の場所聞いてる時点でないか。


閑話休題。


個人的希望としては、球磨川くんも最終的には先週の王土先輩のように
心から反省して「ごめんなさい」という結果になれば溜飲が落ちると思うのですが、
これまでの「心がない」描写や今回の能面のような笑顔を見る限り、
そういう安易な「改心」ENDにはおそらくならないだろうと容易に予想ができます。

ならば彼には本当に全ての感情を引っこ抜いてただの植物人間となってもらうか、
あるいはカーズ様のように、誰にも何にも影響を与えられない環境下に強制的に
置いて「考えるのをやめた」の状態にさせる
か、そんな感じの末路を期待したい。

あ、それとも「普通の感情を与えられて」普通の大人になるってテもありだね!
いずれにせよ最後には今週の自分の言動を恥じるような展開になるといいなあ!
期待してますよ、西尾先生!

…ってまあそうはならないだろうけどね。




『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

今週は珍しくネタもうんちくの内容もマニアックで面白かったです。
特に金型にスポットを当てたのはかつての古きよきこち亀っぽくてGJ。
まあそれだけにラストがgdgdなのは残念でしたが。

…いやむしろ下手にオチをつけようとすると大抵不快になるから逆に良かったのだろうか。


「金型」はプラモなどのおもちゃばかりではなく、食品や精密機械、日用品に至るまで、
およそ日常生活で触れる全てのものに「金型」が関わっていると聞いたことがあります。
(たとえばペットボトルの注入にも金型が使われているし、鉛筆のプレスも全て金型)

たしか世界で使われている金型のうち7割を日本の町工場で生産しているとかいないとか。
最近は中国製が増えたらしいけど、やはり精密機械系などでは日本製のものが使われて
いるらしいとか(うろ覚えな上に又聞きだから間違っていたらすみません)

そういう話を聞くたびに日本企業の底力というものを感じて胸が沸き立つような気持ちに
なるのですが、最近はそのテの話のラストには大抵「しかし今は中国やインドに…」
いう文言が枕詞のように付いてくるのがデフォなのがなんとも哀しい。

ところで「これでもいいやロボ」って

コレジャナイロボ

コレジャナイロボ

  • 出版社/メーカー: メディコム・トイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

これのことでいいのでしょうか。




『べるぜバブ』

■3回読み返してみた


…何がなんだか分からない。


普通に考えれば三木くんの言うとおり庇おうとしたのが行き過ぎて…とか、
不良である男鹿と後腐れがないようにした…とか好意的な解釈はいくらでもできるけど
これが男鹿の場合、ただ暴れたかっただけの可能性もあるからなあ…

最初から最後まで三木の名前も顔も覚えてないというオチだったとしても驚きません。




『保健室の死神』

■ブチ切れハデス先生

…でしたが、今週は解説役に回るだけで何も出来ませんでした。
てかせっかく操ちゃんの相手を経一に任せたというのに、結局棒立ちで終了とは…。
仮面男と操の異能を読者に見せるためだったとしても、ちょっと残念でした。

あと、読み返してみて、あれだけ殴られたり蹴られたりしているのに反撃も一切せず
しかし最後はきちんと取り押さえている経一がちょっとカッコイイと思ってしまった。



■操ちゃん七変化

アシタバの「長所」を移されてビキビキしてる操ちゃんが痛々しくもカワイイ。
そして敵になって初めて分かる本好くんのおそろしさ。

顔色一つ変えずガラス片を握り締めて血を流すシーンは、子供の無事を省みない
マスク男の非常さを表す演出なんだろうけど、これが本当に本好くんでもやっぱり顔色一つ
変えず同じことをやりそうだから怖いw

そして謎だった藤の「長所」は「回避力」ですか、なるほどなー。
思えばやたらとトラップだらけの実家を苦もなく避けて歩いていた描写もあったっけ。
それが結果的に藤の超人的な怠惰っぷりに繋がっていると思うと皮肉ですね。

しかし今週も操ちゃんの性別は分からずじまいか…。
マスク男や経一が口を滑らすのを期待してたけど、「あの子」やら「私の子供」やらと
結局最後まで操ちゃんの性別をにおわすような発言はありませんでした。
(手からの出血があったということは「操り人形」という可能性は消えたかな?)

まあもうどっちでもいいですけどね、ここまできたら。



■病魔の正体

さて話は戻って、今回の病魔の件ですが。
大抵こういう能力吸収系の能力(ややこしいな)を持つ者の末路というと、
  • 許容範囲を越えて自爆
  • 想定範囲外の何かを吸収して内部崩壊
のどちらかなんですが、こんな小さい子供にそんな悲惨な目にあわせるのは酷だよなあ。

だって想像してみてくださいよ、自爆して血を流しながら痛みに苦しむ操ちゃんとか
内部から壊れて虚ろになる操ちゃんなんてものが描写されようのものなら…

…ヤバい、どっちに転がっても私のドストライクじゃないか(;´Д`)ハァハァ



■マスク男の正体

しかし能力の都合とはいえ、操ちゃんが美作の顔にならなかったのはちょっとホッとしました。
でも今週で経一の「長所」を奪ったということは、次週あたり操ちゃんが経一の顔になるという
可能性もあるわけで…あの小柄な体に経一の顔…見たくねえなぁ…。

見たくないけど…でもここまできたなら藍本先生にはむしろやって欲しい気もしてきた。
人気キャラの姿を崩すことが出来るか否かで作者の「漢」っぷりが試されるならば、
藍本先生はきっとやってくれると信じてる!

…で、ふと気づいたのですが、もしかしたらあの「父親」がマスクをしているのは
初めは自分に「長所」を移していい気になっていたけど、そのうち顔が元に戻らなくなって
いろんな人の顔のつぎはぎのようになってしまったのではないかと予想してみたり。

とすればあんなかわいい子にそんなリスクを負わせるとか、さらに鬼畜度が上がりますね!
顔や体の一部が不自然に歪んで戻らなくなり苦しむ操ちゃん…(;´Д`)ハァハァ
ごめん、やっぱどんな結末になってもドストライクですよ、この子。

あざといなさすが藍本先生あざとい。




『四ツ谷先輩の怪談』

冗談にごまかしながらも中島が炎に飛び込もうとするのを必死で止める四ツ谷先輩に
「そんなの知ったことかー!」とあっさり飛び越えてくる中島&品茂先生。
嫌みったらしい言動と笑顔を振りまきながらもきっちり助けてくれる工藤先生に、
やっぱり素直にお礼がいえない四ツ谷先輩。

うーん、なんというか、


このツンデレどもが!


って感じですねw


後半の「花子さん」の怪談読了とあわせて、もう彼らの行動の何もかもが
偽悪ぶったツンデレにしか見えなくなってきました。

しかし最近ようやく面白くなってきた(読み方が分かってきた)というのにもうすぐ終わりかぁ。
いやまだ決まったわけじゃないけど、同時期に始まったロックオンが今週巻末で終了し、
その一つ前にこの作品がある…ってことは、もうほぼ確定と言うことなんでしょうね。

ちょっと残念です。




【最終回】『LOCK ON!』

■最終回

先週ラストでの真田の言葉に勇気付けられ、トラウマを乗り越えたニコ。
しかし同時に真田の「お前の顔が美しい」という言葉を思い出し、所詮は真田も
ヤツラと同じく自分の外見しか見ていない、と諦めかけるも


真田「お前の中身全てが見えてしまうから
    それが全て美しいから見とれてしまうんだ」


という彼の素直すぎる賛辞に一気に恋に落ちてしまいましたとさ。

うーん…まあ彼のしたことはいわゆる「吊り橋効果」みたいなものであまりフェアとは
いえないのですが、でも彼の言葉は嘘がないぶん純粋だし、「うれしい」と言ったときの
ニコの顔が(今までこの作品の絵に否定的だった私でも)すごく綺麗だったからまあいいか。

結局真田自身は自分の気持ちや欠落が分からないままで終わってしまったけれど
ニコが自覚したことで今後少しずつ変わっていくのだろうなあと思わせるラストでした。

うん、悪くなかったよ。



■総評

とはいえ、終わってから改めて思うと、ひたすらもったいない作品でしたね。

彼の眼力を使えば性犯罪以外にももっと様々な事件を解決する話も描けただろうに、
彼の一種異常なまでの純粋さがあれば、ニコ以外にも様々な人を救える話が描けただろうに、
プロカメラマンという設定を活かせば、学校以外にも活躍の場を広げられただろうに。

雪と大和との関係に、ようやく自覚したニコとの三角関係、そして事件解決を通じて
天才だけどどこか欠けている真田の心を埋めていく…そんな話にしたかったんだろうけど、
実際にやってたことは女の子がピンチ→真田が助けて説教のループだったしなあ…。

そういう意味では非常に(設定が)惜しい作品だったと思います。
次回は…年齢的にあるかどうかは分かりませんが、頑張って欲しいところです。

とりあえず、初連載終了お疲れ様でした。





- - - - - - - - - -


今週は以上。


てっきり四ツ谷が終わるとばかり思ってましたがロックオンが先に終了とは…
まあおそらく、単に連載開始がこっちの方が1週先だったというだけで、
来週あたり四ツ谷も逝くんだろうなあと思うとなんとも物悲しいですね(棒)

別にこれが来たせいでリリ犬が終わったとは全く思わないけど、
リリ犬終わらせてまで生き残ったんだからもう少し粘れやとは思わなくもない。

なんてことを思っていたら次号予告にすぎたんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
「SWOT」ってあのNASAに入りたいという夢を持ち六法全書で戦うシュージンが主人公の
学園スラップスティックバトルアクションコメディぽろりもあるよの作品でしたよね?

すぎたんの作品はある意味素で「シリアスな笑い」をやるようなものなので、
ネタ的な意味でもガチでも結構期待しています。



それでは。




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ムクロン

ワンピ
弱ぇ!は確かに重い言葉でしたね
ルフィにこの言葉を使わせるとは…

保健室
正直このレヴューで言われた常磐さんのストライクゾーンが
笑えました(どんな神経してんだ)

あと、 何 故 勧 め た し(前コメ)
by ムクロン (2010-06-29 23:24) 

真馬流

あまり何度も確認してもらうのは酷なのでせめて「保険」だけでも。

操くん? はおそらく多種多様の長所を受け入れるための『器』として機能するために「自身で学習できない」という本来なら罹人自身が伴うべきリスクを肩代わりしているのではないかと。(普段から無口なのではなく、言語などを「学習できない状態」を維持されているとか?)

by 真馬流 (2010-06-30 17:23) 

常磐

>ムクロンさま
>保健室
いやなんかもう操ちゃんを前にするとつい本音が…

>前コメ
(゚∀゚)テヘッv
by 常磐 (2010-07-02 23:07) 

常磐

>真馬流さま
身体的にも精神的にもかなり負担がかかってそうですよね>操ちゃん

あの子が自由意志でそれを受け入れているのか、それとも無理矢理に
やらされているだけなのか、はたまたその「自由意志」すらすでに奪われ
てしまっているのかで今後の「父親」の処遇が問われますね。

操ちゃんにはこのシリーズ終了後も準レギュラーになって欲しいので
「父親」はともかく操ちゃんに救いのあるラストを期待します。
by 常磐 (2010-07-02 23:10) 

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