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週刊少年ジャンプ41号感想 [WJ感想2008]


一番重要なのは「壊れない」こと@常磐です


最近毎日のようにPCの前で感想書いたり絵を描いたり2chしてたりしてたら
さすがに腰や背中が痛くなってきたので、現在ノートPCの購入を真剣に検討中。

やっぱり2chとかネサフとかはベッドに寝そべりながらのほうがラクチンだしなあ。
文章とかでもPC落としてベッドに潜ったとたんネタが沸いてきたりするし…。

とりあえず●ニーはもう絶対に買わないとして、XPでメモリ1G以上で無線LANできて
HDDは100GBくらいで価格は7~8万くらいで抑えたいところですが、いいのありますかね。
OSはできればVISTAじゃないほうがいいけど、いまさらXPとか売ってんのかな。


無線LANの機器は買ったが受信機がない、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ41号感想■■■


【巻頭カラー】『銀魂』

■さあ太陽を呼んでこい

花町の怪しい子供から始まって、いつの間にやら江戸の暗部を暴いてぶっ壊す、的な
壮大な話になってたけど、結局ラストは


日輪「あなたはただ、こうして日向で居眠りしたかっただだけの
    ただのおじいちゃんなのよね」


普通の人情物で終わり…ってさすがに無理あるだろそれ!


女衒や捨て子にはあえて突っ込まないが、売れない女は殺される前に顔切って兵隊にするとか
気に入った女を監禁して足の健切って動けなくするとか散々生々しいこと描いといて
その正体は「ただのおじいちゃんでした」って言われてもなあ…。

死んでった女たちや腕切られたおじさんとかが報われない気がする。




『ONE PIECE』

■くまの瞬間移動能力

黄猿と戦桃丸に本物のくままでもが加わって、一気に逃げ道のなくなるルフィ海賊団。

しかし黄猿たちの認識ではくまたち七武海は本部に召集されており、
本来はこの場所に来るはずではなかったらしい。

それはそうと、くまの瞬間移動能力について


戦桃丸「ワイは世界一口の堅い男
     あいつの肉球で弾かれた人間は
     ウソか本当か三日三晩空を飛ぶというぜ
     どこへ飛ばしたかは飛ばした本人しかわからねェ
     少なくともこの島にも…
     すぐに会いにいけるような場所にもいねェさ
     はるか海の裏側かもな」


と、意外とあっさり本人の無事だけは確認されました。
まあ最初から本当に消滅するなんて思っている人はいなかったと思いますが。

しかし「三日三晩空を飛ぶ」って、まさか普通に吹き飛ばされてるだけ?



■くまとレイリーとの会話

そして黄猿に苦戦中のレイリーに、ボソボソと何かを話しかけるくま。
すでに彼は麦わら海賊団の半分まで消しており、襲っているというよりはどう見ても
黄猿たちの魔の手から彼らを助けてあげているような状況で


くま「………」
冥王「お前の言うことを私に信じろと…?」
くま「貴様の自由だ
   俺も立場を危ぶめている」

黄猿「おめェ一体どういうつもりだい…くまァ?」
くま「政府の息のかからない事例では
   我々が海軍と仲良くする義理はない
   質問には答えない」


七武海のなかでも最も従順と言われたくまの突然の行動に不信を募らせる黄猿。
レイリーの現在の立場から考えるとルフィたちにとって不利益な内容ではないと
思われますが、かといってくまがわざわざそんなことをやってあげる義理があるとは思えない。

まさかスリラーパークでのゾロの姿に心打たれたとかは…ない…よねえ?



■そして誰もいなくなった

毎回当事者でありながらいつも蚊帳の外なルフィ。
もはや作戦や保身すら考えることもできず、「仲間を失いたくない」という感情だけで
くまに挑み続けるルフィの姿はなんとも痛々しい。

ゾロ、ブルック、ウソップ、サンジに続き、ナミにフランキー、チョッパーにロビンと
今まで10年(連載時間)もかけて集めてきた仲間が次々と消えていくのを目の当たりにしながら
ついにたった一人になってしまったルフィ


ルフィ「ウゥゥ…何だおれは…
    …仲間一人も…救えない…!!」


地面にはいつくばって大粒の涙を流しながら慟哭するルフィ。
思えばうれし泣きやギャグ系の涙は結構あるけど、こんな風にマジ泣きするルフィって
第1話のシャンクスのとき以来じゃないでしょうか。

そしてそのままくまにいずこかへ飛ばされ、完全崩壊したルフィ海賊団。
まるで「1部完」みたいな終りっぷりですが、来週も普通にあるのかw

久しぶりに次週の展開が楽しみになってきました。



■今後の展開

先週の時点では「こりゃゾロだけいったん離脱して修行か?」とかのんきなことを
考えていましたが、いざ蓋を開けてみれば完全敗北、一味離散の行方不明。
まさか最初からやりなおしかと思えるほどの予想外の事態に。

しかしまさかここで尾田先生が彼らを完全敗北させるとは思ってませんでした。
だってこれからがようやく後半戦で、しかも目的は深海の魚人島。
そこに向かうためのコーティング屋も見つかってあとはもう出発するだけだったわけで。

読者の誰もが次のステージであろう魚人島の冒険を想像していたところに
まさか目前でこんな絶望が待っていようとは…。

よく考えてみればその理由はともかく、彼ら大将クラスを呼び込んだのはルフィの責任だし
とばっちりを食った他のルーキー達が散々な目にあったというのに、
当の彼らが無傷で全員無事なまま脱出なんてさすがに許されなかったということか。

まあ今まで何だかんだ言ってずっと上手く行ってきましたからねえ。
ここらで一発大きな挫折を味わうことも必要だったと尾田先生も考えたのでしょう。
いや、もしかしたら最初からこの予定だったのかも。



■彼らはどこへ

そして来週以降の展開で一番気になるのは「彼らはどこへ行ったのか」ですかね。

戦桃丸の言うことが正しければ、くまは飛ばす対象を任意の場所に指定できるらしいし
とすれば来週いきなりメンバー全員がどこか違う場所で出会っていてもおかしくはない。

とはいえ、そんなだったら「何でわざわざ一人ずつ目の前で消していったの?」って感じだし
やはりここはみんなバラバラに(そう簡単には会えない場所に)飛ばされたことを期待したい。
そして来週からしばらくは一人になった彼らの奮闘記が見られたら面白そうですね。


以下勝手な予想。

とりあえずゾロは迷子三昧でフラフラするだけ。
ナミはログポーズがあるから最短距離を向かうか仲間を探すことを優先するか。
フランキーロビンは普通に自力で戻ってこれそうな気もする。
サンジはナミを探すことで頭がいっぱいだろうけど、航海能力はあるから大丈夫かな。

そしてどうにもなりそうにないのがチョッパーウソップですが…
できれば頼りになる人と同じところに飛ばされているといいね、ということで。

ルフィはいろんな意味でどこでもどうにかなるタイプだから問題ないとして、
さすがに目の前で仲間を奪われたショックは多少は尾を引きそうな予感。
個人的には鬱なルフィなんて見たくないけど、たまにはそんな展開もありでしょう。

そして最後にブルックは…戦桃丸が「海の裏側」とか言っていたことを考えると
双子岬に飛ばされてるんじゃないかと言う気がしなくもないw


ってこんな予想して来週いきなり全員合流とかだったら笑うけどw




『NARUTO』

■八尾の最後

なんかもういろいろ技の名称とかよく分からなくなってきてるんですが、
あの黒い炎が「天照」でそれを制御するのが「万華鏡写輪眼」ってことでいいんですかね。

いずれにせよ、体術と剣術とであれだけ暁を圧倒した八尾さんは、その本性を
現してしまったがゆえに鈍重となり、結果として「天照」のいい標的となってしまった、と。

しかしこう考えてみると体術のスゲー人はこの世界で意外と強いんじゃないだろうか
幻術食らわせるにしても接近して目を合わせないとダメみたいだし、忍術系も
主人公の必殺技含めてどれも近接戦闘中の一撃必殺技って感じだし。


…だから、そう、つまり、ロック・リー最強! てことですよ!




【センターカラー】『家庭教師ヒットマンREBORN!』

■3フロア分消滅

エリア消滅と聞いてフレイヤを思い出す私は相当なギアス脳。

てか3フロア消滅ってツナのいるフロアの両側が消滅したのか、
攻撃側だけが3フロア分消滅したのか。
後者だったらいいけど、前者だったら使いどころに苦慮しそうですね。

それはそうとやっぱり人形だったかあのとんがり帽子。




『バクマン』

■おじさんの憧れの女性

…は亜豆の母親でした。
結構あちこちで予想されていた内容ですが、本当に直球できましたね。
他人の手紙なんて見ちゃいけないよー、と思っていたら素直に謝っていて好感度UP。

ところで深夜2時に中坊2人が1時間も歩いて帰るなら、いっそ泊まったほうがいいと思う。
どうせ本格的に始めるとなればそこで寝泊りするんだろうし。



■亜豆の母

思い立ったら即行動の秋人だけれども、基本的に彼らの行動を決めるのは最高。
しかしいくらつながりがあったとはいえ、いきなり彼女の母親にアプローチとか
下手すりゃ告白よりもよっぽどハードル高い気がするんですけどw

それにしてもなんで秋人はこうもモテないんだろう?



■俺(たち)は恵まれている

第1話で動機付け、第2話でコンビ結成、第3話で仕事場をゲットし、第4話でおじさんを理解。
周囲の大人はみんな賛成してくれるし、彼女も彼女の母親も彼(ら)を応援してくれる。
主人公は絵が上手くて、相方は頭がいい、ああ世界はすばらしい!


で、いつになったら描き始めるの?


来週も描き始めてなかったらどうしよう。




『トリコ』

フグ毒を取り除く自信のないココの顔に笑ったw

下から来る人影…そういえば構造上そういう到達の仕方も可能かな、とは思ったんですよね。
シルエットが人がただからてっきり他の美食家か何かが来たのかと思いましたが
しかし「得体の知れない何か」とか「次号、衝撃」とか書かれている所を見ると
何か危険な敵なのでしょうか。


それはそうと、珍味系ばかりのトリコのエモノのなかでは珍しく美味しそうですね、フグ鯨。




【センターカラー】『D.Gray-man』

■教団の日常

普通バトルモノの合間にある日常風景って、なごみ中心で安心して読める回のはずなのに
なぜかこの作品では日常ネタのほうが面白くないんですよね。

なぜなんだろうなーと思って今回の本編を見てみたら、

アレンとその周りは疑念と疑惑でギスギスしているし、
ブックマンたちは何かコソコソやってるし、
技術班は相変わらずのリナリーマンセーだし、
仲間のはずのコムイや真面目と思われていた長官も何か怪しい動きをしていて…

要するに彼らって本当に表面上の付き合いしかしてないんだなーと改めて認識しました。
「故郷(ホーム)」とか言いながら実際はお互いに腹の探り合いの日常風景。
そりゃ見てても楽しくありませんわな。


まあタイトルが「ウラオモテ」なだけに彼らの日常の裏と表を演出したのかもしれませんが、
よく考えたらこれって最初からこんな感じでしたっけ。

たぶん最後までこんな感じなんだろうなあ。




『ぬらりひょんの孫』

ここ最近のゆらちゃんの行動や言動や表情がが可愛すぎて死にそうです。


ゆら「よかった…
    おじいちゃんみたいなええ人を
    妖怪から守れて…」


でも彼女のポジションって結局リクオの真の姿が出るまでの時間稼ぎにすぎないってのが
なんだかなー、とは思うのですが。




『SKET DANCE』

ヒメコがスティック壊してスティック買いに行ったら店主は実は強盗で、
撃退したらただでスティックもらってちょっとしんみり。

そして次回は3年前の話。

…って、


ねえ、スイッチは? スイッチオンは?


展開の唐突さにまとめに入っているような気がするのは気のせいだろうか。




『とらぶる』

■スリム至上なのに巨乳がいいとはこれいかに

食欲の秋近し、ということかどうかは知りませんが、今回のテーマはプロポーション。
ララのナイスバディを眺めながら自分ももうちょっと、と思ってる春菜ちゃんに


リト「男がそんなとこばっか見てると思ったら
   大間違いだぜっ
   大事なのは外見より中身だからな」


このセリフを聞いた時の春菜のまるで天啓を受けたかのような表情がカワイイw
そしてそのセリフを「そういうと思った」と笑顔で受け流すララの包容力が素敵です。

色々ボケたおしたりもするけど、恋愛面ではララって意外と大人ですよね。



■こっちの中身

そんないい女たちに囲まれながらあくまでストイックなことを言い続けるリトを
からかってやりたいと思う心情はわからなくもないですが、


080910_2.jpg
リサ「こっちの中身は…知りたくないワケ?」


とスカートめくってパンツみせながら「こっちの中身」って…
どうみても痴女です、本当に(ry




【最終回】『ダブルアーツ』

■最終回

こんな投げっぱなしジャーマンな最終回は久しぶりに見た、かも。


<これまでのあらすじ>

原因不明の病トロイを治療する力を持つシスター・エルーは
感染者に触れてもトロイに感染しない男・キリと運命の出会いを果たす。

協会本部に連れて行って彼を調べればトロイの治療法が見つかるかもしれない、
ついでにトロイに発病して彼の手なしではいられなくなっていたエルーは彼と
手をつないだまま協会本部を目指すことに。

ところでキリはトロイに感染しないのとは全く別に、手をつなぐだけで
力を倍化させるフレアという能力を持っていた。

ついでにキリの元彼女で超強い女、スイもついてきて旅がスタート。
…かと思いきやシスターの命を狙う集団・ガゼルに襲われ近くの村に足止めに。

しかし迎えに来るはずの部隊はガゼルに襲われ全滅、
自力で戻るしかないと決意した2人は「最強の男」に武術指南を依頼、
見事ダンス舞術「ダブルアーツ」を完成させた。


で、いよいよ今週から2人の旅が始まるのかと思いきや…


それはそれとしてエルーはキリのことが好きになっちゃいました。
対するキリは最初から彼女に一目ぼれしてたから協力していたのでした。


めでたしめでたし。


…って、なんですか、それは。

トロイの問題もフレアの謎もガゼルの目的もすべて無視して、
「キリとエルーは実は両思いで、キリは出会った時から彼女に恋してました」って。
いくら打ち切りとは言え、ギリギリまで伏線敷いておいて一つも回収しないとかふざけてんの?

たとえばこれがジャンプ伝統の10週打ち切りで、話を広げる暇もたたむ暇もなかったならば
多少同情する余地もあるかもしれませんが、旅に出るかと思えばいきなり自宅で夜を明かし、
途中の村で別のシスターのエピソードを挟み、さて今度こそ出発かと思えばいきなり修行…。

いかようにも伏線を回収するだけの尺はあったはずなのに、無駄なエピソードに時間を割いて
結局一番重要な部分は投げっぱなし、回収どころかまとめすらしない。

確かに伏線を全部回収しようとしてあわただしい説明オチになるよりは
全部無視して2人の恋愛オチで終わらせた方がはるかに綺麗な終わり方だけれども
物語の根幹部分に一切触れなかったのはさすがにどうかと思います。


こんな最終回が許されるなら魔城ガッデムもソードマスターもいらないんだよ!


古味先生の次回作に…期待……期待……ごめん無理。



■それにしても

キリへの恋心を認め「この旅がずっと終らなければいいのに」と告げるエルー。
その言葉を受けて「何言ってんだこいつ」とばかりに不信な目で見るキリ。

しかし――


キリ「(オレはこのために生まれてきたのかもしれない
   それだけだよ、オレが頑張ってる理由なんて――








   080910_1.jpg
   
な~んてな
   全部嘘っぱちなんだけどさ~


つまりトイレも風呂も一緒のベッドも着替えもダンスもすべての場面で
キリくんは終始興奮し通しだったってことですね!

これ読んだあと改めて第1話から読み返してみたらずいぶん印象変わりそう。





- - - - - - - - - -




今週は以上。


ワンピが第一部終了かと思えるほどのクライマックスで、あとは大体まったり系。

まあそのワンピも来週にはただの日常に戻っている可能性もありますが、
個人的にはそろそろ刺激が欲しかったところなので、この際だからいっそ一人一人に
スポットを当てていろいろ掘り下げてくれたら嬉しいなあ。


それでは、また。




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通りすがり

スケットについて。

三年後ではありませんよ。
三年前の話です。
故に、スイッチオフ前のスイッチ(兄の。弟スイッチは生きているはず)は登場しないと思われます。
もしかしたら、通りすがりぐらいの登場はある、かも?
by 通りすがり (2008-09-11 13:07) 

XYZ

>ネウロ
悪くはないんですが
今年中に終わるって情報から、今週の日常パートには凄く不安感が
6との対決が尻切れトンボで終わらないようにできるんでしょうか

>ナルト
天照で一撃決着……
予想はしていたけど何と言うか……これは酷い

サスケは傷が治ってなかったから苦戦したと、ジュウゴのフォローがありましたけど
イタチ戦でサスケはほぼ無傷でしたが、つまりどういうこと?

キラービーが連れ去られるのを仲良く見てるだけの二人には何故か吹いた
戦闘を目撃した瞬間に、どちらか一方が報告しに行くのが普通じゃないのですかね
by XYZ (2008-09-11 17:02) 

常磐

>通りすがり 様

>三年前の話です。
すみません、素で書き間違えました(修正しました)、お恥ずかしい。

来週はボッスンとヒメコの出会いのエピソードですかね。
できればそれよりさっさとスイッチオンの物語をやって欲しいのですが。

もしかしたらヒメコとのエピソードを描かないとできないのかな…?
by 常磐 (2008-09-11 18:34) 

常磐

XYZ 様

>仲良く見てるだけの二人
確かにww
棒立ちバトルではないかに見えた八尾戦ですが
思わぬところに棒立ち役がいたんですね

さすがは岸本先生、大したヤツだ…
by 常磐 (2008-09-11 18:37) 

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