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週刊少年ジャンプ50号感想 [WJ感想2007]

ょすみん。にはまってます@常磐です

今までDSのダウンロードステーションの体験版で「これは」というのにはお目にかかったことは
なかったのですが、DLして2日間続けてプレイして結構ハマったので即買い。

実際どれだけの人が体験版を通じてソフトを買っているのかは知りませんが、
少なくとも私は遊び回数に制限のある体験版はそもそもDLする気になれません。
面白さが分かるには最低数時間はかかるしね。


かめばかむほど味のある、そんなゲームが欲しい今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ50号感想■■■


【巻頭カラー】『NARUTO』

■カラー

鉛筆デッサンにそのまま色を乗せた感じのカラー絵。
以前下書き掲載されたときも思いましたが、意外と下書き段階では動きがあるんですよね。
なんで完成原稿はあんなに動かないものとなるのか、不思議です。

てかちゃんと描けばそれなりに生気のある顔描けるんだよなぁ…。
そういえば連載初期の頃は線は多くて黒かったけど、結構生気があったような気がします。
最近死んだ魚のような目をした彼らしか見てなかったんで新鮮でした。

とはいえ相変わらずカラーのサクラは可愛くない…。



■仙人モード


弱っ! 仙人弱ッ!


大技はあっさり吸収され、背後を取ったと思ったらかわされ…
せっかく大見得きって登場したのに何もいいところがないってどうよ。

いくら輪廻眼の強さを示すための戦いとはいえ、これじゃジライヤ完全に道化じゃん。
…って最初から道化だったか、この人。

しかしこの戦いがこのままペインの一方的な展開で終わったら
読者の受ける印象は「輪廻眼強ェェ!」ではなく「仙人モード弱ェェ!」で
終了するしてしまうわけで、それでは意味がなさ過ぎる。

せめて何か一矢報いて欲しい…がんばれ、ガマ夫婦!




『ONE PIECE』

■塩の効果

塩を食わせたはずが内側からモリアにガードされて失敗…。
てかあれだけ巨体になるとどうやったら「食う」ことになるのかわかりませんね。

「味あわせ」ればいいのか、それとも胃袋に入ればいいのか。
でもゾンビの状態によっては胃袋のないヤツもいるし、物理的な位置ではないのかも。
ゾンビの体内に本体となる”影”がいて、それに塩がかかればいいのかな?

たぶんこの辺はあまり追求しないほうがよさそうです。



■ルフィ登場


キモっ!


予想してたけど予想以上にキモっ!

てか待望の主人公登場なのになんかカッコ悪いよ!




『銀魂』

■改造

アナログスティックがボックスドライバーに…!

個人的にはそのままの状態で彼のドライバーが用を成すのかが一番気になるところ。
一応生理的排泄は出来た様子なので、いっそそのままの方が頑丈でいいのでは?
とりあえず硬さだけはありそうだし。

…ウソです下品ですみません_| ̄|○




『BLEACH』

■ザエルアポロさんとマユリっちの口撃開始

予想通りの外道ッぷりがうれしい



■白哉vsハゲ

相変わらず破道は「使える」技ですね。
与えるダメージは微量なれど必ず命中するその精度が素晴らしい。

死神はもっと破道の訓練を強化すべきだと思います。




『ネウロ』

■新しい血族

なんかますます悪の組織じみてきたな…
いい加減普通の娯楽漫画に戻ってほしい気もします。



■スローライファーな人

ものはいいようですね。
微妙に使い方を間違えているような気がしますが。

まあ日本で「スローライフ」「スローフード」というと自分で生産して自分で食べるとか
のんびりした生き方の代名詞みたいな使い方されてますからね。
(詳しく走りませんが、本来の意味はもっと厳格な、一種の社会運動らしい)

それよりもどう見ても普通の川に、あんな巨大なアロワナが生息していることの方が不思議です。
どう見ても突然変異の異常事態でしょう、コレは。

そしてその魚の存在を疑問にすら思わず、まず「食べてみよう」と考える男。
やっぱりネウロ世界は一般人も普通じゃない。



■ダンボール肉まん

…微妙に時期をはずしてる気がしますがまあいいか。

弥子なら本当にコンクリでもダンボールでも核廃棄物でも食べそうだから怖い。
彼女の食欲の基準は一体なんなのでしょうか?



■新しい血族の犯罪開始


いきなりただの暴行キタ━ヽ( ;´Д`)ノ━!!!!


スマートじゃない、全然スマートじゃないよ!




『テニスの王子様』

■主人公記憶喪失中

再戦を誓う手塚と不二の握手を見て何かを思い出しかける越前クン。
いっそ越前君はこのままでいいんじゃないかと思える今日この頃ですが、チームメイトにとっては
そうもいかないわけで、桃城先輩に連れ出されて強制特訓、いい迷惑です。

ところで手塚はこの試合でまた怪我したんだから、今やっても2年前と同じ結果になるのでは…?
てかたとえ手塚が万全でも、今の不二とでは普通に手塚がフルボッコにされる予感がします。

何度負けても「最強」の看板を背負わされ続ける運命の男、手塚国光。
いい加減誰か彼を解放してやってくれ。



■立海オーダ

D1は関東大会決勝と同じく、丸井&ジャッカルコンビ。
ジャッカルに出番があったことは素直に嬉しい。

ってことはS1はやはり幸村でしょうか?
ここで満を持して柳生が登場したらそれはそれで面白いのですがw


ムスカー!




『エム×ゼロ』

■タコ焼き早食い勝負

それにしても今回やけにM0使いまくってるのが気になりますね。

訓練のときはポイント補充してもらえるから問題なかったわけですが、
今回の場合はそれも(多分)ないようですし、無駄遣いしていいのでしょうか。

そもそもエムゼロだけポイント消費って理由が良く分からないんですよね。
他の生徒達はポイントを使い切ってもしばらくすれば補充されているみたいですし。

まあ無尽蔵に使えたらそれはそれで反則的な能力だから、しょうがないのかな。



■将棋大会

なんだか遊戯王じみてきたなあ…。

駒の勝敗は将棋のルールに乗っ取ったものなのか、それともプレイヤーの魔力依存なのか
いずれにしろ楽しめそうな展開にwktkです。




『HUNTER×HUNTER』

■ゴンの行動

あらゆる状況を想定し、かつ不測の事態にも冷静に対応しうるキルアですら
一瞬止まってしまった予想外の事態「ジイちゃんの龍星群」。
そんな中、ただ一人ゴンだけが迷わず、この状況で最も的確と思える行動を取ったわけですが…


ゴンは多分、何も考えてない。


ただとっさの状況で研ぎ澄まされた野生の勘が、理屈だけでは時間のかかる決断を
ノータイムで下すことが出来たということなのではないかと思います。
いつもこんな感じだしね。


だが、それでこそゴン。

それでこそ主人公。



■シュートの感動

相手の行動に素直に感激し、涙を流すことのできる人はステキだと思う。
ナックルもシュートもピュアだなーと思う瞬間。

GI編のゴレイヌやツェゲズラさん見ても思いましたが、ハンタの登場人物って
基本的に「スゴイ」と思った相手は素直に認めて尊敬する精神の持ち主が多いですね。
あのゲンスルーでさえ最後にはゴンのことを認めていたようなフシがあったし。

だからどの人も根本的に憎めないんだよなー。



■ハコワレ成功

”突然の事態”に万一を危惧されたナックル&メレオロンでしたが、無事でした。
そして一撃必殺(?)ハコワレ発動。

とはいえこれが完全に発動するまではいくらかの時間を要するわけで、
しかもその間は敵の能力の後押しすらする効果を生み出すことになるのだから
まだ安心できる状況ではないですね。



■無人の玉座

あわてて飛び込んだプフの目の前に飛び込んできたのは、王のいない玉座。
はたして王はどこへ行ったのか。
  1. 龍星群に撃たれて死亡
  2. コムギ救出のため駆け出していった
  3. ジジイ応戦
  4. 「王なんてやってられるか」と逃げた
  5. 別のところでパールと交尾中

…うーん、どれもイマイチ。


「プフが笑った」というところが余計分からないですね。
プフは良くも悪くも自分の感情に正直なヤツなので、隠すことはないと思うし。

もし万が一でも王に大事があったらとにかく取り乱すような気がします。
だから彼が笑うと言うことは、その場所にプフにとって嬉しいことがあったということで…

コムギ死んだか…?




『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

■職場でプラモ

両津と石垣とは相性がよさそうな予感…てかやってることはまるで一緒だよね。
評価される場所があるというのは幸せなことなんだなあ、と思える対比。


本題に戻って。

単純に考えて「戦史」や「戦術学」的な授業のない日本の大学などは
こういう専門的な「戦争」講義は結構新鮮で面白そうな気がします。

エースコンバットとか戦略SLGとか、ある程度ゲームで知識だけはある人も、
実際の「兵器の歴史」に触れるのはきっと楽しい発見だろうし。

一コマだけですが両津が戦車のプラモをばらしてる(組み立ててる?)シーンもナイス。
兵器を学び、歴史を学び、その構造と製作者の苦労を学び…と、まさに総合学習
メカオタ軍オタプラオタならずとも一度は受けてみたい授業の気がします。

まあ左向きの人とかは「学校で戦争の勉強なんてとんでもない!」とかいいそうだけど。
そこは上手いこと「こんなフィギュアも作ってます」とかでカバーかな。

…別方向から抗議が来るかもしれない。




『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

■真犯人は

冒頭で依頼人の彼女を登場させて「まさか彼女が犯人?」かと読者を
ちょっとだけ驚かせてから真犯人登場。

先週の感想で書いた予想通り、真犯人は先生でした。


一時は回収したDVDをまた無編集で持ってくるとかアホかコイツはとか
そもそも自分が映った時点で編集するだろとか
てか誰に売るつもりだったんだ誰かにそそのかされたとか言うほうがまだマシだとか
決定的な証拠があるにもかかわらず全校放送で暴露とかひどいなスケット団とか
よく考えたら朝早くの集合らしいから校内に人いないんじゃね? とか


いろいろ突っ込みどころは多々ありますが。
この辺は学園モノのお約束として流してしまうのが適当なのかもしれない。



■呪いのビデオ

結城さんvsスイッチ3回戦もスイッチの勝利に終わりました。
微妙に勝ち誇った顔のスイッチと物陰で悔しそうな結城さんのシーンがいいですね。

夢告ではスイッチ×結城さんを応援して(ry



■開き直る先生

「ボクが犯人だ」のシーンでネウロ的な犯人豹変シーンを期待したのは
私だけじゃないに違いない。
もう普通の罪告白シーンじゃ満足できなくなっている自分がいる。

松井先生は罪な人。




『ベルモンド』

最初の刺客を倒してゲットしたアイテムで、いともあっさりとラスボスと対面。
RPGでいうなら、始まりの街に入ってイベントバトルを終え、最初の仲間をゲットして
さあこれからどんな冒険を始めようかと思ったら、いきなりボスの元へ、みたいな。
(ぜんぜん例えになってない)

なんかもう展開速すぎというか唐突すぎというか…
やっぱりもう終わりなのでしょうかねえ。

予定ではきっと第3の剣ウェンディが妖精の力で空飛んだり
第5の剣フレディなんかはチェーンソーだったりしたのかもしれないと思うと
ここで終わってしまうのは非常に残念な気がします。


しかし毎回こうやって連載が中途で終わりになるたびに考えてしまうのですが、
連載開始時におそらく作者が予定していたであろう物語はいったいどこに行ってしまうの
だろうといつも思うわけです。

それと同時に作者本人ももうやりたくないんじゃないかと思える無駄エピソードをやる作者や
いつ始まるとも知れないほどに長い長い長い休載をし続ける作者(まだ休む気満々)、
あるいは意味のないつなぎだけの回をやっている作者などを見ていると、
実力の世界はかくも過酷なものだと、世の不条理を感じざるを得ません。

…特にどの作家とは言いませんが。





- - - - - - - - - -



今週は以上。

そろそろ2007年のジャンプも終わりが近付いてきました。
1号と言えば新連載、新連載と言えば打ち切り、サバイバルレースはこれからが本番です。


それでは。



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