SSブログ

週刊少年ジャンプ33号感想 [WJ感想2006]

久々の運転はヤヴァかった@常磐です。

PS2「ペルソナ3」を買いました。
「女神転生」シリーズはペルソナ系しかやったことないので、久々の新作にウキウキです。

しかし本体新調しなければソフトが読み込めない_| ̄|○



それでは遅れましたが今週のジャンプ感想行きます。




■■■週刊少年ジャンプ感想■■■



【新連載】『OVER TIME』

■久々のスポーツ少年漫画

テニス様とアイシルに続き、ミスフルに代わり、久々のジャンプでのスポーツ漫画。
しかも題材は王道の野球

とはいえ、普通にスポーツをするだけではウケないのがジャンプの悲しい宿命。
テニス様が「超人化」、アイシルが「戦略」、ミスフルが「強引ギャグ」で
それぞれこの厳しい荒波を乗り越えてきたわけですが、さて、この作品はどうなるか。

とりあえず、主人公の太朗くんって、ハンタのゴンに似てますよね。



■巻頭カラー

制服を着た少年と、鷹の羽を持つ白髪頭の少年(?)の組み合わせ。
なんだろう、こんな構図前にどこかで見たことあるような…。



■本編

うーん、あまり書くネタがありませんねぇ。
顔はそこそこ可愛いく、実力もあるようだが、人間的魅力のあまりない主人公・太朗と、
顔は極悪だが、努力家でマジメで実力と名声も伴っている「西中の鷹」・鷹見

そんな2人がたまたま同じバスに乗り合わせ、そのバスが事故にあい、
鷹見は死んでしまったが主人公は生き残り、彼の墓参りに行ったところ―――


鷹見「連れてけ 甲子園」


と、幽霊になった彼が主人公に語りかけるのであった。
果たして鷹見の夢はかなうのか、以下次号。

そんなお話。


いきなり主役クラスの登場人物が死んでしまったのにはちょっと驚きましたが、
その死んだ少年が幽霊(?)となって主人公にとり憑き、夢を叶えるという設定は
「ヒカルの碁」そのまんまという感じでイマイチ。
そして羽根付き鷹見クンの登場シーンはデスノのリュークそっくりだし。

この程度の構図でパクリと言うつもりはありませんが、あまりいくつも重なるとマイナス、
妙に気になってしまいます。


まあ、主人公に魅力がないのというのは、今後の彼の成長ぶりを見守るとして、
とりあえず、夢半ばに散った鷹見クンが報われるまでは連載が続いて欲しいものです。




『ONE PIECE』

■まさに英雄

前半はスパンダの不快な言動に吐き気がしそうになりましたが、
あと一歩で彼が「正義の門」をくぐろうとするその瞬間!


スパンダ「英雄の!第一…ポガバ!!



はじめはフランキーかと思いました。
彼も飛び道具を持ってたし、地雷程度でやられるような奴ではないことは分かってましたから。

でも違ったんです。

裸眼では確認できないほどの遠くから―――
他の何者ですらも届かないほどのはるか彼方から―――
そう、斬られてズレて崩壊寸前の司法の塔の頂上で、一撃でスパンダをノしたその名は―――


そ・げ・キーング!


♪そげーきのしまでうまれーたーおーれーはー
  ひゃっぱーつひゃくちゅー るるららる~~♪



こんな最高のシチュエーションでそげキングキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

かつてウソップがこれほどまでに格好よく見えたときがいままであったでしょうか?
いや過去にはあったかもしれませんが、それでもこんなにも雄雄しく、たくましく、そして頼もしく見えたときがいままでにあったでしょうか?(いや絶対にない)


尾田先生、ありがとう。


本当にビックリしました。
そしてちょっとだけ泣きそうになりました。

だって本当にこんなところで彼の見せ場があるなんて思わなかったんですもの。
開戦の合図を任されただけで終わりだと思っていたんですもの。


今回のW7編から海列車、司法の塔に続くまでのこのシリーズ、賛否両論ありましょうが、
ロビンの涙とそげキングのこのシーンだけで帳消しになったと言ってもいいと思います。

サンジが「スゲェだろウチの狙撃手」とさりげなく仲間自慢してるあたりも(・∀・)イイ!!


もう、サイコーでした。



■鍵到着

そして残りの鍵も抜かりなくフランキーの元へ。

次号は自由になったロビンの反撃かな?
下手に許したりなどせず、親父のぶんまで完膚なきまでの報復を期待したい。


もちろんフランキーもね!




『NARUTO』

■影分身の裏技

秘密の特訓法とは、多重影分身を使うことで修行時間を短縮するというものでした。
てかいちいち説明にムダなページを使っているような気がするなぁ…。


カカシ「影分身の分身体が(中略)その術者の経験として蓄積される
     つまり一人で二日かかる修行は二人なら一日でできてしまうし、
     一人で二十年かかる修行でも、千人なら約一週間でいい」


この一言でいいんじゃないでしょうか。
  1. 影分身の原理について説明
  2. わざわざ互いに分身
  3. 2手に分かれて分身のほうが森に隠れる
  4. 分身組がじゃんけん
  5. 本体のほうはボケーとただ待っているだけ
  6. 勝負がついたところで分身の2人が消える
  7. ナルトが分身体に何があったかを知る
  8. 経験したことをもとに、これから何をやろうとしているかを説明
これだけで8ページも使う必要がどこにあるのか…。

理解力に難のあるナルト相手に、カカシが非常に優秀な「教師」であることは分かりましたが、
これを読んでいる読者にとっては、はっきり言ってまどろっこしいだけ。


ナルトのようなタイプは、まずやらせてからその理由を教えるほうが効率的だと思います。



■チャクラ「性質変化」

修行の前に、ナルトの「力」の性質を見るための儀式をするというカカシ。
一体何をするのかと思えば―――


水見式と来たか。


火風水雷土の概念は割と当初から出ていたことですし、良くある設定なのでスルーできますが、
さすがにこれはカブりすぎでしょう。

フォローできる人いるのか、コレ。



■顔だけ漫画

何コマかに一度、同じような位置から見た俯瞰図が1コマ2コマある程度で、
あとは全部バストアップか顔のアップの絵ばっかりです。

特に146~152ページにかけてがひどい。
せめてもう少し表情が豊かならいいですが、最近のナルトって本当に表情がない。

週刊連載は本当に大変だろうとは思いますし、他作家と比べるのは悪いとは思いますが、
たとえストーリー漫画において、エピソード間の「つなぎ」の話であっても、本当に単なる「話の途中」の回にするのではなく、1話ごとにきちんと盛り上がりと見せ場を用意するものだと思います。

たとえば尾田先生なら何だかんだいって毎週必ず「ヤマ場」が存在するし、
許斐先生も毎回毎回必ずサプライズを用意して我々読者の目を楽しませてくれます。
1話完結モノの銀魂やもて王、こち亀などはいわずもがな。


こんなにも盛り上がりも何もない、淡々と「物語」だけが進行するだけの、
しかも話が登場人物2人の会話だけで終わってしまうような「顔だけ」漫画……


ぶっちゃけ手抜きと違いますか? 岸本先生?




『アイシールド21』

残り58秒、タッチダウンで逆転勝利を狙うデビルバッツの最後の作戦とは、


超・正攻法での97ヤード押し戻し。


神龍寺がフィールドアウトを警戒して外に固めているのを逆手に取り、
チーム1非力な雪光を壁に加えることで中央突破を仕掛ける作戦に。
ルールはよく分かりませんが、壁を突破してダウンなら時間が止まるのかな?

こういう緊張感のある戦い、大好きです。


どっちが勝つか分からないところも楽しい。




『太臓もて王サーガ』

今週は翠が主役。
女性キャラでありながらここまで汚れ役をこなす翠のキャラクターが素晴らしい。


しかしどんな展開になったとしても、宏海の不幸は揺るがないのですねww




『とらぶる』

■ニッポンの夏

夏のない世界から来たララに日本の蒸し暑い夏はキツそうです。
しかし日本の女子高生ってのは、なぜあんなに暑いのにブラウスの上に(ノースリーブとはいえ)セーターまでしっかり着こむのでしょうかね?

いくら制服の一部とはいえ、過酷すぎだと思います。



■謎のストーカー

この暑さの中、全身黒のパーカーにマスクにサングラスで汗一つかかない不自然さ。
やはりこれは新たな宇宙の婿候補ということなんでしょうか。

意外にザスティン様だったりして…。



■乳もみ

女子高あたりでは良くあることらしい、女の子同士の乳もみ。
しかし大体の場合は真正面から形を確かめながらやるものだと聞いていましたが…。
これはやはり先日の「みえるひと」の乳もみを意識したものなのでしょうか。

個人的には胸の大きさよりも、意外なお尻の大きさと太もものむちむち感が気になります。



■リトがんばる

ララと春菜の貞操(?)が危ないと、校舎中を駆け回るリト。
いきなり更衣室に忍び込んで、不自然にリトだけが「いい目」を見るとか、周りが非難されているのに彼一人だけが難を逃れるとか、そういうことが一切ないのが彼のいいところ。

「いちご100%」とよく似たポジションであるにもかかわらず、リトに対してそこまでの不快感を感じさせないのはそういうところにあるのかもしれません。



■今週のザスティン様

今週はザスティン様は登場なさいませんでした。

きっと今頃あの重装備がたたって、リトパパの家の前で熱射病で力尽きていると見た。
当然犬はセットでついてきます。




『D.Gray-man』

■取り押さえられるアレン

レベル3のアクマにたった一人で立ち向かっていったフォーを助けるため、
仲間達の制止を振り切って扉(結界)の外に出ようとするアレン。
そしてそれを抑えようとするバク他仲間達。

フォーいわく「ちょっとのショックでも原子分解を起こす」といわれているのに、
全身で乗り上げてアレンを押さえつける彼らにハラハラします。



■アレン=イノセンス

アクマを望んでたまらない自分を自覚したアレン。
それを見て「存在自体が対アクマ武器(=イノセンス)」と理解したバク。

アクマがダークマターの塊なら、エクソシストはイノセンスの塊ってことなのだろうか。



■アレン復活(?)

体の状態はともかく、精神的にはほぼ復活した感のあるアレン・ウォーカー。
イノセンスのないはずの右手が、アクマに触れただけで反応を起こしたところを見ると、
どうやら「全身が対アクマ武器」となった…ということでいいのかな?

星野先生のバトルも始めると長いんで、短くまとまることは期待していませんが、
今までずーっと放置され続けてきた主人公の久々の出番、相応のシーンを期待したい。




『魔人探偵脳噛ネウロ』

■センターカラー

すでに食べつくした超巨大スイカの上に乗り「…もっと食べたいなぁ…」とつぶやく弥子。
スイカの縞模様に描かれている文字は「Still hungry」

松井先生のカラーは基本的に好きですが、時々アタリハズレがあるのもまた事実。
そういう意味では今回はちょっとハズレな感じ。
てか、ネウロの絵にCG処理した太陽って似合わない…。


次回のカラーに期待。



■春川教授に接近

カラーとは対照的(?)に、本編は相変わらずのハイクォリティを保っています。

名詞の住所をたどって錯刃大学に向かったネウロ&弥子。
どうやら春川教授の死はまだ公表されてはいないようで、門前払いをされかける2人。



■江崎ほか3人と接触

そんな時、助け舟を出したのが、かの”いわしダイブ”江崎女史。
到着した江崎教授の研究室には、”切り刻みたい”朝永クンと、”鈍器・ホーテ”小柴

状況はまさに「罠にかかったエモノ」のような状態です。
…相手がネウロでさえなければ。



■連続フェイント

「ん?見たいの?」と、引き出しをごそごそ漁る江崎さん → 鍵を取り出しただけ
「何に使うかって言うとさ」といきなり体をかがめる朝永クン → ケーブルを拾っただけ

と読者に「来るぞ来るぞ」と思わせておいての絶妙なフェイント。
それを2回繰り返して読者が安心したところを狙って、


小柴「あ、そういやあの娘たちさあ…
   
思いっきり殴り殺したいんだ


と、いきなり階段を土台からムリヤリ剥がしてたたきつけようとする小柴。
かろうじてよけた弥子と、微動だにせず危険を回避したネウロ。

なかなかいい演出です。



■みっちりロッカー

何とか第一撃を逃れたネウロ達でしたが、その部屋のロッカーの中には人間がみっちりと。
小柴いわく「同じタイプの人間」であり、鈍器を持って人を壊すことを至上の喜びとするらしい。

敵意を持って向かってきているとはいえ、彼らは春川教授の作成した「電子ドラッグ」に
操られているだけの「普通の人間」に過ぎません。
そんな彼らに対してネウロがどうするかというと―――


弥子「どーすんのネウロ! 操られた人相手に…」
ネウロ「弱ったな、下手に手を出すことはできないな
     ム、それはそうと…
     
     こんなところで遊んでいる暇はないのだ」

  


情け容赦ないバイオレンスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
さりげなく弥子が一番ひどい扱いを受けているところが笑えますwwww

そして地上につながる唯一の階段がなくなってしまってどうやって外に出るのかと思っていたら、
あっさりと人間を壁にめり込ませて階段を作って解決。


こういうところがネウロならでは、という感じで楽しい。



■弥子の感じる「違和感」

人の作った「謎」を解くのがネウロの仕事なら、
人の心に潜む「謎」を解き明かすのが弥子のお仕事。

春川教授が「電子ドラッグ」を作りに至ったその目的…明らかになる日が楽しみです。




『銀魂』

■微妙に低い掲載順

現行の遅れでもあったのか、それとも新連載とのシャッフル現象か。
最近高位置で安定していたこともあり、突然のこの低い掲載順には意味なく動揺してしまいます。

来週には戻っていることを祈ります。



■大江戸自動車学校

免許取るって結構大変なんです。
時間もかかるし、もし取り消されたりしたら再取得するのにも結構お金がかかります。
おまけにしばらく乗ってなかったら「ペーパー研修行け」とか言われる始末。

車は安くないし、駐車場代とか維持費にも結構金かかるし、
動かせばガソリン代、へこませりゃ修理代、人轢いたら治療費だの慰謝料…。


まあ運転自体は結構楽しいんだけどね!


よく考えるとこんなに不経済なモノってあんまりないよね。
(と、運転苦手なのをごまかしてみる)



■かもしれない運転

「かもしれない運転」は、事前に危機回避をするためには非常に重要なものです。

もしかしたら人生に迷いを感じた50代がいきなり飛び出してくるかもしれない。
もしかしたら「僕は飛べる」と勘違いした芸能人がいきなり飛び降りてくるかもしれない。
もしかしたらいきなり車をめがけて隕石が衝突してくるかもしれない。
もしかしたら隣で運転している人が、いきなり変な妄想運転を始めるかもしれない。

もしかしたらボールを追いかけて飛び出したテニスプレイヤーにはねられるかもしれない。
もしかしたら変なスープを飲んだシェフが「フー・・・フー…クワッ」とか言ってるかもしれない。


…公道は危険がいっぱいです。


しかし、キャプテン・カツーラの想像力はすごいね!
延々4ページにもわたる妄想っぷり、ちょっと感動しちゃったよ私!!


しかし結局ヅラはどうやって「夏のそなた」を観ることができたのでしょうか。




『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

先週に引き続き、鉄オタネタ。
今回はさらに両さんの過去ネタも絡めて、都電の話をやるらしい。


しかし少年時代の両さんの顔って、そこらのモブのガキと同じくらい存在感ないな!


せめて眉をつなげてその他大勢と区別してくれないとわからないよ!




『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』

■意外と弱い使者

使者が弱かったのかティキが意外と強かったのか。
よく考えたら登記契約を交わすために一度ムヒョに負けている使者なわけで…。

使者の選択を間違えたのではないかと思ってみたり。



■ついに今井さんまで…

味方のありとあらゆる人間がムヒョの足を引っ張ると言うこの構図。
いままでは今井さんだけはマトモだと思っていただけにこの結果にはがっかりです。
オマケにムヒョ唯一にして最大の武器である魔法律書も壊れてしまうし。


ムヒョ「まったくどーしよーもねーな…どいつもこいつも…」


ご心中、お察しします。




【代原読切】『新世紀忍者列伝 服部さん』

今週許斐先生が原稿を落とされたために掲載された読切。
代々家に仕える忍者が、修行のために主人に仕える…が、その忍者が使えない奴だったという話は、昔サンデーで椎名高志が短期連載していた「乱波SS」を思い出しました。

忍者の「ダメ度」ではこちらのほうがはるかに上ですが。



■ブタムシくん

見た目のキモさを裏切らないキモイ言動と行動がサイコーw
「ブタムシ」の呼び名とか、家族の接し方とか、冷静に見てみるとかなり酷いんだけど、
不快感どころかむしろ「当然のこと」として読者が受け入れることができる彼のキャラがいい。

緊急の時には全く使えないところがさらに( ・ ∀ ・ )GJ!!



■忍法ひざかっくんの術

イメージ的に全然使えなさそうな技でも、使い方を研究すればすごい武器になる、という典型。
もしかしてブタムシ君は意外に研究熱心なのかなぁ。

しかしせっかく見直したのに、「3分の2が成功してミッションコンプリート」と言い切るあたりが
読者の期待を裏切らなくてまたサイコーです。


それはそうとコータ君結構強いよね。
「返せ…」とブタムシをドツいてるコマに、先週の白石さんを思い出しました。


↑先週の白石さん



■総評…というかこの作品の連載可能性について

単発で見る分には面白いですが、2週以上見るとブタムシが不快になりそうです。




ゲーム宣伝ページ

■PS2ゲーム『テニスの王子様ドキドキサバイバル』

前回の「学園祭の王子様」に味を占めたか、再びテニス様の恋愛SLGが発売されるようです。
今度の舞台は…無人島て。


一体何をどうしたら彼らが無人島で遭難することになるのか。
劇場版で救命ボートが流されて(観客に恐れられ見捨てられたとみた)漂流したのか。
そもそもなんでわざわざ無人島なんかで恋愛サバゲをするのか。
てかテニスとか大会とか学校とか進学とか人生とか……まあどうでもいいや。

とりあえず彼らなら無人島だろうがなんだろうが身一つでなんでも解決できそうです。


手塚「みんな聞いてくれ、緊急事態が発生した」
菊丸「そんなこと見りゃわかるよ」
不二「漂流したのかな」
菊丸「ここ、無人島?」
  乾「無人島とは、日本では本土及び有人離島を除く海図上の岸線
    0.1km以上で、1年を通して居住者のいない島のことを指すが、
    多くは居住区域となっていない島の反対側であることがほとんどだ」

菊丸「へーそう」
  乾「…という訳で菊丸。ちょっとお前の分身を島の反対側に派遣しろ」
菊丸「えーめんどい。あ、そーだおチビ、ちょっと空飛んで見てきてよ」
越前「ヤダ。それより桃先輩、喉渇いたんでちょっと雨呼んで
桃城「越前、お前先輩を何だと…」
  乾「困ったな、とりあえず状況だけでも把握しないと…」
不二「んー、今心眼で見てみたけど、本当に無人島みたいだよ」
海堂「人家はないっスか?」
不二「ちょっとなさそうだね」
越前「不二先輩、あっちに見えてるの、船じゃないっすか?」
不二「どれどれ…ああ本当だ。
    じゃあ手塚、ちょっとあそこまで
海割って道作って
手塚「…不二、俺が海を割れるという根拠は何だ」
不二「できるでしょ?(開眼)
手塚「……わ、わかった」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ(手塚ゾーン)


菊丸「おー、割れた割れた」
海堂「てかあの船、座礁してないっすか?」
不二「そりゃ海がなくなったんだから座礁もするでしょ」
越前「そーいうワケだから桃先輩、雨呼ぶのちょっと待ってください」
桃城「あ?なんだって?もう呼んじまったぞ!?」


ザ ア ア ア ァ(豪雨)


手塚「ち、力が…」
大石「し、しまった!手塚は雨が降ると力がでないんだ!」
海堂「それなんてアンパンマン?」
大石「ああ、海が元に戻っていく…それに船が…」
菊丸「てかあの船沈没してない?」
不二「たぶん座礁したショックで船底がもろくなってたんだよ」
菊丸「あーあ、手塚が海なんか割るから…」
手塚「お、俺のせいなのか!?」

ゴ オ オ オ オ・・・

菊丸「? 何か変な音しない?」
不二「さあ?」
大石「上のほうから聞こえるようだが…」
越前「あ」
桃城「あ」
海堂「あ」
河村「あぶないっ、飛行機がっ…!!


ド ォ ン !!


菊丸「落ちた?」
不二「落ちたね」
越前「桃先輩…照明に飽き足らず今度は飛行機まで…」
桃城「おっ、俺のせいかよっ!!」
  乾「気流を無視し雨を呼んだためにコントロールを失ったか…」
桃城「そんなぁぁあぁぁっ!





手塚「みんな聞いてくれ、緊急事態が発生した」
  乾「おとなしく人力だけで解決しないと犠牲者が増えることが判明した」
越前「ふーん…のぞむところッスよ」
不二「自らの力を封じたうえでのサバイバル…面白そうだね」


こんなオープニングだったら買う、かも。

てか「スマッシュヒット!」の新作マダー?
1人ダブルスとか百錬自得とか同調とか氷の世界とかやりたいのにぃ。




- - - - - - - - - -



今週は以上。

今週はテニス様がなかった分、ムリヤリゲーム紹介ページでテニス分を補給しましたが、
無理にネタをひねり出した結果、かえってテニス分が減少した気がしました。

次号は載っていることを祈ります。
ついでに銀魂とネウロの掲載順も。


それでは。



nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(2) 

nice! 0

コメント 2

かずは

こんにちは♪銀魂の掲載順ピンチですね( ̄□ ̄;)!!!
でもまあ、○○○と位置が入れ替わっただけだろうし・・・・・・(希望的観測)
>許斐先生も毎回毎回必ずサプライズを用意して我々読者の目を楽しませてくれます。
え?用意してたんですか?あれ。
てっきり、許斐先生ってそんな意図なんかこれっぽっちもなく、素でやってるんだとばかり(笑)
ところで、テニプリの恋愛SLGなんてしろものが出てたんですね。すごい!
>それより桃先輩、喉渇いたんでちょっと雨呼んで
に爆笑でした\(o⌒∇⌒o)/
by かずは (2006-07-18 19:01) 

常磐

>許斐先生ってそんな意図なんかこれっぽっちもなく、
>素でやってるんだとばかり(笑)

いやコレはもちろんその通りです。
許斐先生が「それぐらい”素”で出来んだよ!」とばかりに繰り出す展開が、結果として毎週のサプライズを巻き起こしているわけで…。
あらためて許斐先生の天才ぶりに脱帽です。
by 常磐 (2006-07-19 20:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2