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週刊少年ジャンプ48号感想 [WJ感想]


トリックオアトリート@常磐です


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と言っても正直ハロウィンらしいこと全くやってませんが。
実は前日が誕生日でしてね…フォロワー様にお祝いの言葉いただいたり絵とか小説とかいただいたりしてそっちの方が自分の中ではクライマックスだったので。

いやでも今年はいろいろもらえて最高でした…昨年のペルライ以来直接フォロワー様と会って話す機会も多くなったせいかちょっとだけ距離が近くなってドキドキしつつも楽しい毎日です。
…まあ終わった後毎回脳内反省会を行ってるけどな!。


やっててよかった毎日更新、今週のジャンプ感想です。




■■■週刊少年ジャンプ48号感想■■■


【巻頭カラー】『呪術廻戦』

覚醒型の現代術師を見下し平安時代の魑魅魍魎が跋扈する世界を目指す(…でいいんだよね)ケンジャクが一番忌避しているだろうと思われた高羽。

序盤は彼の理屈の通じない論理能力に戸惑ったり自分の術の相性の悪さを感じていたものの、ならばとあっさり相手の土俵にのって一番彼が言われたらいやなことをやってくるとか対応力高すぎだろ。いくら虎杖ママとか夏油とか現代人の情報を吸収したとはいえここまで高羽特効の攻撃をしてくるとかもう少しピンチになる時間が長くてもいいんじゃない?

そして高羽にとっても最も「笑えない」赤。
これでシリアスに向かうなら高羽に勝ち目はなさそうだしかといってこれをギャグにするのは彼的にはNGだろうし…あれ、これも詰んでね?大丈夫?

確かに暫定ラスボスその2がこんなぽっと出にやられたら(個人的には好きなのだが)やはり立つ瀬がないってことなのかなあ。とはいえここまで現代的な観点からフルボッコにしなくても。
お笑いには詳しくないけどちょっとかわいそうになってきちゃいました。



『ONE PIECE』

■ロックス海賊団

冒頭の天竜人による本当に娯楽で大量虐殺を行うんだなという醜悪さと、終盤の何とかそれでも500人…人口10万から見たら本当に微々たる人数だけど…でも生き延びることができたという事実に胸糞悪くなったわけですが、それ以上にロックス海賊団が豪華すぎて目を奪われてしまった。

相変わらずロックスの姿はシルエットでしか出てきませんが、配下(といっても特に彼に従っているわけではなく同じ目的のために一緒にいるだけのゴロツキという感じだが)に白ひげ・ビッグマム・カイドウ・シキにキャプテンジョンとこれまでの名だたるラスボスクラスの海賊たちだけでなく。

若かりし頃のステューシー(本物)にまさかのニョン婆(グロリオーサ)までもがいるとは。
しかもどれもかっこいいし美人だし本当に「僕の考えた最強の海賊団」という感じでこんな状況にもかかわらずワクワクしてしまった。物語的には主人公ポジであるロジャー海賊団が来た時の方に興奮してもいいはずなのにこの豪華っぷりはずるい。オールスターすぎる。

そして当人たちは全く認めてないものの結果的に彼らを率いているロックスの株が上がる上がる。
ツイッター等での感想では彼らのロックスに対する扱いが上陸時のルフィにそっくりで、乗組員たちのキラキラぶりもどことなく麦わら海賊団を彷彿とさせるというところから、ロックス海賊団は現代の麦わらの海賊団の裏返しとして扱われているのではないかと考察されてましたね。

まあ実際尾田先生がそういう意図で描いているかどうかはわかりませんが、少なくともこの頃はロジャーやガープ、神の騎士団よりもロックスたちの方が魅力的に見えたのは事実。

てかこの後ガープにロックスがやられるんでしたっけ?
ちょっと想像できないんですが今回はくまの回想という形だったのではしょられちゃった残念。
また別の機会で語られるとは思いますがもうちょっと彼らの活躍を見たかったなあ。

尾田先生、エピソードゼロとして映画化してもいいのよ?




『キルアオ』

玉ちゃん先輩は手芸部の中では1,2を争うオトコマエだし、実際に主人公たちからは全くなめられてはいないのですが、いかんせん背が低いってだけで小動物扱いはされるよね…

つーかあんな重そうなダンベルを軽々とショルダープレスやサイドレイズできる時点でこれもう完全にバトル要因じゃん…次学校巻き込んでバトルになったら絶対活躍する奴だ…

個人的にはムキムキマッチョになった玉ちゃん先輩が普通にかわいかったので一時的にでもそうなる展開は見たいですね。今までなめてた周囲がいきなり見直す流れはベタだけどすごく見たい。




『あかね噺』

負けず嫌いで意外とドロドロした内面を持っているという意味でひかるとあかねが似ているように
負けず嫌いでだがカラッと行こうぜという行動力という意味でからしとあかねはよく似ている。

つーかこいつらが満員御礼をやり遂げないはずはないのでそこはあまり心配してませんが、それよりもちょう朝師匠と泰全との会話が気になるところ。




『ウィッチウォッチ』

モモチはもう完全にママポジションだなこれ…!

いや見た目からしてそうだったけど最後のページとか完全に子だくさんの家庭を支える母子家庭の大黒柱だ。仕事もしてきちんと働いて平日は息子たちにも手伝ってもらってるけど休日はめっちゃ甘やかしてくれる肝っ玉母さんだ。

何はともあれようやく「日常」が戻ってきたこの作品。
飛び散った蝶たちを集めれば復活できるという目処も立ったししばらくは幼女を囲んで育ち盛りの高校生がどうやって奮闘していくのかを楽しみにしていよう。




【特別読切】『人造人間100』

■蛇足

数か月前に惜しまれながらも(少なくとも自分にとっては)終了したこの作品。

人間と人造人間とのバディなのか友情なのか、それとももっと信頼しあえる何かになるのかといろいろ予想しながら読んでましたが、結局最後まで人と人造人間とは分かり合えないまま、しかしだからこそ彼女は答えを見つけ出し彼は人間となった。

そんなちょっとビターなラストからそのまま続く物語でありながら、実質第1話の裏側を描くエピソードゼロでもあるという、確かに完結した後からでは蛇足かもしれない、でも読みたかったんだこれが!

結局のところ博士が人造人間を作った動機は初めは純粋な善意…というか罪悪感からくるものであり、それが人を襲う人型兵器になろうとは思っても見なかったということでしたね。あと最後まで理由が分からなかったあしび家の不死身とも思える特異体質についても実質彼の先祖が人造人間のプロトタイプだったからということで納得。博士の研究は実は最初に成功してたというオチ。

また1話の段階で100号が普通にあしびの家族を殺していたのはショックでしたが、まああの場にいて殺してないはずはないよな。これを本誌でやらなかったのは蛇足だったからという意味もあるけど、本誌でここまでの表現はできなかったのかもとちょっと思ったりしました。

しかしまあ短い中でここまで綺麗に完結させた作品はここ最近ではちょっとない。
今回のエピソードだってあればより補強される材料ではあるけれど、本誌の中だけでもきちんと完結して納得できているし。だから「蛇足」とある意味自虐的なサブタイトル付けたのかな。

今回は短期連載に終わってしまいましたが次回作が楽しみです。
ストーリーの構成力もさることながら絵も読みやすく漫画としても上手い、少なくともこれを読んでて一度も目が滑るということはありませんでしたし、今回の特別編の100号があしびの家族を〇すシーンは残酷ながらも美しくてとても良かった。連載お疲れさまでした。





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今週は以上。


ハロウィンに向けてちょっと違うことやるぞー!と意気込んで始めたはいいもののプラットフォームの違いに苦戦して結局ほとんど進まないままハロウィンが終わってしまいました。
そのためにジャンプ感想も引き延ばしたのに全く意味ねー!すみませんでした。



それでは。



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