週刊少年ジャンプ45号感想

10月なのに暑い＠常磐です


まだ９月の方が涼しかったってどういうことなの？
衣替えの準備としていらん夏服捨てたら今になって半袖がねえとか困る。
仕方ないので休日でも仕事用のシャツですよ、涼しくていいけどね。

ところで昨日は約２年ぶりの鬼滅でしたね。初回がアニオリということで
ちょっと不安でしたが無難にまとまっててよかったと思います。あと飯テロ。
美麗な作画と微妙なテンポの悪さが２年前と変わらなくて懐かしかったです。

てかあの鬼その気になれば人質殺して逃げられるのにいつまでもベラベラと…
結局最初の車掌以外誰も殺せてないし食ってもいないし何がしたかったのか。
食うと言えばやたらと食べ物関係の作画がよかったですね。ネットの情報だと
衛宮ごはんの監修の人が参加してたらしいのでなるほど納得。

そしてここから約１か月半は無限列車か。流石に映画そのままを再放送する
訳じゃないだろうから、映画ではほとんど描写されなかった善逸の戦いや
厭夢が褒めたたえていた列車内での煉獄さんの活躍が盛られるのに期待。


早く遊郭編が見たいなー、今週のジャンプ感想です。

■■■週刊少年ジャンプ45号感想■■■

【巻頭カラー】『ONE PIECE』

■頑張れモモの介

てかモモの介、現状龍になっているからわかりづらいけど実際は28歳なんだよな。
人間に戻ったら実はおでんそっくりだったとかそういうオチになるのだろうか。
でも中身はモモの介のままだからそれを見たカイドウは…

うん、嫌な予感しかしない。



■サンジの変化

クイーンの形態変化には笑ってしまったが状況は笑い事じゃない。
これはもう死なないにせよさすがに戦線離脱かと思われたところに…え、何これ。

サンジの身体はまったく大丈夫じゃなくて、本来なら死んでるレベルでバキバキ。
実際に痛みは感じているようだがなぜか普通に歩いてる。いや普通じゃないけど
何というかゾンビが自分の負傷を理解しないまま歩いてるみたいで気持ち悪い。

サンジの強化イベント自体は物語的に必要で期待していたところではあるが
それが彼の一番忌避していた「ジェルマ化」というのはちょっと気の毒では？
いやもちろん合理的な彼のことだから戦いの役に立つならば受け入れるだろうし
仲間たちだって否定はしないだろう。でもそれちょっと皮肉が過ぎません？

というか個人的にはサンジやゾロは「生身で強い」ってのがある種のステータス
だった気がするんだよね。悪魔の実とかリスクはあれども割と簡単に強くなる
手段があるせいで余計そういう「能力者じゃないのに強い」が際立つのに。

だからサンジがこのままジェルマの力を発揮させて強くなるのは個人的には
あまりうれしくない展開。でもよく考えてみれば生まれつきそういう処理を施された
デザインベビーだったから今更か。うーん。

とりあえず兄弟たちのように彼の心が失われないことを願います。

『Dr.STONE』

■娯楽とメディア

ストーンワールドに電力や乗り物ができて便利になる…という流れはいつもの
パターンなんだけど、それがゲームやメディアといった娯楽に特化したものに
なるとちょっとどうかなと思ってしまう現代の闇。

実際はＳＡＩも言っていたように娯楽もまた文明の根幹であり、
それを作る余裕が出てきたってのは喜ぶべきことですしね。

「フランケンシュタインの誘惑」でも言ってたけど、結局のところ科学とその成果は
そのものよりもどんな目的でどうやって作るかが問題になってくるんだよな。
どんな崇高な目的のためでもその過程に残酷な人体実験は許されないし
逆にどんな安全な理論を用いたとしてもその結果が核兵器なら許されないし。

でもその結果の積み重ねが今の生活基盤になっているんだよと言われたら
否定できないからな―。多大なる犠牲の上に今の安全な薬や麻酔があるし
ダムなんて自然破壊の極みだがそれがあるから安全な水や治水ができる。

で、今になってＳＤＧｓ？ちゃんちゃらおかしーわ。
そんなまだるっこしいことするよりも今すぐ人類禪院石化させればいいじゃん！
3700年も経てば旧人類の遺産は消滅して綺麗な緑の地球に戻るよ！

…なーんてね。



■パンチカードゲーム

さてすっかり脱線してしまいましたがついにコンピュータ完成ですか。
プログラミング結果をパンチカードに打ち込んで動かすってのが黎明期に
あったのは聞いたことがあるけど本当にそれで動くんだなすげえ…。

やってることは完全にアナログなのに出来上がるのがデジタルとか
デジタルとは、アナログとは何なんだと根源から問い直したくなりました。



■いきなりの石化発動

終結章に突入したとはいえまだクラフト自体は必要だしまだもう少し平和…
…と油断したところでのこれかよこえーよ！

え、一体いきなり何が起こったの？
またホワイマンからの横やり？それともただの人為的ミス？

『僕のヒーローアカデミア』

先週満を持して登場したアメリカ最強のヒーローが早速敵の最高戦力と衝突とか
展開が早くてワクワクしますね。まあさすがに早すぎてここで決着はつかないの
かもしれないとは想像してしまいますが。

冒頭の会話からして負けないまでも能力を奪われるとかしちゃうのかなー。
でもさすがに「アメリカ最強」がここであっさり醜態を晒したらヤバそうだし
いずれにせよ来週の展開が気になります。

『破壊神マグちゃん』

■ミュスカー可愛い

冒頭から話がそれますが最近ミュスカーが好きすぎて困る。
今回も彼らがこぞって登場したときに「ミュスカーは？ミュスカーはどこ？」と
探してしまうくらいには気になる存在になってしまった。

冷静な読者の視点としてはマグるるを愛でつつナプタークに生暖かい視線を送り
ウーネラスの所業に苦笑いしながら無位の者たちを慈しみ、ミュスカーを見守り
ノス子はまだわからない…くらいの距離間でいるべきと思っているのに。

てかミュスカー自体美味しいキャラだしな。邪神たちの良識枠としてツッコミの
立場を確保しつつ、しかし能力自体は弱いため流される不憫枠も兼ねる。
見た目もウニ助に次いで小さく、邪神同士の力比べではおそらく最弱…と
かわいそ可愛い要素がふんだんに盛り込まれていてもうピンポイント。

あと普通に見た目がかわいい。今回も当初あんなにギャーギャー言ってるのに
いざ仲間に引き込まれたら真面目に参加してるしラストはちょっと照れているのも
たまらない。今週はマグちゃんもウニ助も可愛かったけど１回目はミュスカー
ばかり見てしまった。２回目からはちゃんと見たから許して。

…ふー、あふれるミュスカー愛を吐き出したらちょっとすっきりした。



■本編

いくらノス子の権能でふわふわにさせられているとはいえ順応性高いな！
まあナプタークが普通にスーパーに買い物に行ったり食堂の手伝いを
している世界だからもう今更かもしれんが。

序盤は人間離れ（文字通り）した彼らの能力で圧倒するも
マスコットが故の非力さとチームワークの悪さで徐々に負け始める邪神たち。
ラストの騎馬戦でマグちゃんがプライドを捨てウニ助を対象に据えて本気で
勝ちにくるあたり、彼の成長も見て取れてほっこりしました。

まあラストはきっちりつるされるんだけどな！
とりあえずペットが悪さしたら飼い主が叱らないとね…マグちゃんはまだ加減が
いまいち理解できてないし、ナプタークはすぐ図に乗るし。強引に参加させられた
ミュスカーとウニ助は気の毒だけど連帯責任です。かわいい。

そんな感じで今週もすごくよかったです。最近安定して面白いなあ。
掲載順も少し上の方になってきてちょっとほっとしてます。まだ油断は禁物だけど。

ところでそのミュッさまが表紙のマグちゃん６巻がどこにも置いてないんですが！
確かに発売日から数日遅れたけどいつもなら職場近くの書店にあったのに！
今は亡きミュスカーの人間態をじっくり観察したかったのになあ。

もう電子で買っちゃおうかな…でも５巻までは冊子だし…うーん。

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今週は以上。


いつもより短いですがちょっと体調不良のためこの辺で。
やっぱり季節の変わり目は駄目だなー。


それでは。